1. 邦訳アメコミ雨あられ【毎週土曜深夜更新】
  2. #011 バットマン/フラッシュ:..
2020-09-12 35:09

#011 バットマン/フラッシュ:ザ・ボタン

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
この番組は、毎回邦訳アメコミを一冊取り上げて、それについて語る番組です。今回のテーマは、「バットマン/フラッシュ:ザ・ボタン」です。この前の話である『DCユニバース:リバース』のラストシーンで、バットケイブから見つかったバッチをバットマンが調べていると、謎の反応を示したため、共に調査を続けていたフラッシュに報告する。彼の到着を待つバットマンだったが、突如リバース・フラッシュが現れ暴れまわり、ボタンを奪って姿を消す。しかし一瞬の内に再び姿を現すと「神を見た」という言葉と共に命を落とした。バットマンとフラッシュが黒幕を探るため、ボタンの放射線を追って荒れ狂う時間流を乗り越えると、消滅したはずの『フラッシュポイント』のバットマン(=トーマス・ウェイン)と出会うのであった。
00:04
この番組は、毎回邦訳アメコミを一冊取り上げて、それについて語る番組です。
今回のテーマは、バットマン、フラッシュ、ザ・ボタン。
前作、DCユニバースリバースのラストシーンで、バット警部からバッチを見つけたバットマン。
そのバッチがどこから来たのか、という調査中に、バットマンは父親の幻を見ます。
フラッシュに報告し、彼を待っていると、リバースフラッシュが現れて、バッチを奪って、どこかへ消えてしまう。
次の瞬間、再び現れたリバースフラッシュは、なぜかボロボロの姿で、そのまま死んでしまった。
この黒幕を探すため、バッチから出ている放射線を追って、時間流を移動するバットマンとフラッシュ。
時間流はすごく乱れていて、その先でフラッシュポイントのバットマン、トーマス・ウェインと出会うのであった。
というお話ですね。
面白かったですね、今回も。
本当ですか?良かったです。
ちょっと前にやった、フラッシュポイントから続いているお話、という風に言えるんじゃないかと思うんですけど。
このタイトルにもなっているザ・ボタンが、これがバッチのことを指しているんですけど、
スマイリーマーク、ニコちゃんマークに血が付いている。
どこかで見たことがある。
このバッチを見たら、あの作品が思い浮かびますね。
ウォッチメン。
1986年に発表されたアメコミの金字塔ですけど。
最高ですよね。最高の作品でしょう。
私、10年前くらいに読んだんですけど、最初に読んだアメコミがウォッチメンでしたね。
私もそうですね。初アメコミもウォッチメンでしたね。
やっぱりちょっと読んで衝撃を受けたもんね。
衝撃を受けましたね。
こんな重厚な物語があるんだって。
そこからアメコミが気になり始めて。
気づけばこんな話を始めるように。
これは我々にとっても思い出深いというか。
初めてのアメコミの印象が残りますよね。
やっぱりウォッチメンはすごい作品。
翻訳版は、バットマンとフラッシュが並んで走っているシーンなんですけど、
原書ではバットマンとフラッシュが血の付いたニコちゃんマークのバッチを持っている。
日本だと商標登録されているとかで、ニコちゃんマークの表紙に使えないんですって。
そうなんだ。
ネットでどこかで読みましたけど。
そういうことがあるんだ。
私だからこのニコちゃんマークのバッチが出てきた瞬間にテンション上がりまくっちゃって。
その場で原書を買いました。
初登場は前作のDCユニバースリバースのラストで出てきた。
03:03
そう。DCユニバースのラストでバットマンがバットケーブルから掘り出すというか、手に取るんですけど。
これはウォッチメン!ってなっちゃったからね。
DCユニバースリバースってどういう話だったんですか?
ちょっとさかのぼって話させてもらうと、フラッシュポイントやったじゃないですか。
やりました。
あれで新しく誕生した世界観がニューフィフティーツでしたね。
スーパーマンは若いヒーローになって、ジャスティスリーグが1から初対面で編成されて。
バットマン、スーパーマン、クロスワールドをやった時に、混沌の女神がいた。
混沌の女神っていたね。
ダークサイドが来るって警告してたじゃん。
めっちゃ強いの来るよって言ってたね。
ニューフィフティーツのジャスティスリーグ史は、ダークサイドとの戦いのお話になった。
なるほどね。
スーパーマンの犠牲を経て、ダークサイドを倒すことができるんだけど。
めでたしめでたしですね。
その時に、ダークサイドって外側の世界にいるって話ですよ。
その時に何かしらの壁が、ちょっと抽象的な話になって申し訳ないんだけど。
何かしらの壁が。
何かしらの壁が緩んだのね。
その結果、ウォリーウエスト。
ウォリーウエスト。
キッドフラッシュ。フラッシュのサイドキックですね。
彼が帰ってくるんですよ。
フラッシュポイントはいなかった人ですよね。
どこから帰ってきたかというと、フラッシュポイントよりも前の世界観から帰ってきた。
もっとさらに前の世界観から。
フラッシュポイントまで、何十年もDCユニバースが続いてたわけじゃないですか。
フラッシュポイントがあって、設定が一回リセットされて、ニュー52になったね。
はい、なりましたね。
新しく歴史が繋がれてたんだけど、ニュー52の前から。
ああ、より古い時代の色がやってきた。
というのが、DCユニバースリバース。
ああ、そういう話だったんですね。
複雑というか、ものすごいスケールの物語だよね。
何十年単位で物語とキャラクターが動いているってことなんですね。
そう。このウォリーベストというキッドフラッシュとキャラクター、すごいかわいそうで。
お話の中で、結婚したりとかしてたんですけど、
このフラッシュポイント後のニュー52から続く世界観には、
もちろん相手はいるんだけど、結婚してたっていう事実がなくなってて。
06:03
怖っ。
子供もいたんだけど、子供は当然存在ごとしょうがない。
怖っ。
すごいかわいそうだけど。
誰も覚えてないって事、自分の事を。
怖っ。
誰も覚えてなくて、いろんな人の所に訴えかけに行くの。
見てくれと。
そう。でも全部、Who are you?って言われちゃう。
で、最後の最後に、このフラッシュが、ウォリーって言って、こっちの世界に戻ってくれたというか、帰ってこれた。
ウォリーしけたつらしてんなーっつって。
いやいや、なにそれ。
うしおととなで全く同じ展開を見てる。
あった!あったね。
誰からも忘れられて。
みんなから忘れられてね。あった。似てる。
似てるね。
シセーション的には。
そういうエピソードがあったんだ。
で、ヒーローズインクライシスっていう、ヒーローたちがこっそり通うカウンセリング施設の話があるんだけど。
精神的にみんな何か抱えてるんだね。
ウォリーはね、そこでもね、超かわいそうだった。
しかも、ニュー52にはウォリーウエストキッドフラッシュっていうキャラがいるの。
え?
同じ名前の、同じヒーローネームのキャラがいて。
ただ黒人なので。
ニュー52版のウォリーウエスト。
また全然違うバックグラウンドを持ったウォリーウエストがいるんだ。
確かね、二人ともね、いとこ同士とかっていう設定で。
本来いれば、いとこ同士っていう設定で。
面識はないんだけど、ともにおじいちゃんの名前を由来に付けられたから同じ名前みたいな説明だったんだ。
なので帰ってきたウォリーウエストは、キッドフラッシュはもういるし、家族もいないしなんだけど、もう一人のフラッシュとしてですね。
はぁ、そうなんだ。
元気に活躍することになりますが。
絶対悪ウォッチするタイプの世界を破壊してやるぜって思ってもおかしくない気がする。
そうだよね。そんな目にあったらさ。
破壊するでしょ。
わからんけど。
でもヒーローになったんだ。立派だね。
ぜひヒーロー展開室呼んでもらいたいんだけど。
とにかくウォリーウエストってそういうかわいそうなキャラなんだけど。
彼がいろんな人に僕のことを思い出してって言いに行く中で、バットマンのところにも行って、その時に雷のようにやってくるんだけど。
その撃たれた雷の先に今回のこのバッチが落ちてたっていうそんな話ですね。
ウォリーウエストと一緒にやってきたというか、生じたんだ。
DCユニバースとかDCの漫画、コミック全体でこのリバースっていう展開になって、フラッシュポイントよりも前の要素が復活してくるって言ってたんだけど。
09:06
例えば今回も最初にアーカムの中にいる女の子がいるじゃないですか。
この子はリジョン・オブ・スーパーヒーローズっていう30世紀に結成されている若手ヒーローチームの一人。
サターン・ガールっていうみたいなんだけど。
リジョン・オブ・スーパーヒーローズって面白くて、スーパーマンが活躍頑張ってくれたおかげで、未来では宇宙人も結構交流できてるっていう。
なるほどね。スーパーマンのおかげで。
若手ヒーローチームなんだけど、結構地球外出身のヒーローが活躍してるっていう。
なんかいいよね。スーパーマンが頑張ったおかげで未来が明るいっていうのがさ。
活躍は無駄じゃなかった。
これがあれですよ。もしスーパーマンがあまり善良な人じゃなかったら、差別的な未来になる。
そうだよね。宇宙人排斥運動が始まっても。
どっかの世界のミュータントみたいな使いになってもおかしくなったら。
そういう明るい未来が象徴たるチームですよ。
そういうヒーローもかつていたってことですね。
かつていたんだけど、今はその要素がなくなっちゃってってことなんだけど。
へー。
リージョンオブスーパーヒーローズの小話をしていい?
聞きたい聞きたい。
インビシブルキッドっていうキャラクターがいて、透明人間になれるっていうキャラなんだけど。
いいじゃん。
リージョンオブスーパーヒーローズのフィギュアセットっていうのが出たの。
おー。
インビシブルキッドがないの。
なんていうんだろう。
場所だけあるの。
あーめっちゃいいじゃん。
ブリスターっていうのがあるんだけど中に何も入ってないの。
完全に能力を発揮して。
めちゃくちゃいいじゃん。
透明だからね。
マテルかな?向こうのおもちゃ会社が作ってるんだと思うんだけど。
ワンダーウーマンも見えない飛行機のジャンル。
それも売ったことあるね。
ジョークグッズじゃん。
全然いいんだけど。
あとは、ジャスティスソサイティオブアメリカっていう。
ちょっとチラッと名前が出てきた。
さっき言った女の子と老人ホームにおじいちゃんがいるじゃないですか。
この人もジョニーサンダーって言ったかな。
ジャスティスソサイティオブアメリカのキャラクター。
そうなんですね。
1ページだけ出てくるおじいさん。
DCユニバースリバースの方にもこの2人とも出てくるんだけど。
なるほど。
ジャスティスソサイティオブアメリカは
ジャスティスリーグよりも前の時代に結成してた
DC世界初のヒーローチームですね。
12:00
それがジャスティスソサイティオブアメリカ。
それもリバースをきっかけに戻ってきて。
ニュー52ではスーパーマンをはじめ
いろんなヒーローが若く設定されたし
最初のヒーローになったんですよ。
なるほど。
最初の世代になったんだよ。
過去にヒーローチームがなかったことになったから
ジャスティスソサイティオブアメリカもなかったことになったってことね。
その一連の流れの中で今回のバッジが出てきたっていうことなんですね。
これすごく面白いな。
メタ的な話しちゃうけど
ニュー52という展開、フラッシュポイントで1回リセットするのって
新規読者の獲得のダメージじゃないですか。
追い切れないところがありますもんね。
アメコミっていつ読んでも途中から読んでる気持ちになっちゃうから
だから区切りをつけて
過去にヒーローとかいないわけだよね。
ニュー52から読めば大丈夫だよっていう展開をずっとやってきて
リバースという展開で前のやつを全部戻しちゃうっていう。
会ったことのない先輩がやってくるみたいな感じですね。
とんでもないスケールの大きさというか。
凄いことやりますね。
凄いよね。これは絶対アメコミじゃないとできないし
確かに。
それにスーパーマン1938年デビュー
やっぱりこの80年
文化が続いてこないとこのお話作れないよね。
確かに。80年分の蓄積と誰か記録として残している人がいたので
それを取り起こしてつなぎ合わせたんですね。
だから読んで欲しい。みんなに。
アメコミならではの読書体験だから。
なるほど。日本の漫画では味わえないアメコミだからこその面白さが
味わえるそのきっかけが
DCユニバースリリース。
このボタンから開けたり。
ザボタンにもなるということですね。
しかもウォッチメンが深く関わってきているということでね。
ウォッチメンって独立した作品じゃなかったんですか?DCの。
そうなんだよ。
確かにDCコミックスから出版されているんだけど
関わりなかったんでね。
初めて読んだときに何の違和感もなく読めましたもんね。
ウォッチメンってヒーローはいないっていう世界観だったもんね。
ヒーローを名乗る人たちがいるけれどもヒーローはいない。
ヒーローというかミュータント的なのがいないって話でしたもんね。
そんな世界に一人だけ超人的な人が現れちゃってっていうのが肝だったわけだから。
15:03
そうだそうだ。そうでしたね。
暖かいスーパーマンとかいたらね。
全てが崩壊しますね。
バットマンいたら最初の時点でオジマンディアスまでたどり着いちゃうかもしれない。
推理パートとか無くなりそうですよね。
だから今までDCユニバースにはウォッチメンのキャラクターたちは絡んでこなかったんだよ。
もちろん背景にジョロジョロっていたりとか。サービス的なやつだったかもしれないんだけど。
ここで初めてDCユニバースっていうメインのストーリーラインにウォッチメンが絡んでくるってことで。
本格的に絡んだのは今回が初めてですね。
だから本当に今しか始まらない。
今に続くストーリーでもあるわけですもんね。
だから本当にみんな読んでほしいなと思う。
原作者のアラン・ムーアーは絶対怒ってるけどね。
映画化とかするたびに文句言うからね。
余計なことしやがったという思いがあるかもしれないですね。
フラッシュポイントについてバットマンとフラッシュのコンビが見られて良かったですね。
私このコンビすごい好きなんですよ。
フラッシュは良いキャラしてるもんね。
良いコンビですよね。
めちゃくちゃ足が速いのにいつも遅刻してくるっていうフラッシュのキャラ付けが良いですよね。
フラッシュが来るって信じて待ってるバットマンもね。
そうそう。
サムライロイドみたいな。
よくわかんない敵と。
サムロイドか。
よくわかんない敵と戦ってて1分後に行くみたいな。
待ってるもんね。
ウォッチメンを意識した3×3の9コマの中でね。
右下に1秒ずつ刻まれてくるんだよね。
だんだんカウントダウンが進んでいって。
良い感じで1で来るんだけど来ないんだよね。遅刻したんだよね。
バットマンかっこいいね。
不延長戦だなって。
良いですよね。フラッシュを信じるバットマンも良いし。
ちゃんと来るフラッシュもね。
遅刻してね。
良い関係性ですよ。
フラッシュポイントのラストでもこんな話したけど仲良いよね。
仲良いですよね。
オイたちも似てるからなんですかね。
そうだね。この話のラストでもあったけど
共に似たような喪失を経験して。
あとフラッシュのモノローグでさ。
ジャスティスリーグに加入した日。
初めて気持ちの通じる友達ができた気がした。
二人とも科学操作の話で盛り上がったという話ね。
ジャスティスリーグに入って話題合う人達あんまりいなさそうですよね。
18:02
フラッシュは監視器だもんね。
警察官やらないと監視器やってますもんね。
そうだよね。スーパーマンとかワンダーウーマンとかちょっと話し合わない。
話題合わないですよね。
フクワマンとかも何話したらいいんだろう。
ウミの話とかするのかな。
わかんないね。みんな個性豊かだからね。
共通点が逆にないよね。
アクアマンにウミの話とかね。死ぬほどアクアマン聞かされてるから
逆に振りづらいとかありますよね。またその話かよ。
そうだね。
最近ウミどうすか。
サイボーグに最新カネムの話聞く。
意外と有弁だったりとかね。めっちゃ語れる。
ワンダーウーマンとか何の話したらいいか全然わからない。
緊張しちゃうわ。いきなり縄で縛られそうな気もするし。
世間話とか嫌ってそうだもんね。
わかんないけど。
そういう意味ではフラッシュとバットマンは共通の話題でね。
二人とも謎を解き明かすっていう共通点もあるしね。
探偵と監視器。
二人とも謎を暴くキャラクターだよね。
今回のお話も謎を暴くって一つの物語の展開としてあるじゃないですか。
リバースフラッシュが死んでしまった後の死体を調べると
リバースフラッシュの体から僕のエネルギーが検出された。
フラッシュが気付くわけですよね。
いつか僕がリバースフラッシュをミライで殺してしまったんじゃないのか
っていう疑いを持って彼は調査を開始するわけですよね。
最初は自分一人で時間流に行こうかなって。
そうだね、確かに。黙って行こうとしてますもんね。
バットマンにもそのことを黙ってたんですよね。
そうそう、自分のエネルギーが検出された。
当然バットマンも気付いて追ってきます。
さすがバットマン。
いい相棒だね。
どうしてここがあって聞いた時に倉庫の警報が鳴ったって。
まあいいよね。
これ倉庫は宇宙にある倉庫なんですね。
ジャスティスリーグの基地というか。
なんでリバースフラッシュのエネルギーが検出されたのかというと
時間流を追ってリバースフラッシュあるいはバッチを謎を追っていくうちに
リバースフラッシュの死ぬ瞬間に立ち会ってしまうんですよね。
そうだね。時間流が大きく乱れてて
過去未来というのがちょっとわーってなっちゃって
ところでリバースフラッシュがバクバク死にますね。
この死に方はウォッチメンのロールシャッハーが死ぬ時の死に方に寄せてるのかな?
確かに確かに。
青白い光に包まれて死ぬんだけど。
時間流がすごく乱れちゃって
21:02
バットマンとフラッシュ
バットマンとフラッシュが死に2人だけが取り残され
元の時代に帰れるのかな?ってなった時に助けてくれたのが初代フラッシュ
初代フラッシュ
バリーが初代ではなかったんですね。
そうなんですよ。ギリシャ神話のヘルメットをかぶった人
バリーが初代じゃなくてゴールデンエイジっていう言い方するんだけど
1940年代に初代フラッシュとか
グリーンランタンっているじゃん
宇宙警察
そうじゃなくて魔法使いっぽいグリーンランタン
もちろんバットマンやスーパーマンもいたんだけど
ジャスティスソサイティオブアメリカ
あのヒーローチームに初代フラッシュとか
宇宙警察じゃない方の初代グリーンランタンとかもいたんだけど
まずそれってDCユニバースの起こりなんですよ
フラッシュとかグリーンランタンとか
別々の雑誌がジャスティスソサイティオブアメリカで繋がった
これで出版社が同じ世界観を共有するっていう前提ができた
それは最初だったんですね
っていう風にやってたんだけど
第二次世界大戦が終わったくらいから
初代フラッシュとか初代グリーンランタンは表舞台から姿を消す
次シルバーエイジっていう時代が訪れるんだけど
ここでリメイクキャラとして出てきたのが
このバリィのフラッシュとか
そういうことなんだ
宇宙警察のグリーンランタンとか
だから昔いたキャラクターを現代風にリメイクしましたっていうのが
こいつらの
なるほどね
この二代目バリィのフラッシュのお話で
二人のフラッシュってタイトルだったと思うんだけど
過去の初代フラッシュとフラッシュを共演させようっていう
いいじゃん
まあやるよね自分が雨越えられたら
やりたいね
リメイクキャラとリメイク前のキャラを共演させる
やりたい
やりたいよね
やりたい
それをやったわけ
この時に別々の世界観というか
なんていうんだろうな難しいな
バリィアレンのフラッシュの世界には
フラッシュはいないっていう
ゴールデンエイジの初代フラッシュはいないって話しなかったんだ
っていう感じでやってきたから
じゃあこの二人を共演させるために
どうしたらいいかなって考え出されたのが平行世界
パラレルワールドが
この言い方をするならマルチバースだよね
なるほど
だからフラッシュっていうのはDCユニバースにおいて
24:01
初めてこのマルチバースっていうのを扱ったタイトルのわけ
だからこういうふうに
マルチバースにまたがるような事件を描くときは
やっぱフラッシュ使いたいじゃないですか
フラッシュポイントザボタン
そう
なるほど
オタク心としてはさ
やっぱ初代をね
そうそう
リスペクトしたいですよね
歴史をねリスペクトして
だからやっぱ今回もこのフラッシュっていうのをね
メインキャラに据えてるんじゃないかなって思う
なるほどね
そういえば時間流たどってるうちに
フラッシュポイントの世界にも訪れますよね
そうね
消えたはずだったのにね
再び登場パパバットマン
パパバットマン
フラッシュが時間を
歴史改変をね
元に戻した
元に戻したから
消えたはずなんだねこの世界性
世界のものはね
なのにあって
なんかよくわかんないけど
フラッシュポイントはアトランティス
アクアマンが率いるアトランティスと
ワンダーウーマンが率いるアマゾネスがさ
ぶつかって世界がやばいってお話だったのに
大戦争して世界がやばい
滅びるって話だったけど
なんかあったんだよね
ワンダーウーマンとアクアマンの利害が
一致したらしいってことで
なんかこの2人が手を組んじゃって
バットマンの命を
パパバットマンの命を
狙ってくる
でも
死のうとしてるもんね
いかにも自爆しそうなスイッチを持って
息子に会いに行こう
命を奪われた息子に会いに行こうって言っててね
そんな時に現れる
息子を
成長した息子が
そしてフラッシュ
これいいっすねやっぱり
パパバットマンいいキャラしてますよね
いいキャラしてたね
再登場もさせますね
いいキャラですわ
感動の親子再会ですよね
出番自体はそんなに高くないんだけど
やっぱり印象的なシーンが多くて
そうですね
アトランティスとセミシラ
アマゾネスが
協力してバット警部に
バット警部に突入してくるから
迎えを問うとするね
パパバッツが銃を取り出すんだけど
無言でねバットマンが
バッタランデ
いつものバッタランデ打ち落として
やっぱりこの2人のスタンスの違いがね
そうかそういうことか
親との違いがね
でもいいねこの並んでる
バットマン2人の
ダブルバットマン
パパバットマンも銃を置いて
息子と一緒に拳で
敵を殴り倒すというシーンがね
感動的ですよね
今夜は俺とお前でダブルバットマンだ
そういうことだね
素晴らしいですね
バットマンにもいい思い出ができましたね
27:01
2人でね思い出話したりしてね
短い時間だけど
前回
前にフラッシュポイント扱ったけどさ
俺あの時さ間違えてたわ
最後手紙にさ
幸せになれって書いてあって
あー言ってたね
これ読んでたらさ
普通に言ってた
対面で言ってた
でももしかしたら
そういう世界もあったかもしれない
どういうこと
我々が生きてる今この世界が
マルチバースの影響で
改変されてる可能性が
あーなるほど
俺が初めて読んだ時は
手紙に書いてあった
今はそれが失われてしまってね
じゃあそういうことにしよう
そういうことです
これを聞きの皆さん
そういうことです
マルチバースはあるってことですね
もうこれまたね
間違えたこと言っちゃった時に
過去改変が行われたせいです
そういう世界から来ましたって
何言ってもOKなんですね
やっぱDCのシステムは素晴らしいですね
怒られるよね
いつかね
めちゃくちゃ叩かれるかもしれない
やだな叩かれるのはやだな
でもバットマンにはなるな
最後にね
幸せを見つけろって言って
この言葉がバットマンを結婚に
導くっていうのは
それは本当かなと思いますので
親父の話がきっかけにしてね
これちょっとどうしてかなと思うんだけど
バットマンはお父さんも
一緒に連れて帰ろうとするんだよね
そうだね
元の世界と言いますか
2度目に訪れたフラッシュポイントの世界も
崩壊をまた始めるんですよね
失われようとしているので
私には子供がいる
あなたの孫が
って言って
父さん来てくれって言うんでね
あるよねこういうお話ね
ない?
見たことあるわ
具体的に分かんないけど見たことあるわ
息子が反発して
家を飛び出すんでね
しばらくして
一人ぼっちになったお父さんのところに
子供連れてきて
お父さんの孫だよみたいな
見たことあるわ
具体的に覚えてないけど見たことあるわ
絶対ある
もしご存知の方いたら
僕もさ
ぜひお願いします
でも来ないんだよ
ことあるね
こんなに息子思いっぽいのにさ
来てくれないんだよね
一人崩壊する世界に残って
あなたを救わせてくれって
バットマンが言うんだけど
もう救われたさって
来ないんでね
これも見たことありません?
あるかも
さっきまで自殺というか自爆
しようとしてたんだけど
その起爆スイッチも捨てて
誰だって落ちることはある
30:01
そんな時もウェン家の人間なら
必ず立ち上がれってこと言ってね
いいシーンですね
武器がさ
銃じゃなくなってんだよね
最後はバッタマンで
崩壊する世界に立ち向かおうとするわけですもんね
めっちゃいいキャラですよね
かっこいいね
ウェン家の人間なら必ず立ち上がれ
人は何で落ちるのか立ち上がるためだっていうセリフは
バットマンビギンズ映画の方にも似たセリフとしてありましたね
あったねそう言われてみれば
いいねトーマス・ウェイン
映画ジョーカー
トーマス・ウェインめちゃくちゃやるやつ
ゲーやるやつでしたね
もっと優しくしてやれよって思ったわ
ジョーカーに対して
これが悪いんじゃねえか
やっぱトーマス・ウェインいいキャラね
バットマンって失われた両親が
犯罪によって死んでしまったっていうのが
活動のきっかけだから
両親が悪役だと話が変わっちゃうとこあるよね
だからトーマス・ウェインはちゃんとした人でいてほしいな
全身であってほしいよね
これも彼はこの後再登場とかないんですか
パパバッツ
いいキャラしてますからね
いろんな出番出せそうな
トム・キング
リバースの時期にバットマンを描いてて
ウェディングの展開を描いてた人なんだけど
のバットマン誌で
出てくるっちゃ出てくるんだけど
めっちゃいいじゃん
そっか
いろいろあったのかなパパバットマンにも
ただ今のところ翻訳の予定はないので
このラジオで扱われるかどうかはまだ分かりません
我々のこのユニバースでは出て
ビラン化したパパバットマンは出てこない
一コマだけ出てくるかな
まあいいよ
美しい思い出のままにしておこうとりあえずは
パパバットマンありがとう
そういうことで
というわけでバットマンフラッシュ・ザ・ボタンでした
今気づいたこと言ってもいいですか
この物語ってカラーレンソーで作られてると思うんですよ
カラーレンソー
最初バットマンが登場して黒じゃないですか
続いてリバースフラッシュがバットキングに現れる
黒と黄色
その後で遅刻してフラッシュがやってくる
合わせれば完全にバッチの色
ボタンの色になるじゃないですか
血の付いた
そうそう血の付いたボタンになって
33:01
さらに続くと初代フラッシュ出てくるじゃん
初代フラッシュはなんと皆さん赤いシャツ
黄色い差し色が入って
稲妻マークね
青いパンツを履いてるんですよ
黄色赤青が揃って
そして最後ラストシーン
青いドクターマンハッタンの腕が出てきて
その最後にスーパーマンの胸のマーク
青いタイツに黄色字に赤でSの字が書いてあると
使われる色が連想されていくような物語なんだな
って思いました
とにかくフラッシュポイントで
時間の歴史の改変を修正した時に
元には戻らなかったね
ちょっと違う形になった
New 52って新しい世界になっちゃったと
誰かの手が加わってたんだなっていうお話でね
その誰かとは誰だという謎は
明かされはしなかったんだけど
見るからにね
この指輪を見ればもうね
ウォッチメンのドクターマンハッタンなんだろうと
いうことなんですが
今ちょっと話になったように
エピローグでスーパーマンの胸のSのマークが
ポンって出てきて
ドゥームズデイクロック
見開きで
予告ですね
これリアルタイムで見た人は盛り上がったでしょうね
我々もね盛り上がって
ドゥームズデイクロック原書で買いましたけど
買っちゃいましたね
ちょっと挫折
全然わからなかったです
全然読めない
公約が確か12月に予定されてますんで
楽しみですね
楽しみですね
それに向けて我々も盛り上がっていきましょう
公約楽しみだな
それではまた次回
また次回
さよなら
カラーレントってのはある言葉なの?
僕のユニバースだね
よく使われな
35:09

コメント

スクロール