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2022-11-14 24:46

#430 コミュニケーションの悪循環が深刻な不和を呼び寄せる/離婚への別れ道はどこにある?

うまくいく夫婦といかない夫婦の違いはどこにあるのか?

そのヒントは「コミュニケーションの悪循環」にありました。

「日本の夫婦 パートナーとやっていく幸せと葛藤」をもとに、夫婦関係をより良くするヒントをお話しします。


【参考図書:日本の夫婦 パートナーとやっていく幸せと葛藤】https://amzn.to/3Iy4lHO

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00:05
あつの夫婦関係学ラジオ、このラジオでは、夫婦関係を緩やくしたい、そんなこと向きに関係改善のヒントで発信をしています。
うまくいく夫婦といかない夫婦の違いはどこにあるのか。
今回もまた、前回に引き続き、離婚への分かれ道ということでお話をしていきます。
今回は、コミュニケーションの悪循環から深刻な不愛ということでお話をしたいと思います。
何なのかというと、うまくいく夫婦といかない夫婦の違いというのは、今回の話はコミュニケーションの悪循環がうまくいかない夫婦には起こっているという話なんですね。
このコミュニケーションの悪循環については、397話、ネガティブサイクルを認識せよ、止まらない夫婦喧嘩の原因とはという回でもお話をしているので、
あわせて聞いていただけるとよりよく理解ができるかなと思います。
今回の話なんですけど、コミュニケーションの悪循環から夫婦関係が自分たちだけではなかなか修復が難しくなってしまうことの不愛と発達してしまうという話をしたいと思います。
今回の話を聞くと、夫婦関係、夫婦というのがなぜ悪いサイクルにはまってしまうのか、そしてどうすればいいのかということが少しわかるかなと、ヒントになるかなと思っています。
今回も日本の夫婦パートナーとやっていく幸せと葛藤という本をもとにお話をしていきます。
Amazonのリンクを概要欄に貼っておきます。
この本の中からいろいろ抜き出したい話をしていきたいんですけど、
まず面白いなと思ったのが、日本の夫婦や家族の特徴について書かれているんですね。
まずそれについて書かれていて、大前提があるんですよ。
僕ら日本に住んでいる夫婦が関係性がこじれてしまう要因、その背景には僕らが生きてきたこの国の特徴、この国で暮らす夫婦や家族の特徴、そういった背景とか下地があるんですよね。
これを理解すると、より自分たちの関係がなぜ悪化しているのかということが分かりやすくなるし、どうすればいいのかということも考えやすくなるなと思っています。
何が書いてあるのかなんですけど、情緒的一体感を重視する傾向が我々日本の夫婦にはあるということが書かれているんですね、日本の夫婦や家族には。
どういうことかというと、簡単に言うと、うちらは同じだよねっていう、こういった同質化を無意識に押し付ける傾向があるということなんですね。
海外に住まれている日本人の方とかが、よく海外に住んだ後に日本のことを表現する時に使ったりもしますよね。
日本というのは同質化を強制してくると、意識的に無意識にせよ同質化を強制してくるので、とても息が詰まるといった話を結構聞くと思うんですよ。
これって、今、自分たちは住んでいるこの日本から出たことがなかったりとか、僕も旅行とか以外では出たことがないんですけど、ずっと同じこの国で日本で育っていると、分かんないですね、気がつかないんです。
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気がつかないんだけど、そういった背景があるんですよね。
これは本には書いてなかったけど、おそらく農耕民族として僕ら生きてきたじゃないですか。
集団でイニを育てて、野菜や果物を育ててきた、集団で力を合わせて生きてきた民族なんですよね。
だから、まとまって行動しないと生き残ってこれなかったんだと思うんですよ。
それが最適化された日本人の行動だったのかなと思うんですよね。
周りの人間を同質化させようとする、同じようにしようとする。
うちら同じだよね、仲間だよね、はみ出すなよってすることが、僕ら日本人がこの国で生き残っていくために不可欠な行動だったんじゃないのかなと思うんですよ。
おそらくそれが最適化された行動だったんじゃないのかなと思うんです。
災害も多いじゃないですか、この国って。
そういった災害を乗り越えて、農耕民族としていろんな果物や作物を育てていくためには一致団結する必要があったんだと思うんですよね。
だからこそこういった同質化を無意識に押し付ける傾向が、今この現代においても残っているんじゃないのかなと。
そうしたそれが情緒的一体化を重視する家族風土につながっているんじゃないのかなと思うんですよね。
過不調性の話とかも通じると思うんですけど、地方の方に多いと思うんですが、3世代の家族で住んでいる家族。
おじいちゃん、おばあちゃんがいて、両親がいて、子供たちがいる。
この場合に嫁と言われる立場の人たち、外から入ってきた、とついてきた女性の立場ってすごく弱いと一般的にされるじゃないですか。
家の中のことを料理もやって、家事もやって、上の義理の両親の介護もする。
それが当たり前のようになってますよね。
情緒的な一体感ということを、そういったすごい重視される、強制されるような風土が残っている。
それが今の違和感があるから多くの人が声を上げてるんですけど、
多分それが過去のこの国においては最適化された行動だったんだろうなって思うんですよね。
あとこれ違う本なんですけど、中尾真彦さんという文化学者の方の別の本で書かれたんですけど、
オキシトシンというフレームがあるじゃないですか。
子供と接するたびに出てくる、子供も可愛らしいと思うフレームですよね。
これ人と人との情緒的なつながりを強化させる働きがあるんですけど、
日本人はオキシトシンにすごく反応しやすい遺伝子を持ってるんですって。
反応しやすいってことは仲間を作りやすいってことなんですよね。
仲間を集団化しやすい。
そして逆に言うと集団からあぶれた人を攻撃しやすい性質を持ってるってことなんですよ。
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これが何につながるかというと、いじめとか仲間外れとかにつながっていくわけですよね。
日本でいじめがすごく盛んに言われていたりとか、
海外のインターナショナルスクールとかで日本人とか韓国人にいじめが多いと言われるのは、
僕はこれ関係してるんじゃないのかなって思うんですよね。
遺伝的にいじめがしやすい体質なんじゃないかなって。
集団化を好む性質ってことは、
そこからあぶれる人間を弾こうとする傾向が逆に言うと強いじゃないですか。
それがいじめにつながってるんじゃないのかなって思うんですよね。
こういった日本の夫婦や家族が抱えている特徴といった下地があるんですよね。
これが何につながるかというと、
自分と相手との個別性や分離が重要なことを認識しない傾向があると本中で書いています。
どういうことかというと、自分と妻、もしくは自分と夫っていうのは違う人間じゃないですか。
全く違う人間ですよね。
自分と融合してるわけじゃないから自分と違う人間。
だけど情緒的一体感を重視する中で僕らは暮らしているので、
二人の間の違いというのも分離されてるのってことをなかなか分かんないというか、
理解しないというか、ちゃんと意識しないと切り離して考えられない傾向があるんですよね。
自分と妻を一体視して考えてしまって、
妻が嫌がることが分からなかったりとか、逆に夫が嫌がることが分からなかったりとかする。
夫婦が融合しすぎてしまって、
お互い相手が嫌がることが分からないままそれを行い続けるってことがあると思うんですよ。
こういったことが日本の夫婦と家族の特徴として存在していると。
さらにこの人が抱えているのが、
個人としての存在や価値観よりも、
相手との繋がりや一体感の中で甘いを許し合う雰囲気が優先されていると考えているんですよ。
まあいいじゃんって、
僕たちは夫婦なんだからさ、家族なんだからさ、
甘いを許し合う雰囲気があるからこそ、
例えば夫婦関係においては、
全部が全部そうじゃないと思うんですけど、
例えば家庭の中で妻の家事育児分担が高い場合に、
男性が外で働いているから、
だからそこはちょっと頼むよみたいな甘いを許してもらおうとした雰囲気があるとか、
あと先ほどの3世代の同業家族の中で、
あなた嫁なんだからこれくらいやってよねっていう風な、
そういった甘いを強要するような雰囲気が優先されているってことなんですね。
誰も彼もに当てはまるわけじゃないけど、
一般的に言うとそういったことがあるのかなって思うんですよ。
これ僕を振り返ってもあって、
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妻との関係の中で、
全部の甘いが悪いわけじゃないんですけど、
これくらいやってくれるよねっていう風に、
僕は無意識の中で感じていることってあるんですよね。
以前の方がすごいたくさんあったんですけど、
今ではそれが意識できるようになってきたんですよね。
以前は意識できなくて、
無意識の中でこれくらいやってくれるよねっていう風に思っているところ、
甘いを強要しようとする姿勢が僕の中にあったなってことはすごく感じてるんですよ。
多分それが夫婦関係を悪化させた原因の一つなんだろうなとは思ってはいます。
こういったように日本の夫婦とは家族には、
相手に甘えられない下地があるんですよね。
甘いを相手に対して強要しようとする、
これをやってくれるよねってことを強要しようとするってことは、
された側としては断れなかったりとか、
その情地だけ一体化も強要されてしまうので、
メラハチブにされたくないがために、
自分の個別性とか存在感、価値観というのを外に出せなくなる。
すると夫婦であっても、
夫や妻に対して甘えられない、自分の弱さを出せないという風な現象が起こってくるんですよね。
そうなると何が起こるか。
ここからがコミュニケーションの悪循環なんですけど、
素直に甘えることができないと、
拗ねたり、悲願だり、ひねくれたり、恨んだりするようになるんですよね。
これ、自分でも経験ある。
僕もあるんですよ。
僕もあって、多分他の方でもあると思うんですよ。
この聞いてる方たちにもあると思うんですよね。
なかなか妻に甘えられなかったりする。
もしくは夫に甘えられなかったりすると、
何なの?もういいよ。何なんだよ。
何でわかってくれないんだよ。
何なの?本当に意味わかんない。
みたいな風になっていくんですよね。
分かるんですよ。すごく分かるんですよ。
そういう時、たくさんあったなと思うし。
今でも、自分が苦しんでいることを言語化できなかったせいでもあったりするんだけど、
素直に妻に甘えられなかったりとか、弱さを出せないと、逆に恨んだりすることって今でもあって。
それが自分で意識できるかできないかっていうのは結構大きいと思うんですけど、
そういう風に人って変わっていくんですよ。
その後どうなるかというと、これがどんどんこじれていくと、
相手に対する怒り、人格否定、固くなな意地、そしてとてつもなく固い恨みにつながっていくんですよね。
そうなると何が起こるか。日常生活で何が起こるかというと、
お互いの違いを受け止められなくなってくるんですよ。
出会ったばっかりの頃は、自分と相手との違いが魅力的に見えていたはずですよね。
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だけどその魅力的なポイントが嫌悪感に変わっていくんですよ。
魅力ポイントが嫌悪ポイントに変わっていくんです。
何なの?まじ意味わかんない。ちょっとやめてくれない?っていう風になっていくんですよね。
すると、普段の会話の中で嫌味とか否定が増えてくる、経験ある方もいると思うんですよ。
ちょっとした会話の中に相手に対する嫌味とかそういったものを擦り込んでいく。
そして相手が何か言ったとしても、まずは否定から始まる。
そんな会話を経験された方も多いと思うんですよね。
何かの頼み事を嫌味として受け取ったり、
相手が聞き逃しただけなんだけど無視された、受け取ったりとか、
相手の何もかもが嫌になってくるんですよね。
夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますけど、
外から見ていると、お前ら何でそんなことで揉めてるんだよ。
くだらねえなって言われると思うんですよ。
言われるんだけど、こちら側としては何もかもが嫌になっているから、
犬も食わないとかどうでもいいし、本当に嫌なんだけどって変わっていくんですよ。
すると、相手もそれに反応して関係性がより悪化していくんですよね。
自分のパートナーが嫌味言ってきてるとか、
自分のことを否定してきてるとか、無視してくるとかってなると、
こっちも同じ反応するじゃないですか。
何なんだよ。もういいよ、こっちだってやってやるよみたいな感じになって、
妻のことを無視したりとか、否定から入ったりする。
相手が否定から入ってくるなら、俺からも否定してやるよって感じで、
何もかも否定するようになってくる。
その場合に悪循環がぐるぐるぐるぐるぐる回ってくるんですよ。
それがネガティブサイクルなんですよね。
397話、ネガティブサイクルを認識せよ、止まらない夫婦喧嘩の原因とは?
という回でも話をしました。
この回は認証歴25年のベテランの認証心理師さん、
神戸さんという方にインタビューさせていただいた回なんですけど、
そこで詳しくネガティブサイクルについて話をしているので、
ぜひこれを合わせて聞いてほしいです。
合わせて聞くと、そういうことだと、
夫婦間におけるネガティブサイクルってこういうことなのかと、
意味も食わない夫婦喧嘩ってこういうことなのかってことが、
すごくよくわかると思います。
次に何が起こるかなんですけど、
相手がそれに反応して関係がどんどん悪化していく、
こじれていく、ネガティブサイクルがぐるぐるぐるぐるぐる回ってくる。
すると4つの現象が起こるんですね。
侮辱、中傷、自己弁護、逃避、この4つが起こるんですよ。
侮辱っていうのはそのまま相手をバカにする発言ですよね。
中傷というのは不満を人格否定に結びつける言葉です。
何か妻に対して言いたい時、夫に対して言いたい時、何か意見がある時に、
相手の人格を否定するような言い方をしたことってありません?
もしくはされたことってないですか?
もしくは仕事の中でもそういったことをされたことってないですか?
もしくはそういった風に感じたことってないですか?
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何か自分に対して指摘をしようとしてるんだろうけど、
何か私のこと、俺のこと悪く言ってない?
何か人格否定してない?っていう風に受け取ったこと、
そういった経験ある方いると思うんですよ。
これが中傷なんですよ。
これって不満とか何かの改善とかじゃなくて、
相手を傷つけようとする、相手に嫌な思いをさせようとするだけの行為なんですよね。
中傷行為なんですよ。
3つ目が自己弁護ですね。
自分の責任から逃れて、ひたすら言い訳だけを繰り返す時期。
言い訳だけを繰り返すことが自己弁護。
これは多分お互いにこうやってる時もあると思います、自己弁護。
風景が悪化してこじれてしまった時は、
よくこの自己弁護って起こりますよね。
最後は逃避ですね。
相手と向き合ったり顔を合わせることを避ける時期。
無視がまさにその典型的な行為だと思うんですよね。
何か話しかけても全然言葉を返してこない、
顔を合わせない、逃避。
この4つが起こるんですね。
そしてさらに言うと、
大変な時に助けてもらえなかった恨みというのは、
すごく根強く心の中に残っていくんですよ。
これ、結構何度か話をしてると思うんですけど、
例えば、育児中とかですごく大変な時とか、
仕事がすごく大変な時とか、
すごい辛い時に助けを求めたけど、
助けてくれなかった恨みというのは、
トラウマ並みに心の中に根強く残ってしまって、
相手が逆に困っている時に仕返しされることがあるんですよね。
本人が意識している時としてない時があると思うんですけど、
私だってやられたんだからやってやるよみたいな感じで仕返ししようとする時がある。
こうなってくると、さらに関係性がこじれてますよね。
冒頭の素直に甘えられないから悲願だり拗ねたりするというところから、
グワーッと下に降りてくると、
過去の恨みから逆に仕返しされるというところまでどんどん降りてくるんですよ。
こうなってくると、
どっちかが関係を改善しようとして何か働きかけをしたとしても、
逆にその相手が、
ほらそうだでしょ、そうだろう、
俺が正しかったら私は正しかったでしょ、
あなたが悪いんだよね、
自分の正当性を主張したりやり込めたりすると、
糸口にされてしまうんですよね。
すると余計関係性がこじれていくんですよ。
そうなってくると、なかなか自分たちは修復が本当に難しくなるので、
ここまでなってしまうときは、認証心理士さんなどの専門家に頼ったほうがいいなと僕は考えていますし、
本の中でもそういったことは書かれています。
これがコミュニケーションの悪循環から深刻な不愛といった話なんです。
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日本の家族や夫婦というのは、
相手に甘えられない下地がある、そういった下地がある。
そうなると、素直に甘えられなくなって、
詰めたり、悲願だり、恨んだりすると。
そこからどんどんどんどんこじれていくと、
どっちか関係を改善しようとしても、自分の正当性を主張したりする、
そういった糸口に利用されてしまって、
余計こじれてしまうということなんですね。
これは全部、全部というか、
2つ解決する糸口があるなと僕は感じていて、
1つは、最後の関係を改善しようとしても、
全然効く身も持たなくて、
より攻撃される対象にされてしまうという場合は、
まずそこまで行ってしまったときは、
認証審査に頼らないとどうにもならないなと思います。
自分たちだけではどうにもできない状態。
冷静な話し合いなんかできないですからね、こうなっちゃうと。
2つ目は、この悪循環の中頃にある、
中盤に存在するネガティブサイクルですよね。
このネガティブサイクルにいかに早く気づいて、
そこから抜け出そうとすること、
抜け出すことが大事なんじゃないのかなと思っています。
その抜け出し方については、397話。
ネガティブサイクルを認識せよという回で、
詳しくお話をしているので、ぜひ参考にしていただければと思います。
ということで、今回は2個目のわかり口、
コミュニケーションの悪循環から深刻な不愛ということで
お話をさせていただきました。
全然関係ない話をするんですけど、僕、
生まれて初めて作った銀行口座があるんですけど、
そこの支店が、
投稿されてなくなっちゃうことになったんですよね。
僕、初めて就職したのが五福屋なんですけど、
その五福屋が中部地方にあったんですよね。
中部地方の戸張町にあって、
給与口座を作ってくれって言われたので、
歩いてすぐ目の前にあった銀行で作ったんですよ。
だけどね、そこがなくなっちゃって、
なくなりますよっていうお知らせが
届いたんですよ。そこの銀行から。
別に何年ぶり?
20年は経ってないか。
20年経ってないけど、17、18年ぶりぐらいに
その銀行からのお知らせを見て、
その時に気がついたことがあったんですよね。
僕は東北に行きたかったんだと思ったんですよ。
五福屋に就職した時も、
もともと大学の専攻とは全く関係がないんですよね。
関係がないので、
全然違うことをやりたいなと思って、
正反対な業種を選んだんですよ。
その後も、五福屋が2名目へ倒産して、
21:01
再就職する時も、近くにある
名古屋市が一番大都市なので、
そこで働くこともできたんだけど、
あえて遠くの東京にまた来たんですよね。
そこでも何度も転職を繰り返して、
今に至るわけですけど、
今って子どもたちが、
うち小学校と保育園なんですけど、
しばらく動けないわけなんですよね。
一時的に今の場所に定住してて、
引っ越し10回くらいしてるんですよね。
だから一つの場所に留まり続けることが、
たぶん慣れてないし、
あんまり好きじゃないんだろうなと思うんですよ。
今は一つの場所に5年くらい住んでて、
もっと住んでるかな、
同じ町だとたぶん8年9年くらい住んでて、
今の家は5年くらい住んでて、
今の仕事も何年間も続けてる、
住任所も続けてるので、
最近すごく圧迫感というか、
なんかちょっと窮屈だなっていうのを
よく感じてたんですよ。
その窮屈さがどこから来るのかって
よく分かってなかったんですよね。
分かってなかったんだけど、
昨日その銀行側の手紙、
7、8年ぶりくらいに届いた、
初めて作った給与口座の銀行からの手紙、
そこの支店名を見たときに、
僕は遠くに行きたかったんだって思ったんですよ。
今僕が抱えている窮屈さっていうのは、
遠くへ行けないことに対する
苦しさであったり、
葛藤なのかなって思ったんですよね。
今僕は物理的には遠くへ行くことができない、
家族を置いてどこかに行くこともできないし、
勝手に世界一周とか旅するわけにもいかないんで、
僕は物理的には行くことはできないんだけど、
僕が抱えている葛藤の正体が
遠くへ行きたいという願望ならば、
それを満たしてあげることによって
僕の葛藤はちょっと減るのかなって思ったんですよ。
それは精神的に遠くへ行くことであったりとか、
例えば今僕がレッスン受けている英会話、
ブライチャーで発音レッスン受けているんですけど、
フィリペの先生なんですよね。
フィリペの先生とスカイプで話をするだけで、
そこにある空気とかが伝わってきて、
デジタルではあるけれども、
オンラインではあるけれども、
一時的に僕の心は遠くへ行っているんですよ。
英会話のレッスンをするたびに
僕の心が緩やかになる、
解放されたような気持ちになるのは何でだろうと思っていたんだけど、
多分そこに一つの理由があったんですよね。
遠くへ行けるっていうことだったんだろうなって思うんですよ。
あとは物理的に例に何回か遠くへ旅行したりとかすることが、
僕が抱える葛藤を緩やかにすることの
24:04
助けになっていくのかなって感じていました。
本当に関係ない話ですけど、
多分多くの方はそう言った。
僕とあなたが抱える葛藤はきっと違うと思うんですよ。
みんなそれぞれいろんな葛藤を抱えていると思うんだけど、
自分が抱えている葛藤の正体が何なのか、
それはどこから来ているのかっていうことが分かると、
もうちょっと行きやすくなるのかなって思ったりもしました。
今回も最後までありがとうございました。
厚野夫婦関係学ラジオは毎週月曜木曜朝5時配信です。
また次回お会いしましょう。さようなら。
24:46

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