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2021-12-17 06:10

#140 マイクロフォンの扱い方

マイクロフォンの動作確認に叩いたり息を吹きかけたりするのは、小学校の朝礼の影響なのでせうか。

サマリー

マイクロフォンの扱い方についてのお話です。マイクロフォンのボリュームや音量の調節方法、Google Meetでの問題点、マイクロフォンのリテラシーについて解説しています。

マイクロフォンの音量調節に関する問題
さて、今日はマイクロフォンのお話です。ことの発端は、Google Meetの音量の調節をどのようにしたいか、ということで調べてみました。
Google ChromeでGoogle Meetを使うと、システムが勝手にマイクロフォンの音量を変えちゃうという記事に出っこしました。
実際に試してみると、マイクロフォンのボリュームをOS側で100にしちゃって、大きな音を出すと92とか84というところに下がります。
ということで、ゲインを下げちゃうということです。ただ、いくつか見た記事では、1回ボリュームが下がると元に戻らないという記述があったのですが、
手元の環境では100から92、84に下がったところ、92には自動で戻るという動作をしていました。
ここを何とかするという方法としては、Google Chromeの拡張機能でDisable Automatic Gain Controlというのがあって、それを入れると大丈夫という話がありました。
ただ、普段使っているのがGoogle Workspace for EducationのアカウントでMeetを使っているので、これで使うと実は拡張機能が使えないという制限がかかっているということでした。
それと、実際にテストしてみてわかったのは、マイクロフォンのボリュームは自動で調整するのですが、LINEのボリュームは調整しないということです。
私は普段はマイクをUSBオーディオインターフェースを経由して繋いでいるので、OS側から見るとこれはマイクロフォンではなくてLINE入力という形になるので、
ゲインのコントロールはしていないということなので、ゲインコントロールを悩まなくてはいけないという結論に至りました。
そこで本題ですが、マイクロフォンに大きな音を入力するとゲインが下がるというところで、非常に気になったのは、
大きな音を出すということのテストに強く息を吹きかけると良いということが書いてあるのです。
いまだにマイクロフォンを喋るときにちゃんと音が出るかどうかを確認するのに、マイクロフォンを叩く人や息を吹きかける人がおられますが、
これは小学校の現体験かなと。グランドというか小学校の運動場で朝礼とかをやるときに台の上に先生が立って、
台の上に上がったときにバコッとマイクを叩く先生とか、フッと息を吹きかける先生とかいて、それで喋り出すというので、
要するに小学生のときにマイクのテストというのは叩いたり息を吹きかけたりするものだというのが現体験として擦り込まれているのかなということをちょっと気になりました。
小学校なんかのマイクはダイナミックマイクロフォンなので、おそらくあまり良くないけれども耐えてくれているということなんですけれども、
ポッドキャストなんかやられている方の使っているのはコンデンサー型ですので、少なくともショックマウントをつけているという時点でお分かりいただけると思うんですが、
振動にはそんなに耐えられるものでもないし、息を吹きかけると高いマイクほど壊れやすいということなので、どうにかならないかなということで、
学内でもそういうふうな使い方をされる人とか、あるいはピンマイクを口元に持っていてしゃべる人とか、
昔の貴族の人が持っている板みたいに、マイク向こう向いてるけどみたいな形でしゃべっている人とか、
持っているところが上すぎて音を拾えないんですけどみたいなのがいるので、マイクロフォンのリテラシーというふうな話も出てきています。
おまけの話ですけれども、フリーで使える写真集みたいなのがあって、ブログのキャッチの絵のところに使えるような写真があるんですけれども、
その中でトンデモ写真という技術系の人たちの間で話題になっている、ハンダゴテの先を鉛筆のように持ってハンダ付けしている写真というのがあって、
これは随分話題になったんですけれども、最近それに匹敵するトンデモ写真を見つけまして、
何かというと、私も使っているマランソンのMPM1000というマイクロフォンがあるんですけれども、これを買うと背の低いマイクスタンドとショックマウントと付いてくるんですね。
それを使って立てた状態、机のように立てているんですけれども、なんとサイドアドレスのマイクに向かってエンドアドレスでしゃべっている。
しかもマイク本体を持っているんですね。何のためにショックマウントを付けて振動を吸収しようとしているのかということを全く考えていなくて、とにかくマイクロフォンは持ってしゃべるというのがあるので、
そういう写真があって、音声をやっている先生方に、これトンデモ写真見つけましたよとか言って、コピーして渡したりして話題になっていました。
ということで、マイクロフォンをあまり叩いたり、息を吹きかけたり、芝居たりするようはやめてほしいなと思う今日この頃です。
06:10

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