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第120回アシカガキャスト
今、タピオカが日本を席巻していますが、タピオカよりも今、日本中に溢れているのは、イラスト屋のイラストだと思います。
印刷物、ネット、テレビ、あと、ヨドバシカメラの店頭と至るところで、イラスト屋のイラストが使われています。
もし、イラスト屋でピンとこないという方も、ひらがなでイラスト屋で検索していただいて、画像検索にするか、検索1に出ているかわいいフリー素材集イラスト屋のページを見ていただくと、見覚えがあるイラストだと気づいていただけるんじゃないでしょうか。
イラスト屋のイラストは無料で使える、商用でもOK、ビジネスで使ってもOK、クレジットも必要なし、○C○○みたいに入れなくても大丈夫というのがまずベースとして、その上でとにかくいろんな種類が揃っているというところが、これだけ多く使われるようになった原因だと思います。
チラシにイラストを入れるとか、プレゼンテーションの資料にイラストを使うという時に、1点だけということはなかなかなくて、何点かのイラストを使うとなった時に、違う人が書いた、違うテイストのイラストが混じっていると、統一感がなくなってチグハグな感じになったりするんですけども、
イラスト屋のイラストは本当にいろんなシチュエーションのもの、いろんな種類があるので、イラスト屋のイラストだけでチラシやプレゼン資料のイラストすべてを賄うことができて、統一感も保てて便利なんですね。
イラスト屋はどんどんイラストが追加されていて、時事ネタや最近のトレンドにも強くて、例えばタピオカとか、eスポーツ、ボルダリング、仮想通貨、AI、VRなどのイラストもちゃんとあります。
例えば令和になってすぐに言語を掲げる人のイラスト、言語の説明をする人のイラストといった令和関係のイラストをアップしたので、SNSでさすがイラスト屋、仕事が早いみたいな感じで話題になっていました。
そういうSNSで話題になるような仕掛けもうまくて、昔からSNSで話題になるごとに知名度を上げていっていたように思います。
今からイラストの点数とか話題性でイラスト屋に勝つというのはなかなか難しいんじゃないかと思うんですけども、カスタマイズ性のあるイラストというのがイラスト屋とは違うアプローチとして今後流行るんじゃないかと私は思っています。
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例えば海外ではヒューマンズというカスタマイズできるイラストセットがあります。ヒューマンズのAは3つです。
これはいろんなポーズや服装の人物のイラストがあるんですが、それぞれのイラストの顔、上半身、下半身、靴が全部パーツに分かれていて、いろんなパターンのものに入れ替えられるんですね。
肌の色が変えられたり、下半身が車椅子になっているパターンのものがあるのは日本ではあまり考えられない発想かもしれません。
これはスケッチというアプリに読み込ませてカスタマイズして使うようになっているので、一般の人が使うようなアプリケーションではないので、デザイナー、ウェブデザイナー向けの素材という位置付けになります。
またアバターズというこれもA3つなんですけども、顔アイコンをカスタマイズして作る素材集もあります。これもスケッチというアプリケーション向けの素材です。
またイラスト素材でブラウザ上で色を自分の好きな色にカスタマイズしてからダウンロードできるものもあります。
イラストがキーになる色1色とあとはグレーで描かれていて、たまにプラス赤とかでキーとなる色1色をいろんな色にカスタマイズできるというものです。
イラスト屋のイラストがカスタマイズできたら一番いいんじゃないかという気もしますが、今海外で流行っているのはフラットヒューマンイラストという言い方を見かけたことがあるんですが、
シンプルで無機質な感じでフリーハンドで書いた感じではなくて図形で作られているようなイラストです。
まあこのタイプのイラストが日本で流行るかどうかはわからないんですが、カスタマイズできるイラストというのは早く実現化できればイラスト屋のシェアをちょっとぐらいは奪えるんじゃないのかなと思います。
今回紹介したイラスト素材などはポッドキャストの説明文に入れておきます。YouTube、Twitterなどでも紹介しますのでチェックしてついでにフォローしていただけると嬉しいです。