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バカは嫌だ!不協和音は恐れない、音質悪いは少しを恐れている、アシカガキャスト
ちょっと前に、ノートとミディアムを比較した話をしたんですが、第203回の
ノートの説明をしているのにミディアムの話になるポッドキャストというタイトルだったんですが、このタイトルは
映画の話をしているのに必ず脱線して違う話になるポッドキャストというポッドキャストの真似だったんで、言い方も今真似てみました。
ノートが今日本で好調ですが、そのベースというか、元祖というか、真似たであろうものがアメリカのサービスのミディアム
なので、そのことを多くの人に知ってもらいたいと思ったんですね。 ミディアムもノートもSNSの要素を持ったブログサービスみたいな感じのものです。
文字数制限が全くないツイッターという見方もできるかもしれません。 ミディアムは今アメリカのネット界ではかなりメジャーなスタンダードな存在になってるはずです。
私はウェブデザイン関係の記事は英語でチェックしてるんですが、 今はミディアム上で探せば何でも見つかるぐらいに情報が集まっています。
私の記録によると2015年くらいからウェブデザイン系のブログが、 記事をミディアムにも転載するケースが増えてました。
そのうち自分のページに独自ドメインを設定できるようになって、 ミディアム上を本拠地とするメディアも増えましたね。
ちなみにあまり知られてないと思うんですが、ノートも自分のページを独自ドメインにすることができます。
最近はメジャーな企業やウェブサービスのデザインチームが、 ミディアム上にアカウントを持って投稿しているケースも多いですね。
マイクロソフトのデザインチームが、今後マイクロソフトのアイコンがこういうふうに変わりますよといった解説をしていたのもミディアム上でした。
そんなミディアムですが、経営上はあまりうまくいってないらしいという話をよく聞きますし、
ミディアムジャパンという日本の運営チームは2017年2月に終了しているので、 事実上日本から撤退している形になっています。
気を取り直してミディアムの良さなんですが、 書き手の人ではなく記事が主役という姿勢をスタート当時から続けていることがいいなと思っています。
スタートしてからしばらくはアカウントをフォローする、書き手の人をフォローする機能がなかったんですね。
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例えばアシカガというアカウントがあって、この人の記事面白いからまた他の記事も読みたいんでフォローしようとアシカガをフォローするという機能がなかったんですね。
じゃあ何をフォローするかというと、 記事をテーマごとにまとめたコレクションという単位でフォローする仕組みでした。
コレクションは誰でも作れるミディアム内の記事を集めておくお気に入りのようなものですね。 特定のテーマによる記事まとめという言い方もできると思います。
ピンタレストのボードのようなものというと、わかる人にはピンとくるかと思います。 誰かの作った記事まとめであるコレクションしかフォローできないということで、記事を集める人のキュレーション能力に関わってきますが、有名な人でなくても記事が目立ちやすい、記事で評価されやすいことになりますよね。
素晴らしい思想だなと思っていたんですが、しばらくたってアカウントをフォローする機能も追加されました。 あとパブリケーションという機能があって、これを使うと複数人が投稿するオウンドメディアが簡単に作れます。
パブリケーションに投稿できるアカウントを決められるので、一人でももちろんできますし、複数人で投稿することができるんですね。 パブリケーションのトップページは結構デザインのいくつかのパターンから選ぶんですが、変更ができてオウンドメディアやオンラインマガジンのホームページみたいな体裁にできます。
カテゴリーで絞り込んだ記事だけの一覧表示も入れ込むことができます。 記事につけたタグで絞り込むことになります。作ったパブリケーションに独自ドメインを設定することもできるので、オウンドメディア、オンラインマガジンみたいに使うことができるんですね。
パブリケーションの例としては、もう更新されてないんですが、The First Penguinと英語で打って検索してもらえればページが見つかると思います。左上に黒字に白のMのミディアムのロゴが入っているはずです。ということで前回話したりなかったミディアムの話でした。