相手の能力を引き出す重要性
はい、どうも、丸山です。
まずは、おめでとうございます。
ということで今回は、相手の能力を引き出す、というテーマで話をしていきます。
はい、相手の能力を引き出す、ですね。
コミュニケーションというものは、あなた自身の能力を伸ばす、引き出すということも当然してくれますが、
これは使い方によっては、相手の能力を引き出すこともできるというようなことと、それがどんな状況なのか、
あなたが相手の能力を引き出すことによって、どのようなメリットがあるのか、この辺りですかね。
まずは、どのような状況で、というところで、相手の対応に対して不満だとか、違和感だとか、そのようなことを感じた場合ですね。
例えば、何か買い物をしに行って、そのお店の店員さんの態度がどうとか、対応が悪いとか、そのようなことを言うような人がいますが、
自分自身が相手の能力を引き出してあげようというようなことを考えていると、そのようなことは言わないわけですよ。
相手のせいにしてるじゃないですか。
自分は客だから、受け身になっていいなんていうこともないですし、
いいサービスを受けたければ、相手を乗せてあげるというようなこと、つまり相手の能力を引き出してあげるようなことを、あなたがすればいいだけの話。
自分自身のコミュニケーションの能力が問題ではなくて、相手の能力が問題なんだと、
仮にそのように思うことがあるのであれば、その考え方をまず改めるというようなことはそうなんですけれども、
その上で、相手を乗せてあげる。
つまり、あなたの技術力を使って、相手が話しやすいような状況を作ってあげる。
本来相手が持っているようなポテンシャルを引き出してあげるというようなこと。
それでいて、これを引き出すためには、相手を褒めたり、反応をしたり、冗談を言ってアイスブレイクをしたり、
このような相手が話しやすい環境を、まずあなたが整えてあげるというようなことなんですね。
関係性にもよるかと思いますが、人と関わる上で場を整えるというようなこと。
これを意識してできるような人というのは、なかなか少ないんですよ。
それは基本的に、自分に席があるというよりかは、自分以外の人に席があると考えるような人が多いというようなこともありますが、
とりわけ立場によって、この状況であれば自分は受け身でいい。
何かこちらからしてあげるというようなことはしない。
環境の整え方
それよりも相手が頑張ってくれと。
つまりは、相手に能力がないのは相手のせいだと、そのように決めつけたりする。
ただ本来、そのように決めつけをしないで、相手にはもっと可能性がある、能力があるというようなこと、前世に基づいてというんですかね。
相手には何かしらの能力があるはずだから、
それを今表現できていないのであれば、自分が引き出してあげようと。
そうするためには今この場で何ができるのかなというようなことを考えるということですね。
これに関しての一番効果的なものは、相手との距離感をなくすというようなこと、適度な距離感に整えるというようなことが、
最も相手の能力を引き出すためには必要なことであるかなとは思うんですけれども、
緊張や隔たり、否定や拒絶、そうしたものがない状況、このような場合であった方が能力というものは発揮しやすいと思うんですね。
それは仮にあなたが引き出される側に回ったとしても、そのように感じると思うんですよ。
相手に対して心のバリアがない状況、だからこそアイスブレイクなんていうような言葉があるわけですから。
冒頭の例でね、店員とお客というようなそういう関係性であると、
店員という側の人がアイスブレイクをしないといけないというようなこと、
しないといけないというよりかは、店員側がアイスブレイクをこのようにするんですよっていうようなレクチャーがあるかと思うんですが、
それはどちらがやるというような決まりはなくて、
相手がやらない、できないのであれば、あなたがやればいいことなんですね。
立場に限らず、どのような役割をしているかに限らず、相手ができないのであれば自分がやればいい。
これはね、技術を向上させようとしているあなただからこそできるというようなことでもあって、
ただ現状、相手の能力を引き出すというようなところを、
これをどのようにやったらいいのかなというふうに思うようなこともあるかと思うので、
やはり今できていないこと、今やっていないことを改めてやるようになるには、練習が必要になるわけですね。
例えば、一日を通して誰かと会話をした。
その時に、このタイミングでこうした言葉を発していたら、
相手の能力を引き出せたかもしれないなというようなことを思う時が、
意識をしていると発見できるんですよ。
振り返ってあそこでこう言えばよかったなというようなことを反復するというようなことですね。
そしてそれを一人でいる時に、一日の終わりにでもいいですし、練習をするわけです。
私の直近の例で言うと、複数人で話をしている時に、
何かの会話の流れで武士道とは死ぬこととを見つけたりというようなことを、
武士道というような本があるじゃないですか、あれをこう言っていたんですけれども、
何の文脈でそうなったかは覚えていないんですけど、その後場が死因となったんですよ。
なんか適切じゃなかったのかもしれないですね、その場所では。
ただそうしたところで、私がその時、後から思ったのは、
その場でスパッとニトベイナゾーイズムを持っていますねというように言えたら、また何か違ったかなと。
冗談を言ってアイスブレイクをしようとしたその相手の能力をさらに引き出していくことができたのかなというようなことを、
ふと思った出来事があったんです。
武士道を書いた人がニトベイナゾーなんで、そのイズムを受け継いでますねと、冗談に冗談で返すというようなこと。
たまたまそういうことがあったんですけれども、こうした一日を通して会話の流れ、
あそこで自分がこのように言っていたら良かったかなと、このようなことを思い出して練習をするというようなこと。
これらを繰り返していくことによって、いざその相手の能力を引き出すというような場面に活かすようなことができる。
実践的なコミュニケーション
ですから普段からそのようなことに意識をしておくと良いかなと思います。
つまり何が言いたいのかというと、相手の能力を引き出す。
これはどういうことかというと、誰かとコミュニケーションを取っている際に、
例えば相手にコミュニケーションの技術がない、能力がないと、何かよく分からないなと、
そうなった場合に、これは能力がない、相手が悪いから、悪いからとはいかずとも相手のせいにするというかね、
そのようなことはせずに、自分がどのような立場であれ、相手がそれをやらない、できないのであれば、自分がやれば良いと。
今この場の状況、環境を柔らかくしたりだとか、相手の能力を引き出すような行いをあなたがするということですね。
相手を褒めたり、反応をしたり、冗談を言ってアイスブレイクをしたりと、
そのようなことをやろうと思っていれば、じゃあどうしようかと、次の行動への意識が向くということ、
そうしたことにもつながっていきますので、
コミュニケーションをとっている状態で、相手がダメだなというようなことではなくて、
であれば、あなたがその相手の能力をどのようにして引き出してあげたら良いのかというようなことを日々思ってみると良いかと思います。
ということで、今回は以上となります。
最後まで聞いていただいてありがとうございました。