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今年2021年は仮面ライダー50周年、そしてウルトラマン55周年というね、特撮好きにとっては記念すべき、戦隊もね、45戦隊目がやってますんで。
5が並んでますね。
いやそうなんですよね。綺麗に並んだもんだなって思いますよね。
というわけで、今日のテーマは、ザ・ライズ・オブ・ウルトラマンということで、マーベルが出しているウルトラマンのお話ですね。
ちょっとネットとかでも一瞬話題になってましたね。
話題になりましたね。バリアントカバーでウルトラマンの肩に乗っているスパイダーマンの絵がですね、公開されててですね、なかなか話題になってましたが。
まあ本編にはスパイダーマンは出て…
まだね。
まだ出てこないわけなんですけれども、今日はそれをやっていこうかなと思います。
ウルトラマンなんだけど、ウルトラマンじゃないというか、夢だけど夢じゃなかったみたいな。
トトロ的なね。
トトロ的なあれでしたね。
知ってるお話なんだけど、知らないお話というか新しいお話なんだけど、知ってる要素がいっぱい出てきてね。
知ってるキャラクターとか、衣装とかもね、どっかで見たことがあるような衣装を着ていたり、どっかで見たことがあるようなバッジをつけていたりとかね。
ウルトラマンを詳しい人が見るといろいろ楽しめる話なのかな。
そうですね。そんな感じだと思います。
私最近、プイプインモルカーっていう映画を見てきまして。
はいはいはい。
あれご覧になりました?
テレビでやってたやつは一応全部見ましたけど、映画版は。
映画は見てないですね。
あれもう公開終了しちゃったのかな。
2週間ぐらいしかやってなかったんですけど、見に行ったんですよ。すごくて。
プイプインモルカー全十何話かな、あるじゃないですか。
あれを最初から最後まで見せるっていう映画なんですよ。
新規じゃないの?
そうそう。何をもって新しいと呼ぶかっていうのもね、また解釈が分かれるところなんですが。
第1話から始まり、第2話、第3話、第4話ってどんどん流れていって、最終話を流して終わる。
へー。
面白かったですよ。
全部で何分ぐらい?
1時間弱ぐらいかな。
そうだよね。
でも、やっぱり当然知ってるキャラクターとか、知ってるお話とか、知ってる衣装とかが出てきてね。
それを見ると、あ、そういえばこんなのあったなとかね。思い出せて結構重かったですよ。
そうですか。
あと、おまけがもらえるんですよ、遊びに行くと。
あ、それ何?
ぷいぷいモルカー人形がもらえて。
劇場に行くともらえるやつなんだ。
全員サービス。
大人ももらえるんだ。
大人ももらえる。特撮映画とかでもこういうのあるよね。
あるあるある。
ローストぷいぷい鳴るんですよ。
へー。
なんで鑑賞中はみんなこの鳴らしまくるっていうか、鳴らしてくださいっていう感じなんですよね。
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そういうシステムなんだ。
応援上映みたいな。
へー。あ、今声出せないしね。
代わりにぷいぷい鳴らしてみんなで見るっていう。この一体感みたいな。
つまり同じ元ネタを知っている人たちと時間を共有して知っているキャラクター、知っている物語を見る。
へー。
ストーリーが一緒でもそれは一つのエンタメになってたんですよ。
なるほどね。ストーリーが新しいわけじゃなくて、体験が新しいよね。
そうそうそうそう。
新しい体験を共有。
共有してエンタメに変わっている。
なるほど。
まさにこのRise of Ultramanと近しいものを感じますよね。
ちょっと無理やりだったな。
要素は似ているんだけれども、もちろん新規でも楽しめるし、あるいはこうやって新刊ですから、
いろんな人の感想を見たり聞いたりすることで、さらに楽しいエンタメに体験に昇華していくことができると。
そうだよね。やっぱこのインターネット時代さ、何かエンタメを楽しむっていうこと?
同時代の人たちと一緒に楽しむってこと自体がコミの面白さっていうのがあるよね。
そうだよね。人の感想を見てとかね。
というわけで、翻訳されたばっかりなので、どうせいつか読むんだったら今読むのが一番楽しいと思うので。
確かにいろんな感想が出てきている。ちょうどTwitterとかでもいろんな感想が出始めていますし、本当に面白かったですよね。
面白かった面白かった。
マーベルウルトラマンどうなのよって最初ちょっと思ったんですけど、めちゃくちゃ面白かった。
新しいちゃんと物語になってましたね。
というわけで、The Rise of Ultramanやっていきましょう。
やっていきましょう。
ウルトラマン詳しいですか?
いやまあ、それは人に比べたら、人とは何かっていう問題もね。
その辺に歩いてる人10人捕まえたら、7番目くらいの詳しさにはなると思います。
なかなか上位のね、あれですけど。
私正直あんまりウルトラマン知らないんですよね。
あ、そうなんですね。
ウルトラマンジード、濱田達夫さんが主演だった。ウルトラマンジードはAmazonプライムで一応全部見たんですよ。
でもそれぐらいで、あんまり小さい頃とかも見なかったんですよね。
あ、そうなんだ。
家にビデオがあって、怪獣同士がずっと戦うっていう実況が入ってて。
あー、ウルトラファイトですね。
そういうのがあるんですね。
ウルトラファイトのビデオは小さい頃見てたんですけど、あんまり見た記憶がなくてですね。
私はもう小さい頃から繰り返し見て。
英才教育を?
英才教育を。今やってるやつも見てますしね。
今何やってるんですか?
今やってるのはウルトラマントリガーってやつですね。
ティガの続編というか何というか。
あー、なるほど。
お父さん世代のウルトラマンの続編みたいな。
うわ、ウルトラマンティガってお父さん世代なのか。なんかショックだな。
なんかごめん。
まあ、そういう感じですね。
はい。
なので、今回のお話も。
え、ウルトラマンのお話知ってんの?知らないの?
ウルトラマンは、初代ウルトラマンはね、昔スーパーファミコンでゲーム買って、それで学んだ。
怪獣名とかはそれで学んだ。
4次元怪獣とか。
あー、なるほど。なんとなくじゃあこの怪獣見たことあるなーみたいなのは結構ある。
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なるほど。
ウルトラマンってベムラーっていう怪獣を追って地球に来たんですけど、
その時に来た時に戦闘機に乗ってる隊員とですね、交通事故というか
飛行機事故を起こしちゃって、罪滅ぼしというか、ということで命を共有しようと。
はー。
ということで、速田隊員とウルトラマンは一心同体になる。
それで変身能力を身につける。
そういうことですね。
なるほどー。
という設定なんですが、今回のお話もね、最初1966年。
確かに。
地球に赤い玉、これウルトラマンなんですけど、赤い玉が降り注いでですね、
ビートル戦闘機に乗っている隊員とぶつかってしまう。
あらあら。
ということなんで、見たことあるお話だなと思うんですけど、
なんとこの時ぶつかった隊員の名前がですね、モロボシ隊員だと。
モロボシ隊員。
はい。モロボシ団。
モロボシ団。
はい。
うるせえ奴らで有名な。
モロボシ違いですね。
モロボシ団といえば、ウルトラ7のオープニングにもありますが、モロボシ団の名を書いてた。
ウルトラ7のことですね。
ウルトラ7の人なんだ。
そうなんですよ。
へえ。
なんでこの時点で、あれちょっと今回違うユニバースだなと。
順番が入れ替わってる別のユニバースだと。
我々が知っている歴史と違うぞと。
1966年にモロボシ団がウルトラマンらしきものと衝突した世界。
そう。
はあ、なるほど。
もうこの時点で、やっぱ知ってる人からしたらオッってなるわけだ。
オッ。
ああ、なるほどね。面白い。
やっぱりマルチバースだなと思うんじゃないかなというところですね。
微妙にこのモロボシ団員とぶつかったウルトラマンが、セブンっぽいのかななんて思いますね。
どうだろう。目が六角形なんで。
セブンといえば。
セブンといえば。レッド族の特徴ですね。
レッド族って言うんだった。
レッド族とかそういうのもあるんだね。種族的なものが。
結構ね、ウルトラマンは封建的な社会なんで。
ああ、そうか。トライブがあるんだ。民族があるんだ。
意外とね。
全然知らなかったぜ。
で、お話の舞台はですね、2020年にいきなり飛ぶんですけれども、
主人公、ハヤタ団員ですね。ハヤタシン。
これだから、本当のというか、原作のウルトラマンと主人公一緒なんですけど、
このハヤタ団員は、団員じゃないんですね。
団員になる前の就職活動中というか、団員志望でとして登場しますね。
で、事件に巻き込まれてウルトラマンと出会い、
ウルトラマンを悪の宇宙人だというふうに言われて、撃っちゃうというやつですね。
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互い弱ったので融合するというような。
交通事故だった原作というか、ウルトラマンの元々の話に比べると、
かなり両方の意思に基づいて合意の上で融合するという感じですよね。
偶然の事故とかじゃなくて、ある意思に基づいてウルトラマンを殺そうとし、
ウルトラマンも自分の意思でハヤタ団員と合体しようとするという感じですね。
2人の出会いが違うんですけど、3分しか活動できないという有名なウルトラマンの設定があるじゃないですか。
あれが、撃たれて弱っているので、そのくらいしか持たないという理由付けになっていて、
この辺りの設定をうまいこと取り入れつつというところもね。
今回ウルトラマンは割と等身大で戦いますね。
そうそう、これ結構面白いなと思ったんですけど。
戦いの規模を、いろんな怪獣と戦っていくことになるんですが、
最初は等身大で、人間の姿のまま戦い。
続いてウルトラマンに変身して等身大で戦い。
最後にようやく巨大化して、ベムラと戦うという構成になっていて、
この戦いのテンションをだんだん上げていく感じが良かったですね。
そうですね、良い感じでしたね。
確かに巨大化して戦うとバレるもんね。
バレる?
ごめんなさい。今回のこの作品においては、怪獣が出現する理由が、
人間たちが持つマイナスの心のエネルギーだと。
これ良かったね。この設定もすごい良かった。
この設定も良かったですね。
悲しみとか怒りとか悲しさとか恐怖を感じると怪獣がやってくる。
だから怪獣が大暴れしている姿を人々に見られてしまうと、
それは逆に怪獣をたくさん呼び込んでしまう。
恐怖が拡散してしまうと。
だからUSPでしたっけ?この組織は秘密裏に怪獣を処理していたんですが、
もう抑えきれなくなってしまう。
怪獣がやってくるともう留めることができない。
もう正体を明らかにするんじゃないかというのがこのお話のラストで語られるんですが、
もう人間に怪獣の存在を知らせてもいいだろう。
なぜならウルトラマンという希望があるから。
これで恐怖の力を抑えられるというわけですね。
この扱いも良いですよね。
扱い良いですよね。ちょっとグッときちゃいましたね。
今回の化学特捜隊にあたると言ったらいいですかね。
USP、同号化学特捜隊というんですが、この人たちも単なる味方ではないんですよね。
そうですね。
怪獣の情報を一般市民から隠して、怪獣を駆除したり処理するための組織として描かれているんですが、
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なかなか謎が多い。
謎が多いですね。
怪獣と戦うための乗り物とか、あるいは武器が色々あるんですけど、
例えば軽ガンというのが秘密兵器として出てくる、対怪獣秘密兵器なんですけど、
その動力源とか、開発の経緯とか、具体的な作動原理みたいなものは誰も知らない。
秘密なんだよね。
でも、撃てば怪獣は倒れる。
怖い。
そんなの使いたくないよな。
なので、登場人物なんかも警戒すべきは果たして怪獣だけなのか。
人間も疑わしいじゃないか。
組織に対する疑いがね。
このUSP統合科学特捜隊の長官は市野谷長官という人なんですが、
この人が光る眼鏡に顎が尖っているキャラクターなんですね。
裏切るキャラっていうか裏があるキャラの記号だよね。
眼鏡が光って表情が見えない、そして顎が尖っている。
明らかに信頼できないキャラクターの造形になっていて、ちょっと面白い。
そうだね。
そういったUSPに対する調査みたいなのも主人公がやっていくんですよね。
単なる怪獣との戦いだけじゃなくて、USPとは一体何なのかっていう謎も追っていくことになる。
結構この人間パートがさ、そういう調査みたいなのとか、怪獣を追い詰めるところとかもさ、等身大怪獣だからさ。
そうね。人間の知恵と能力でどう対応するかみたいな。
いいよね。なんかちょっと映画っぽいけど。
モンスターパニック映画っぽい感じがありそう。
圧倒的に力の強い怪獣、特殊能力を持った怪獣にどう人間が立ち向かうかみたいなのもあって。
主人公が調査を進めていった結果、どうやらKガンっていうのは怪獣を殺す武器ではなくて、怪獣を異世界に転送する武器であるということが明らかになる。
転送先は怪獣リンボ。リンボ?変獄?煉獄?
変獄。
変獄。怪獣リンボ、変獄。
変獄っていうかこのリンボっていう言葉さ、アメコミ読んでるとそこそこ出てきますよね。
前もどっかで出てきましたよね。
DCかなんかでもリンボ出てきましたけど。
キリスト教用語なのかな?
そうなんだね。向こうの人からしたら、日本でいうガキ道とかそういう畜生道みたいなもんじゃないかな。
キリスト教が生まれる前に死んだ人たちとか?
はいはい。洗礼を受ける前の人たちが死後に行くような場所?
はいはいはい。
この作品は怪獣リンボっていう謎の場所。どんな場所なのか詳しくは書かれてないんですよね。
デザインというかどんな世界かというと、いつも赤ちゃけた夕焼け空の世界で。
昭和の日本の街並みって言ったらいいんですかね。
そうですね。なんか日本っぽい街並みというか。
新幹線がその辺に落ちてたりとか。
これですね、異次元列車ですね。
新幹線じゃないんだ。
これはですね、ウルトラQの最終回に出てくるやつをオマージュしているんだと思いますね。
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元ネタがあるんだ。
そうなんだよね。なんかわかんないけど、怪獣リンボはめちゃくちゃ日本っぽいんですよね。
転送された怪獣がウジャウジャいるのはもちろんなんですが、それ以外にもウルトラマンが放映されていた時代の日本をイメージしてるのかな。
してるのかな。
ちょっとそれほど高くない高層ビルとかね。そういうのがいくつかあったりする。
あと、どう見ても一般的な家なんだけど、看板に漢字で幼稚園って書かれてる家出てきますね。
出てきましたね。2階建ての。これどう見てもドラえもんの家ですよね。
伸び田君の家ですよね。
本当だ。これドラえもんの家と外観一緒だ。
2階建てで三角屋根が上と下に両方ついてるっていうあの家ですよね。
じゃあ向こうの人たちにとって日本の建物ってこんなんだろうっていう。
伸び田君、ドラえもん由来のやつかもしれない。
ドラえもん由来なのか。だからか。絶対こんな幼稚園ないもんね。一般的な家庭だもんね。
2020年の人たちが活動してるのが現代パートというか、現実の世界が割と今風のね。
日本が舞台らしいんですが、ちょっとアメリカとほとんど変わらないような街並み。
そっかこれ日本が舞台だったね。日本支部って言ってたもんね。
そうそう。なんとか県。
だからレストランがやたらチャイニズ風なのかな。
よくある日本描写。なのに対してこのリンボに行くと昭和のウルトラマンが活躍していた時代の街並みが広がってるっていう対比がちょっと面白いところ。
マーベル巨大資本なんだからさ。もう少しちゃんと取材しようよ。
このユニバースでは日本はこういう世界になってる。
なるほどね。
怪獣を怪獣リンボに次々と軽眼で送り込み続けてきたと。このUSPは。
その結果この世界がもう限界を迎えつつある。あまりにも怪獣を送り込みすぎて破裂しそうだ。どうする?っていうのが一つの大きな物語の流れになっていきますね。
この怪獣リンボなんですけど、USPではこの異次元空間を怪獣倉庫と名付けてたって話なんですけど。
怪獣倉庫っていうのはですね、つぶら屋の怪獣のいわゆる着ぐるみを保管しておく製錠。
瀬戸谷にあった怪獣のガバオキバを怪獣倉庫って。
怪獣倉庫って実際にある場所なんだ。
うん、そう呼んでて。
はぁー。
だからこれ、方訳は元がどういう風な呼び方をしてるのかわからないけど、それをもしかして意識したネーミングなのかなって思ったりして。
そういう細々した名付けの部分もアレじゃんっていう感じがね。
オタク心をくすぐるような。
18:00
そうですね。
へー、そうだったんだ。
あと全然細かいんだけど、星のついたバッジが通信機になってるとかっていうところとかもね、やっぱりウルトラマンあるあるというか。
小型通信機。
アンテナがピョンって伸びてね。
でもデザイン違いますよね。
あー、横向きの星のイメージ。
そうそう、ありましたね。
流星っていうかさ、のイメージだけど、ちょっとマーク違いますね。
そんな感じで、オタクを喜ばすようなところは結構多くてですね。
オタクをくすぐる。
私ちょっと意外だなというか、びっくりしたのは、セブンとウルトラマンだけじゃなくて、他のウルトラマンも描かれてましたね。
へー、気づかなかった。
直接出てきたわけじゃないんだけど、光の国での出来事を表しているんだと思うんだけど、ウルトラマンタロウと。
あー、ほんとだ。シルエットでね。
あとマイナスエネルギー、人間の気持ちが持つ、どん欲、嫉妬、憎悪、恐怖、こういったもので怪獣が出てくるんだって説明してるところには、ウルトラマン80が。
ウルトラマン80、これも実際にいるウルトラマンなんだ。
そうですね、実際にいるウルトラマンですね。
へー。
こんな感じで、やっぱりウルトラマン好きな人が作ったのかな、描いたのかなっていう感じは結構受けましたね。
有名どころのウルトラマンも出しつつ、いろんな単語、あるいは描写も入れつつ、最初の怪獣、巨大化怪獣はベムラーとして出すと。
そうそうそうそう。
ベムラー登場。
最初の怪獣、ベムラーだろうなって思うじゃないですか。
思う思う。
そしたら、なんと意外なことにテレスドンだったんで、テレスドンかーいって思ったんですけど、ちゃんと最後ね、この缶の最後でいいところでベムラーが出てきて。
巨大化して戦うと。
好きな人にはたまらんのじゃないでしょうか。
そうですね。あとまあ、なんでウルトラマンって呼ぶのかっていうところもちゃんと言ってましたね。怪獣の脅威に対して超越した存在だと。
ウルトラ。
ウルトラと呼ばれてると。で、ハヤト隊員と合体することでウルトラ超越者とマン、人間が融合することでウルトラマンになるんだと。
なるほど。
これみんな好きですね。こういうのね。
名付けの由来ってこと。
スーパーマン、人間を。お前はマンじゃない。スーパーマンだみたいな煽り食らうこととかよくあるじゃないですか。
というわけでね、ウルトラマン好きな人も楽しめるし。
知らないけどね、面白かったですよね。
っていうことなんで。
楽しめました。
万人におすすめな作品ですね。
今回本編だけじゃなくて、一応読み切りなのかな。おまけついてますね。
21:02
ついてましたね。
ウルトラQ。
ウルトラQ。
ドゥドゥドゥンってやつですね。
あんまりウルトラQは知らないんですよね。
カネゴンとか出てくるでしょ。
そうそう。白黒だけどね。
ちょっと可愛いやつ。カネゴン。ピグモンとか。
ウルトラマンの前にやっていた作品で、テレビシリーズで毎週怪獣を出すという。
意表を成し遂げた作品ですね。
怪獣とか見ると、これ見たことあるわっていう怪獣とかちょこちょこいるよね。ウルトラQって。
そうかもしんないですね。カネゴン。
ピグモン。
ピグモンじゃなくてガラモンなんだけど。
ピグモンじゃないの?
見た目一緒だけどね。ガラモンとか。
ケムール人。
ケムール人知ってる。めっちゃ足早いやつなんですよ。
有名キャラクターいっぱいいますね。
今回もこのウルトラQっていう読みっきりなのかな?の作品は過去編ですね。
過去編でした。
1954年を舞台にしていて、さっき出てきた怪しすぎるイチノタニル。
召喚。
イチノタニル召喚の。
イチノタニル召喚がまだ若かりし頃の。
新入社員の頃の。
お話となってますが。
チビベムラをパリで追い詰めるんですが、そこにフランスの怪獣ハンターが出てきてですね。
昔からこんな人たちがいたんですね。
いたんですね。もう70年近くやってるってことですね。
この人たちが各国間でもっと協力関係を結びましょうよという風に言ってくるんですが、
実はこのうちの一人がどうやら人間じゃなかったようだということが分かって終わるんですが、
つまり今この頃はイチノタニ君はQって呼ばれる組織?
そうですね。また別の組織で前進になるような組織にいたんですかね。
USPの。
USPが統合科学特捜隊って言ってるんで結構ユナイテッドしてるんでしょうね。
いろんなところにくっついたんでしょうね。
その中には人間じゃない奴が混ざってるんだよっていう匂わせの短編ですかね。
ちょっとこれ多分本編にも関わってくるエピソードなんですかね。
そうですね。自分たちの組織の中に人ならざる者がいるという展開が待ってるかもしれないですね。
どうなるどうなるっていうね。
今回本編だとウルトラマンが戦うことになるのは怪獣だけじゃないですか。
宇宙怪獣とか地底怪獣とか。
コミュニケーションできない獣みたいな奴らが相手だったんですけど。
多分ウルトラマン本編って例えば宇宙人とかさ。
あるいは怪獣みたいになってしまった元地球人とかさ。
ジャミラとかさ。
そういうのもやっぱりいっぱい出てくるじゃないですか。
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そういうコミュニケーションできる相手とこのウルトラマンがどう戦うのかっていうのもちょっと面白そうな気はしますよね。
確かにね、宇宙人出てきた時にどうなっていくかっていうのは気になるところでありますね。
宇宙人との関係性って社会的なマイノリティとの関係性とさ、似てきたりするわけじゃないですか。
はいはいはい。
おそらくですけど。
そういうのを考えると、そういった虐げられる立場の人たち。
怪物になってしまった地球人なんてもう典型ですよね。
どう扱うかってすごく難しい問題だし、今風の問題でもあるので。
このウルトラマンがどう対処していくのか楽しみなところだなって思いました。
そうですね。
もちろん面白い話ではあるんだけど、プロローグっていう感じの一作なんで、続きは冬に出るそうですね。
The Trial of Ultraman。
これもいくらでも話を広げていけますもんね。
そうですね。どのくらい続くのかな。楽しみにしましょう。
楽しみにしましょう。
あとですね、ウルトラQだけじゃなくておまけマンガ充実しておりました。
怪獣ステップ。
怪獣ステップ。
統合科学特捜隊広報部制作という。
USPの広報誌が載ってますね。
ちょっと緩めの4コママンガ、4コママンガじゃないけど、1ページ漫画が。
1ページギャグマンガが載ってますね。
なんと、作画はグリヒル先生ですね。
かの有名なグリヒル先生。
かの有名な。
日本人アーティスト。
とてもかわいらしいお話になってますが。
かわいらしく、かつそのUSPのうさんくささも微妙に伝えてくれるっていう、すごいハイコンテクストな作品ですよね。
そうなんだよね。これがさ、統合科学特捜隊の広報として出されているものだって考えると、何やらちょっと不快を見せちゃうというか。
ちょっと裏の意味を読み取ってしまうとかね。
ハイコンテクストですね。
ハイコンテクストでね。
やっぱりこう、一般人を騙そうとしてるんじゃないかっていう。
なんか秘密を明らかに隠してるだろうっていう内容の1ページマンガになってるので。
煙まこうとしてますよね。
そういう意味で非常に読み応えがある。
読み応えがある。
まさにハイコンテクストな作品ですね。
今回ヒロインはフジ隊員なんですけど。
フジ隊員。
これまあ原作というかね、特撮番組のほうのウルトラマンでもヒロインはフジ隊員なんだけど。
名前が違いますね。フジアキコ隊員なんですけども。
フジアキコ。
今回はフジキキさんでしたね。
やっぱりあれですかね、魔女が宅急便する的な。
黒猫連れて宅急便してるあの人。
カラー取ってんのかな。
キキちゃん。
いないよねキキって名前の日本人。
あ、いるか。
あんまり聞かない気がしますけどね。
あんまり聞かない気もするよね。
まあ別にいてもおかしくないかでも。
あと村松キャップ。
27:00
村松キャップ。
これも原作というか、元の作品のほうにもいるキャラクターですね。
今回は主人公たちの直属の上司っていう感じでね。
なんかちょっと武闘派ですね。
怪獣を倒すべし。
やたら武器を持ってるかどうかを。
サイドアーマー持ってるか。
確認してくれる。
口癖みたいにやってるからちょっと面白かったですね。
まあこういうあたりもちょっと違うけど知ってる名前。
知ってる世界とはちょっとずれた平行宇宙的な存在なんですかね。
そうですね。
あと山本っていう男いるじゃないですか。
元。
USPを辞めて寄せ人のようになって怪獣の研究をしてるのかしてないのか。
謎の男なんですけど。
謎の男ですね。
これは出てくるんですか原作というか特作にも。
知らん人ですね。
これは今回のオリキャラというか物語を動かすために作られたキャラクターなんだ。
まあでもこの人のおかげでね。
この人ちょっとやり方はどうかなと思うんですが。
怪獣とウルトラマンの存在を世間に公表するように暗躍したってね。
そうですねこの人がいたからこそウルトラマンを希望の象徴にして人々のマイナスエネルギーマイナスの感情を減らしていこうとしたわけですもんね。
まあでもいきなりね危機を怪獣林檎に。
軽眼で撃つっていうね。かなりエキセントリックな性格してますが。
そのおかげでウルトラマンが社会に受け入れられる土壌をね作り出してくれました。
そうです。
絶対でもこれマーベルですからこの後ウルトラマン迫害される方向に行きますよね。
世間から受け入れられない。
レンガで殴られるレンガを投げられるウルトラマンの姿を目にすることになるかもしれない。
そうね。マーベルっぽさっていうかアメコミっぽさっていうのがねどういうふうに出てくるかってのはちょっと。
そうね。今の段階では特撮のウルトラマンをうまく艦骨脱退してアメコミを落とし込んでるって感じでしたが今後きっとアメコミらしさというかマーベルらしさが何かっていうのはすごく難しいところだけど。
もうきっと増えてくるんだろうね。
なるほど。続幹で行きたいっていうことですね。
先が楽しいだな。
はい、というわけでザ・ライズ・オブ・ウルトラマンでした。
初めて読んだ時はこれ解説書ないのびっくりしましたね。
確かにアメコミにしては珍しいですね。
アメコミって言えばやっぱ解説書みたいなところあるじゃないですか。
あるある。
たまにすげー分厚いの付いてきたりしますけど。
2冊付いてきたりするしね。
キャラの名前とかそのキャラクターがなぜここにいるのかの背景を説明するような部分とかだいたい1冊付いてくる。
緩末にね付いてたりしますけど今回なかったですね。
登場する怪獣もさ、元ネタがあったりさ。
ほとんど元ネタがあるみたいな。
ウルトラ兄弟とかもいたりするからなんかいろいろ欠けそうなもんだけど。
あえてやっぱ外したってことなんですかね。
そうですね。
日本人ならきっと知っているだろうということなんですかね。
はいはいはいはい。
アメリカ人読んでどう思うんですかね。
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アメリカ人向こうの人たちにとってウルトラマンってのはどのくらい身近というか知ってる話なんでしょうね。
ウルトラ兄弟のシルエットとか見てこいつあれだなって。
わかるのかな。
ウルトラマン自体は結構海外でも売れてるってバンダイの株主総会で話されてるらしいです。
そうなんだ。
じゃあ受け入れる人は世界一で受けてはいるんだね。
そうだね。
配信で日本語版と同時に英語版も流してたりするから。
今のウルトラマントリガー。
新しい作品を流したりするから、そういう意味では潜在的な需要みたいなのはあるのかもしれないですね。
じゃあこれからマーベルコミックスの他の作品でウルトラマンが出てくることも。
これはやっぱりアース何々みたいな番号振られてるんですかね。
そうか。きっと振られてるよね。
きっとね。振られてますよね。ウルトラマンがいるアースもあるんですね。
確かに。
逆に特撮の方のウルトラマンもマルチバースシステムを採用してるんで。
なるほど。ウルトラマンジード、私が見たウルトラマンでもそんな話出てきたわ。
そうそう。
次元の壁を壊すとか。
次元の壁を生むってやってるから。そっちから見たらこれはどういう世界なんでしょうね。
なるほど。特撮というか本編というか、ウルトラマンから見てこのマーベルバーウルトラマンをどう扱っていくのか。
映画に出てくるかもしれない。
いつかそのうちに出てくるかもしれないですね。
複雑ですよね。改めて見てて思ったんですけど、ウルトラマンも兄弟何人もいっぱいいるじゃないですか。
そうね。
一番ウルトラマンを筆頭に。当然平行宇宙のいろんなウルトラマンもいるわけで。
はいはいはい。
これ、レッド族とか出てきましたが、レッド族以外も当然いるわけですよね。
そうですね。やっぱり光の国だけじゃなくて、いろんなウルトラマンいますからね。
そういう複雑な設定を考えると、アメリカでの、海外での受け入れられ方はちょっと気になるところですね。
我々がマーベルコミックスを見ると同じくらい分かんないなって言われてるんだりもするのかな。
かもしれないね。
海の向こうのファンについて考えちゃいましたね。
同じウルトラマンなのに、なんか違うみたいなことあるもんな。
そんなことあるの?
なんとかスペースのアースみたいなもんね。
なんとかスペースのティガーみたいな。
あー、ただのウルトラマンティガーじゃなくて。
この宇宙のティガーみたいな。
へー。
あとヤコシ、中道があったりとかね。
ウルトラマンのこれは服だったってことですか?
いやそうじゃなくて、誰が変身してるかっていう。
あーなるほど。ややこしい。
あとウルトラマンってさ、人間が変身したりさ、宇宙人っていうかそのものだったり。
33:00
ウルトラマン本人が地球人に化けてるっていう。
パターンもあれば地球人と体を共有してるパターンもあったりとか。
意外と複雑だよね。
確かに。
なんとなく受け入れて自然と今回も読んじゃいましたが、ウルトラマン全然知りませんって人が読んだら結構ビビるかもしれませんね。
かもしれないですね。
マルチバース、作品というかシリーズが続いていくとさ、どうしても設定は複雑になっていってさ、世界観膨らんでいって、マルチバースにして飾るを得ないのかもしれないね。
新しいファンは取り入れなきゃいけないけど伝統とか前のキャラを守らなきゃいけないってなると、多元宇宙が一番、マルチバースが一番スマートな方向なのかもしれないね。
55年もやってるわけだもんね。
去年も地球滅亡しそうだったじゃんってなるもんな。世界観を一緒にしちゃうとね。
またかよってなるもんね。
今やってる機械戦隊、ゼンカイジャー、戦隊ヒーローも平行世界でいろんな宇宙があるんですよ。そのいろんな宇宙を支配してきたトジテンドっていう敵組織です。
へー。
だから45の戦隊もそれぞれの宇宙、それぞれの世界にいるっていう。
過去45周年だから45年分の他の戦隊たちは全て別の宇宙の存在だったと。
そうそう。これも難しくてさ、35周年の時にはさ、35戦隊目の時はさ、海賊戦隊ゴーカイジャーっていうのをやってたんだけど、この世界観はみんな同一の世界にいたことになってるんですよ。
あー、なるほど。ややこしい。
じゃあその今やっている戦隊の45の宇宙の中にはそれぞれもあるんだ。
ゴーカイジャーの宇宙は今までの戦隊みんないる宇宙なんだけど、それとは別にそれぞれの戦隊がいる宇宙とかいうのがあるんだろうな。
ややこしい。
すごいな。
マーベルとかDCは複雑だって思ってたけど、日本のコンテンツも十分複雑なのもありますね。
まあ、まだいいよね。2021年だから。これが2221年になった時だよ。
どうするんでしょうね。
どうするんだろうね。
どっかで収集をつけるんだろうか。
いやー、まだウルトラマンとかやってたらさ、もうわけわかんないよね。250年分のウルトラマンが。
その頃には三逸しているヒーローもいるかもしれないね。資料がなくなっていて、スーツしか残ってないとかね。
客演した時のカエだけあって、どういうキャラクターなのかわからない。
現実物語とかさ、昔の古典作品とかあったりするよね。
ここに勘があったとされている。
でも誰も知らないみたいな。
いいねー。
そうなってる時代もあるかもしれない。
36:00
あるかもしれないね。
まあ、そういうわけで。
そういうわけで。
これからも読み継いで。
これからもヒーロー応援していきましょう。
はい、いきましょう。
番組へのご意見・ご感想は、
ハッシュタグ、ほうやくあめあられをつけて、ツイッター等でつぶやいていただくか、
メールをいつでもお待ちしております。
メールアドレスは、
あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com
こみはcomi、あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.comです。
ぜひこの新刊を読んだ感想とか共有したいなと思いますし、
確かに新刊出てる今だからこそできるとも言えるでしょうしね。
そうですね。
あとまあ、やっぱ夏はウルフェス。
ウルトラマン?
ウルトラマンフェスティバル。
ウルトラマン祭り。
ウルトラマン祭りっていうイベントが池袋で毎年やってるんですけど、
昨年はこの状況下でやらなくてですね、
あらあら。
今年はウルトラマンフェスティバルじゃなくてですね、
ウルトラサマーエキスポみたいな名前に変わりまして、
ウルフェスなくなっちまったよ。
あら。
ウルサマっていうらしいですね。
ウルサマ?
ウルサマ。
サマーフェスティバルだから。
今実はウルトラマンのサブスクがありまして、
つぶら屋イマジネーションって言うんですけど、
このお話の続き、
ザ・テイルズ・オブ…じゃなかった。
ザ・トライアル・オブ・ウルトラマンですね。
このサブスクで配信されるらしいんですよ。
あら。
じゃあ買わずともそれで見れちゃうってこと?
そうですそうです。
月額が500円くらいだったと思うんですけど、
ウルサマのチケット割引がサブスク入ってるとあるんですけど、
その値引き率が500円くらいなんで。
なのでウルサマ行く人は入ればいいと思うんですよ。
なるほど。
ウルトラマンのエキスポを見れて、かつ新刊も読めると。
そういうことです。
動画も見放題だし。
すごい。
つぶら屋いろんなことやってるんですね。
というわけで、電子で読むのも大きなものだと思いますので、
みんな読みましょう。
みんなで買って読んでいきましょう。
そう、翻訳アメコミ一緒に盛り上げていきましょう。
ということで、また来週。
また来週。
さようなら。
さようなら。バイバイ。
バイバイ。
表紙かっこよかったですね。
これね、アレックス・ロスですね。
アレックス・ロスって何の人だっけ?
キングダムカムに書いてた。
すごく写実的な絵を。
緻密で写実的な絵を描く人ですね。
なるほどね。
いつものアメコミと同じように、
刊末にバリアントカバーシューが。
結構載ってましたね。
載ってますが。
日本の翻訳版も店舗限定かな。
この前紹介したブリスターコミックスとか、
39:00
そういうアメコミ展望店みたいなところで買うと、
別バージョンのカバーも発売してるみたいですね。
実写かな。
写真ですかね。
ウルトラマンの第1話だよね。
ウルトラマンのAタイプと
ウルトラマンが戦ってるカバーが売ってるみたいなんですけど、
なんかいろいろ向こうでもバリアントカバー出てたみたいですね。
日本の作家もいっぱい参加してますね。
名前を見ると。
例えば、後藤正幸。
ウルトラマンのデザインとか、
最近のウルトラマンのデザインをやってたりするよね。
あとは、楓悠司。
楓悠司。
怪獣だのアナグラムになってまして。
はー。
日本一の怪獣絵師ですよ。
えー。
とかね。
あったりして、なかなか。
そういう絵の絵が好きな人、絵のファンっていう人にも楽しめるところがあるんですね。
でもやっぱりこの、
ウルトラマンの肩にスパイダーマンが乗ってるバリアントカバー。
これいいっすね。
わくわくしますよね。
完全に表紙詐欺ですけどね。
わかんねーか。
いやまだわかんないです。
まだね。
これからこれから。
権利どうなってるかわかんないんですけど、
今後なんかこういうイベントとかでウルトラマンがマーベルコミックスにスッと出てくるとかってあり得るんでしょうね。
スッと出てきてもね、おかしくないですよね。
ちょっと楽しみですね。
確かに。
見てみたいマッチメイクがありますね。
ソウ対ウルトラマン。
あーいいねー。
巨大化するヒーローたちで戦わせるとかですかね。
いいっすね。
結構ギャラクタとか戦ったりしてね。
面白い。