00:02
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、聞いてますよアピールという話をしていきます。
はい、聞いてますよアピールですね。
ちゃんと話を聞いていますよということを、相手に分かってもらうために、何をするのかというようなことですね。
あなたが話をする時も聞く時も、この人、本当にちゃんと話を聞いているのかなというように思ったり、
上の空で聞いていたり、聞いているけど相手からちゃんと聞いてますかというように、なぜか再三確認をされたり、聞いているように見られないというようなことがあったりとか。
複数人ならなおさら、一対一で面と向かって話をしていても、こういう現象って起こり得ると思うんですよ。
その場合に、あなたが話をする話を相手にちゃんと聞いてもらうということではなくて、
あなたが話を聞く時のですね、ちゃんと話を聞いていますよというようなことに対してですね、今回の話は。
何ちゃらアピールというと、前に出て目立とうとしたりとか、そういう印象を受けることもあると思いますが、
この場合のアピールは、特にそういった深い意味はないです。
深くもないですか、そんな変な意味はないです。
聞いてますよということを分かってもらうにはですね、それで何をするのかというと、単語を抽出して感想を言うということですね。
どういうことかというと、人が話をしている話の中にいくつか単語が出てくると思うんですよね。
その話の途中の単語と単語をつなぐ言葉ではなくて、
この聞いてますよアピールだったとするなら、聞いてますよということとアピール、これも単語として切り分けられるじゃないですか。
それを人が話をしている中で単語を見つけるんですよ。
それがより話の確信の部分であればあるほどいいんですけれども、そうではなくても聞いてますよということを相手に伝えるためにですから、それは抽出する。
例えば、服屋に行って上着を買おうと思ったんだけど、
それをダウンジャケットにするのか、革のジャケットにするのか、襟付きのジャケットにするのか、
実物を見るために買い物に行ったんだよねというような、服屋に行ったんだよねというような話をしていたとするならば、
ダウンジャケット、革のジャケット、襟の付いたジャケット、これらが単語になるわけですよね。
そこに対してどれかしらの単語を繰り返すわけですね。
03:01
いわゆるオウム返し、バックトラッキング、これをするという、そのままをするのではなくて、
言葉の語尾を繰り返すことが多いですから、そうではなくて、話の途中になっているものの単語を取り出すんですね、抽出して。
それに対して感想、感想ですから、例えば、服屋でもいいですよね。
最近、服屋っていろんな店舗があるからどこに行こうか迷いますよねとか、ジャケットであれば、
ジャケットもそれだけいろいろな、革のジャケット、襟付きのジャケット、いろいろありますよね、
何でも似合いそうじゃないですか、と言ったり。
その相手が言った単語を再利用して、相手にプラス感想をつけている。
これをすることによって、人の話をちゃんと聞いていないと、相手がどんな単語を使ったのかというのはわからないじゃないですか。
それは相手はもう理解をしているわけですね。
ですから、自分が言った言葉を相手が使ってくれて、感想付きで返してくれたというようなことをすれば、
これはちゃんと聞いていますよというようなアピールになりますよね。
何かそういう話をされたときに、相手が言った単語を使わずに、
そうなんですね。
これでも返事はしているのでいいんですけど、
ちゃんと聞いています?となってもおかしくないような返しになるので、
何かそういう初歩的な返答ができるようになったらば、
その次はそうした単語を抽出して感想を言うというようなこと、中級ですかね。
おそらく通常会話をしている中で、あなた自身も振り返ってみると、
それを意図的ではないにせよやっているかもしれない。
そうした日常の中に、実はそれは技術の一つであったというようなものが隠されていますから、
改めて話をするときに、単語を意識してみて、相手が言う単語ですね。
これに対して感想をつけて言うというようなことをしてみると、
相手の受け取り方も変わってくるかもしれないですね。
今まで以上に親近感のある表情をしてくれたりだとか、
今までより話しかけてきてくれる回数が増えるとか、
そうした変化が起こるというようなことになります。
さらにこの先のステップで言うと、相手の話を単語を抽出するのみならず、
要約する。さらには一言でまとめて返してあげる。
相手が何を言いたいのかを一言でスパッと返してあげるというようなことがあるんですけれども、
それはおいおいということで、まずはこの聞いてますよアピールで、
単語を抽出して感想を言うということですね。
ただ一つ注意点がありまして、この場合においては言い切ることはよろしくないですね、あまり。
06:01
話を聞いているということをあくまで伝えるというようなことですから、
あくまで話の、会話の主役は相手になるわけです。
何か断定した言い方をしてしまうと、
それは会話の主導権を奪うようなことにもなりかねません。
こうですよねというふうに言い切るというよりかは、
こういうことなんですかねというような感じで、
あくまであなたの話を私は聞いていますよというようなことのためにやることですから、
断定して言わないと。
意見を言うのではなくて感想を言うということですね。
つまり何が言いたいのかというと、聞いてますよアピール。
ちゃんと聞いてますよというようなことを相手にわかってもらうためには、
あることをすればいいと。
それは単語を抽出して感想を言うというような一連の流れですね。
さらには可能であれば相手の話を要約して一言で返すというようなことも、
合わせてやるとより聞いてますよというようなことを相手にわかってもらいます。
最初は単語を繰り返すというだけでも感想は後からでもいいと思います。
徐々に慣れていけばいいので、
もうこれからは二度とちゃんと聞いてますかというように言われることはなくなります。
はい、ということで以上となります。ありがとうございました。