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第87回 アシカガキャスト
LINEのクリエイターズスタンプが月額240円で使い放題になるサービス
LINEスタンププレミアムというのが7月にスタートするそうです。
学生の場合は半額の120円です。
販売を開始してから180日以上のスタンプが対象で、クリエイターの人がLINEスタンププレミアムでダウンロードできるようにしてもいいよと許可をしたスタンプが対象になります。
全部使い放題になっちゃうと売れなくなってしまうので、販売開始してからしばらくは使い放題には入らないということなんでしょうね。
そしてこのLINEスタンププレミアムの使い放題の枠の中で同時に持てるスタンプは5つまでで、その5つの枠の中で何回でも入れ替えることができるということです。
ここで気になるのは、LINEスタンプを作っているクリエイターへの使用量というのはどうなるかということなので調べてみました。
これはスタンプの利用人数に応じて分配金がもらえるそうです。スタンプを使われた回数ではなくて、その1つのスタンプがその1月の間に何人に使われたかというのがカウントされるんですね。
LINEスタンププレミアムの売上金額の3割、30%をクリエイターで分配するということで、その分配の仕方がそのスタンプがその月に何人に使われたかということです。
例えばAというスタンプが10人に使われました。Bというスタンプが15人に使われましたというのを全部カウントしていったのを足し上げたものを分母として、あなたのAというスタンプが10人に使われているとすると分子が10になった分をクリエイターで分け合う分の金額にかけたものが
そのAというスタンプが受け取れる金額ということになります。分配の仕方自体は平等というか明快ですよね。なのでクリエイターの人はまずはこのスタンププレミアムの5つという枠に自分のスタンプが入るようにというのと、月に1回は使ってもらうということがポイントになってくる。
スタンプを作るときの戦略もこの辺を考えてということになってくるのかもしれないですね。ロングランで定番として使われるようなスタンプだと継続して毎月収入が結構得られるようになるかもしれないということで新しいチャンスになると思います。
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ちなみにLINEの月間アクティブユーザー数というのが8000万人以上というふうに発表されていまして、例えばそのうちの100人に1人がこのLINEスタンププレミアムを使ったとして80万人ですよね。
すると全部が240円の大人のユーザーだというちょっと換算してみると1億9200万円毎月入ると。で、それの3%は5760万円なので、この5760万円をクリエイター同士で分け合うという計算になるのかなと。
例えばですが。で、LINEのクリエイターズスタンプの登録クリエイター数は世界で150万人いるらしいので単純にさっきの5760万円を150万人で割ったら1人当たり38円ということになりますね。
まあ実際150万人クリエイターがいても使われるスタンプっていうのはそんなに多くないと思いますし、使われるのは一部のクリエイターのスタンプに集中しそうな感じがするので、今の計算はあまり意味がない気もします。
ということでLINEのクリエイターズスタンプ使い放題が始まるということでクリエイターへの分配金はどうなっているかというのが気になったので調べてみましたという話でした。