Kn1ghtの特徴とアバターの種類
最近、Kn1ghtというツールを知りました。
夜のKn1ghtではなく、探偵Kn1ghtスクープのKn1ghtの方で、
K.N.I.G.H.Tが本来のスペルなんですが、
K.N.I.のIを数字の1と入れ替えたスペルになっています。
韓国アイドルの名前にありそうなパターンですね。
このKn1ghtは、テキストをもとにアバターが話す動画を簡単に作れるツールです。
宣伝文句としては、AIアバターでキャラカツ。
テキストを入力するだけで、アバターが話す動画が一瞬で生成とあります。
このツールを使うことで、スライド動画を簡単に作れます。
プレゼン資料的なものを静止画で用意しておいて、
その静止画を順番で表示しつつ、声で解説する、そういった動画です。
画像さえ用意しておけば、それを切り替えつつ、
アバターが喋って説明しているような動画をKn1ghtで作れるんですね。
テキストがあれば機械的に音声で喋ってくれるというところもすごいんですが、
これは他のツールでもいっぱいありますよね。
やっぱりKn1ghtの特徴としては、
アバターが口を動かしたりして喋っているような動画が簡単に作れることです。
音声をアップロードしてアバターが喋っているようにすることもできます。
アバターは3D的なものではなくて、2Dの平面的なイラストです。
いわゆるライバーみたいなアニメ調の感じの人物のキャラクターもあるんですけども、
それを推しているわけではなく、もっと漫画チックなものですとか、
シンプルな感じの動物などのイラストのアバターも多くて、
ビジネスなどでも使いやすいように感じました。
アバターの種類はとても豊富ですし、
有料版ではオリジナルのアバターが作れるそうです。
これもすごいなと思ったんですが、
オリジナルのアバターはオーダーメイドで作ってもらうようで、
別途料金がかかるんですね。
その値段は不明なんですが、それなりの値段がかかるんだと思います。
この辺は企業向けの機能という感じでしょうね。
ちょっと面白いなと思ったのは、
そうやって作ったオリジナルのアバターを誰でも使えるように、
使ってもらえるように公開もできるという点です。
変な使われ方をするリスクもあるでしょうが、
企業のキャラクターのアバターをファンの人も使えるというのは、
いい取り組みになるんじゃないかなとも思います。
ミート機能と録画機能の利用
そしてこのKn1ghtにはMeetというアバターでミーティングできる機能もあります。
ちなみにテキストをもとにアバターが話す動画を作るのはStudioという機能です。
で、このミートを娘とのYouTubeのために収録に使ってみました。
アバターでのビデオ会議みたいな感じなので、
お互い別々の部屋でパソコンでつないだんですが、
スマホのアプリを使って利用することもできます。
今回は私も娘もお互いブラウザ上でKn1ghtを使ったんですが、
後から知ったんですが、
パソコンにインストールして使うデスクトップアプリもありました。
なおこのアバターでミーティングできるミートの機能に関しては、
8月末まで制限なく無料プランでも使えると
書いてあったのを見たんですが、
先ほど見てみるとその記述がなくなっていました。
今回Kn1ghtのミート機能を使って
アバターでビデオ会議している様子を
YouTube動画としてアップしたかったので
録画機能を使いました。
録画はクラウド上に保存する方法と
パソコン上に保存する方法があります。
試してみたんですが、
パソコン上への保存では
画面共有した画面が写ってなかったんですね。録画ファイルに。
なのでクラウド録画の方を使いました。
パソコンへの保存で画面共有の画面が表示されてなかったのは
たまたまかもしれませんし、
デスクトップアプリを使えば大丈夫だったのかもしれないですね。
ミートはまだお試し版的なものなのかもしれません。
収録した音はあまり良くないなと思ったんですが、
特に2人で同時に喋っちゃってしまうと
音が劣化していることを感じました。
あとアバターは左端から横並びで2人だったんで
2つのアバターがちょっと重なった感じで並んでいたんですが
これの位置とかは調整できませんでした。
2人で喋るので両サイドに配置したかったですね。
アバターのサイズは3段階で調節できるんですが
私の方で変更しても娘から見えているアバターの大きさは変わらなかったそうです。
あと私の方でカーソルをアバターに合わせると
アバターが半透明になってサイズ変更というボタンが出現するんですけども
これがそのまま録画されていました。
これはちょっとした不具合な感じなのでそのうち直るんじゃないかなと思います。
他のツールとの比較と無料プランの制限
で、このKn1ghtのようなことができる他のツールとして
NoLangというものがあります。
AIで簡単にスライドショー動画が作れるサービスです。
テキストをもとに自動で読み上げてくれて字幕も入った動画が作れるんですが
イメージとして画像を画像生成AIで作ってくれるんですね。
なのであらかじめスライド用の素材を画像を用意する必要がないと
お任せで勝手にそこで喋ってる内容に合わせた画像を作ってくれるんですね。
もともとそれだけのツールだったんですが
アバターを使ってのアバター2体での掛け合い動画を作れる機能が追加されました。
とはいえアバターの動きは単調ですし
アバターの種類もそんなにありません。
いわゆるアニメ調の美少女みたいなキャラクターばっかりですね。
なのでアバターを使った動画という点では
Kn1ghtの方が断然良さそうな印象を持っています。
でもNoLangは画像を自動で生成してくれますし
何だったら原稿は作らなくてもお題を与えるだけで
AIがシナリオ原稿の作成から動画作成まで
全自動で行ってくれるんですね。
そんな動画に価値があるのかと思う人もいると思うんですが
それでいいというニーズもあるというのも事実だと思うんですね。
ただこれと同じことができるツールとして
VREWというものもあります。
VREWは本来は撮影したりした動画をアップロードして
自動で音声を元に字幕をつけてくれるツールでした。
なかなか精度も高くて便利で
このポッドキャストでも何回か紹介したことがあります。
このVREWにいつの間にか
AIで自動でスライドショーを作れる機能が搭載されていました。
私の印象ではVREWの方が
NoLangよりも洗練されているし
おすすめできる印象です。
これらの3つのツールとも無料で使えることもできるけど
一度に作れる動画の長さとか
1ヶ月で作れる動画の長さとか
いろんな制限があって
本格的に利用するには
有料プランを検討する必要があるといった形式になっています。
なので機能的にはこのツールの方が優れてるけど
無料で使うんだったら
こっちのツールがみたいな選び方もあるかもしれません。
ともかくないとNoLangVREWといったツールで
解説動画、スライド動画が
恐ろしく簡単に作れるようになったことは
知っておいて損はないかなと思います。
多分今後これらのツールを使った
似たような動画が
youtubeショートとか
TikTokとかで
たくさん見られるようになってくるはずです。
なお私と娘が
Kn1ghtのミート機能を使って収録した動画は
youtubeチャンネル
足跡よしで見られます。
ひらがなで足跡よし
びっくりマークです。
今回は以上です。
アシカガコウジがお届けしました。
キャストアシカガ〜♪