00:04
この番組は、毎回一冊の邦訳アメコミを取り上げて、それをテーマに語っていく、そんな番組です。
今回のテーマは、デアデビル・マン・ウィズアウト・フィアー。
マーベルですね。
マーベルです。
老人を救おうとして、放射性物質を積んだトラックと交通事故にあってしまって、
その放射性物質を浴びて盲目となってしまった少年、マット・マードックが、
デアデビルというヒーロー、ビジランテになっていくまでのストーリーを描いた作品となっています。
オリジンストーリーということですね。
そうですね。いわゆるオリジンってやつですね。
ライターはフランク・ミラーですね。
アメコミの歴史を語る上で、外せない、80年代後半に発表された2つの作品があるんですよ。
1つはご存知、アラン・ムーアのウォッチメン。
ご存知ありがとうございます。
もう1つは年老いたバットマンの復活を描いたダークナイト・リターンズですね。
この2つの作品が同時期くらいに出てきたんですけども、
コミックの世界にリアリズム。
リアリズムって難しいけどね。宇宙人とかスーパーヒーローがいる世界なんだけど。
でもやっぱり、現実世界に立脚したようなストーリーということなのかな。
リアルとリアリティは違うからね。
現実そのものと現実らしさ的なことなのかな。
だからやっぱり子供騙しじゃないなっていう感じをアメコミに与えたんだと。
そういうリアリズムであったりとか。
当時冷戦下だったんで、そういう世相というかですね。
政治状況なんかっていうのもうまいこと持ち込んでですね。
アメコミを大人の感傷に耐えうるものにした。
そういうターニングポイントとして、ウォッチメン、ダークナイトリターンズっていうこの2つの作品が
アメコミ史を語る上で名前上がることが多いんですけど。
そんなにすごい作品だったんですね。
平成ライダー的なアレなんですね。
そうだよ。平成ライダーなんてさ、まさに大人の感傷に耐えうる。
仮面ライダーじゃん。あれもリアリティというかありましたもんね。
やっぱり警察がどう動くのかみたいなのをね。
仮面ライダーはリアルじゃないけど、リアリティをその作品世界に持たせたわけだよね。
仮面ライダーがいたらっていう感じだよね。
そういう感じでですね。
ウォッチメンとダークナイトリターンズのダークナイトリターンズを描いたのが今回のライターでもあるフランクミラー。
へー、なるほど。
デアデビル界でバットマンの話をするのもちょっとアレなんですけど、
バットマンってさ、スーパーマンにも勝てるんじゃないかっていう感じじゃん。
あるね。あるある。
03:01
むしろ勝ってくれる気持ちあるじゃないですか。
ダークナイトリターンズってガチガチの銃装備で固めたバットマンがスーパーマンと戦うシーンがあるんですよ。
映画のバットマンvsスーパーマンにも出てるシーンだったと思うんだけど。
あれの元ネタ。
ダークナイトリターンズでバットマンがスーパーマンにも勝てるんじゃないかっていう感じになったらしいですよ。
それがきっかけで。
今回はデアデビルのオリジンですけど、フランクミラーは同じくバットマンのオリジンを語り直した
バットマンイヤーワンっていうバットマンの1年目を書いてて。
今出てるバットマンってのは基本的にフランクミラーが書いたバットマンイヤーワンっていう作品をベースにしてるようなところがあるんで。
だからこのフランクミラーは現代のバットマンの基礎を作ったライターっていう風にもね。
なるほどね。
僕らが読んできたバットマンもフランクミラーの影響下で出てきたんだ。
今バットマンを語るとフランクミラーの影響なしでは語れないと思うね。
そこから距離を取るにしろ、その上に乗せていくにしろね。
そういうライターですね。
アーティスト今回、ジョン・ロミータ・ジュニアっていう人なんですけど、これはマーク・ミラーと組んでキックアウトを書いた人と一緒です。
なるほどね。
ちょっと絵のタッチが荒くて、ハードボイルドな感じなのかなと思う。
途中で目出し帽をかぶってマット・マドックが活躍したりするシーンがある。
ちょっとキックアウトをね。
なるほどね。お手製ヒーロー感というか。
なんか覚えある感じがしますね。
今回のライターはフランク・ミラー。
キックアウトのライターはマーク・ミラー。
アメコミ三大ミラー。
ミラー違いですね。
ここテストで出るところだから、ちゃんと覚えておかないと。
間違えやすいところですね。
日本アニメ三大マモルいるじゃん。
三大マモル?
星マモルと細田マモルと。
もう一人は?
もう一人は自分で考えて。
世界三大美女とかもね。
三人目は?
いろいろ入ってますもんね。
諸説ある。
その国の一番の美女。
最初の二人が大事だってことですもんね。
ということで、よく復習してみてください。
わかりました。
今回の作品も、やっぱり作品が発表された90年代の世相を反映してるんですかね。
そうですか?
アメリカのニューヨークが舞台じゃないですか。
アメリカのニューヨークって80年代から90年代にかけて、確かめちゃくちゃ治安悪かったんですよね。
06:01
殺人とかの件数が急増して、
よくアメリカのイメージであるやたら汚い地下鉄。
ああいうイメージできたのを80年代から90年代じゃなかったかな。
そうなんだ。
今はそういうイメージあんまないですけどね。
そうね。
9.11のテロがあってから警察官の数がめちゃくちゃ増えて、
そういう治安の悪さみたいなのはなくなったって言いますよね。
そうなんだ。
よく知ってるね。
ファイナルファイトっていうゲームあるじゃないですか。
あるある。
カプコンの。
あれこそ汚い地下鉄。
アメリカイメージですけど、あれも確か1989年にアーケードが稼働したんじゃないかな。
本当に当時のニューヨークのリアリティは、
多分描かれてるんじゃないかな。
ああいう感じなのかな。
敵キャラと言えば、敵の雑魚キャラもファイナルファイトに出てきそうだな。
でかいチェーンを持ったデブとかさ。
ナイフを振り回す痩せた男とかさ。
じゃあそうか。
これアメコミコミックだからってギガ化されてるんじゃなくて、
本当にあったのかもしれない。
敵がスーパービランじゃなくてさ、
基本的にギャングとかさ、
チンピラじゃないですか。
チンピラですよね。
バットマンのさっき言ったイヤー1でも、
最初ゴッサムはさ、
ギャングが仕切ってて、
スーパービランとかいなかったって話だったんだけど、
それと似てるなってちょっと思ったんだけど、
なるほど。
じゃあでもこれは90年代のニューヨークの感じなのかな。
本当にあるとしたらめちゃくちゃ怖いね。
歩きたくないよね、こんなところ。
でもさ、悪さのレベルがさ、
やっぱりさ、リアルだからさ、
本当に怖かったよね。
そうね、確かに。
チンピラの悪事がリアリティーありましたよね。
あの、デアデビルも怖いしね。
そう、デアデビルの戦い方というかなんというか。
あのさ、ニューヨークでデアデビルも活躍することになるので、
同じくスパイダーマンとかもこの辺でヒーロー活動してるじゃん。
だからスパイダーマンの話、読んでるときに、
スパイダーマンが一回警察に捕まるって話があって、
で、マットマドックが弁護してくれる。
マスクを取らないでも裁判かけられるようにしてくれるっていう話。
なんかそういうのもあって、結構弁護士だし、
優しいし、インテリキャラなのかなと思って。
確かに秀才キャラかと思ってましたね。
あの、パニッシャーキルズマーベルユニバースでもさ、
やっぱり出てきてさ、
スマートなキャラクターとして。
両親があってさ、そういうキャラなのかなと思ったらさ、
結構さ、もともと悪書きだったしさ、
あとスラム街出身なんだね。
びっくりしました。
街の名前さ、ヘルズキッチンってさ、
ちょっとヤバすぎだろって。
ヤバすぎるでしょ。
地獄の台所ですからね。
すごいですよ。
大阪が天下の台所ですからね。
確かに。
それに対してニューヨーク、ヘルズキッチン。
すげーなー。
なんだよってなる。
でも、このヘルズキッチンって、
コミックのいわゆる地名なのかなって思ってたらさ、
09:03
本当にあるのね、ヘルズキッチン。
実在するんだ。
実在する街らしいですよ。
アルパチーノの出身地らしいですよ。
ギャングじゃん。
映画俳優的な意味でのギャングじゃないですか。
そうなんだよ。
そういう意味でもリアリティというか、
地続きの感じがするんですかね、
当時のアメリカ人的には。
ニューヨーク知ってる人から見ても、
あーっていう感じになるんですよね。
もともと悪書きだったマット・マードックなんですけど、
老人を、あらすじでも言ったけどね、
老人をトラックから助けたことで、
放射性の排液を浴びちゃって盲目になるんだけど。
この助けた老人も盲目なんだよね。
白状をついてね、盲目でしたね。
盲目になってしまったマードックを
鍛えてくれる師匠キャラがいるんですけど、
戦い方を教えてくれるキャラ。
このキャラも盲目で、
名前もそのままね、スティック。
多分あれだよね。
もう目見えるってことだね。
こんなに盲目のキャラが出てくる漫画ってなかなかない。
確かに。
出ても各作品一人ずつぐらいですよね。
ルロケンの、
獅子王誠の部下の十本形。
ウスイっていう盲目キャラ居ましてね。
いたいた。
亀の甲羅でガードしつつ、
亀の甲羅キャラでね。
月で戦う。
ガトツでやられてましたけど。
あるあるにもいるじゃないですか。
セイントセイヤーに出てくるドラゴンシリュウ。
彼も作品の途中で自分の両目をついて
盲目になるんですけど、
彼のクロスは盾がついてるクロスですよね。
盲目キャラはやっぱ防御型の
受けて倒すみたいな感じあるのかな。
なんか盲目キャラあるあるだと思うんだけど、
逆に頼ってないから、
視野の外の攻撃をかわせるっていうのは
あるわ。
めっちゃあるよね。
あるある。
めっちゃあるわ。
ジョジョでもルールってさ、
砂漠の第3部に出てきた。
水を扱うスタンドレスだっけ。
あれも音を聞いてっていうキャラだったよね。
めちゃくちゃ遠くから攻撃ができる
というキャラクターでしたね。
やっぱ察知能力に長けてる。
確かに盲目キャラは察せるキャラが多いと。
なるほどね。
北東圏のシュウだっけ。
いたいた。
小さい頃のケシロを守るために盲目になった人。
あの人も嘘をつくなっていう。
人の心を読めるくらいのね。
やっぱ察するキャラなのかもしれないね。
やっぱり弁護士向きなのかもしれないですね。
なるほどね。
見た目に左右されずに判断できる。
真実をね。
そういえば正義の女神テニスだっけ。
12:02
あれ目隠ししてますよね。
してるしてる。
天秤と剣持って。
してるね。
そういうのもあるのかな。
そういうのもあるのかもね。
公平さ、公正で。
盲目のキャラをヒーローにしようとなって
それと弁護士にしようっていうのは
もしかしたらそういう連想があるのかもね。
そうかもね。
正義、盲目、弁護士っていうのね。
確かに。
なるほどね。
このマットがデアデビルになるまでって
かなりこの一冊丸々使ってデアデビルになるんで。
本当に最後までならないもんね。
だからかなり右を曲折する感じなんだけど。
まずそもそもマットを鍛え上げてくれた師匠のスティックは
正義の忍者軍団。
素晴らしい。
どうやら。
見込みがあるからということで
マットを鍛えるんでね。
スカウトしてね。
すごい鍛え上げられた結果
ビルの上を盲目なのにね
飛び回ると。
飛び回ったり。
飛び回ったり。
あと弓撃てるようになる。
弓をね。
やっぱり矢銃で撃てると。
すごすぎるよね。
目が見えて矢が撃てるキャラの立ち手がないんですよね。
確かに。
だって一回撃った矢に
全く同じ場所にもう一回撃ってたよね。
すごいよね。
すごいね。
ちょっとホークアイとかグリーンアローとかの立場が
立場がある他社ですけどね。
とにかくそういうね。
鍛え上げてくれました。
鍛え上げてくれましたね。
そんな中で
親父が死んじゃうんだよね。
親父はプロボクサーだったんだけれども
矢御長を持ち掛けられて
矢御長が仕組まれてたんだけど
矢御長を破ってしまった。
息子にいいとこ見せたかったんだっけ?
そうだね。
誇りは捨てられないみたいな感じで
じゃなかったっけ。
チャンピオンになるかっていう
マジソンスクエアガーデンだ!
っていう大舞台で
格闘技の聖地ですよね。
そうだよ。
この前プロレスやってたもん。
プロレスやってた。
マジソンスクエアガーデンは
きっとそういう格闘技の聖地
一つの憧れっていうか
そうだね。
息子にそれで戦う姿を見せてやりたかったんだ。
矢御長を持ち掛けられたけど
ブックを破って
勝ってしまった。
結果ギャングから報復されて
殺されてしまったわけですね。
マットはそれに対して
復讐をしようと。
親父を殺した
実際に手をかけたチンピラたちを
一人ずつ
闇に紛れて
しかも倒し方がリアルなんだよね。
痛々しいですよね。
小銭を握り込んで倒すとか
そういう
やっぱり暗闇になると
マットは子供ではあるんだけど
強いんだね。
自分の得意な場所に行けば。
ということで
15:01
親父を殺すように指示した
やつも追いかけていって
殺そうとするんだけど
倒す前に
心臓病で死んじゃうんだよね。
心臓病っていうか
心臓発作で死んじゃうんだよね。
要素が
多いよね。
親父の死に方も
息子に戦う姿を見せてとかって
あるし
自分の追い詰めたい相手が
自分の手ではなくて
勝手にというか
自分とは関係ない所で死んでしまったりとか
この
運転手だっけ?
親父の死に関わってるやつを
全員追い詰めようとしたんだけど
その中で
その運転手がいる
なんだこのハレンチな場所は
松間かな?
松間ね。
女の
綺麗な女の人がいっぱいいるところですね。
薄着の女の人がいっぱいいるところで
追い詰めて暴れちゃった時に
うっかり突き飛ばした女の人が
窓突き破って落ちちゃうんでね。
無関係の人の命を奪ってしまったと。
そういうわけですよね。
当人もかなり混乱
当人もかなり混乱してますし
あの
師匠のスティックからね。
これによって
破門されますね。
あいつは道をはぐみ外した。
もう使えんよ。
この後さ
エレクトラっていうキャラクターも
恋人になるキャラクターですね。
同じくこのスティックというか
正義の忍者軍団に鍛えられたらしいんだけど
彼女もなんか
道を踏み外したらしいね。
育成制度に問題が
正義の忍者軍団のね
教育方針が間違ってる可能性が
人数少ないって言ってる割にさ
育成制度がね。難しい可能性が。
やっぱ難しいだろうな。忍者の育成はな。
エレクトラ初登場時に何をしてるかというと
ニューヨークで
チンピラを誘惑して
通りも送り返すっていう
ところから登場してるので
かなり個性的な女性ですよね。
結構ヤバめですよね。
チンピラたちを皆殺しにするという
シーンから始まります。
あとなんか
雪道を車で爆走して
オープンカーで爆走して
崖ギリギリのところで止めるとか
これ湖ですかね。凍った。
湖だろうね。きっとこれ。
湖に潜んでったりとか。
とにかく行動がエキセントリック。
エキセントリックですよね。
またこのマットがそれにすごい
惹かれていくんだよね。
そうだね。出会ってからすぐに
惹かれていきますよね。
なんかエレクトラいいとこの
18:01
お嬢さんなんだろうけど
親父肩着じゃないよね。
外交官みたいな話だったけど
まともなタイプの外交官では
なさそうですよね。
エレクトラが気になっちゃって
エレクトラの家に突撃しちゃうんだよね。
マットを忍び込むというか。
エレクトラの影響を受けてる感じ
しますよね。
そしたらなんか銃で
マシンガンだよね。
銃で撃たれます。
彼女の家に行くの大変だ。
やっぱ当時ね、これ
大学生編っていうか。
オストン大学だからすごいよね。
しかも小学生みたいな話だよね。
英語大学の超優秀だったんだよね。
成績優秀みたいですね。
最初は友達をこっそり
いじめられてる友達をこっそり助けたりとかさ
ほのぼのテイストの話かと思ったらさ
大学生編かと思いきや。
超エキセントリックな女に
めちゃくちゃ夢中になるマット。
すごいよね。
やっぱ若いからな。
こういう刺激的な恋愛が。
なるほどね。
よくわかんないけど。
この大学生編のラストで
ヘルズキッチン。
なんか今までは
古き良きギャング的な人が
支配していたらしいんですけど。
この古き良きギャング的な人も
コテコテだよね。
まずアイパッチっていうか
赤眼出しだ。
片目がなくてね。
悪は悪なんだけど
ドラッグとか自動売春はやらない。
こだわりがあるんでしょうね。
悪には悪の。
ジョジョの奇妙な冒険。
第5部を放出させる。
ブチャラティもね。
言ってたもんね。
その古き良きギャング的な人を
コキャット。
首をひねって
そのボスの座についたのが
キングピン。
キングピンご存知ですね。
体のでかいおじさんですよね。
元スモートリとか。
ごめんちょっとわからない。忘れちゃった。
でもたぶんそんな感じだと思うけど。
スパイダーバース映画の
スパイダーバースって
出てきましたね。
もともとスパイダーマンのキャラとして
登場したんだって。
最初はスパイダーマンなんだ。
今はデアデビルの
メインビランとしてね。
エレクトラも
この大学生編以降は
出てこないんだけど。
他のお話ではね。
デアデビルの代表的なビランとして。
ビランは
ミネ・フジッコとか
キャットウーマン的なポジション。
キャットウーマン的なね。
いろいろあるけど
パートナー感はあるよね。
21:01
そういうキャラなんですね。
アメコミ歴史長いからね。
くっついたり離れたり。
そういう感じですね。
ごめんなさい。
私ちょっと一個勘違いしてました。
今マットの卒業した大学
ボストン大学って言ったんですけど。
今読み直したら
コロンビア大学でした。
ハーバードの法学部を
優秀な成績で卒業して
あれ?
コロンビア大学を出て
ハーバードに行ったってことなのかな?
わからん。
アメリカの大学生が
よくわからないね。
なんにもわかりません。
まあいいよ。
とにかく大学卒業して
ボストンの
デカい法律事務所で
働き始めたのかな?
なんかデカそうだよね。
大手事務所っぽいよね。
雰囲気かもしだしてるね。
ニューヨークへ行きたまえと。
ニューヨーク出張が決まります。
やっぱり
この言い方
文句を言わずにニューヨークへ行きたまえって
ニューヨークあんまり
行きたくない感じだったのかな?
扱い的に。
そういうわけで
マットが帰ってきました。
ヘルズキッチンに。
ヘルズキッチンに帰った瞬間さ、
昔の
スラムで
育ってた、生きてたこの
悪ガキだった頃の自分が戻ってきちゃってるよね。
いきなり
チンピラっていうか
絡まれてるもんね。
すごいな、この絡んできた
チンピラの格好。
素肌に
袖なしの
ジージャン?
さっきさ、
ファイナルファイトの話してたけど
本当にいたんだ。
そういうことだよね。
逆じゃないんだろうね。
北都の県の
チンピラみたいな
ヤッハーみたいな人たちみたいな
ギガ化してるわけじゃなくて
リアリティとしてあったんでしょうね。
きっとね。
すげーな、こんな年があったんだな。
絶対こんなところに
仕事に行きたくないな。
マットは
弁護士なんで
スーツ着てね、いい格好してるんで
そっく絡まれるんだけど
すごいな、コテコテだな。
ストリップだ兄ちゃん
踊れよって
ナイフを
いいねー
言うんだね
やっぱこういうセリフをちゃんと
もうでも
マット大暴れ
マット強いね
こうやって
元地元で
お父さんがね
過ごしてたジム
ボクシングジムですかね
家で少女がそこで
なんか知んないけど
24:01
生活してたんですね
急速に仲良くなっていく
マットと家で少女
いい展開ですね
少女との出会い
そんなことをしてたらですね
先ほども言ったように
ニューヨークの治安は
ボスが変化したことで
さらに悪くなって
赤の一頭を辿っております
自動売春のためだと思うんだけど
そうだよね
家で少女みたいなね
足がつかなそうな
子供をさらっている
一団がいて
その一団によって
せっかく仲良くなった女の子も
捕まってしまいます
どうやら
殺人ビデオみたいですね
殺人ビデオか
スナップフィルムってやつですか
怖っ
それは愛好家によるんだ
女の子を連れてこい
12歳までだ
アメリカ怖っ
怖すぎるね
女の子が
拉致されちゃうんですね
どうするデアデイル
ということで助けに行くためにね
苦労小族に
苦労小族を身にまとい
ギャングの
ところに突っ込んでいきましょう
港ですね
コテコテだな
コテコテだね
敵もまたさ
コテコテの敵がいますよね
なんて言いましたか
こいつ
キングピンの
右腕として活躍する
殺人マシーン
ラックス
ラックスいいですね
オールバックに
グラサンかけてね
黒い服身にまとって
ターミネーター的な
ターミネーター的だね
こいつがね
殺人に喜びを感じる
血も涙もないキャラってことで
でもやっぱ
スーパーヴィランではないよね
そうだね
スーパーヴィラン的なやつではないよね
ただただ倫理観が欠除した
ヤバい殺人鬼
として出てきますもんね
そうだね
キングピンも含めて
スーパーヴィランは最後まで出てこない
冷凍銃とか撃ったりしないもんね
謎ビームとか出てきたりしませんもんね
星とか食べたりしないもんね
食べたりしないもんね
マットも
デアデビルじゃまだないよね
そうだよね
黒い服を着て
格闘技が強い
スニーカーだしね
本当だ
武器も小さい頃警官から奪った
警房だよね
でもすごいな
銃当たらないもんな
こんだけギャングに撃たれてるのに
途中で警察に捕まっちゃうんだけど
あったねそんなシーンも
27:01
副面の手強いビジランテですって
十人掛かりだと取り押さえたくらいで
今手錠かけてますとか
パトカーからもね
脱出しちゃいますもんね
すごいな
すごいですよね
かっこいい
だけど怖い
怖さが先に立ちますよね
あんまり自分の話とかしないんですよね
そうだね
その辺がミステリアスで
いいのかなって思うけど
喋らない
喋らずに暴力をどんどん振るっていくから
怖さが先に立っちゃいますよね
こっちの攻撃当たんないしね
どんどん追い詰めてくる
純粋な暴力で
怖いよな
そんなこんなで
うまい子と
仲良くなった女の子を救助して
そのせいでですね
教授に戻ってこいよって
言われてたんだよね
職場からね
ボストンに戻ってこいよって言われたんだけど
その約束が
女の子を助けた関係でね
これで好きなだけニューヨークにいられる
ヘルズキッチンにマットが戻ってくる
デアデビルが戻ってくる
今まで一回も言わなかったけど
デアデビルって小さい頃のあだ名だったんだよね
恐れ知らずとかそんな意味だっけ
うん
皮肉なのかな
悪口としてデアデビルって言われてたよね
引きこもってたんだよね
悪口だったんだけど
悪ガキだったんだけど
お父さんに殴られて
人は正しくない行いをしてしまう可能性があると
そうだそうだ
だからルールを学ばなくちゃいけない
法律を学ばなくちゃいけないって言って
勉強するようになって
引きこもりというか
暴力振るわなくなったんだよね
悪ガキを卒業して
そしたらデアデビルって
皮肉かな
言われるようになって
そこがヒーローネームの
きっかけになったみたいなんだけど
だからデアデビルがね
ヘルズキッチンに戻ってきました
すごいな
コテコテだなやっぱり
最後の最後
コスチュームを作ったと
自分で塗った
すごいな
何でもできるな本当に
解説書にさ
デアデビルは
布の感触で染料の色がわかるという
感覚が鋭敏だからさ
触っただけで色がわかる
デアデビル最初は黄色い
スーツだったんですが
初登場というか
最初のコスチューム
でも赤
我々が知っているのは赤いコスチューム
赤のイメージありますよね
映画も赤でしたよね
映画は面白いからぜひ見てほしいな
あんまり話題になっている気しないんだけど
30:01
私見たことないんですよね
音波で
周りを見えている
というのが
視覚的にちゃんと表現されていて
エコロケーション的な感じで
デアデビルの弱点って
デカい音を
かわされると
わけわからなくなっちゃう
そういうのがすごい
敵が
ブルズアイっていう
百発百中男だったと
ぜひぜひ
見てみようかな
というわけで最後ね
コスチュームを着て
見開きで
ニューヨークのビールの上をかける
デアデビルですね
本当にだからこの一冊
スーパーヒーローコミック
かっていう
そうだ言われてみればね
そういうバイオレンスアクションみたいな
確かにハードボイルドですよね
ハードボイルドでしたね
うん
やっぱちょっと狂気
怖いところが強めでしたね
バットマンのイヤーワン
バットマンのオリジンもこのブラックミラーが書いたんだよ
って言ったけど
似てるね
デアデビルとバットマン
確かに
ルールオブエンゲージメント
やった時にスーパーマンがさ
バットマンは
犯罪によって
幸せな家庭を奪われた
殺人犯
殺人者になってもおかしくはなかった
いうようなことをさ
語られてたけどさ
今回のこのデアデビルも
ライターである
フランクミラーがさ
彼がヴィランじゃないのは驚きだ
悪に走る理由は揃ってる
貧困の中に生まれ
家庭は壊れ
スラムで育ち学校ではいじめられ
その上、有毒肺液を浴びて
視力を失った
確かにね
苦労の多い人生ですよね
悲惨に囲まれた人生だって
そりゃそうだよね
でも彼はヴィランにはならなかった
ね
ヒーロー
彼はヒーローと呼ばれる
死ぬまで黄暴と戦い続けるのだ
いいね
いいね
ヒーローってのはね
身体とか何があるかとかじゃなくてね
生まれや育ちや経験じゃなくて
気持ちの
持ちよう
気持ちの持ちようって意味変わってくるか
世界を良くしようとする気持ちがね
ヒーローということなんですね
精神の在り方だからな
そうか
黄金の精神ということですね
はい、というわけで
レアレベル ザ・マン・ウィズアウト・フィアでした
いい話でしたね
いい話というか面白かったですね
暴力シーンは多いけど
マットの気高さというか
孤欠さみたいのはやっぱり読みどころ
な気がしますね
33:01
この暴力ってのはやっぱ
フランク・ミラーの作家性もあるのかなと
思うんだけど
デア・デビル・ボーン・アゲイン
という翻訳されたデア・デビルの本でありまして
デア・デビルがですね
恋人とか仕事とか
全部奪われて
そこから立ち上がる
という話で
これもかなり
デア・デビルとかマットの
孤欠さ出てるんで
いつかやりたいですね
本屋で普通に買えるんですか?
結構古いんで
今買おうと思うと
中古で少しプレミア付いちゃってるかもしれない
アメコミはね
読みたいなと思った時に買わないと
そういうことがあるから
出会いというか一期一会のものなんですね
そうなんですよ
人生と一緒ですね
そう
人生と一緒ですねって言えば
何でもそうなっちゃうから
どんなものも人生と一緒ですから
全部ね人生って大きな集合の中の一部だから
そりゃそうだったらですもんね
今日
あれですね
ハロウィンなんですけど
扱ったコミック
全くコスチューム出てこないっていう
一切出ませんでしたね
最後の1ページにだけコスチュームが出てきました
こういう
季節柄を読まない
そんなラジオです
正義の心が大事なんで
コスチュームよりも内面が
大事だと
大事だと思います
あえてのコスチュームなしかい
ということでね
今日はここまでありがとうございました
また次回よろしくお願いします
お願いします
さよなら
ラジオを聞いてる人には分からないけど
コスプレしてるんだけどね
スパイラーマンのコスプレしてるから
声がこもっちゃってたかもしれない
デッドプールのコスプレしてるのに
前がよく見えないんですけど
あのデアデビルはさ
ラジオを聞いてさ
喋ってる人がどんなやつか
分かったりするんだろうね
着てる服まで分かるんじゃない
声の出し方とかで
時病とか分かんない
もし時病分かってたら
教えてほしいです