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第118回アシカガキャスト
Googleフォトで写真内の文字をテキストとしてコピーできるようになりました。
iPhoneのGoogleフォトアプリで文字の入っている写真を1個開いた状態で、
下のアイコンメニューの右から2番目、Googleレンズという機能のボタンなんですけども、
これを押すと文字が入っている場合、文字を自動で認識してくれます。
画面内の文字のところをタップすると、テキストを扱うアプリでテキストを選択するときと
同じ操作の仕方でテキストを1文字ずつ選ぶことができます。
AndroidのGoogleフォトアプリはiPhone版とちょっと違っている部分があったりするみたいなんですが、
同じような感じでテキストを認識して選択することができるはずです。
テキストを選ぶとボタンがずらずらっと並んで、連絡先に追加とかメール、コピー、Google検索、翻訳など
Googleが自動的にオススメするその先のアクションのためのボタンを表示してくれます。
そうやってすぐに選んだテキストを元に次のアクションに行けるところが便利ですね。
画像なのにその中の文字をテキストみたいに1文字ずつ選択範囲を広げたり狭めたりできる操作が新鮮ですね。
以前第92回で読めない漢字をGoogleには文字認識を使えばいいじゃないという話をしましたが、
まさに読めない漢字を写真に撮ってすぐに文字認識させて検索ということがGoogleフォトでできるようになりました。
これWi-Fiのパスワードを入れるときに便利だなと思ったんですが、セミナーやイベントなどのときに
Wi-Fi使えますと言って壁とかに紙が貼ってあってSSIDはいくつでパスワードは何ですと書いてあることがありますが、
その貼ってある紙を写真に撮ってGoogleフォトで開いてパスワードのところだけをテキストとして選択してコピーして
Wi-Fiの設定のところでパスワードのところにペーストすればいいわけですね。
いちいち見ながら入力する必要がなくて便利だと思います。
このGoogleフォトの画像の中の文字を認識するという機能ですが、
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Googleフォト上で写真を探すために検索するときに画像の中の文字も引っかかる検索対象になるらしいです。
英語ではすでに検索できるようになっていて、日本語でも今後できるようになると思います。
私は名詞をスキャニングしたものをEvernoteの中に入れていて、
Evernoteは画像内のテキストを検索できるので、テキストで検索して名詞を見つけることができてたまに利用してるんですけども、
同じことがGoogleフォトでもできるようになるということですね。
このGoogleフォトの写真を開いて下のアイコンの右から2番目を選んでできるGoogleレンズという機能は、
写真に写っているものは何かというのをAIで認識するという機能です。
写真に写っているものを認識して似た写真を探すといった機能も非常に精度が高くて、さすがGoogleやるなという感じがします。
私はGoogleフォトをiPhoneにインストールしていますが、撮った画像を全部Googleフォトに自動でアップロードする設定にはしていません。
バックアップと同期というのはオフにしています。
Googleフォトのサーバーに画像をアップロードしていなくても、iPhoneにGoogleフォトのアプリを入れると、
iPhoneで撮った写真、カメラロールにある写真は全部Googleフォト上で見ることができて、
Googleレンズ機能も使えますし、画像を加工したり、
iPhoneの写真アプリでは見られない画像のピクセル数とかファイルサイズなども確認できて便利です。
なので、Googleフォトに撮った写真をアップはしなくても、GoogleフォトアプリはiPhoneに入れておくと便利だと思います。
ということで、Googleフォトで写真内の文字をテキストとしてコピーできるようになったという話でした。