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2021-03-24 18:40

#46 時代とともに変わる父親の役割、そしてこれから求められる役割とは?

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時代とともに父親の役割は変わってきました。かつての父親の役割や夫婦関係を知ることで、現代の夫婦関係の問題の原因も見えてきます。これからどうすべきかも。妻との関係に悩む方の参考になれば幸いです。質問箱➡︎ https://peing.net/5a2fc6bdc1d35b カウンセリングサークル➡︎ https://note.com/atsuatsu/circle
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アツの夫婦関係学ラジオです。このラジオでは、妻との関係を悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになるアジアンをしています。
いかがお過ごしでしょうか。お元気ですか。
僕はですね、産卵がですね、最近ちょっと風邪をひいちゃって、1年ぶりぐらいに風邪ひいたんですよね。
2日間くらい仕事を休んでて、子供の看護休暇というのがあるので、それを取って休んだんですね。2日間休んで。
子供の面倒を見てまして、やっと熱が下がったんですよね。やっと熱が下がって、保育園行き始めて、アジしたかなというところだったんですけど、
こういう時にあれですね、リモートワークだと、子供が風邪で休みますとかいうのがすごく言いやすいので、そういう面ではいいんじゃないかなと思ってました。
はい、今日はですね、ちょっとお話したいことが、前回、第45話、気づいた時には遅いが、気づくことも教えてもらうこともないものとはというところで、
夫婦関係がなぜ破綻するのか、そしてどうすればいいのかについてお話をしたんですけども、その中で父親の役割というのがですね、時代とともに変わっていくなということをですね、
僕も話しながらちょっと思いまして、この時代とともに変わる父親の役割についてちょっとお話をしたいなと思います。
そしてこれからの僕たち父親はどういった役割があるのか、どうすべきなのかということについて考えてみたいなと思います。
はい、では今日もよろしくお願いします。
第46話、時代とともに変わる父親の役割、そしてこれからの役割とは、ここでお話をしたいなと思います。
先ほどちょっと僕が調べた範囲でお話になっていくんですけど、過去この国の父親というのがどういった役割があったのかということと、
これからどうしていったらいいのか、何が求められているのかということについてちょっと考察をしたいなと思います。
まずですね、この日本の2000年の歴史を全部遡るととんでもないことになるので、明治以前と明治以降に分けてちょっと話をしたいなと思います。
明治以前はですね、日本の国民というのはですね、武士の階級って10%しかいなかったらしいんですよね。
日本国民の90%は武士、武家社会以外の人間だと言われていて、
その平民、農民ですとか町民、商人とかですかね。
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こういった人種と言いますか、社会構造と言いますか、人たちというのはコミュニティで子どもを育てていたんですね。
自分の両親ですとか、親戚ですとか、友人ですとか、自分の子どもと年の近い子どもとか、
そういった地域の社会の中で子どもたちが育てられていたと言われています。
大きな負担はなかったんじゃないか、今ほどなかったんじゃないのかなと言われているんですね。
昔なら子ども多かったですからね。
いわゆる損なく共同体と言われるような社会だったと言われています。
明治以降どうなったのかということなんですけど、
明治になりますと、布告強兵という須野川の元を西洋に追いつけ追い越せという時代に変わりまして、
この後の西洋というのはですね、男は外で仕事、女は家で子どもを見るみたいな、
完全な男性と女性の役割を固定するような国だったんですよね、西洋というのは。
これになろうと、あいつらに追いつけ追い越せするんだったら、
あいつらと同じような社会にしないとまずいということで、
男は外で働いて、女は家を守るんだというふうな社会構造にどんどん変えていったんですよね。
その大きなきっかけとなったのが明治民法なんですけど、
明治時代まで本当に日本の中っていろんな社会が入り乱れていたんですよね。
武家社会があって、武家社会って当時から男性優位な社会で家族は長男が次みたいな社会で、
今でいうそういった家父長生の社会だったんですけど、それ以外の社会ってそうでもないんですね。
もっとぐちゃぐちゃしてて、本当に入り乱れてたんですよね。
特に商人とかって長男に財産をすべて継ぐという概念がさっぱりなくて、
出来の悪い子供とかだったら自分のビジネスが潰れちゃうわけなんで、
出来の悪い子供が生まれたら雑誌企業に閉じ込めたりしてたらしいんですよね。
それくらい割り切ってて、子供は娘がいいって言ってるんですよね。
なぜなら向こうを自分が選べるからなんですよ。
優秀な部下を自分の娘の結婚相手にさせて、
ビジネスを商売繁盛をさせていくってことが出来るわけなので、
武家社会と商人が全然考え方が違うんですよね。
本当にそういうふうに社会の構造って本当に入り乱れてたんですよ。
なので明確な基準を作るのがすごく難しかったんです。
なので明治民法を作るにあたって何回も何回もやり直しされたんですよね。
何度も何度もやり直しをして、
そういった法律学者とか憲法学者とかが無限にガクガクして話し合って、
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やっと出来上がったんですけども、
その中身は家府調整、父親を頂点とする家制度というのが盛り込まれたんですね。
これは当時の日本というのは天皇を頂点とした家社会だったわけなんです。
その天皇を頂点とした社会というのを国民の中に浸透させるために、
家庭の中での頂点は父親というふうに、
頂点が誰かということを明確に定めるというふうな構造を家の中にも作ったんですね。
これは天皇陛下による日本の構造を浸透させようという思惑もあったので、
そのようにして家府調整というのが明治民法の中に組み込まれ、
そしてそれが今に続く僕らの社会常識とかといったものに大きな影響を今までに与えているということなんですね。
明治民法の中にはいろいろと書かれているんですけど、
ほとんどは男性に有利なものに書かれているんですね。
家族財産ですね。財産は全部長男が継ぐ、次男以降は一切もらえないと。
そして自分の妻、自分が死んだ場合には自分の妻にも財産は引き継がれないんですよ。
子供にしか行かないんです。しかも長男にしか行かないようになっているんですよね。
例えば子供の両親が離婚して別れるとなった場合には、子供の養育権というのは父親になるんですよ。
母親には何も残されないんですよね。これが明治民法の中に組み込まれて、
さらに自分の妻に男の子が生まれなかった場合、財産を継がせる相手がいないわけですよね。
こういった時は外で愛人を作って、その愛人の子供を自分の家の養子にすることができると。
しかもそれは自分の妻の許可はいらないということが明治民法で守られちゃったんですよね。
それくらい、今だったら信じられないじゃないですか。
それが法律で定められて守られていた時代だったんですよ。
これは昭和に入ってからも同じで、昭和に入ってからも家府創生というのは
三池幕と受け継がれていたんですよね。
僕のおばあちゃんもですね、2回結婚していて、1回目の結婚の時に旦那さんが亡くなったんですよね。
子供がいたんですよ。子供がいたんですけど、旦那さんが戦争で亡くなって、
そうしたらその家を追い出されちゃったんですよね。
僕当時、小学生ぐらいだったかな、小学生か中学生ぐらいでその話を聞いたんですけど、
全くさっぱり意味が分からなかったんですけど、今だったら分かるんですよ。
これって、その家の財産とか家族って、自分の息子に、親からしたら孫ですけど、
孫に継がせるってことは決まったわけですよ。
夫が亡くなりましたと、自分の息子が亡くなりましたと、息子が亡くなったと。
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そうしたら自動的に財産というのは、さらに子供、自分の孫へと引き継がれるわけなんですね。
そうなると、息子の嫁ってもういらない存在なんですよ。
何も財産も与えることもないし、何か言ってきたら面倒くさいなと思ってると思うんですよ。
全く不要な存在になってしまったと。
子供をまた産んで、農家とかやってるんだったら、人手のためにもっと子供を産んでくれるとか、
まだしも夫がいないわけですから、子供を産むこともないと。
まさに子供を産む機会みたいに考えてたわけなんですね。
それでうちのおばあちゃんはその家を追い出されてしまったんです。
追い出されてしまって、再婚した相手が僕のおじいちゃんだったんですよね。
これが多分いろんなところでたくさんあったと思うんですよ。
昭和の時代っていうのは。明治・昭和はきっとこんな話がたくさんあったと思うんですよね。
昭和の時代っていうのは高度経済成長期で、猛烈サラリーマンっていう言葉も知ってる方も少ないと思うんですけど、
家より仕事っていう時代でしたよね、この頃って。
家庭を変えてみない、だから何なんだみたいな感じの社会で。
僕の父親とかも家のことがほとんどやらなかったんですね。
それに対して誰も不思議に思わなかったんで、それが当たり前の社会だったんですよね。
僕の友人の友達の家とかでも父親が家事やってますとか育児やってますとか全然聞いたことないし、
友達の家に行って父親を見たことは多分あんまないと思うんですよね。
それが昭和っていう時代だったわけなんですよね、家より仕事。
男が家事とか育児とかそんなのやるもんじゃないみたいな時代だったわけです。
人によりきれいだと思いますけど、そういったのがメインだったと。
平成に入りまして各家族がどんどん進行していきますと、
そうなってくると子どもの面倒を見てくれるおじいちゃんおばあちゃんがいなくなってくるんですよね、周りから。
こうなると昭和モデルっていうのは破綻していくわけなんですよ。
男は外で働いて稼いでくればいいと、子どもは女が面倒を見ていればいいと。
その時には近くにおじいちゃんおばあちゃんがいたりとか、コミュニティがまだ残っていたりとかしたんですけど、
これが徐々になくなっていったのが平成の時代。
そして共働きがどんどん増えていきましたよね。
こうなってくると男女同権が求められる時代だと変わっていったと。
じゃあ今はどうなのかというと、まさに延長線上にいるわけなんですね。
共働きの割合がどんどん増えていきますし、
そうなってくると完全に昭和のモデルというのは破綻するわけなんですね。
男女同権、男性も女性と同じように家事と育児というのを行わなければいけない時代になってきたと。
こうなってくると、家事、育児、男も手伝うよとか、手伝わなきゃダメだよとか、
そういった考え方自体がもう古くなっちゃうんですよ。
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手伝う、手伝わないじゃなくて、もう自分事なんですよ、僕らにとっては。
今、これからの時代を生きている僕ら、男性にとっては、
家事も育児も自分事なんですよ。手伝うとか手伝わないとかという問題じゃなくて、
自分の事なんですよ。僕らの仕事なんです、それが。
男だから女だからとかじゃなくて、どちらにとっても自分事の時代なんです。
となってくると、僕ら男性も家事とか育児というのはまとめなければいけないんですよね。
どうしたらいいのかって。
これが子供が0歳の時からずっと一緒にやっていれば、ある程度勝手がわかってくるので困らないんですけど、
それが1歳とか2歳になって、じゃあやりましょうとなった時に、やったことがないのでつまずきやすくなるわけなんですね。
これはもうできないとかじゃなくて、やらなきゃいけないんですよ。やる時代なので。
じゃあどうしたらいいかですけど、失敗しながらでいいと思うんですよ。
失敗しながら学んでいくでいいと思うんです。
とりあえずやる。とりあえず1日中子供の面倒を見てみると。
とりあえず1日中すべての家事やってみると。
そうする中でいろんな気づきがあるはずなんですよ。
こういうところでいつもは辛い思いをしていたのかなとか、こういうところを改善するともっとやりやすくなるなとか、そういった気づきがいっぱい出てくるんですよね。
なので失敗した方がいいんですよ。
どういう風にやるのかっていうのを調べたりとか教えてもらったりとかしてやってもいいんですけど、
そういうよりはとりあえずやって、とりあえず走ってみて、とりあえず頑張ってやってみて、失敗したら失敗した方が学びが多いですから。
その方が自分のためになるし、よりよく自分の行動を改善するきっかけになるので、どんどんやってどんどん失敗した方がいいんですよ。
そうすることで家事とか育児っていうのは自分ごととして強くとらえられるようになってきますんで。
そうやってお互いが自分の家庭というものを自分ごとととらえて行動することによって連帯感が生まれてくるんですよね。
妻と夫の間にこの家庭を運営するという使命のもと、2人が一緒に行動することで連帯感が出てくる。
これは2人の間にオキシトシンが出ていることなんですよ。
愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンがお互いに分泌し合うことによって強い絆を感じられるようになってくるんですね。
それが2人の関係性をどんどん強くしていく。
そのためにはお互いが自分ごとだと、家事も育児も仕事も全部自分ごとだと考えて、共通の目的に向かって頑張ることによってそういったことが可能になってくると思うんです。
なのでこれからの父親の役割というのは、家事も仕事も全部自分ごと、女だから男だからというのも一切なくて、
全部自分ごと、自分のごとなんだというふうに考えて動かなきゃならない。
そして、できないとかじゃなくて、とりあえずやる。
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失敗してもいいか、失敗したほうが学びになるから、どんどん失敗を繰り返して前に進んでいくということが求められていくんじゃないのかなと思うんですね。
ということで、ちょっと掛け話になったんですけど、僕が思う過去の父親の役割、そしてこれから求められる父親の役割ということについてお話をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか。
時代とともに変わる父親の役割、そしてこれから求められる役割とはということについてお話をさせていただきました。
これで大変なのが、家事も育児もあって、さらに仕事、金を稼ぐということもやらなきゃいけないんですよね。
特にいつの時代でも女性が男性に求めるものって資産なんですよ。
生物問わずなんですけど、この男はどれだけ自分に資産を持ってきてくれるのかと、つまりどれだけこの食い物を持ってくるんだということなんですよね。
原始時代の話で言えば、この男はどれだけ多くの肉を持ち帰ってくれるのかと、
どれだけ多くのクマを倒して、その肉を我々に与えてくれるのか、自分の子供たちに与えてくれるのかということなんですよね。
鳥で言うと、きれいな羽をバーッと広げるクシャクいると思うんですけど、きれいな羽を持っているのはオスだけなんですよね。
きれいな羽をバーッと広げて、どれだけきらびやかな羽を持っているんだぞということをアピールするんですよね。
なので、長齢というのも、どれだけ自分が優秀な遺伝子を持っているかということをアピールしているわけなんですよ。
いつの時代もどんな生物も、女性が男性に求めるものは資産であるのかなと僕は思っていて、それだけじゃないですけど、それが大きなものも一つなんじゃないのかなと思っているんですね。
そうなってくると家事もあって、育児もあって、金も稼ぐこともあって、この両立ってすごい大変なんですよ。
なので、そこをどう回していくかということも一つの課題になってくるので、そこは別途お話したいなと思うんですけど、
そこは金を稼ぐことについては、やりつつも家事、育児、これは自分のことなんだと。
子どもの面倒を見ることは自分のこと、家庭を回すことは自分のこと、手伝っているとかそういう感覚じゃなくて、自分のことなんだと思って行動していくことで変わっていくと思うんですね。
今の20代の前半の子たちとかもしかしたらそういうふうに考え始めているのかもしれないですね。
妻との関係の悩む方の参考になれば幸いです。
質問箱でご質問・悩みなど募集していますので、何かありましたらそちらのほうをご利用ください。
妻との関係改善を進めていくにあたっては、暗い暗闇の中を歩んでいくようなすごい孤独感を感じる作業になるんですよね。
なのでそういったときに一緒に歩んでいける伴奏者として、僕が一緒に歩んでいきたいなと思っていますので、
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自分の場合は一体どうしたらいいんだろうと、何からどうしたらいいのかわからないとか、
あとは関係改善に向けて動いてはいるんだけども、もうつらいと、何をしていいかわからないし、妻からの反応も薄いしどうしていいかわからない、ちょっと続けられる自信もないという方は、
私はノートのサークル機能を使ってカウンセリングを行っていますので、
アツの夫婦関係カウンセリングサークルという名前で検索してもらえると出てきますので、そちらのほうをご利用いただければと思います。
今日も最後までありがとうございました。それではまた。
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