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2022-08-31 11:10

リモート配信/収録に便利なVDO.Ninja(第570回)

リモートで複数人の映像&音声を出力するだけの無料ツールVDO.Ninjaを紹介しました。OBSなどと組み合わせせて、リモートでゲストを呼んでのライブ配信ができます。

■VDO.Ninja
https://vdo.ninja/

=== 目次 ===
ライブ配信ツールといえばOBS
ゲストを呼んでのリモート配信に便利なツール
VDO.Ninjaは複数人の映像&音声を出力するだけ
VDO.Ninjaの機能について
VDO.Ninjaの使い道のヒント
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アシカルゲスト
ライブ配信ツールについて調べていくと
必ずOBSというツールに行き着くと思います
OBSはパソコンにつないだ
いろんな映像入力と音声とを合体させて
レイアウトして
YouTubeなどにライブ配信できるツールです
無料のツールでゲーム配信によく使われているみたいです
ゲームの映像を何かしらのデバイスを間にかませて
パソコンに取り込ませて
ウェブカメラで撮影する自分の映像と合成して
ゲーム配信とかそういうことをやりたいなと思って調べていくと
OBSを使えば無料でできると
そういう情報に行き着くと思います
ツールとしてユーザーインターフェースは
それほどこなれた親切な感じではないんですが
無料で使えて使い方の情報もネットに多いので
スタンダードな存在になっていると思います
OBSはバーチャルカメラとして使うこともできて
他の配信ツールやビデオ会議のツールから
カメラとして呼び出すことができるんですね
なので例えばZoomの会議に
OBSで合成した映像を使って
参加するということもできます
Zoomを使ってのオンラインセミナーに
OBSを使ってパソコン上の画面と
ウェブカメラで撮った自分の映像とを
合成した映像で参加すると
言ったこともできます
そんな便利なOBSですが
リモートでゲストを呼んで
遠隔地にいる複数の人の映像と弟を
合成するという機能は
OBSの標準機能にはないんですね
そこを埋めるというか
ゲストを呼んでのリモートでの配信
収録に便利なツールを見つけました
vdo.ninjaというツールです
もちろんその手のツールはいろいろありますが
このvdo.ninjaは
完全無料で使えるシンプルなツールです
このシンプルは
良い意味でシンプルで洗練されてるというのではなく
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とりあえず使えるようにしましたというような
武骨でこなれていないシンプルさです
個人開発のツールだと思うんですが
作ってくれてありがとうと
ありがたく使わせてもらいたい
類のツールですね
このvdo.ninjaの使い方ですが
まず管理者になる人がルームを作ります
ルームの名前とパスワードを設定して
ルームを作ります
そうすると自動で参加者用のリンクが作られるので
そのリンクとさっき設定したパスワードを
ゲストの人に教えます
ゲストの人はブラウザ上で参加リンクにアクセスして
パスワードを入力します
あとはビデオ会議ツールなどと同じように
カメラとマイクを選んで参加することができます
管理者には管理者だけが見られる
管理用の画面があるんですが
自分も参加するにはブラウザーの別タブか別ウィンドウを開いて
参加者用のリンクから参加することができます
参加者の画面は
ビデオ会議ツールと同じように
自分の映像と他の参加者の映像が並んで表示されます
そして管理画面には参加者用のリンクとは別に
最終的にみんなの映像が合成された
最終出力画面を見るためのリンクが用意されてるんですね
そのリンクをまたブラウザーで開くと
参加者みんなの映像が並んでる画面と
みんなのマイクの音音が聞ける見られるという仕組みになっています
なのでこのvdo.ninjaがやっているのは
リモートで遠隔地にいる複数の人の
映像と音とを並べる合成数というところだけなんですね
その先は例えば
vdo.ninjaで表示しているブラウザー上の
映像と音とをOBSを使って配信すればいいんですね
あるいはパソコン上の映っているものを
動画でパソコン上で鳴っている音とともに
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録画できるツールを使えば収録することもできますよね
OBSの映像をバーチャルカメラとして使えば
ズームだったり別な配信ツールの映像入力にもできます
なので一つのツールとして完結はしてないですが
OBSやズームや別な配信ツールと組み合わせて使える
お助けツール的なものとして知っておくと
いつか役立つシーンがありそうなツールだなと思っています
リモート配信ツールの人数制限以上のゲストを
呼びたい場合にも役立ちそうですよね
参加者はカメラの映像だけでなく
画面共有での参加もできます
自分の映像と画面共有とを両方出したいという場合は
参加用のリンクでブラウザのウィンドウかタブを2つ開いて
それぞれ別でやればできるんじゃないかと思います
ただ画面共有もカメラの映像も同じ扱いで表示されるので
画面共有の画面だけ大きく表示するなどはできません
他にも動画ファイルを流したりウェブサイトを表示することもできます
参加者同士のテキストチャットの機能もあります
標準状態では最終的に合成して出力される映像は
ゲスト全員の映像が映ってるんですが
管理者側で特定の人だけ選んで表示することもできます
そんなに複雑なことはできませんが
カメラのスイッチング的な感じで
喋ってる人だけを1人だけを表示するとか
全部で4人参加しているけど今喋ってる2人だけを表示するとか
管理者が切り替えることができます
参加者のそれぞれの音量を個別に調整して
みんなの声が同じくらいの大きさになるように
管理者がコントロールすることもできます
先ほどのツールの使い道をいくつか考えてみたことを話します
電話で喋っていてちょっと画面共有したいなと
こっちの画面を見せたいあるいは向こうの画面を見たいなというケースが
たまにあるんですがそういう時にこの
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VDO.ninjaを使うといいかもしれません
そういう時にじゃあLINE通話をやめて
続きはズームにしようかということになったケースも何度かあるんですが
予定してない状態で顔出しとかしたくないケースもありますし
ズームだとちょっと大掛かりな感じなんですが
VDO.ninjaだと自分の画面を共有して見せたい場合は
相手に閲覧用のリンクを送るだけですし
相手の画面を見せてもらう場合も
リンクとパスワードだけなので
うまくいけばかなりすんなり
画面共有ができるんじゃないかと思います
あと普通にテレビ電話代わりにも使えるかもしれないですね
アプリのインストールとかユーザー登録などなしで
お手軽にテレビ電話したいというニーズはあるかもしれないですよね
最後にこれ見るだけのリンクが用意されているということは
そのリンクを視聴者に教えれば
VDO.ninjaだけでライブ配信ができてしまうんじゃないかとも考えました
これ本来の使い方じゃないですし
どのくらいの人数が同時視聴できるのか分かりませんが
仲間うちでの少人数でのライブ配信だったら
これでいけちゃうかもしれないですね
ということでリモート配信収録に便利な
お助けツール的なVDO.ninjaの話でした
今回は以上です
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