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第83回 アシカガキャスト
離れた場所の人と一緒にポッドキャスト収録をするのに、
Zencasterというサービスを使ってみました。
私がZencasterのアカウントを作って、
エピソードという収録用の場所を作ります。
その招待のURLをゲストで参加してくれる人に知らせて、
ブラウザでアクセスしてもらうだけです。
ソフトのインストールは不要ですし、
ゲストはブラウザさえあれば、ユーザー登録も必要ないです。
ただ、スマートフォンやタブレットから使うことはできないようです。
相手の人がそのURLにアクセスしたら、
すぐに音声チャットを始めることができます。
今回は使わなかったんですが、テキストチャットもできるようになっています。
最初にちょっと音声チャットで打ち合わせをして、
じゃあ録音しましょうということで、
録音ボタンを押して収録をしまして、
終わったら停止とすると、
自動的にお互いの音声が別々のファイルになって用意されるので、
それをダウンロードして編集するという作業で、
ポッドキャストを作ることができるんですね。
自分とゲストの人との音声のファイルが別々になっていることによって、
編集する際に個々に音の大きさを調整したり、
いらないところを削除したりという編集がしやすいんですね。
ゼンキャスターは無料で使うことができます。
月8時間までの録音、ゲストが2人までというのが制限になっていて、
有料プランもあります。
今回収録には私はマイクとイヤホンを使って、
相手の人にはイヤホンマイクを使ってもらいました。
これパソコンの内蔵のマイクとスピーカーでやると、
スピーカーの音をマイクが拾ってしまって、
両方の音が入っちゃうという心配があるんですが、
以前私が家でテストしたときに、
MacBookの内蔵のマイクとスピーカーを使って、
妻とちょっとテストしてみたときには、
こちら側の音声は向こうの方には録音はされていなかったので、
音質にそれほどこだわらなければ、
そこまで神経質にならなくても、
もしかして内蔵のマイクとスピーカーでも大丈夫かもしれません。
2つに分かれた音声のファイルをくっつけて編集するという作業が必要になるので、
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そういう作業ができないよという人もいると思うんですが、
お金を払えばそこの作業を自動化することもできるんですね。
ポストプロダクションという機能があって、
音のレベルを調整したりノイズを除去して、
一つのファイルにまとめてしまうということを自動でやってくれる機能があります。
これ録音した長さによってお金がかかるようになっていて、
1時間で3ドル。
5時間分先に買っておくと15%ディスカウントで12.75ドルというように、
長い時間を最初に買っておくとディスカウントされるような仕組みになってるんですが、
ともかく1時間を3ドルなんで、
300円ぐらいでこの作業をやってくれると考えるとそんなに高くないかなと思います。
もちろん余計な部分を途中途中をカットしていくみたいな編集はできないんですが、
撮ったものをそのままノー編集でいけるというのであれば、
もうこれに任せてしまうと楽だと思いますね。
あとこのお金を払ってのポストプロダクション機能で、
分割されたwebファイル、通常は圧縮されてしまっているmp3のファイルになるんですが、
高音質のwebファイルとして収録した個々の音声を別々にダウンロードすることができるんですね。
このポストプロダクションにお金をかかるのは無料で使ってるプランの人の話で、
プロフェッショナルプランという月20ドルのプランを使うと、
このポストプロダクションの機能は月に10時間まで使うことができるようになっています。
プロフェッショナルプランだとゲストとして参加できる人数が無制限、
録音できる時間も無制限、高音質のwebファイルでレコーディングできるということなので、
たくさん収録する人にはこのプランがいいんでしょうけど、
私みたいにたまにしか収録しない人でもお金を払えば、
高音質のwebファイルで個々の収録した音をダウンロードできるし、
自動でレベル調整とかノイズの除去とかやってくれた一個のファイルにまとめるという処理もやってくれるという選択肢があるのは
非常に気が利いてるなと思います。
ということで、ゲストを招いて離れた場所の人と一緒に
各自、自宅とかでポッドキャストを収録するのにゼンキャスターを使ってみたという話でした。