2019-04-11 38:37

Vol.159「今を楽しむ」

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英国在住お料理研究家のエリオット・ゆかりさんのインタビュー第2回目です。
ゆかりさん流の日々の楽しみ方や、お料理から発展して、ライフスタイル全体に関する新しい活動、毎日続けていることなどに関して伺っています。

オープニングでは、アキが14年ぶりに訪れたロンドンで感じたフランスとの違いについてお話しています。

オフィシャルサイトは、http://projectsparis.com/


00:14
こんにちは、あきです。今日もパリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
今日もさゆみさんどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
先週お伝えしたように、初ロケをしたということで、実は3月ね、私も本当に短い時間だったんですけど、ロンドンに行ってきて、なんと14年ぶり。
近いけどなかなか行けないんですよね。
なんでですかね。このドーバーを越えるって実は遠いんですよね、案外ね。
家族がいたりすると、簡単にサクッと行こうとかっていうことはね、できなかったりもね、しますよね。
私も本当に子供を産む前の年からは結局行ってないので、子供の時からは全然行ってなくて、やっぱり車で行ける距離、行けるということを考えると、やっぱりベルギーとかドイツとかそういう感じになって。
靴づきのところの方がね、行きやすかったりはしますね。
楽は楽なんでね。なので今回ちょっと一人で久しぶりに出かけてみたんですけども、もちろん変わってないところもあるし、変わってるところもあったんだけれども、やっぱり私が今まで行った時っていうのは、
パリにまだそんなに長く住んでないから、パリもロンドンも中途半端にまだ知ってるレベルみたいな感じでロンドンを見てたんですけど、
さすがにもうこれ18年経ってるんで、今回フランスに住んで。なのでやっぱりフランスに長く住んでる人間としてロンドンを楽しみっていう感じなので、視点がやっぱりちょっとフランス側からどう見えるのかみたいな感じになってたんだと思うんですね。
どうでした?
例えばね、例えばメトロだと管内放送がきちんと流れる。フランス全然流れないじゃないですか。
場所にも、線によるのかな?1番線流れるんですよ。1番線だと14番も流れるのかな。だけどフランスはピックポケットに注意してくださいとかね。
それはもうパリならではなので。
でもロンドンは次は何々ですって着いたらどこに着きました?
すごいそれはないですよねフランスね。
でも乗り換えは何々とは言わないでしょ。日本みたいに細かくは言わないんだけども。
でも今ここどこだっけって一生懸命ホームの。
見なきゃいけないっていうのはない?聞けば?
聞けばわかる。だからそういう意味ではストレスがフランスよりはないっていうのは感じたのと、あとはやっぱり英語圏なんで英語しか流れないんですよ当たり前だけど。
でもフランスってやっぱりほら他の言語とか流れたりするじゃないですか。
日本語まで流れるところもあります。
そこはやっぱり英語圏って英語みんな喋れるから。
前提でね。
03:00
そうっていうのがさすが英語圏だなっていうのは感じたのと、あと細かいところはもっといっぱいあるんですけど、
例えば今回ねちょっと日曜日とあと平日を見たので、日曜日だったからっていうのもあると思うんですけど、
とにかく英語以外の言語がいっぱいあったって聞こえたんですね。
やっぱりトゥーリストが多い。
でもね、トゥーリストだけじゃない。
あれはそこに住んでる人?
僕たちが週末だから同じ国の人たちと会ってたのかもしれないけど、隣で黒人の女の子がうわーって電話してて、フランス語だったんですね。
今日のフェット、要はパーティーをやるんだけど、誰々は何時に着くからどうのこうのって話をしてるのを聞いてて、
フランス人もロンドンで楽しく生活してるんだなーみたいな感じで、結構だからなんか多国籍っていうかやっぱりミックスだなーっていうのは感じたっていうのと、
あとファッションですよ。
そこは私すごく興味があって。
でもそんな有名なところとか、いわゆるちょっとハイブランドが集うようなエリアをちょっと歩いてないんですね。今回観光全然してないんで。
だからある偏った、
普通の街で見かけるみたいな。
街と電車の中で見かけるって感じなんですけど、はっきり言ってね、ロンドンはその時お天気良かったけどめちゃめちゃ寒かったんですね。
でね、やっぱり私がねフランスに来たきっかけでもあったことだったんですけど、巻物をしてる人がほぼゼロ。
そんなに寒いのに?
だからね、まず首に巻く文化じゃないんだなっていうのを。
私ね、ロンドンに行った時に留学でね、ほんと何十年前ですよ。行った時にスカーフが大好きでいっぱい持って行ったんですよ。
だけどロンドンでほぼ使わなかったんですね。
なんかね、周りも使ってないし、なんか使わないのかな?みたいな感じでだんだん使わなくなって。
で、私も巻物興味なくなったのかなと思って、パリに来た時にほぼ持ってこなかったんですよ。
そしたらもうみんな巻いてて、やっぱ巻きたくなっちゃって。
巻いてない人がいないんですよね。
ましてや冬っていうか寒い時なんですね。
で、私はまた日本に戻った時にまたごっそり巻物持って帰ってきたっていうことがあったんですけど、
もうその目線で見たら巻物してる人ほぼいない。
マフラーがかろうじている。ちょろっといない。
でもね、私のね、日本人の友人で以前フランスに留学、何年か留学してたお友達に話を聞いてたのが、
フランス人の男性ってオシャレだよねって言うんですよ。
なんでって聞いたら、だってみんなスカーフとか、なんかあのちっちゃなストールとか、
男性でもみんなやってるって言って、スーツの上とかでもちょこっと巻いてたりとかして、
06:05
すごいオシャレだよって彼女が言ってて、えーそうなんだとかって思ってたんですよ。
今その話をね、あきさんから伺って、あーそうだなってちょっと思った。
フランスならではなのかもしれない。
女性だけじゃないですもんね。そうなんですよ。
男性もね、巻いてますよね。
だからロンドンは、もちろん男性なんて巻いてるはずもなく、
でも私からすると寒いんです。どう考えたって。
ここガーンとみんな首開けて、もちろんタートルネックとか着てる人もいるけれどね、
なぜ巻かないみたいな。
でそのこの間ね、インタビュー出てきたゆかりさんにその話をした。
逆にあきちゃんが巻いてるのだけで、もうイギリスっぽくないもんって。
そうなんだ。
パリから来た感じがあるっていう風に言われて、
私が当たり前のように巻いてるのが、フランスでは普通に巻いてるものが、
だから何十年経っても変わってなかったところなの、ロンドンは。
そこはじゃあロンドンファッション、パリファッションの大きな違いですね。
すごい面白い。
あと思ったのは、もちろんパリだってそんなバリバリハイヒールを履いてる人はいないけれども、
例えばブーツでもそんな適度に高いの履いてる。
5センチ以上とか普通にいるし、8センチとかもいるし、
でもロンドンは全体的に低いと思った。低いっていうのは高さがヒールの。
だからブーツもショートブーツでもロングブーツでも結構べったんこで、
ちょっとロッカーっぽいって言ったら変なんだけども、
そういうブーツも結構べったんこで、
だからフェミニンっていう感じよりはちょっとかっこよく履く。
やっぱロッカーなのかなとか。
あとやっぱりパリでは見かけないドクターマーチンはいたし。
そうなんですね。パリでほぼドクターマーチン見かけないですよね。
どっちかというとやっぱりフランスの女性の靴ってもっとフェミニンな感じがします。
ヒールもある程度ありますよね。
フランス人のマダムたちもある程度高さがないと逆に疲れるのよって言うんです。
バレーシューズだったらね、またそこは割り切って履くのかもしれないけど、
私もあんまりべったんこって言ったら、本当にものによりますけど、
ちょっと広がった方が私もいいですね。
少なくとも3センチから5センチあった方が実は歩きやすいって皆さんおっしゃいますよ。
フランスのマダムたち。
そうなんです。だからやっぱり見てみるとそのブーツのその先、つま先もちょっと丸みがあったりとか、
ロンドンでね。だからちょっとフェミニーな感じっていうよりはちょっとカジュアルっぽく履く。
カジュアルなオシャレっていうかロックっぽいな。
09:02
私も早く行きたいな。
いらっしゃると思うんですけど近いうちにね。
でもやっぱり巻物が一番衝撃。
面白い。やっぱりファッション面白いですね。
あと色の使い方も、若い人とかはそんな年度派手なものとかあんまり着ないけど、
やっぱりロンドンっぽいなっていう柄とかも見たし、
なんかそういう意味ではまたちょっと違ったし、
でもね、ビジネススーツの男性はかっこよかったですよ。やっぱりロンドン。素敵でした。
そうですか。それは良いですね。
目の保養として。
目の保養として。なんかまたパリとは違う。
なんだろう。なんか多分ラインが違うんですよね。多分ね。
多分ね。スーツの仕立てとかも。
違うはずですよね。イギリスとフランスって違うはずなんで。
結構違う感じがしますね。
なのでそういう意味では、なんか結構素敵って思ったけど、
なんか女性はちょっとフェミニーっていうかフランスとはちょっと違うなっていう感じがしたのが、
今回の発見っていうかですかね。
楽しいですね。
またね、ロンドンに住んでる方がフランスを見た時どう見えるかっていうのもまた、
いつか聞いてみたいなと思いました。
はい、それでは本編スタートです。
はい、本編です。
今回はエリオットユカリさんのインタビュー2回目です。
前回はね、イギリスに来たきっかけとか、ブログで料理を発信するっていう話についてお伺いしてたんですけども、
今回はまたちょっと別の視点で伺ってますので、ぜひ聞いてください。
この今回こうやってブログから始めてお仕事をする中で、何か苦労したこととか大変だったことってありますか?
物質的なこととかね、距離ね、それこそ遠いからすぐに3日後に来てくださいっていう、
テレビの仕事とかできなくては、せっかくの機会だったのにって思ったりとか、
食材、日本で使うような食材はこっちでは手に入らないので、
もちろんそうですよね。
そういうことはあるにせよ、自分自身であんまりそういうの大変だったなっていうのが実はあまりなくて、
なるほど、悩まないんだ。
悩まないっていうか、何とかなるわっていう感じだし、
別に悩まないからそういう感覚も実はあまりなくて、
そうだよね。
何かトラブルとか、そんなゼロじゃないじゃない、
10分満タンできてたわけじゃなくて、何かやっぱりちょこちょこあるじゃない、
そういう時ってゆかりさんはどうやって乗り切ってるんですか?
例えばどういうこと?ちょこちょこ?
どうなんだろう?
何だろう?
何だろうなぁ、でも分かんない、仕事がこういう風にやりたかったのに思うようにいかないとか、
12:05
何か分かんないんですよ、適当に今パッと浮かんでイベントをやりたい、
でもそのイベントがこっちのやりたかった意向とは何か例えばオーバナイザーと何かうまく伝わらないとか、
何かこっちのコントロールが効かないところで、さっきの物理的な食材とかは別にでも、
何か自分のキャパシティの問題とか能力の問題とか、何か思ったようにことが運ばないとか、
何かそういうことってゼロではないでしょ?
でも本当にないかも、何か忘れちゃったのかも分かんないけど、
でも何かすごい何か今でも心に引っかかっていることっていうのが実はないと思う、
だから何か今質問されても、
ピンと出てこない?
出てこない。
なるほど、例えばじゃあ過去におかれて人間関係とかそういう悩みもない?
人間関係、そうね、私の場合は海外に住んでるから、
日本の方とは本当に年に何回かお会いして本当に楽しい時間を過ごしているんだけど、
こっちでも逆に私は家で仕事が多いから、あまり出かけたりとかっていうのは意外に少なくて、
だからワーッとパーティーとかやって友達を知ってる方を呼んだりっていうのはあるけれども、
どっぷりと何かどっか一緒にいつも行ったりとかっていう人とかも実はいなくて、
だから何か意外に何か、でも一人でいるのが別に好きってわけではないんだけど、
一人の時間が多い、
他の人との関わりとかもそんなに悩んだことはないし、
例えばあったとしても、やっぱりみんなの人間って同じ関係では得られない場合もあるでしょうね。
その時にやっぱりその辺は自分も成長したりとか相手も成長したりとかもあるから、
やっぱりちょっと距離が開いていっちゃったら、
それはしょうがないけど、でも本当にまたある時すごい距離が縮まったりっていう時もあるから、
だから何かその辺はあんまり深く考えずに。
それがゆかりゆ幸せに生活するコツなんですかね。
あんまり本当に何か考えたりとかあんまりない。
あんまり深く考え込んじゃったりとかしないで。
本当に夜も眠れなかったっていうのはないもんね。
すごいバッと寝て、バッと起きて、それで何かこう今を楽しんでるから、
15:00
よく目標とかも聞かれるんだけど、目標って本当にないんです。
本当に目の前のことが楽しく、自分がハッピーだったら一番いいなって思ってるから、
そうしていくうちに何かいろんなことが形になって広がっていくみたいな。
そうだね、だから何て言うんだろう、ゆるっとしてるところが自分としてはいいところでもあるのかなって。
昔からそんな感じ?小っちゃい時からそんな感じ?
意外にあんまり悩まない。
なるね。
何かさっきの話を聞いてて、イギリスに来た頃とかっていうワンコさんは小っちゃいし、英語もまだそんなでもないし、
やっぱり躊躇するとか、そこで悩んじゃったりふさぎ込んじゃうとか考え込んじゃうっていう人なんているじゃない?
今思ってみたら一番悩んだりっていうか、自分が大変だった時期っていうのは仕事じゃなくて、やっぱりイギリスに来た時だね。
それはもう、結婚してる以上はここに住むって言っちゃうんだし、
ここでやっていかなきゃいけない、英語で喋らなきゃいけないし、周りが全て見ると日本とは違うし、
それはどうやって、覚悟は決めてたっていうふうに半年後にね、ご主人の言葉でも返らないっていう、
それ以外に何かこううまく適応していくために何か気をつけてたことってある?
でもさっきも言ったように、ブログとかでイギリスの、皆さんさ日常忘れてブログを見に来てくれるわけだから、
そこでネガティブなことはまず書きたくない。だから楽しいことを自分でも見つけようって思うのね。
意識的にね。
そう。で、私にしたらただの田舎の風景だけど、やっぱり周りの人が素敵ですね。
こんなところに住んだら、いつもリラックスしてられそうとか言って、言ってくれる言葉を見て、やっぱり自分も前向きになれた。
なるほどね。やっぱりそういうブログっていうメディアを通して周りの声とかも聞き、
その自分も楽しく発信できるようにするためにはっていうのも考えながら生活してたっていうのがいい循環になってた。
そうだね。だって何言ってもね、本当に最初来た時は牛ばっかり、牛がモーって言うと自分ももうこのイギリスにモーって感じだよって思ってたのに、
ある人からしたら、そんなところに住めるなんてって言って、
モーって言うのが貴重なんだぞみたいな。
そう。って思ったら、やっぱり物の見方っていう一つで、やっぱりいる場所が自分の生活していく上ですごく気持ちがプラスになりますよね。
18:14
だからどこに住んでても、それはイギリスだからとかじゃなくて、それぞれ住んでる場所でそれはできるっていうこと。
そうだね。
で、たまたまそれがイギリスだったっていう感じで、そのたまたま好きなところからお料理がこうやって発展してきたみたいな。
本当にそうだね。
で、今話を聞いてると、お料理だけじゃなくて、お花もやってたでしょ。
なんかちょっと広がってきてますよね。
ライフスタイルっていうことで、やっぱり日本とは違う生活してるので、すごく興味持ってくださる方も多くて、
実際のお仕事とかも、お料理だけじゃなくて、そういうものも増えてきてて、
でもやっぱりお仕事も同じ形ではずっと、自分も成長していきたいと思えば、そういう変化もいい変化だと思っていて、
これからはそっちの方も深めていきたいなとは。
なるほどね。
じゃあ今はたまたま数年前お花はやってたけど、もっとライフスタイル全体っていう視点に変わってってるっていう感じ。
なんか面白いことに、お花の時もすごくお花が好きですごいやりたかったっていうわけでもなくて、
ギリノアネが家族で集まったときに、こういうところがあって、私行こうと思ってるのって言って、
カムジョが行こうと思っているって言われて、すごくインターネットで調べたらすごく良さそうだったんで、
じゃあ行こうかなと思ったらギリアネはやっぱり私はやらないわって。
やられちゃったんだ。
できなくなっちゃって、私が一人で行くことになったんだけれども、
でもその時にライフスタイルにまでも、これからいろいろやっていきたいっていうのは全くなくて、
でも私も家ばっかりにいるから、やっぱりイギリス人社会とかにも入っていないと、
やっぱり自分としてはイギリスに住んでいるのに、
隔離されちゃうって感じになっちゃう。
だからやっぱり自分でも窓を開けていろいろ行ってみようとかって思ったときで、
たまたまそれがお花だったんだけれども、
お花とテーブルコーディネートにも使えるしとかってそのぐらいに思っていたんだけども、
そこからすごく広がって、今は今度は器のお仕事っていうところまで、
またそれも本当に偶然というか、やっぱり縁があって、
そういう仕事もさせてもらっていて。
具体的に器ってどういうプロジェクトなんですか?
器と食糖ということで、本当に素敵な器を。
21:03
日本の器を?
そうです。だから今はまだ本当に最初の段階で、
いろんな鎌本さんを巡らせていただいて、
帰国の旅にいろんなところに伺って、
そこで実際に作っている方にお会いして、
お話し聞いたりとか、工程を拝見したりとか、
実際に付き合わせてもらったりとかやっているんだけれども、
やっぱり器とかってお店とかで売っているのも素敵なのがたくさんあるんだけれども、
やっぱりそういうところに伺って、実際にその姿を見たり、
お話を伺ったりすると、やっぱりどれだけの手間がかかっているかとか、
やっぱり物事ってストーリーが推して、
さらに物の価値というかを感じることができるじゃないですか。
だからそういう今段階で、やっぱりそういうふうにちゃんと実際に
貸せてもらっているというのは、本当に時間はかかるんだけれども、
やっぱり自分もワノビも多いし、すごくありがたいなと思っています。
そこに職をくっつけて提案をしていくっていう。
でも職も結局ストーリーですもんね。
そうだね。
そう考えると、そういうストーリーを知って味わうのと、
ただ食べるとかそういうだけでも全然考え方が違ってきますもんね。
じゃあ本当に広がっていく感じですよね。
英国料理の料理研究家だけど、料理だけじゃないっていう。
そうだね。だから今はそういう感じで進んでいくっていう感じですよね。
なんか例えば最後に、日常で、結構一人の時間が多いって言ってたけど、
日々の生活の中で意識していることとか、別に仕事とか関係なく、
日常の中で毎日やってるとか、そういうことってあります?
毎日やってるのは、やっぱりチムに行くこと。
それはきっかけはなんだった?チムは。もともと好きな運動とか。
全然ダメなのね。
そうなんだ。
すごくスポーツとかできそうですねって言ってくださるんですけど、
本当に運動本知で。
そうなんだ。
とにかく運動できないんだけれども、
私が本当に走るきっかけになったっていうのは、
それこそ3月の震災のニュースをイギリスで見てて、
すごく衝撃だったのね。
それで本当に自分は変わらずにこっちにいるわけじゃないですか。
みんなすごい大変そうだなと思った時に、
自分で一番苦手なことはなんだろうかって思った時に、
24:04
走るのがすごく苦手だったの。
もう1分とかも走れないぐらい、本当なんか…
いるよね?私も分かる?それは。
本当に最初の時に、本当に休んでは走って、休んで走ってって、
歩いてる方が多かったんだけども、
自分で一番本当にできなかった走ることっていうのを、
その頃からやるようになって、
そうするとやっぱり次の日には辛い時間が減っていて、
それでだんだん走れるようになって、
やっぱり私も食の仕事なので、
食べることも多いのね、
ジムもしなくちゃいけないと思って、
やっぱり年齢的にも、
対象だね。
ただ食べるのを減らしたぐらいでは、
戻っていかない部分も出てきて、
そう思って、ジムは必ず行くようにして、
一時はもっと外を走るだけだったんだけども、
情報収集も兼ねて、テレビが見れるのね。
なるほどね、そこのジムでね。
だから走ってる5キロ、毎日30分で走るんだけれども、
その時には料理番組見たり、イギリスのニュース見たり、
時々お家のインテリアのあれだったりって、
本当に30分が意外な、私にとってはいい時間になっていて、
それだけじゃ行けないから筋トレもしたりとかして、
だいたい1日1時間。
毎日やってるんだ。
24時間のうちの1時間って意外に貴重だと思うんだけれども、
でもそれを続けるっていうのがすごい。
ゆかりさんの話を聞いてると、細くかもしれないけどスタートは、
結構とにかく続けてる、ブログも含めてだけど、
だって震災の時って8年前ってことじゃないですか。
そうだね、だから、自分のやってることなんていうのは、
本当に最初は比較なんかできないんだけれども、
本当に運動できなかったんで。
でもそこでなんで苦手なことをやろうって思ったの?
だからそれじゃなくて、皆さん本当に大変な時で。
自分にできることみたいな感じで。
もちろんその直後は、住んでいた町のところでチャリティーイベントもして、
いろんな人にイギリス人に優しい言葉もかけてもらい、
一緒に悲しさとかも感じてもらえたりとかして、
そういうこともしたんだけれども、
27:02
本当にでもそれって毎日皆さん大変だったわけじゃないですか。
自分も毎日、でも自分があまり日頃はやっていなかったことを思ったね。
すごい、でもちゃんとジムに行って、体力的にも精神的にも、
そういうふうに整えてるってことですよね。
やっぱり運動するのって大事だと思うし、
走ってるときはいろいろ見ながらだけど、
でもやっぱり体を動かすってすごく大事だから、
だから夜もすぐ寝れるみたいな。
なんか最近すごい思うのが、私あとは最近心がけてるのは、
やっぱりスマホとかをベッドルームに持ち込まないっていうのをやってて、
やっぱり意外にみんな、そばにいないと不安みたいになってる場合もあって、
自分ももちろんそうだったときもあるんだけれども、
それをやめてからは、なんかもっとマインドがすごいすっきりしてるような感じがする。
そうなんだ。
じゃあ確かにベッドに入ったらすぐ寝るタイプだから、
ベッドルームに持ち込まないのもそうだけど、やっぱり日常を、
そこに時間を取られないような感じ。
電車とかに乗っても、ギリスも本当にそうなの。
みんなやってんの。
それが決して悪いことじゃないし、調べるものをしてるのかも分からないし、
だけど習慣みたいにただ見るっていうのはやっぱりやめたいなって自分では思ってて、
この前はそこですごく素敵な女性が本読んでたよね。
今なんか本読んでる人ってほとんどいないじゃない。
その人がどれだけ美しく見えたかっていう。
自分も美しく見えたいっていうのももちろんあるんだけども、
それプラスやっぱり教養も頑張るでしょ。
だからそうやってちょっと自分で、最初は辛いんだけども、
だから私も最近は電車に乗ったときとかも本を持つようにしてて。
私ロンドンで見てたときに、昨日地下鉄に乗って、本の率高いと思った。
高かった?
それはなんかでも、私見たら全部の車両がやってる人がいたんだけども、
それはね、もしかしたらパリもすごいからだと思う。
もちろんパリと同じだなと思ったのもいっぱいありました。
電車の中でゲームしてるとか、大きな声で電話で喋ってるとか、
日本だと絶対考えられないことが、イヤホンしてるから本人がいかに大きな声で喋ってるか、
自覚がほぼないのに、たぶん車両全部聞こえてるよねぐらい。
内容もね。
でもそれは英語じゃなかったので、だから全然言葉はわからなかったんだけど、
30:04
でもなんかそういうの、ロンドンもパリも一緒だなって思ったけど、
結構本を読んでいて、
それが私、作家さん知ってる作家さんの本で、
タイトルはもちろん読んだこともなかったけど、
おー、本読んでるって思って、ちょっとね、気の感動したの。
そうなんだ、じゃあそういう人もいるんだね。
そこにゆかりさんがいるわけですよ、きっと。
電車に乗った時に本を読んでいる。
見てほしい。
そう、だからそういう意味では、なんか逆に世の中とちょっと違うことをあえてするっていうのは、
気持ち的には全然また違うのかなっていう。
じゃああれだね、さっきの話に戻るけど、
エアメール出して、手紙とかね、書きとかね、
そういうのも結構いいのかもしれないっていう。
ちょっと昔のアナログ時代で。
でも時間が、やっぱり書ける時間違うもんね。
その手紙だったら、間違えちゃいけないってまず思って書き始めるじゃん。
それで、空いて思いながら一文字一文字書くわけだよね。
でもネットとかで、早いよねそれは。
字がきれいだろうとか関係ないからね。
だからああいうのってやっぱりちょっと原点に戻るっていうのは大事なのかな。
でもそれをやっぱり子供の時に言うと、マミーは古いんだからって言って、
だからやっぱり自分が子供の時って親にそういう風に言われてたところ。
ウォークマンとかさ。
そんなのばっかり聞いてみたいになってたけど、
結局同じだよね。
だから自分もそんな年齢になったから、
若い人たちのことはできるだけ大きな愛で包んであげたら。
でも生まれた時から接しているぐらいの時代の子に、
エアメールがって言っても、
エアメールって何ってことになるんだろうね。
新しい。
来ないよ。
なんか携帯でエアドロップとかあるように。
なんか新しいものって。
逆にテクノロジーのものっていう感じがしちゃうけど、
なんかそういう年齢的にも逆に両方知ってる立場だからこそ、
うまく使い分けていくっていうのがいいかもしれないですね。
最近とかは日々を丁寧に暮らすっていうような特集とかあるけど、
まさに本をゆっくり読んだりとか、
手紙を書いてみたりっていうことは、
実は本当にそういうことなんだよねっていうのをやっと気がついた。
ここに来て。
でも逆に忙しい生活だからこそ大事にしたいところ。
だからみんな言ってるっていうのはあるよね。
忙しい忙しいって私もよく思ったり言っちゃったりとかする時もあるけど、
33:00
でも作ろうと思ったら時間って作れるから、
それをやっぱり実践して有意義に使っていきたいね。
だから睡眠時間を削ってなんかやるんじゃなくて、
睡眠時間は覚悟して、日常の中でやっていくっていうのがね、
トータルときにね。
ますますご活躍を楽しみにしています。
今日はありがとうございました。
エリオットユカリさんの2回目のインタビューでした。
今回は彼女の性格的な話もしてくださったと思うんですけど、
悩まない性格っていう話が出てましたよね。
悩みが見つからないって。
忘れちゃってるかもしれないけどともおっしゃってましたけど。
私が笑っちゃったのが楽しいことじゃなくて、
特にほらイギリスに来たばっかりの時に、
牛がモーって鳴いてたら私がモーと言いたいみたいなことを言ってて、
でもそれが実は別の人から見たらすごく素敵なことに見えるっていうのが、
彼女が自分自身を見直すきっかけになってるっていうのはすごく面白いなと思っていて、
そういう意味で結構毎日の生活を楽しむっていうところに
フォーカスをしているって感じはしましたね。
さゆみさんは何か面白かったこと、気になったところありますか?
目標がないっていうのが逆にいいなと思いました。
いろんなことに縛られないで今を楽しんで、
今自分がハッピーだったらその先に何かまた見えてくるものがあるみたいなスタンスで
ゆるっとしている感じですよね。
それが自由な感じというかリラックスされてていいなって私は思いましたね。
そこが彼女の良さにつながってるような気がしますね。
バリバリの目標を決めてやってるっていう感じじゃない、
そのゆるさとか楽しみを出すっていう感じが、多分それが伝わってるんだと思うんですよね。
だってね、全然来るつもりのなかったところに来て、
いきなり異国での生活で子育てもあり、
やっぱりちょっとゆるっと楽しむ、楽しまないと病気になりそうですよ。
わかりますよ、その感覚は。
そういうところが影響を受けないで自分のペースでできるっていうところではすごく参考になるし、
でもそうかといえば、やっぱり結構震災っていうのをきっかけに1時間運動してるって、
あとそれも自分の苦手なものをあえてやるっていう、
それってすごくないですか?
36:00
と思ったんですよね。
だからもちろん彼女なりの工夫はしてるけれども、
でも震災の時期ってもう今から8年前ですからね。
それをあえて続けてるっていう。
すごいですね。
だから彼女自身のお料理っていう意味で、
食のことをやってるから、やっぱり運動を常にしておきたいみたいなところはあるのかもしれないんですけど、
でもそれでも続けるってすごいことだし、
だから多分ストイックにやってるというよりは楽しみながら、
決めたらちゃんと続けるっていう感じのイメージなんですよね。
どの分野に関しても、
悲壮感なく、ちゃくちゃくとこまめに楽しんで。
どれもやってる感がありますよね。
それってすごく参考になりそうですよね。
日々の生活を淡々と楽しく過ごしていく。
そうなんですよ。それがさっきの悲壮感なくっていうところだと思うんですけど、
楽しんでるんだけど、でもそれをガーッと入り込んでるとかいうよりは、
結構淡々と楽しむみたいな。
私やってます、頑張ってます、とかっていう感じではないですよね。
でもそういう方が続くんだと思います。
っていうのを彼女を見て、いろいろ考えさせられましたね、今回は。
では次回のインタビューもぜひ素敵なゲストをお呼びするつもりですので、
楽しみにしていてください。
ありがとうございました。
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また次回もパリで学んだぶれない自分の作り方をお楽しみに。
アキでした。
38:37

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