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私の記憶が確かなラマ。この番組は毎週一冊の邦訳アメコミを紹介しています。
はい。懐かしいだろ? わかんない。なにそれ。嘘だ。やっぱ平成の間、
冷凍されてた。組織に冷凍されてただけあるな。 コールドスリープしてたんだよ。料理の鉄人だよ。
神奈川県氏がさ、私の記憶が確かなラマってさ、番組が始まって。 あれか、なんか二人の一流料理人が料理を作って競い合う。
どっちの料理ショー的な。 ちょっと違うけど。
まあそう、料理バトル番組ですよ。 思えば平成って、結構そういう料理のあれあったら、どっちの料理ショーもそうだし、
あとあの、津上剛主演のフードファイトってドラマありましたよね。 あったあった。大食い自体めっちゃコンテンツで売れてたよね。
あったよね。ジャイアント素人みたいな。 あーいたいた。学校で真似したりとかあったよね。
めちゃくちゃ怒られたわ。 そんな90年代キッズの思い出ね。
あーなるほど。確かに90年代ってそうなのかもね。 食欲が支配した時代。
はい、というわけでですね、今週のテーマはゲット二郎ですね。 かの有名なゲット二郎。
バーティオコミック。 だからまあマーベルでもDCでもないんだけど、まあでもまあまあちゃんとね大きな
出版社だし、 日本に来てね公約されるほどの作品でしたよ。
いやーこの作品ね、この話を聞いている人はおそらくゲット二郎読んだことない人がほとんどだと思うんですけど、
マジで面白かったですね。 正直最初の期待値すげー低かったんですよね。
どんな話かっていうと、そう遠くない未来のロサンゼルスを舞台に二郎と呼ばれる一流の寿司職人が、
なんというか、何をするんだ。 まあ戦いを繰り広げるっていう話ですかね。
もう見るからにB級っていう。 表紙の絵とかもさ、やばいじゃないですか。
そもそもタイトルゲット二郎だからね。 めっちゃでかい寿司をバックに包丁を持った日本人がこちらを睨みつけるという、
全く花のないデザイン。
これはねー、あのまあいわゆるハリウッドがよく描きがちな、なんちゃって日本人か。
とんでも日本描写の。 ああいう系の作品だと思いきや。
なんだちょっとそれをバカにするつもりで読み始めたぐらいだったんですけど、どうしてどうして。 いやもうねそれを遥かに超える。
傑作。私今年に入って読んだSFで一番面白いかもしれない。 これをSFだと思ってるの?あれこれSFじゃないのかな。
SFか、まあSFだな。 最初に舞台設定説明しておきます。それほど遠くない未来、ロサンゼルス。
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またはそれっぽいところ。食文化によって完全に支配された世界。 他にはほとんど何もない。
スポーツ、映画、音楽業界はすべて崩壊し死に絶えた。 そしてシェフは新たな権力となった。
というストーリーですね。 そうですね。なので食以外の娯楽が全て絶滅した世界で、
街をもうシェフが牛耳って言うね。 その街に新たらしいシェフとして寿司職人がやってくると。
SFでしょ。少し不思議なお話。 サイエンスフィクションじゃなくてね。
やっぱり良いSFって、普段我々生きている日常生活をちょっとずらした作品がやっぱり良いなって思うんですよ。
人が牛を食べるんじゃなくて、牛が人を食べる世界とかさ。 はいはい。藤子F藤代のミノタウロスのサラですね。
性欲と食欲の対する周知心が逆転しちゃった世界とかさ。 それも藤子F藤代のSF短編集に載ってるやつじゃん。
ああいうのが名作だと思うんですよ。 これもそうじゃないですか。
今まで私たちが生きている世界の中で、食欲にまつわる産業以外が全てなくなったらどうなるのかっていう。
少し不思議なお話。 途中でカラオケ出てくるんですよね。
カラオケも多分我々が知ってるのとは違う楽しみ方なんだろうね。 だからそういう手塚治虫じゃねえや藤子F藤代っぽさがめちゃくちゃ感じたな。
いやそれはないよ。 本当?ある?
私は少し不思議なSF感を味わえたな。 なるほど、なんかあれですね
クエンティン・タランティーノっていうかさ、そういう感じのあれは思いましたけど。 暴力描写とかかなり過激だしね。
いやでも本当にねなんでこれがまだ映画化されてないのかと思いましたよ。 本当にそうだね、ストーリーもコマ割りもすごく映画的だしね。
そうだね、かなり映画的な作品だと思いましたね。 寿司王子なんか映画撮ってる場合じゃないですよ。
ゲット二郎だろと。 寿司王子って久々に聞いたな。誰が主演だっけ?
堂本光一くん。 光一くん、いつの作品?
えっとね今調べたところによると2007年です。 私がちょうど東民から目覚めた時期ですね。
2007年か。 自意識を持ち始めた時期にやっていたコンテンツです。
その上から平成を行き始めたんですね。 それどころじゃないですね、やっぱりこれ本当に面白かったですね。
じゃあ本日は皆さん、ゲット二郎をですね紹介しますんで。
まあそういうなんつーの色物、極物的な作品だなって感じがしたから、てっきり薄いかと思ったら
届いたら結構な厚さあってビビりましたね。 アマゾンで私買ったんですけど袋から開けた時の重さたるやね。
めちゃくちゃ分厚いじゃんと思って。
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ちょっとじゃあ今日話聞いてもらって、これはいいかもしれないと思ったら是非買ってみてくださいね。
本当にまだ新刊で買えると思うので。 後悔はしないと思いますんで。
ぜひぜひ今日はゲット二郎をやっていきますんで、名前だけでも覚えて帰ってくださいね。
本当にオススメです。始まるや否やね、さっき話してたように舞台は近未来のロサンゼルスで、職が一番すごい
最も大きな産業として、ということでね。 わかりやすく言うとトリコ的な世界観ですよね。
わかるわかる、ジャンプでやってたね。 まあただ、
どういうテイストの作品かっていうのがですね、冒頭で即わかりますね。 まず二郎はですね
だいぶ格差のある社会なんですよね。 そうですね、フード格差があるんですよね。
壁に囲まれた中の清潔なところには一流のレストランがあり、その外側はもう
ごちゃごちゃで全然整備されてなくて、よくわからない無国籍料理というかタコス屋の屋台みたいなのがあったりとかして、
ろくなもんじゃないんだが、そこに二郎の構えている寿司屋があり、ここは評判がいいんでね。
だから壁の中の客もやってくると。 で、二郎のところに行って寿司を頼むんだけど、
ここに来た客がですね、シャリを、 わさびを溶いた醤油につけて食べるんですよね。
いやぁ、けしからんですね。 もうこれでですね、二郎ぶち切れ。
「ヘイシェフ、カリフォルニアロールある?俺あれ大好きなんだよ!」とかって言った瞬間、スパンと首を切られます。
いやぁ、これね本当に面白い。やっぱり。 私がすごい気に入ったのがその倫理感とかもうすべて料理が中心になっているのが本当に天才だなぁと思ってて。
だからSFなのか。 カリフォルニアロールを注文するような奴は首切られてもしゃーないんですよ。
そうですね。その後警察が来るんだけど、なんかまあ人が死んでるなと。
これで今月これで3回目だ。 寿司エチケット違反だろうってね。
いやぁ、エチケット違反はしゃーないよ。殺されても。 しかもこの首をスパッと切られた奴が、
最後にだから二郎の握った寿司を食ってるのに、満面の笑みで首が転がってるんですよね。
いやぁ、いいね。 まあ、高校のウェブページまで読んでなるほどこういう世界観かどういう系だなっていうのがわかる。
素晴らしい導入ですね。 食欲がすべてだからさ、格差社会の描き方もその料理で描いてくるんですよね。
そのやっぱりジャンクフードとかを食べてる奴が多いんですよね。壁の外側。
だから金持ってる奴は一流のレストランによって一流の料理が食べられる。 でも壁の外側にいる奴らは例えば家でご飯を作って食べたり、
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あるいはポテチ買って食べたり、ジャンクフード買って食べたり、これが壁の外側、格差のある社会なんだ。
太ってる奴なんかをすごく馬鹿にするところがあるんですよね。 そうだね、ありましたね。
やっぱ食生活が悪いから。食生活が悪いってことは質の低い娯楽しか楽しめていないから、人間としてのステージが低いみたいな感じになってて。
その食欲だけ残ってそれが滅びた世界っていう設定に基づいて、街の作りとか、人間の描き方とかが全部組み立てられてて、
なんかすごい誠実なSFだなって。
まあそうですね。 いわゆるオリエンタリズム的な、なんかとんでも日本描写。
寿司、ヤクザ、忍者、天ぷら、相撲、魚体盛り、温泉みたいな。そういうのじゃない形でオリエンタルな雰囲気を出しつつも、それを批評していくみたいなストーリーで。
そうかな? いや、マジですかね。
オリエンタリズムっていうのは、まあエドワードサイドっていう人が言った、いわゆる異国趣味とか東洋趣味とかって言葉だよね。
まあ西洋の人たちが自分たちを中心として考えて、その異国の文化っていうのを消費しているっていうことを批判した言葉ですね。
神秘と不思議の国、日本みたいなね。 ノックスの十回っていうさ、探偵小説でやっちゃいけない10個のルールみたいなやつの中にも、
中国人を登場させちゃいけないっていうのがありますよね。 あれは中国人っていうのは、なんかまあその未知の薬とか、
超能力的なものを使ったりするから、それを出すと、推理小説が成立しないからっていうような。
今はだんだんと薄まってきたのかもしれないが、そういう西洋から見て、
変なところ、自分たちは違うところ、なんかよくわからないところ、みたいな路線があったわけだよね。
論理的じゃないとか、感情的だとか、不思議だとか、保守的だ、みたいな勝手なイメージを引き付けて消費してた。
そうじゃない、俺たち西洋文明は理性的だし、すごくロジカルに物事を考えられる素晴らしい人間なんだっていうね、裏返しでもあるからね。
それ言ったらこの作品めちゃくちゃ偏見でできちゃいますけどね。 秘評的だなって思ったのが、この二郎と戦うことになるシェフたちがいるじゃないですか。
これは2グループいるんですけど、一つが巨大資本を利用した、レストラン共同体みたいなやつですよね。
コングロマリットですね。
世界中からたくさんお金を使って最高級の食材と最高級の料理に集めて、金儲けをしていると。
フードギャングですよね。
これもすごいヨーロッパ的な巨大資本主義批判的な部分はあるよね。
もう一つが、超ヒッピーの集団ですよね。
菜食主義ですね。
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健康志向、地元志向、共産主義者、同性愛支持、反消費社会、農民、そしてヒッピーで構成したレストラングループ。
これもボロクソになりましたね。
私たちを幸せにしようとして、私たち全員を殺す奴らだって言われてましたね。
これもカウンターですよね。
いわゆる巨大資本に対するカウンターとして、もっとみんな地元に密着した生活をしていこうじゃないかっていう、今でもある対立だけどさ。
その両方がいかに勝つかっていうのを繰り返し描いていくので、日本の寿司職人をネタにしつつ、西洋文明的なネタもうまく取り入れつつ、全てをちょっと小バカにしている感じが。
全方位バカにしてますね。
めちゃくちゃ好き。
やっぱりバカにするの大事だと思うんだよね。
やっぱり最近さ、どっちかって言ったら、そういうリベラルな価値観とか考え方ってあんまり批判できないというかさ、あるじゃん。
カウンターも最近ちょっと出つつあるもんね。
やっぱりそれおかしいんじゃないの?みたいな。
という中でね、もうめちゃくちゃバカにしてますからね。
全てをバカにしつくす。大好きです。私そういうの。めちゃくちゃ刺さりました。
そうですか。
ということでね、街を支配している巨大なシェフ2人。
1人はボブ。これが超巨大資本の元に、もうその食材の流通とかも牛耳っている人ですね。
もう1つがロース。こちらは地元志向、健康志向で、かなり極端な共産主義者というかヒッピーですよね。
こちらもそれなりの規模を持っていて、この2つがロサンゼルスの街を2分していると。
そんな中、流れてやってきた二郎がいてですね。
2人はこの二郎という素晴らしい料理人を何とか自分の陣営に入れたいんだということで、接触を図ってくるわけですね。
この構想は完全に黒沢明の用心棒ですよね。
ある宿場町を舞台に2つのヤクザ組織がいて、そいつらがやってきた用心棒の侍を取り合って。
今回二郎がやることも、その料理人への対立をどんどん煽っていくんですよね。
お互いが攻撃を受けたかのように見せかけて。
対立を煽っていって、構想を激化させ。
最終的にはロサンゼルスの人たちのために行動していたということもわかるんですけど、
用心棒と全く同じですよね。
多分なんだけど、日本文化が好きな人が、ちゃんと理解のある人が描いた作品なんですよね。
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二郎はめちゃくちゃ入れ墨があるし、後にヤクザの息子だったことがわかったりもするんですけど。
使っている包丁も鎌倉時代の東高が売った吉光雄らしいとか言ってて。
ハリウッドとかが描く勘違いし腐った日本じゃねえかって思ったんだけど、魚の捌き方の描写とかめちゃくちゃちゃんとしてるんだね。
これ最近私が読んだ本に書いてあったんだけど、リアリティを生み出すコツって色々あるんだけど。
一つとして、本当っぽい嘘と嘘っぽい本当を混ぜていくんだと。
めちゃくちゃの嘘と小さな本当のことを混ぜることで、リアリティが高まってくるんだみたいなやつがあって。
これを読んでいると、めちゃくちゃ嘘だよ。
めちゃくちゃ嘘じゃないですか。二郎の服装とか半裸で料理するっていう。
どういう日本イメージ?サムライのイメージなんでしょうね。
着流しみたいなイメージ。
衛生関連ぶっ壊れてるだろうっていうのとか、包丁の刃渡りが異常に長いみたいな。
だから包丁で人の首切れないですからね。
でも一方で、例えば魚の捌く描写で生け締め、神経締めですよね。
脊髄に針金ワイヤーぶっ刺して、下肢状態にすることで鮮度を保つっていう。
実際に日本で当たられることだけど、実はアメリカの読者に見たら、こんなのあんの?って思うところだと思うんですよね。
どうなんだろう。やっぱりそうなんかな。
神経締め知らないんじゃないかな。
そうだよね。だって別に日本人だって知らないんじゃないかな。
そういう本当のことをちょっと入れているし。
あとは後半出てくる原爆マグロの話とかあるじゃないですか。
これも実際、被爆したマグロを築地市場の地下に埋めてたっていう話が日本でもある。
地下地市場には今でもマグロ塚って使われているけど、それを元にしているエピソードじゃないですか。
なるほどね。
そういうものすごく日本に詳しい人が、あえていじりをしている。
そうなんだよ。わざとやってるんだよなとはね。
その辺がすごく魅力でしたね、私としては。
なんかマグロ包丁っていうマグロを解体するときに使う。
よく解体ショーに出てくる。
まじで長い刀みたいに使ってますよね。
包丁を振り回しちゃいけませんって言われなかったんですかね。
ひでえものですよ。
なんだけどまあわざとですよ。
わざとですね。
こういう世界を描きたかったんでしょうね。
食欲が世界の中心にあるからにはそうなってしまうのかな。
あと、ワカンダフォーエヴァのお話をラジオで言ったときもそんな話したと思うんだけど、
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オリエンタリズムっていうか、西洋の人たちが見た西洋以外の文化っていうのはどうしてもちょっと正しくない理解ですよね。
偏りはどうしても出ちゃうよね。
当事者性を描いたやつを描き方してた。
それ批判されることもあるじゃないですか。
あるある。
実際に日本人として生きてる私はさ、ハリウッドが描く謎の日本大好物だよね。
ああ、そこ難しいとこだよね。
ブレッド・トレインだっけ?めっちゃ面白かったじゃん。
面白かった。新幹線を舞台に、機関車・トーマス大活躍でしたね。
あれもね、間違い分かったよね。
間違い分かったけど、面白かった。
ウルバリン・サムライも大好きだよ。
ああ、そうね。難しいよね。
歴史的なことを考えると、そういうオリエンタリズム的な誤解と勘違いのせいで、
植民地支配とかが正当化されてた歴史もあるから、
本当に怒る人もいるんだろうなってことはわかるんだけど、
面白いのはまた別だもんね。
それを一方で、ネオン街でヤクザと忍者が戦ってるとさ、ポッてなるよね。
見たことないけど、見たいし、あるだろうなって思うよね。
そうね。雨が降ってる日の街の写真とか撮ってさ、
ちょっと青っぽく加工してさ、
ネオンがちょっとキラキラする感じでね。
これぞ日本って思うよね。
実際見たことないけど、めっちゃ日本っぽく感じる。
いやー、わかんない。ひねくれてるな。
我々はあんまり伝統とかに関わりがないから、
あんまりあれなこと言っちゃいけないのかもしれない。
一周回ってそういったものに日本性を感じるようになってしまってるのかもしれない。
とんでも日本から日本について学んでるところあるからな。
語楽がやっぱり食欲しかないからさ、
やっぱり食へのこだわりってみんなすごく高いじゃないですか。
この二つの陣営の戦いもさ、どんどん激化していってさ、
血で血を洗う大抗争になってくるんですけど、
やっぱりその中でも、この二郎の活躍っぷり。
これやっぱ個人的にはハマりましたね。
二郎はあくまで料事をたたきつぶして、食材の流通を自由にして、
街の人たちがおいしい料理を自分たちで作れるようにしようという価値観じゃないですか。
だからもちろん暴力も振るったりするんだけど、
一番有効な手段として使うのが、
小手先の技っていうのが結構好きです。
例えば、ローズ陣営。
ヒッピーの集団ですね。
彼らはどういう攻撃を仕掛けるかっていうと、
まずは彼らが肉を実は隠れて食べてるっていう動画を撮影して、
隠し撮りしてシェアする。
語楽の中心が食だから、食で裏切られた。
再職者権を売りにしてる奴らが実は肉食ってたってことに対する民衆の怒りはすごく高いわけですよ。
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あいつら、なんて奴らだ。ひどい奴らだ。
まず民衆の支持を失っていく。
と同時に、もう一つのコングロマリットの方。
ボブかな。
ボブ陣営に対しては、あなた方の味方をしますと。
つきましては、めっちゃうまい肉を食わせるということで料理を作ってあげるんですよ。
でもその料理がすごく美味しい料理で特別な料理だから、食べ方のマナーがあるんです。
それは味に集中するために目隠しをして、何も見えない状態でご飯を食べてください。
これは、昔神父が自分の暴食の罪を神から隠蔽する習慣に由来すると言われています。
これ本当っぽい嘘ですよね。
めちゃくちゃ嘘だよ。
みんな目隠して肉を食わせる。
目が見えない。
そして肉を食ってるから声が出せないという状態にして、後ろから全員の首をかっさばいていく。
そしてその攻撃が実は相手のヒッピーがやったんだという証拠を残すことで、今度はお互いの対立をさらに煽っていく。
こういう単なる暴力だけじゃない絡めてを使いながら、両陣営を破滅に導いていく。
二郎めっちゃいいな。意外と知性派だな。
いや結構雑だったからすぐ二郎がやったことがバレてますけどね。
ただこの作戦のおかげで火がついちゃうんですよね。
街にはやっぱり食材が手に入らないことで怒りを抱えている分断された仮想の人たちがいるので、この人たちがこの混乱に乗じて立ち上がっていくと。
一方で内部のね、先ほどの肉を食ってるシーンを拡散したのは実は内部の犯行なんだみたいなことを思わせておいて、組織の弱体化を図ったりとか。
確かに知性派ですよね。
食料倉庫に肉の缶詰を隠しておいて、実は内部に肉を食ってる奴がいたんだと疑心暗鬼にさせたりとか。
本当に死んでるみたいって言われるぐらいボコボコにされるんですけど。
このボコボコにされるシーンも良くて、もちろん単純にボコボコにされるのはそうなんだけど。
完全プロテインフリーの肉の代用品を食わされるっていう。
拷問も食にまつわる拷問なんですよね。
という拷問。
まずい米を食わされるという拷問。
お前が全く知らないような畑で採れた米だって。
機械が握った寿司をライスを下にして食べさせる拷問とかね。
これのセンスやっぱり素晴らしいと思ったね。
それが拷問になる世界観なんですね。
この枠がこれしかなければそうなってくるのかもしれないね。
そういう変なリアリティがあるのが私すごく気に入ったな。
こういう世界ならこうなのか。
ちゃんとロジックの組み立てができていて、こういう世界だからこうなるのも仕方ない。
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だからこうなるんだっていうふうに。
一個ずつ積み重ねていっている気がしてよかったな。
あとめちゃくちゃ人の首が切られますね。
やっぱ日本人首切るから。
そうなの?
これもそういう日本人のイメージなの?
わかんないけど。
でも切った首を棒に突き刺して民衆が街を練り歩くシーンなんかは。
デビルマンですね。
中心蔵っぽいなって思った。
中心蔵ってこんな感じなのか?
デビルマンなのかな?
いや知らんけど。
というね、このなんていうか。
やっぱストーリーだからちゃんとしてますよ。
連回ちゃんとしてますし。
あとはこの奇妙な世界観ですよね。
リアリティが。
異常なまでのリアリティがあるシーンがあるんですよね。
そうそう、こうと向けるだけじゃないんですよね。
わけわかんない世界観なのに、
料理シーンなんかは特にリアリティがありますよね。
ちゃんとグルメマンガしてるんだよね。
街のレストランで血詰めのソーセージを食うシーンとかね。
ポトフじゃないか。
美味しそうにポトフ食べるんですよね。
二郎ご飯食べるシーン、めちゃくちゃいい顔してます。
普段結構厳しめな顔してる。
敵陣営に行って美味しいもの食べさせられてもやっぱ嬉しい顔がするんでね。
料理を愛してるんですね。
料理が大好きな人なんですよね。
今紹介した近未来のロサンゼルスのお話。
これはゲット二郎という作品で。
この本にはもう一編ね。過去編というかオリジンが。
エピソード0がありますね。
その名もブラッド&寿司。血と寿司ですね。
こっちの方が私はタランティーノっぽいなって思った。
こちらは二郎がロサンゼルスに行く直前のお話で、東京での出来事を描いてますね。
これもまためちゃくちゃ偏った日本描写ですね。
だっていきなり原発の放射能で突然変異の怪獣みたいなやつがリーグに打ち上げられてるシーンから始まりますもんね。
東京といえば怪獣っていうことなんですかね。
これ何年の作品?
今調べたことによると2012年。
やばいだろう。
そういうことか。
そういうことですよ。
あとさっきもチラッと言ったけど二郎はヤクザの息子。
もちろんね、ジャパニーズヤクザですから。
みなさん刀を携えて。
必ず持ってるし、宴会の最中に襲うっていうのもヤクザあるあるですよね。
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あとすごいカウンターの焼き鳥屋みたいな。
ねえよっていうお店が。
この部屋はタナンティーノっぽいなって思っちゃいますね。
二郎はヤクザで仕事してるんですけど、兄弟と同じ仕事をしてるんですよね。
兄弟と一緒に4人組のチームで行動してるんですけど、
このチームのメンバーさ、全然本編では紹介ないんですけど、
すごく個性が際立ってて、良いチームっぽいよね。
いくらでもストーリー作れそう。
二郎兄弟と、ちょっと小柄でサングラスをかけたお兄ちゃんと、
体のでかい坊主のお兄ちゃん。
ありそうだな。
お兄ちゃんなかなかいいキャラしてるんですよね。
異母兄弟なのかな?
お母さんが違うと。
お兄ちゃんはかなりヤクザの仕事について、
お父さんの後を継ぎたい?組長になりたいということで、
暴力性がかなり高いタイプのお兄ちゃんですね。
名前はイチゴ。
二郎とイチゴってことですね。
イチゴって名前の人、死神大公以外にいる?
ヤクザでイチゴって言ったらめちゃくちゃ怖いけどね。
めっちゃ怖いけどね。
怖いですね。
地揚げ2が、
地揚げじゃねえや。
三日寝寮を取って生活しているような感じなんですけれども、
明らかに歌舞伎町っぽいところ。
正面横丁って言ってるじゃないですか。
三日寮っていう言葉が出てきてびっくりしちゃいましたね。
新宿近辺で活動しているそうです。
そしてこのヤクザ一家は新宿を、この街を支配しているみたいなことを言ってましたもんね。
すごいコッテですね。
すごいコッテですわ。
お兄ちゃんはそういうヤクザの道をひた走っているんですが、
ちょっとやっぱり組織の上に収まる器じゃないということでね。
お父さんは実は自分の後は二郎に継がせようと思っているんだっていうね。
これもまたベタベタな展開でございますね。
兄弟のすれ違いですよね。
兄弟として仲いいんですもんね。
やっぱりこれグルメ漫画の強みだと思うんですけど、
兄弟で食事をするシーンとかたくさん入れられててさ、
ご飯を食べたりそこでの会話とか、
つまりこの絆はちゃんとあるんだけれどもっていうすれ違いがより際立つよね。
なるほどね。
二郎はやっぱり味を知っているので、
おいしいお店にお兄ちゃんを連れて行ってますね。
店の案内は任せろみたいな感じだもんね。
あとまた、この二郎は組から足を洗ってというか、
そっちの道じゃなくて寿司職人になりたいんだと。
ということでお兄ちゃんとかには黙って夜な夜な師匠のところに行って寿司を教わってるんですね。
これがまたね。
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いいね。
やっぱり日本のイメージこんな感じなのかなっていうね。
厳しい指定関係。
シャリを炊くことだけを2年間繰り返してやると。
で、出来てないということでやり直されると。
もう2年もやってるのにっていうね。
もう一度って。
こういうのあるよね。こういう料理番組なかった?
料理番組?
ラーメン屋になりますみたいな。
あーガチンコ?
ありましたね。佐野実だっけ?
ラーメンのお兄がスープ捨ててましたよね。
あれってことだよね。
それってことですね。
じゃあ現実なのかこれ。
リアリティあんのかよ。
リアリティあんのか。
寿司職人も大変だな。
ただこの師匠がですね。
ヤクザに襲われて指の骨を折られ。
まな板にションペンをぶっかけられ。
なんだと?
もう引退を容疑なくされてしまうんですね。
包丁で首切るのはいいけどまな板にションペンはダメなんだっていうのはちょっと思った。
その辺はやっぱあるんだなって。
確かに。
違いがあるんですね。
我々にはある。
分からないところだけど。
でもまあ最初のお話に出てきたね。
鎌倉時代の陽子光の手による技物の包丁。
師匠から受け継いだものだってことがわかりますね。
この師匠がまたいいキャラしてるんですよね。
もうだって最後いいところ持ってきますしね。
確かに。
まあいわゆる無口で厳しいザ・ヘンクツ師匠って感じですけどね。
まあいいんじゃないですかね。
抑えるところを抑えつつって感じですね。
はい、というわけでゲット二郎でした。
この後ね、お兄ちゃんが組の権力を下に暴走し
二郎は兄と戦わざるを得なくなって
そして最終的にはカリフォルニアに行くことになるんですけど。
いや本当に面白かったですね。
もっとみんなに読んでほしいなこの作品。
激プッシュしましょうよ。
激プッシュしたいわ。
皆さんぜひぜひ読んでみて感想を聞かせていただければなと思います。
想定する読者層が謎っていうのはあるかもね。
思った。
あの本当面白いんだけど。
誰にどう進めようかって言った時に。
難しいよな。
難しいよね。
いわゆるアメコミファンって大部分はヒーローコミックファンとか。
スーパーマン、マットマン、好きですっていうかボリュームゾーンだもんね。
MCUに出そう。
それだ。MCUに出ればいいんだ。
MCUに出そう。
寿司キャラ。
寿司キャラ、ゲット二郎。
マーベルシネマティックユニバースにゲット二郎参戦。
参戦。
コミコンで発表されるかもね。
東京コミコンで。
まあでも、実際、参加したら参加したでそこそこ戦えそうな。
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そうね。
料理キャラだからね。
仲間へのバフ効果とかあるだろうからね。
おいしいご飯を作ってみんな元気になりましたみたいな。
そうですね。戦闘力も高いし。
戦闘力も高いし。
包丁で人切るっていろいろ怒られが発生しそうな気もするが。
ああ、そうね。
怒る人はマジで怒るかもなとはちょっと思う。
そうですね。思想的な部分的にもですね。
もしかしたら怒る人は怒っちゃうかもしれない。
進めづらいんだよな、面白いのに。
そういうシニカルなところが好きな人はめっちゃ会うかもしれないですね。
確かに。
ということでね。
日本じゃなかったら、アメコミはね。
ヒーローコミックが多いイメージあると思うんですけど。
ちゃんと料理漫画もあるんだぞって。
グルメコミックですからね。
これはグルメコミックで言うね。
意外だなと思ったのは、料理対決は一切ないんだなって。
確かに。
それぞれ料理作るんですよね。
それぞれ料理作るんだけど、料理で優劣つけようぜってのは一個もないんだよな。
料理はやっぱどれも素晴らしいものなんじゃない?
ああ、なるほどね。
料理っていうもの自体が。
そっかそっか。
そこに優劣はないっていう。
寿司とフランス料理とイタリア料理で競うとかってことじゃないだろって。
戦闘力の高さが大事なんだと。
政治力、資金力、戦闘力でね。
戦うべきである。
戦ってますけど。
料理は全て価値がある。
確かにね。
そう考えるとそっちの方が正しいわ。
なんでもかんでもこう、料理バトルで話し進める方が。
そうね。優劣つけれーっていいことないからね。
でも日本の料理漫画って結構やっぱ、
すぐね、トーナメントとか始まりますよね。
おおー。
あんまり私料理漫画知らないかも。
あ、本当に?
うん。
私ね、今、ことぶきエンパイアって、
それこそ寿司漫画を読んでるんですけど、
すごい面白くて、
今、新人トーナメントみたいなやつやってるんですよ。
新人じゃねえか。
日本一の寿司職人を決める。
日本一寿司トーナメント。
トーナメントなんですよ。
これがまたね、大面白いんですわ。
未来寿司わかる?
未来寿司?
なんつうんだっけな。
3Dプリンターで出力した寿司。
へー、わかるんだ。
元の材料って、普通に魚介なんだけど、
それで、食感とかも、
ハニカム構造とかこういう構造体として出力して、
寿司にしてるっていう。
ありそう。
ある。
これ現実にあるんだけど、
漫画にも登場して、
審査員がアメイジングみたいなことを言う。
これは新しい寿司だ、みたいな。
そういうキャラとか。
あと、主人公がそもそもハワイ出身っていう。
トロピカルな魚を使ったりする。
寿司にマヨネーズかけるやつだ。
36:00
マヨネーズは今のところまだいないから。
でもわかんない。
今後、高音軍艦とかが勝ち上がってくるやつがいるかもしれないし。
結構、職人に一人一人個性があって、
寿司にも個性があって、
意外と面白いんですよ。
なるほどね。
大喜利対決みたいなもんなんだ。
まあまあ、そうっすね。
グルーベ漫画って。
なるほど、キャラ立ちしてますよね。
ちょっと面白そう。
中でもね、小島っていうですね、
同じグループの嫌な先輩がいるんですけど、
これが嫌な先輩なんだけど、
めっちゃいい人で、ネットでバズってましたね。
どういい人なのかっていうと、
主人公の寿司を食って、「まずっ!」って。
ほんと寿司の握り方教えてやれよ。
一個一個丁寧に、
お前の何がダメで本当はこうするべきなんだってことを、
ちゃんと教えてくれるの。
バズりそう。
で、それがあったからかどうか知らんけど、
番外編みたいなので、
小島さんがオープンしたてでオペレーションが全然ちゃんとしてない
町の養殖屋みたいなところに行って、
あんまりにもひどくて、
お客さんたちはみんな死んだような顔してるから、
もういい、俺がやる。
お店を一回回すっていう会とかあって、
めっちゃ面白いんで。
これ多分何バズりかしたんで、調べればすぐ出てくると思う。
調べてみます。
グルメ漫画も奥深いね。
あとはね、ラーメン再有機っていうのは買ってますね。
ラーメンハゲって、
あー、知ってる知ってる。
すごいツイッターでバズってるのにもなるわ。
インターネットとかだと、
画像レスとかすごいよく出てくると思うんだけど、
ドラマ化もしたしね。
ドラマ化したんですよ。ドラマ化したら鈴木教会になってました。
ラーメンハゲが。
時代ですからね。
シリーズがですね、まずラーメン発見伝っていうのがあって、
それでライバルキャラとして登場したのが、
芹澤さんっていうすごいラーメン界のカリスマなんですけど、
これが第2期では別の主人公に変わって、
その主人公の至上的ポジションになって、
今第3期みたいなのやってるんですけど、
それはミドルエイジクライシスで一回やる気をめちゃくちゃ失ってしまった芹澤さんが、
再びラーメンの情熱を取り戻すところが始まって、
主役食ってるじゃん。
もう完全に主役になりました。
ライバルで師匠で主役ですよ。
すげー。
すごいキャラなんですけど、
これがいいキャラしてまして、
ぜひ芹澤さんが出てきた回だけをまとめた、
芹澤セレクションみたいなのが1期分2期分あるんで、
それ読んでいただいて、今第3期、ラーメン再有期、
ぜひ読んでほしい。
ちなみに3期は芹澤さんがもう主役だもんね。
もう主役ですよ。
すげーなー。
社長業を引退して身軽になった芹澤さんが、
39:02
各地でラーメンの荷物あるお悩みを解決したり、
かつて自分のライバルだったやつと蹴りつけたりとか。
へー面白そう。
すげー面白いんですよ。
いいねー。
ぜひ読んでほしいですね。
やっぱりそれ聞いて思ったのは、
料理は優劣をつけるものじゃないなって思ったわ。
でもさ、おいしん坊からさしてさ、
至高の料理と究極の料理のバトルだからね。
カリフォルニアロールなど食えるかーっていう人だもんね。
そうよ。
見ろ手が汚れてしまったではないかってね。
嫌なジジイだなー。
なんかそうだよね。
なんかの料理漫画家って人が言ってたけど、
やっぱ嫌なやつ登場させないと話回らないから。
あーなるほど。
わーすごい料理ですね。美味しい。
店員さんも良い人。最高!
だとやっぱ料理漫画になるんじゃないかな。
確かに。
どうしてもトラブルや嫌なやつが出てきてしまうんだろうな。
確かに。孤独のグルーヴでも嫌なやつたまに出てきたわ。
出てくるよね。
孤独のグルーヴはね、実際にある場所を紹介するみたいな側面もありつつだけどね。
アームロックも決めつつ。
そう考えるとゲット次郎は新境地切り開いたじゃないですか。
確かに。新しいグルーヴ漫画の。
店員が主人公で料理も作るんだが、料理では何も解決しないっていう。
政治力、資金力、戦闘力が物を言う。
面白い。
面白いですね。
本当にオススメです。
というわけでね、バイオレス料理漫画ゲット次郎。
まあオススメなんでね。
いや本当にオススメなんで。
ぜひぜひ。
読んでくれー。
読んでください。
はい。
はい、いつものお願いします。
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好きな寿司ネタ。
何でも送ってください。
番組で紹介します。
好きな寿司ネタさ、紹介されて番組で話すの。
ラジオネームなんとかさん。
好きなネタは。
好きなネタは。マグロ!
赤身!って書いてある。
どんなラジオだ?
ネタハガキってほら言うじゃん。
そういうことじゃない。
ネタ職人っつってな。
ハガキ職人か。
はい、ということでね。
ぜひゲット二郎を読んだよなんて報告をいただけるとね。
こちらこそ。
嬉しいです。
触ったなってなりますからね。
いやーでも誰に勧めればいいんだろうな本当に。
このラジオを聞いたあなたに。
そうですよ。あなたのために今日この3、40分喋ってるわけですから。
ぜひ買って読んでみてください。
ぜひぜひ読んでください。
あなたの感想を我々にもお聞かせください。
はい。
というわけで、来週は何でしたっけ?
来週は。
42:00
あ、聞いてくださいよ。
来週12月24日ですよ来週のテレビは。
もう今年も終わりますね。
はい、クリスマスですね。
クリスマス。
ということで。
ということで。
やっぱクリスマスキャロルやっとかなきゃいけないでしょ。
バットマン版クリスマスキャロルバットマンノエルを来週はやりたいと思います。
はい。
はい。というわけでまた来週さよなら。
バイバイ。
そういえばさ、学生時代寿司屋でバイトしてたんだ。
そうだね。私生まれて初めてバイトしたの回転寿司屋でしたね。
そうだったんだ。
大手資本に支えられた俺バイトの一角ですよ。
敵じゃん。
敵だったわ。
カリフォルニアロールとか出してた?
出してた。
寿司にマヨネーズかけてた。
シャリマシーンってのがあってさ、機械が握ったシャリを置いてそれにネタを乗せて。
実機械の延長ですよね。
なるほどね。
シャリマシーンにネタ乗せて本部屋に乗せるマシーンになった。
じゃあこの漫画で否定されてるものを全部乗せてやったんだね。
だから刺さったのかな。