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アツの夫婦関係学ラジオです。
このラジオでは、妻との関係悩む男性向けに、夫婦関係改善のヒントになる話をしています。
妻と口論になると、ついつい感情的になってしまったりとか、言わなくてもいいと分かっていることも言ってしまう。
そんな時どうすればいいのか。どうすれば、そういった不要な諍いを減らして、妻と分かり合えることができるのか。
今日はそんなことについて話をしていきたいなと思います。
前回、自分のむき出しの感情を引き出すことが大事だと。
その前段階にあたって、妻のむき出しの感情を引き出すことによって、
妻の怒りの感情の下にある柔らかな、本当に思っている感情。
そういった柔らかな、ソフトな感情ですね。悲しみとか寂しさとか。
そういった柔らかな感情を引き出すこと。
そしてそこに寄り添うことが大事だという話を前回したんですけれども。
最後に、妻からそういったむき出しの感情を引き出すと同時に、僕ら夫も自分自身が持っている柔らかな感情、むき出しの感情を出すことが大事だという話を最後にしました。
今日はどうやったら、僕ら夫が持っているむき出しの感情を出すことができるのかということについて話をしたいなと思うんですね。
これって結構難しいなって思う人多いと思います。僕自身も難しいと思います。
僕もすごい気持ちを妻に言いたいんだけど、なかなか言えない。
口から出そうとしてるんだけど、すごい突っかかって出てこないみたいな、そんなことが今でもあるんですよね。
こういう話を300話近くラジオやってますけど、それでもまだちょっと引っかかっちゃって、自分の弱い部分を出せないとかっていうのが未だにあったりするんで、これは結構大変な作業だと思うんですよ。
そんな作業をどうやったらスムーズにできるのかということを、今の段階僕が持っていることについて話をしたいなと思います。
2つあると思うんですよね。自分自身が弱みを出せない、男だから出せないみたいな、そういった男らしさに無意識のうちにとらわれていて、自分の感情を口にする機会が少ないまま大人になってしまった人間。
僕もそうなんですけど、そういう人間はなかなか自分の弱みを口にすることができないなと思うんですね。これが一つの理由で。
もう一つの理由は、妻が僕の気持ちを受け入れてくれないんじゃないかっていう不安がある人がいると思うんですよ。
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自分自身が素直な気持ち、こういうことがあって悲しかったとか寂しかったとか、そういったことを言ったときに、妻が僕らが出した夫側の感情を素直に受け取ってくれないんじゃないかっていう不安感。
そういった不安があるから言えないっていうケースもあると思うんですね。
でもそれは妻にとっても同じなんじゃないのかなって思うんですよ。
あなたの妻も自分の気持ちを受け入れてくれるという心理的な安全性がないからこそ、心の奥にある柔らかなむき出しの感情、これを外に出そうとしないんじゃないのかなって思うんですね。
ですので、まずは妻のむき出しの感情を受け止めて、そっと言葉を返してあげることが大事だと、そこに寄り添うことが大事だと思うんです。
その上で、こちらからも自分の思っているむき出しの感情を出していくと。
これの方法なんですけど、僕が今考えている方法は3つあるなと思うんですね。
1つは、お互いにとって心理的安全性が保たれるように注意するっていうのが1つ目なんですね。
例えば、あなたがむき出しの感情を外に出したとき、妻との関係の中でこういうことがあったときにすごく辛かったとか寂しかった、こういうことをされたときにすごく辛かった、こういうことを言われたときにすごく寂しい気持ちになった、
っていうことを言ったときに、妻から否定されたら辛いですよね。
何言ってんの?いやいや、こっちの方が大変なんだけど、とかね。
今更何言ってんの?とか、そういう言葉が頭に浮かぶと思うんですよ。浮かんじゃうと思うんですよ。
こういうこと言い返されるんじゃないのかなとかって。
実際そんなことになってしまったら、もう自分の気持ちは話したくないって思ってしまいますよね。
妻があなたのむき出しの感情を否定しないようにするには、あなたの妻があなたのむき出しの感情を受け入れる準備を整えておく必要があるんですね。
何も準備しないままですと、もしかしたら妻は、何自分のことばっかり言ってるの?みたいな風になる可能性もあるわけなんです。
だからまずは、こちらから先に妻のむき出しの感情を受け止めるということが大事だと思うんです。
それについては前回と全然違うお話をしたので、そちらを聞いていただければと思います。
そして、あなたの妻が自分は夫に受け入れられているということが感じることができたならば、あなたのむき出しの感情もあなたの妻は受け止めることができるようになると思うんです。
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あなたの苦しみもあなたの悲しみも受け止めてくれるようになると思います。
2つ目はですね、どうやって自分の気持ちを出していくのかということなんですけど、
これって自分の柔らかい部分、むき出しの感情に触れるっていうのはとっても辛いんですよね。
なぜならば弱い自分とか情けない自分と向き合うことになるんですよ。
誰もが自分の中でこうありたいっていう理想像があると思うんですね。
でも弱い自分、情けない自分、醜い自分っていうのはこうありたいっていう理想像とかけ離れた姿かもしれない。
というかほとんどの場合はそうだと思うんですよ。
自分はこうありたいと思う姿とはかけ離れた自分を直視することになる。
これって辛いですよね、見たくないです。
僕自身も見たくないですもん、そういった自分の弱い部分とかっていうのは。
口にすることは難しい。
だけどそのステップを乗り越えることができれば、今までよりも自分のことを大事にすることができるんですよ。
そして今までよりも生きることがちょっと楽になるんですよね。
ダメな自分を受け入れた上で、じゃあどうやって生きていこうかってことは考えられるようになるんですね。
僕が覚えているのが何年前だろう、3年目か4年前に僕、軽いうつ病になったことがあって、
一番下の子は1歳の時だ、その1歳の時の12月だったと思うんですけど、
あまりに育児と家事と仕事と自分が好きでやっていること、このバランスが保てなくなって、
何でもかんでも全部やってたんですけど、うまくいかなかったんですよね。
それが辛くて辛くて、涙が止まらなくなった時があったんですよね。
玄関先で朝出るときに涙が止まらなくなって、何もしたくないと妻に言って、
僕は家を出て行ったんですけど、妻は僕が電車に飛び込んで死んだんじゃないかってすごい心配してたんですけど、
その時に家に帰ってきて、午前中でも家に帰ってきたんですけど、
妻に思っていることを全部話したんですよね、その時自分が感じていることを全部出したんですよ。
そしたらすごい楽になったんですよね。すごい気持ちが楽になって、
妻に対して思っていることとか、こうしたいとかっていう要望も素直に言えたんですよ。
自分の弱い部分を素直に出すことができたし、認めることができたんですよね。
そうやって認めることができることによって、ちょっと話が余談になるんですけど、
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自分の心が疲れてくる予兆みたいなもの、前触れみたいなものが何となく分かるようになってきて、
今、心を休ませないといけないなみたいなサインが分かるようになってきたんですよね。
そういうふうなメリットも一つあるんですよね。
弱い自分と向き合って大事にするっていうのは。
だからこそこれは夫婦関係だけに留まらず、これからの自分自身の男性としての人生、
男性としてというか人間としての人生かな、仕事とか家庭とか夫婦関係とか、
自分のやりたいこととか趣味とかね、こういったことを諦めずにできるようにするというか、
自分が望むような形でちょっとずつ形にしていくためにも、
こういった弱い自分と向き合ってそれを大事にするという作業は、
僕はこれは30代、40代の男性にとってはとても必要な作業だなって、
3年前の自分自身を思い返しても思うんですね。
最後3つ目なんですけど、これはどうやってそういう弱い自分を出すのか、
自分が何を考えているのか、そもそも自分が何を考えているのかっていうのって、
意外に自分ではなかなか分からなかったりするんですよね。
なぜならば、自分の感情を言葉に出すことを僕らはあまり訓練されていないんですよ。
学校教育でもあまりされていないですし、子供の頃から自分の父親とかね、
そういうエモーションな表現をすることを抑えられてきた世代かなと思うんですよ、
今の30代、40代って。
僕自身もそうですけど、泣くなとか文句言うなとか、口応えするなとか、
喋れないみたいなことを僕はしょっちゅう言われてましたからね、父親に。
何か言うたびに口応えするなって言われて、はいしか言っちゃいけないみたいな、
そういう親子喚起があったんですよ、子供の頃って。
そうなると自分の感情を言葉にする能力って失われていくんですよね。
そんな感じですね、僕ら30代、40代の男性はなかなか自分自身の気持ちに気づきにくい。
じゃあどうやってそれを気づいたらいいのかっていうことなんですけど、
ノートに書き出すっていうのが僕はすごくよかったんですよね。
僕が何を考えているのか、何をしたいのか、どうしたいのか、
僕よくノートに自分の気持ちを全部書き出すんですよ。
そしてこれからやりたいこととかについて、自分にやりたいことも書いて、
それに対する課題も書いて、問題解決方法についてもそこに
かじわけにどんどん書いていくんですね。
時にはマインドマップを作りながら書いたりするんですけど、
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そうするとすごい自分の感情が整理できるんですよね。
そうやって言葉にすると、言語化すると、
悩みの枠が思ったよりも小さかったなってことに気がつくんですよ。
あ、俺そんなに大したことに悩んでなかったなとか、
解決方法あったなとかって気づくことができるので、
書き出すっていうのはすごく僕はおすすめです。
それでもダメだったら、どうしても自分の中から
そういったソフトなむき出しの感情を持って、
どうしても自分の中からそういったソフトなむき出しの感情を出すことができないという場合は、
第三者に話を聞いてもらうってことは方法の一つだと思うんですね。
これは昨日もご紹介した、私をぎゅっと抱きしめてという本があって、
こちらの中に書いてある感情焦点化療法っていう心理療法があるんですけど、
これによって自分の気持ちとか妻の気持ちってことを
引き出していって、お互いがそれを理解して
夫婦の絆を深めていくっていう心理療法なんですけど、
例えばこういったことを行っている後任心理士さんとか臨床心理士さんを探して、
その方とのカウンセリングを通して自分の弱い部分を見出していく、見つけていくっていうのも
一つの方法だと思うんですね。
こういったカウンセリングは後任心理士とか臨床心理士で資格を持っている方の方が得意なんですよね。
その心理療法になるので、そういった資格を持っている方を探して
話を聞いてもらうっていうのも一つだと思います。
あとはすごく気の受ける友人とか何でも話せる人に自分の気持ちを相談する。
これ女性がよくやるんですよね。
女性が何か相談するときに自分の友達とかにひたすら話し続ける、おしゃべりするっていう、
その中で自分の気持ちを探していくっていうことがあるので、
男性もこれをやったほうがいいと思うんですよね。
友達の会話とか友人とかとの会話の中で自分の気持ちを外に出す訓練、
感情を外に表現する訓練になるんですよね、誰かと会話をするっていうのは。
お互いにお互いのことを否定しないような関係性の人間と話をすると
心理的安全性も担保されているので、私は幸せになって僕は感じています。
僕もそういう人がいます。
ということでですね、一旦ちょっとここで切るんですけど、
自分の感情を、僕ら夫側が自分の感情を出す、引きずり出す、引き出すための方法は三つということで、
一つがお互いにとって心理的安全性が保たれるように注意する。
二つ目が弱い自分と向き合い大事にする。
三つ目がノートに書き出したり、第三者で話を聞いてもらうということでお話をさせていただきました。
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はい、ということで一旦ちょっとここで切らせていただきます。
はい、ということで今日は男性が自分の向き出しの感情をどう出したらいいのかということについて話をさせていただいたんですけど、
ちょっとこれについて補足をしたいなと思っていて、
僕自身もそういった男性からお話を聞いて、向き出しの感情を話してもらうということをやっているんですね。
ノートのサークルでやっているんですけど、ノートのサークル機能を使って、
夫婦関係改善カウンセリングという名前で、妻との関係の悩む男性にアドバイスをさせていただいているんですね。
最近僕が思うようになったのは、これカウンセリングじゃないなって思い始めていて、
カウンセリングというよりもアドバイザー的な感じの方が正確なんだろうなと思うんですよ。
僕の立ち位置って、臨床心理師とか公立心理師の資格を持っているわけではないので、心理療法は僕はできないんですね。
だけど僕の特技として、人の話を聞くのがすごく僕は得意なんですよ。
そしてその人が本当は何を感じているのかということを会話の中でその人から引き出すという特技があるんですね。
多分これは僕、ご福の販売屋というときに身についた特技なのかなと思っていて、
生まれ持ったものもあるのかもしれないんですけど、多分そこで得た経験が多いなと思うんですよね。
なので、僕さっきカウンセラーさんに話を聞いてもらう、
もし自分の見き出しの感情を出すことがどうしてもできないんだったら、
カウンセラーさんに話を聞いてもらうということを提案したんですけど、
ちょっとカウンセラー資金が高いなという場合は、僕でも大丈夫です。
僕はノートのサークルを使ってそういう活動をしているので、
僕にお話をしていただいて、その話の中で自分の感情、見き出しの感情を引き出すというお手伝いは僕でもできると思うので、
もし悩んでいて、何とかしたいなと、自分の気持ちを正直に出したいなという方はご連絡をください。
これについて、最近ちょっといろいろと思うんだけど、
僕が提供できる価値って何なんだろうなと最近よく思うんですよ。
心理療法士とか公認心理師でもない僕が提供できる価値とは何なのか。
世の中にはそういった資格を持っていなくても、
カウンセラーとして活動している人は5万人といるんですよね。
なぜこんなにいるかというと、カウンセリングという仕事は誰でもできるんですよね。
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法律によって縛りがなくて、医者って医療行為を行うことができるじゃないですか。
あれって医師の免許を持っていない人間が勝手に医療行為をしたら使わないじゃないですか。
医師の免許を持っていない人間は勝手に医療行為をしたら捕まっちゃいますけど、
公認心理師とか臨床心理師の資格を持っていない自称カウンセラーの人が
カウンセリングを行っても別に逮捕されないんですよね。
これはカウンセリングという業務に対して制限がないからなんですよね。
世の中にはカウンセラーと名乗っている臨床心理師とか公認心理師じゃない方もたくさんいます。
その中には政府関係を改善することができる人もたくさんいると僕は思うんですね。
だけど、実際に公認心理師として活動されている方の活動内容とか書かれた本とかを読むにつれて
そこまでのことは僕にはできないなとよく思うんですよ。
公認心理師で実習時間が450時間あるんですよね。大学院で学ぶんですけど、
それだけの実習を積んでないわけじゃないですか。
その中でカウンセリングという名前の業務を行うということは
僕にとってはちょっと違うなと思ったのと、
僕が提供できる価値というのはそこじゃないなと思ったんですよ。
僕が提供できる価値というのは、妻との関係に悩んでいる男性が
そういったカウンセラーさんとのところに行くまでの橋渡しであったりとか
そこに行くほどのレベルでもないんだけど、話を聞いてもらう中で改善できるような
症状のレベルであったりとか、そういった方とお話をさせていただく中で
その方が関係を改善させることができる、そのお手伝いができることであったりとか、
もしくはカウンセラーさんに通いながら、その間も僕がいろんな話を聞いて
その方が妻との関係が改善できるようになるまでの間、
その真っ暗な暗闇の中を一緒に駆け抜けていくパートナー、
そういった価値なんじゃないのかなって最近僕は思ってるんですね。
なので、そういったところでちょっと感じるところがある方がいれば、
ぜひノートサークルの方にご連絡をください。
こちら概要欄にリンクを貼っておきます。
はい、そんな感じで今回も最後までありがとうございました。
また明日お会いしましょう。さようなら。