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第179回アシカガキャスト
iPhoneをiPodにするアプリというのが登場していたので、試してみました。
ReWoundというアプリで、iPodのようなインターフェースでiPhoneで音楽を聴けるというものです。
インストールして起動すると、カスタムスキンというウィンドウが開いて、スキンをダウンロードするか、写真から追加するかといきなり聞いてきたんですが、とりあえずそれをノーサンクスとしたら、本来iPodのクリックフィールが表示されている部分
クルクル回すインターフェースですね。丸い円の中の上下左右にメニューがあって、そこをクリックするかクルクル回すホイールすることで操作するというiPodの操作の肝になっている部分なんですが、そこにただ
無骨なボタンが8つ縦に4つが2列並んでいる状態で、上の部分はiPodっぽい操作画面、メニューが表示されているんですが、下の部分はただボタンが並んでいるだけで、これじゃない感のある画面だったんですね。
上の部分のiPodの画面っぽい部分はタップしても操作できないんで、下のボタン部分で操作するしかないんですね。で、なんだこれはと思っていたんですが、操作する部分のクリックホイールの部分の画像はスキンとして後から追加するという仕組みだったんですね。
で、8つ並んでいるボタンの右下のものがAdd Skinでスキンを追加するボタンで、そこを押してDownload Skinsというのがあるんで、そっちを選んだらTwitterかWeibo、Weiboは中国版Twitterと呼ばれているサービスですね。
で、Rewound Skinsで検索して、Twitterで誰かが上げてくれているスキンの画像をダウンロードするように誘導されました。
iPodといえば私のイメージは白なので、白色のクリックホイールの画像を誰かがTwitterに上げてくれているものをダウンロードして、追加したところをちゃんとクリックホイールでクルクル回して操作して使えました。
指でホイールを回しているときやボタンを押したときにiPhoneが振動して伝えてくれるので、非常にiPodっぽい操作感が実現されていて気持ちがいいですね。
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白色のクリックホイールの部分を追加したんですが、上のメニューの周りは黒だったんで、そこがチグハグだなと思ったんですが、これはセッティングにフェイスカラーというのがあって、そこで黒ベース、白ベースが変えられるようになっています。
そこで白に変えれば、全体が白い画面になりました。自分のiPhoneのミュージックアプリと連動しているので、自分のミュージックに入っている曲、Apple Musicに入っている人だったら、そこから追加した曲とかも聞くことができます。
プレイリストを使うには250円の有料版にする必要があります。今後Spotifyにも対応予定ということです。じゃあなんで操作の肝になっているクリックホイールの部分の画像を後から追加する仕組みになっているのかというと、これはAppleのアプリの審査を通すためですよね。
Apple Storeにアプリを載せるにはAppleが審査するんですが、iPodのような操作感の音楽アプリですとやっても多分審査に通らないだろうと、あるいは実際通らなかったのかもしれないですけど、そこで考えたのがクリックホイールの部分は後からスキンとしてユーザーが好きな画像を追加できるというやり方にしたということですよね。
なのでそのスキンも公式が配布してるんじゃなくてTwitterで誰かが配布してるという仕組みにしたんでしょうね。
アプリの名前はもちろん説明文にもiPodとかクリックホイールとかいう記述は一切ないですし、アプリの説明のスクリーンショットにはクリックホイールが表示される部分にはカスタムインターフェースと文字だけ書いてあるんですね。
ただアプリアイコンはクリックホイール風の丸なんですよね。なのでアイコンとスクリーンショットをセットで見るとなんとなくiPodがイメージできると。
ということでちょっとグレーゾーンのアプリではありますが興味のある方は自己責任で使ってみてください。
iPodのような操作感インターフェースで音楽を聴けるiPhoneのアプリReWoundの紹介でした。
ご視聴ありがとうございました。