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2016-12-15 15:44

Vol.38「自分の本質に沿った生き方とは?」

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「ブログで『自分の本質に沿った生き方』ということを書いていますよね。わたしも自分の本質に沿って生きたい、と心から願っています。具体的には、どうやってみつけていけることができるのしょうか?」そんな質問に答えています。
オープニングでは、季節柄「忘年会」をテーマに「フランスの飲み会はあるのか?」という話をしています。


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こんにちは、あきです。
今日も、パリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
さゆみさん、今日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
12月の16日ということで、まさに年末に入ってきたわけなんですけども、
そうですね。
この時期といえば、日本では忘年会じゃないでしょうか。
ラッシュでしょうね。
クリスマスの前と忘年会等と、いろんな行事がある忙しい年末の季節だと思うんですけど、
フランスでは忘年会はあるのか、というふうに聞かれたら、さゆみさんだったらどう思っています?
日本のような忘年会はないと言えますね。
まず、会社の忘年会というのは飲み会としてはないですよね。
ないですね。
わざわざどこかに外に行って、居酒屋さんみたいなところでワーッとみんな全員集合でというのはない。
ないですよね。
会社の中で最後、仕事の後にちょっと早めに切り上げて、
みんなでちょっとつまんで、アペリティ風みたいな。
シャンパン飲んで、いっぱい引っ掛けてみたいな。
でも社内でやってるからね。
そう、社内で。
外に行くってことはまずないですよね。
クリスマス会として会社が何かしたいって言うならあれだけど、
でもわざわざ場所を貸し切って何かをするってことは基本ないですよね。
そうですね。大掛かりにっていう、いわゆる日本の忘年会のイメージのものはないですよね。
やっぱりお友達同士でもそういう忘年会っていうのはやっぱりしないですね。
普通のクリスマス前に会おうとか、年末ちょっとパーティーやろうみたいな感じがあっても、
これって別に忘年会とはちょっとまた違う。
ちょっと違いますね。
ですよね。
クリスマス前にちょっとディナーにどうぞみたいな。
それぐらいの感じですよね。
感じですよね。カジュアルな感じでね。
で、前に一番最初私がフランスに来た頃にある友人から、
日本では飲み会とか付き合いとか会社の付き合いがあるんだけど、
フランスはどうなのかっていうのを私の夫に聞いてたんですね。
それをずっと聞いてたんですけども、
彼はそんなのないし、行かないし、
会社の同僚と飲み会的な感じでする会自体がまず存在しないってことを言ってたんですよね。
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で、その時に、じゃあ社内のコミュニケーション、
コミュニケーションじゃないけど、
日本だとそういうのを大切にする文化があるんだけど、
フランスだったらどういうところでそういうコミュニケーションを取るのかって言ったら、
ランチって答えてたんですよね。
ランチでできればいいじゃない。
例えばチームで何かミーティングも込めてコミュニケーションを取りたいんだったら、
ランチの時間ってチームでご飯食べればいいだけだから、
わざわざ酒を入れる必要がないと。
その夜はプライベートの時間だからっていうのを言ってたのを思い出した。
あんまりビジネスディナーっていう感じの。
ないですよね。
ビジネスランチがメインですよね。
だからやっぱりどっかで夜はプライベートなディナーっていう位置づけが多いので、
会社の付き合いっていうとか飲み会っていう感覚が。
とにかく私は思うんです。
会社の付き合いってない?
ない。
基本ない?
ないですね。
私も主人に聞きましたけど、
会社の人たちとあんまりディナーとか行かないの?って聞いたら、
行かないって。
ランチはいくけど。
やっぱり夜までプライベートな時間まで会社の人と一緒にいるっていうことは。
いたくはないんですよね。
はっきり言ってますよね。
だからその辺の感覚がまたちょっと日本の感じとは違うので、
だから忘年会っていう視点もないのもそこかもしれないですよね。
社内の外ではまずやらない。
社内の中でやるものだったらやるけど、
そこまでみんなのプライベートを割いてもらってみたいな視点はないってことですね。
だから結果的に日本での労働時間が長くなるのかなと私は思うんです。
結局ずっと会社の人と一緒にいるということは、
会社にいるっていうことなので仕事をしてしまう。
で、忘年会大体夜ですよね。
そうなるとやっぱり仕事時間が増えるし、
結局そのメンバーで喋ってると仕事の話になっちゃったりするわけじゃないですか。
だから気晴らしになってんだけど全然気晴らしになってないみたいな。
そういう意味ではやっぱり全然違う外の人と会うんだったらまだいいんだけれども、
その延長でずっと一緒に飲んでも、
結局なんか本当にお仕事の延長かなっていう感じはあるかもしれないですよね。
そういうことでフランスにいると忘年会がないので、
夜は別に忙しいっていう感じでもないフランスですよね。
それでは本編スタートです。
今日は質問をいただいてますので、
さゆみさんの方からまず質問の方を読んでいただけますか。
はい。
秋さんはブログなどでよく自分の本質に沿った生き方ということを書いていらっしゃいます。
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私も自分の本質に沿って生きたいと心から願っています。
具体的にはどうやって見つけていけることができるのでしょうか。
ヒントをいただけると幸いです。
実はこういう質問多いんですよ。
そうなんですか。
自分も今までってそんなに自分が何が好きかとか、
そういうことを気にしないで選択して、
あるいはできるからとか周りが進めてくれてるからとか、
あるいはチョイスがないからっていうのもあるのかもしれないけど、
その中で自分が本当に何したいのっていうのを考えてこなくても
なんとかやってこれたっていうのもあるのかもしれないんですよね。
それをふと自分を振り返ったときに、
あれって思ったりとかもやもやしてる人が実際は多いというか、
私のところに来てくださる方が多いんですけど、
これどう思いました?
ご自分の好きなこととか、
あと本当に興味のあることとかっていうのをちょっとリストアップしてみるだけでも
自分の方向性とか適性みたいな、
自分がやってて楽しいことっていうのをリストアップするだけでも
少し自分の軸というか本質っていうのが
なんとなく見えてくるんじゃないかなとおっしゃる通りだと思います。
まず自分の本質に沿った生き方って何?っていうところなんですけど、
これって要は内的な部分から出る、
自分の価値観に沿っているかどうかっていうところなんですよ。
だから外的な要素ではなくてっていうことね。
内的な価値観っていうのは自分のリソースから生まれるんですよ。
そのリソースって何っていうと、経験とか、これは学歴とか職歴とか、
家庭環境とか、その人が培ってきた知識とか、
もっと言うとその人の持っている性格とか価値観とかも全部含まれて
リソースと呼んでるんだけども、
このリソースが自分が何のリソースを持っていて、
何がこれは上手く社会に活用していけばいいかっていうのが見えない人が実は多い。
このリソースには実は2つの軸があって、
もうこれ本当に単純化した話だけしますね。
できる、できないの軸と、したいとしたくないの軸があるんですよ。
これを座標軸のように考えると4つに分かれて、
したい、できる。したい、できない。したくないけどできる。
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したくないしできないっていうふうに分かれるわけですよ。
4つ目のしたくないしできないのは自分のリソースにもないし、
成果もないので、これは全然関係ないですよね。
1個目のしたいことができるっていうのはある意味一番幸せなことですよね。
自分がしたいことをやっていてかつそれができるっていうのは、
これがはっきりしている人は多分本当の意味で幸せだと思うんですよ。
この人はまず自分の本質的な生き方をしていると言っていいと私は思うんですよね。
ポイントは2個目と3個目のしたいけどできない。
したくないけどできるっていうところなんですよ。
ここをみんなしたいできるだけは幸せだってみんな分かるので、
それ以外は自分のリソースにないとか本質に沿ってないとみんな切り捨てちゃうところがあるんですけど、
実はこのしたいできないとしたくないできるも本質に沿ってないっていうことではなくて、
私自身はそれもその人の価値観でどうにでもなると思ってるんですよね。
したいけどできないっていう場合あるじゃないですか。
あります。
どんなに頑張ってるんだけどなかなかできない。
でもしたいから続ける。それその人の価値観じゃないですか。
したくないけどできる。
したくないんだけどでもできることが嬉しいとかできることが喜びになる人もいるわけだから、
これはこれでその人の価値観だと思うんですよ。
ポイントはそれで自分はどっちでいくのか。
どっちをありとするのか。
それが自分の中で決めないでいくと不幸になるっていうことだと思うんですよ。
例えば私だったらしたいけどできないことをしたいなと思う。
そっちの方が自分としては幸せな。
すごくしたい。だけど今はできない。
だけどできるようにするっていうところにまた楽しさがあったり。
したいっていうところに正直でいたいんだよね。
そっちの方が毎日生きてて楽しい。できなくても。
だからそれもありだし、逆の場合でもあり得るってことなんでしょ。
それが人によっていろいろと違うってことね。
価値観として違うからそこをどう捉えるかっていう。
だからできることができるけどしたくないっていう。
そういう仕事をしてるとするじゃないですか。
でもどこにポイントを置くかでできるっていうことで社会貢献をしてるとか
できるってことで自分は好きじゃないけども
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実はそこに面白みを感じてくる場合もあるかもしれないし。
何かの表紙にどこか新しい視点で行けるっていうことはあるので。
だからやっぱり不幸なのは意識せずにただ闇雲にやってしまうこと。
どっちの価値観で自分は行くのかとか
どっちの価値観を大切にしたいのかって分からないままやろうとすると
したくてできるっていうところに行ってない私はダメなんじゃないかみたいな。
そういう風になっちゃったり
やりたいことがあるけれどもできない人って
できないからできる人を見ると羨ましくなっちゃうわけですよ。
比較してしまったり落ち込んだり
結局好きなだけでは続けられないのよねみたいなところに悩みが行っちゃったりするわけですよ。
でも自分の中で好きっていう方を大事にしたいから
できなくても続けたいっていうその自分の価値観ですよね。
そこを決めてしまえば
あの人ができるのは確かにスピードが速いんだけど
私は好きだから続けたいっていう思いがその人を支えていくと思うんですよね。
だから自分の価値観がどこにあるのか
何を大切にしたいのかっていうのは考えた方が。
そうですね。でもそれがわかるだけで全然心の安定感というか
すっきり感というかね。全然違うと思うんですよね。
だからさゆみさんみたいに私はこっちっていうのがあると
何かを決めるときに迷いがなくなるじゃないですか。
だからさっき言ったようにリストを出せばいいんだと
自分の好きなことはなんだっていうのをリストを出して
それができなかったとしてもこれは続けていきたいって思えば続けていくわけだし
もっとできるようになろうと努力するわけだし
もうそこで決めてしまえば迷わないってことですよね。
そうするとすごい本当にすっきりすると思うんですよね。
だからどっちがいい悪いではなくてどっちもありだから
ただどっちを自分は選ぶのかを決めましょうってことですよね。
決めるのは人ではなくて本人しかわからないので
そこは皆さん自身が決めていかなきゃいけないというところなんですよね。
そこが多分自分の本質に沿った生き方を考えるためのヒントじゃないかなと思います。
すごい良いヒントをいただきました。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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また来週のパリから学んだブレない自分の作り方をどうぞお楽しみに。
さゆみさんありがとうございました。
ありがとうございました。
秋でした。
15:44

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