人のせいにする心理
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、「人のせいにするのが好き」というテーマで話をしていきます。
はい、「人のせいにするのが好き」ですね。
自分のやった行い、もしくは他の人がやった行い、これらを自分以外の誰かのせいにするというようなことが好きな人が多いなと思います。
本当にあなたは人のせいにすることが好きですね、というようにあなたが思うような人もいるかと思います。
そうした人は、往々にして気づいていない。気づいていれば、人のせいにするということは多くの人はしないと思うので、気づいていないわけですよ。
あなたは誰かのせいにするようなことはないと思います。
しっかりと自分のやった行い、自分が今置かれている状況、自分のコミュニケーションの技術力、
それが現状なぜそうなっているかというのは、基本的には自分がまいた種であると。
それは今の自分というものは、過去の自分からめくめくと積み重ねてきた結果、今というようなことになっているということを理解をしているかと思います。
ですからあなたは人のせいにすることが好きではないと思います。
ただ万が一、そのような性質があるかなというようなことを思った場合、
もしくはあなたの周囲に人のせいにすることが好きだよなというような人がいた場合、
そのような人を見たときに何を思い、何を感じ、何をするのかと、そういう人との関わり方という部分ですね。
それで、この人のせいにするのが好きな人の習性といいますか、
謝らないということはそうなんですけれども、自分が相手に対してかけた言葉が、
この人は人のせいにすることが好きなんだな、そういう人なんだなというように思われているということに気づいていません。
例えば、しっかりやってくれないと困るよとか、何か仕事があったとしてね、
もしくは、こうすればよかったのに、余計なことをしないでくれよ。
なんで自分の考えていることがわからないんだろうな。
このようにですね、物事の起こった原因というもの、とりわけ何か非のあることですね。
プラスになるというよりかはマイナスになるようなこと。
人のせいにする人に対してマイナスの出来事が起こり、かつそこに第三者が関与しているというようなことになった場合、
その相手の行いによって今の事態が引き起こされたというような思考回路になっているわけです。
これはですね、見方を変えると、
俺のせいじゃない、私のせいじゃない、君のせいだと言っているのと同じなわけですよ。
これが相手から見ると、そのように聞こえているということがわからないわけです。
これはそうですね、立場があるような人であればあるほど情けないなというように思うようなことがあります。
そうした人はですね、基本的に人に何かを教える役回りに回ってはあまりよろしくない性質を持っています。
行動の影響
そうは言っても、じゃあどうすればいいんだと。
わからないけれども、もしかしたら自分も人のせいにしているような節があるかもしれない。
それはわかったけれども、じゃあどうすればいいんだと。
そんなことを言われても困りますというようなこともあるかと思います。
であれば、そのような人はもしいたとするならば、どうすればいいのか。
これはですね、ある考え方を習慣にしていくといいですよというようなことなんですけれども、
それは、もとはといえば何が原因だったんだろうと。
このようにですね、思うことを癖にするといいです。
つまりそのような思考を習慣にするということですね。
何かが発生したときに、これちょっと人のせいにしているなというようなことがあった場合に、
そもそも元をたどると何が原因だったんだろう。
これをですね、考えるということですね。
極端なことを言うと、それは今、その人が、あなたが、自分がそこにいるから、
そのようなことに遭遇しているというようなこと。
ですから、ここに来なければ、そこに来なければ、
その人のせいにするような事態が発生する場所にそもそも自分がいなければ、
それに遭遇することもなければ、誰かのせいにすることもないというようなことがですね、
究極的にはこのようなことに帰結をします。
何か今自分がその場所にいる、その空間にいるからこそ、
人のせいにするようなことがあるわけで、
そもそもそこにいなければ、それを味わうことはないわけですよ。
であれば、そこに来たのは自分の意思なわけです。
ですから究極的には、そうだよなと、
今自分がここにいるのは自分の意思でここに来たから、
そこで発生する全ての事案に対しては、
自分にも原因の一端があるというようなことはわかるかと思います。
ただこれはですね、本当に極端なので、
ここまで振り切って考えるというのも、
したければすればいいですけれども、
なじまない人もいるかと思うので、
もし仮に人のせいにするのが好きというようなことがあるのであれば、
もとはといえば何が原因だったのかというようなこと、
これを考えることを習慣にするといいです。
その上でですね、人のせいにしているなというようなことを、
自覚をした上で人のせいにするということは、それは構わないです。
他の誰がとやかく言うことではないです。
俺は私は人のせいにしたいんだと、
その方が自分の心が楽になるから、気楽だから、
そうしたいんだというようなことですね。
分かっていてやるのであれば、
それは誰が止めることでもないので、
好きにしたらいいと思います。
個人的に推奨はしないですけどね、
そのような人はあまり良い人間関係を築いていくということは、
難しいかと思いますので、
自分がいいと思って人のせいにするのであれば、それはいいです。
ただこうしたことを分かっておらずにやる人が非常に多いので、
まず気づくということですね。
気づきと選択
もしかしたら自分は人のせいにしているかもしれない。
何か起こった出来事を自分には責任がないと思っているのかもしれない。
ただ、もとをたどると、結局のところ、
今この場所に自分がいるということは、
今までの自分が招いてきたこと、
もしくは自分で選択をしてきた結果、今ここにいるから、
そこで起こることに対して不平不満、
不満口、泣き言、悪口、文句、こうしたことを他人にぶつけて言うのは、
おかどが違うのかなというようなことに気づけるかと思います。
つまり何が言いたいのかというと、
人のせいにするのが好き。
これは人のせいにすることが好きというのは良くないですから、
やめましょうねというような、
そのようなこと、よくあることではなくて、
まず気づいたらいいですよと。
気づいた上で人のせいにするのは、
それは個人の自由なので、好きにしたらいいです。
ですからこのようなことに気づくためにはどうするのかというと、
ちゃんとやってくださいというように相手に言う。
それはもしかすると相手から見ると、
自分のせいじゃなくてあなたのせいですよと言っているのと
同じように捉えられる可能性があると。
その上でそのような人はどのようにすればいいのか。
これはもとはといえば何が原因だったのかというような
思考を習慣にすると、
人のせいにしているということがわかる。
自分でわかるということですね。
あ、俺は今人のせいにしているなと。
それでいてね、そのまま人のせいにした方が楽だからそうしよう。
もしくは人のせいにするのは
あまり相手にいいように思われないだろうから。
もしくは自分がそのような生き方をしたくないからやめようと改めるのか。
これはどちらを選択するかというと、
これはどちらを選択するにしてもその個人の自由ですね。
本当にこのような人のせいにすることが好きな人は一定数いるので、
あなたもこのような人に遭遇をした場合には
あ、情けない残念な人だなというように思うようにしたらいいと思います。
それであなたの心にもダメージを受けずに済むようなことになります。
いちいち腹を立てていても仕方ないですから、そのような人には。
他人に期待しない諦めも肝心というようなことですね。
ということで以上となります。ありがとうございました。