00:14
こんにちは、あきです。今日もパリで学んだ、「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
今日もさゆみさん、どうぞよろしくお願いいたします。
お願いいたします。
さゆみさんは、お子さんの学校の関係で、プールによく付き添いで行っているという話で。
そうなんです。フランスの学校って、だいたいどこもそうだと思うんですけど、学校にプールがないんですよね。
おっしゃるところ。
だから、市営とか区営とか、そういったところのプールにスケジュールを組んで、毎週何曜日に子どもたちが行きますと。
その時に、お着替えとかのお手伝いとして、両親が何名か付き添いますということで、付き添い希望者がたくさんいるんですよね。
で、私のところも例に漏れず、まだ小学校1年生なので付き添いが必要。
低学年がね、特に必要なんでね。
で、付き添いにアプライしまして、たぶん9回ぐらいあるうちの半分ぐらい付き添ってますね。
その時に、お着替えは男子を女子をどっちでもいい?
男子と女子に分かれて、女の子のママは女の子の方のお手伝い。男の子のママは男の子の方のお手伝い。
先生がいろいろと指導してくれて、お着替えを一生懸命手伝うわけです。
手間取ってる子たちを手伝ってあげるわけですね。
時々ね、アンダーウェア、パンツを履いたままその上に水着を着ちゃう子とかいてね。
プールでその後で泳いだ後に、あれ?この下にパンツ履いてたの?びしょ濡れ?
着替える時にパンツがない。仕方ないからそのままパンタロン、おズボンを履かせるとかね。
そういうことも、いろいろやっぱりお世話をしなきゃいけないんですよ。
その時にちょっと気づいたのが、男の子のね、すっぽこぽんの体を見るんです。
うちの子は男の子なんで、男の子のお着替えをいつも手伝ってるんですけど。
おちんちんがいろいろ違うんですよ。
当たり前だと思うんですけど。
フランスなのでいろいろ多民族国家と、多民族多宗教、いろんな人がいるんですけども。
私の住んでるエリアでは結構ユダヤ系のファミリーがとっても多いんです。すごく多いんですね。
気づいたのが、結構な割合で、おちんちんがかつれされてる。
03:00
ユダヤ系はね。
男の子が多いんですよ。
うちの子はカトリックなんです。なのでかつれはしてないです。
かつれしてると、かつれはどういうものかって、もしよかったらグーグル先生に皆さん調べて聞いていただきたいんですけども。
かつれしてる状態だと形的に全然違うんですか?
違いますね。おちんちんの。こんな話していいんですか?
先っぽがツルリンって出ちゃってるんです。
川が向けてるみたいな。
その状態のまま普通に。
先っぽがツルリンってなってるんですけど。
そうじゃない子はかぶってる感じなんですよ。
なのであれ?うちの息子のいつもお風呂のお世話とかもしてたので、全然違う形がみたいな。
かなりびっくりしました。私初めてそういう。
自分の子供以外でね、そんな見る機会ないからね。
見ないですよね。
だからあれ?と思って結構な割合で、ツルリン派とツルリンじゃない派に分かれてて驚きでした。
やっぱりユダヤ系とかはそういう子が多い?
多いですね。もうほとんど。
特にユダヤ系のファミリーが多い私のエリアとかは結構な割合で。
じゃあユダヤ系の中でもやってない子もいるかもしれないけど、かなり少数派。
ほとんどやってないじゃないですかね。
やってない人いないってことですね。
すごいね。そういう伝統的な宗教の習わしって、ほらこっちに日本にいるとわからないことが多いですけど。
そうですね。だってね土曜日とか金曜の夜ぐらいからシャバっていうのがあって、
お食事ができなくなったりとか、電気系統に触れないんですよね。
細かくすごい規律があるんですよね。
だから時々街を歩いてると、マダムお願いなんですけど、ここの門を開けたいんだけども、デジコードを押さないと入れないんで、触れないからやってください私の代わりに。
って頼まれることが結構16とかでも多いですよ。
何度お願いされたことか。
そうなんですね。
未だにでもそれが普通にどこでもあるので。
ユダヤはね、私本当に厳しいというか、かなり規律が細かいっていうイメージがあるので。
それを守ってる人もかなり多いと思います。
思い出したんですよ。さゆみさんもご存知だと思うんですけど、知ってる方で、お相手の方がユダヤの方で、子供ができました。妊娠中男の子だということが分かりました。
06:02
妊娠後期の彼女の悩みが、産まないとかそういうレベルじゃなくて、滑稽をすることに対する抵抗。彼女はやっぱりカトリックですからね。
彼の中では当たり前でしょみたいな。
滑稽をするのが普通だよって言われたけど、すごい私ショックですみたいな。
自分の息子に生まれたての本当に早い時期にやるんですって。
生まれたてなんですよね。
やらないといけない。
痛いからね。
逆に言うと、そのタイミングでやらないと後できないからみたいな感じだけど。
母親として見るのがちょっと辛いとか、産む以前にそっちの方を怖がっているというか、産むよりもそっちの方が気になっているっていう話を、
本当にまさに最後の臨月のタイミングでたまたま会った時に、永遠に滑稽の話をしてくれて、どうしましょうみたいな。
結果的にしたはずなんですよね、たぶん。
したって言ってました。
言ってたね。
だから、ユダヤの戒律はもう絶対みたいな感じだったんだと思うんですよね、彼の方が。
だから、宗教が違うとそういうところの違いもすごくあるのかなっていう。
国際結婚ってなると、本当にお互いの宗教。
国際結婚じゃなくても、特にフランスなんていろんな出身の方がいらっしゃるので、
うちの宗教はどうだかっていうのと、宗教が違った場合の、信仰が違う場合の、そういったところの取り決めというか、
夫婦間のどうするかってすごく大きいと思うんですよ。
大きいですよね。
だから、私の知ってる人も宗教の違い、たぶん彼は無宗教だったんですよ、私の知ってる人は。
無宗教っていうか、別にカトリックではなかったフランス人みたいな。
だけれども、相手の方が多分イスラム教だったと思うんですよね。
結果的にうまくいかなかった。
宗教は結構、何とかなるよ、愛があるときは何とかなるよって言うけれども、
もう私の友人も言ってたんですよ、カトリックの友人なんですけど、
一緒の宗教で統一するか、別れるしかないっていうくらい、間がないって言ってました。
それはね、私も思います。宗教というか、どういった信仰を家族で、一人だったら別に何でもいいと思うんですけど、
でも家族で生きていくってあれば、同じ信仰を持って、信仰っていうのはある意味教育にも関係してくるので、
09:05
例えばカトリックの学校に入れるとか、そういったところもすごく出てくるんですよ。
だからやっぱり絶対に無視できないと思います。
だから人によっては回収される方もいるけど、その回収しない方は、最終的にはそこがネックになってうまくいかなくなっちゃってるっていう。
例えば回収しなくても、ちゃんとその相手の宗教、信仰というものはどういうものなのかとか、
勉強するとか、理解をしておくとか、少なくともそれは必要かなと思うんですよね。
だから彼女もね、さっきの妊娠してた彼女も、多分その辺は迷ったと思うんですけど、
そこはやっぱりもう折り合いを自分の中で認めるっていう、ユダヤの伝統を認めるみたいなところがないと難しいですよね。
そうですよね。そういえば、大丈夫ですか?まだ話しても。
セックス&シティで、一人ユダヤ系の男性と結婚した彼女がいましたよね。
頭に出てこない。
私も出てこない。シャロットでした。
シャロット、シャロット。
彼女も結局回収したんですよね。
そうですよね。確かに。
だからやっぱりそこまでしないと、夫婦間、家族間で同じ方向向いていないと、続けていくのは難しいのかなというのを私も感じます。
ということで、プールの話から宗教の話になりみたいな。
そこから大発見でしたね。
それでは本編スタートです。
今回は5月の頭ということで、新しい方にインタビューをさせていただいています。
今回は筆リンパの筆ランファーというのでやってらっしゃる小笠原美穂さんという方にインタビューをさせていただきました。
小笠原美穂さんは、内容を聞いていただければわかると思うんですが、もともとセラピストさんで筆を使ったリンパマッサージをされている方です。
実は私は彼女のことは全然存じ上げなくて、いろんな方から紹介をしていただいたんですけれども、実はこれを受けたことがあった。
これインタビューでも出てくるんですけれども、受けたことがあって、
友人からは聞いてたけど、その先生が誰かなんてもちろん知らなかったから、その方がパリにいらっしゃってるって知らなくて、
前々からこの方いいですよっていう形でご紹介いただいたので、今回インタビューをさせていただきました。
それでは聞いてください。
こんにちは、秋です。
12:01
今日も素敵なゲストをお迎えしています。
筆ランファーの岡沢美穂さんです。美穂さん今日はどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
筆を使ったメソッドでリンパのマッサージをされているセラピストというふうに申し上げてよろしいんでしょうか?
はい。
もともと筆と起源というんですかね、オリジンからちょっとお伺いしたいんですけど、このメソッドを開発したのはいつ頃なんですか?
メソッドを開発したのは3年前になります。
それまではどんなことをされてたんですか?
ドライハンド1本であるマニュアルリンパドレナージュっていう、何もつけないオイルクリームと何もつけないドライハンドでリンパを流していくっていうマニュアルリンパドレナージュのセラピストをしてました。
それはどれくらいあったんですか、そのセラピスト歴というか。
2003年ぐらいから2018年、2015年ぐらいまでは。
そうですね、12年以上は。
そうですね、10年以上ですね。
そこはフリーでやられてたんですか、それともどこかサロンとかに属してやってらっしゃったんですか?
最初は自宅サロンからスタートしました。
自宅でやってたんですね。
そのうち市内に店舗を構えようということで、路面店を構えてっていう。
その筆との出会いはどこから?
それ話せば長いですよ。
大丈夫ですか?
もちろんです。
私ニューヨークにちょこっと住んでたことがありまして、
そうなんですね。
主人の婦人について行ったんですけども、このニューヨークでカリグラフィーというものに出会ったんですよ。
カリグラフィーというのは、アルファベットを芸術的に美しく描くという芸の道なんですが、
ちょっとそっちにはまっちゃいまして、
割としっかり勉強しようと。
何だったら将来カリグラファーになるぞ、ぐらいな勢いではまって習いまして、
途中日本に帰国して、
私の住んでる町が筆で有名な秋宮熊野町の隣町に私の自宅があるんですが、
その隣町の熊野町の美術館からちょっとカリグラフィーのクラスをしてくれないかと。
まず依頼がありました。
もちろんということで打ち合わせに行くんですが、
その時はセラピストの背の文字は何にない?
全然ないです。かけらもないです。
カリグラフィーの裾でずっとやってらっしゃった。
カリグラフィーのクラスをしてくれと。
打ち合わせに行きました。
そうすると、ここは筆の町だからカリグラフィーを筆で書いてくれと。
カリグラフィーっていうのは読んで字のごとくどう見ても海外のものなの西洋のものなので、
これはペンとインクで書くものなんですよって説明申し上げたんですが、
15:02
いや、筆を使ってくれと。
せっかくここにいるんだから筆を使ってくれと。
僕は筆にしてくださいと。
それは書道じゃないですか。私がやっているのは西洋書道なので、
カリグラフィーの方はね。
筆で書くものではありませんっていうことをわりとしっかりお伝えしたんですが、
受け入れてもらえず。
なるほど。向こうも堅かったんですね。
そうなんです。ここはって何度も仰って。
そのやりとりの中、向こうの方が、
岡沢さんできないんですか?って言われまして、
家できますけど?って言ってしまいました。
それはどんな心境だったんですか?
できないんですか?って言われると、ついつい家できますって。
口からも先に出ちゃう。考えなしに。
じゃあお願いしますとは分かりましたと言って打ち合わせを終えて帰るんですが、
帰り道、えらい返事しちゃったなと。
ペンで書くものを筆で書けるわけないぞと思ったんですが、
家帰ってよくよく考えてみると、ペンの形と筆の形に通ったところがありましたので、
これもしかしたら筆で書けるかもしれない。
いけるかもしれない。
書いたら書けたんですよ。
そうだったんですね。
書けたと思ったんですが、書けたと思ったのは私だけかもしれないので、
皆さんと検証しなければ、ちょっとしたエビデンスを取らなければと思って、
個展をしました。
全部筆でカリグラフィーを書くという。
そうすると同業者も来るので、
これちょっと何を使って書いたの?ってもしバレたら、
あ、ね、だけどバレなかったら大成功と思って。
実験をやってみたわけですね。
全作品筆で書くという英語、アルファベット、ラテン語とやりまして、
そうすると大成功ということで。
誰もわかんなかった。
わかんなかったんです。
ご自身の中では、その作業時間とか、
慣れてるものとは違うじゃないですか。
やっぱ大変だったんですか?
筆を使ってみると、
これを筆に持ち替えて書いた方が楽だぞってことに気がつきまして、
逆に。
そうなんです。
日本人は筆を使うのが得意です。
ペンの方が馴染みがないです。
なんかこう、今の日常生活の中で筆って、
そんなしょっちゅう使うものじゃないし、
ちっちゃい子だと書道から入っていくレベルなので、
やっぱりそれでも昔の人に比べては全然ダメだよなと思うけれども、
DNAとして入ってるってことなんですか?
やっぱりこの授業の中で書きずも正月とか元旦とか書いた止め羽根がなんとなくありまして、
ペンよりもすごく楽だったと。
なるほど。
古典でも全然みんな普通のカリフラミと同じような感じで捉えてくださったと。
そうなんです。
18:00
それでじゃあどうされたんですか?
筆で字を書き始めました。
クラスも始めました。
そこで始めたんですね。
筆でできますと言って、じゃあやりましょうクラス。
始めました。
カリグラフィーの講師として、
そしてカリグラファーとして作品を作る活動をしてたんですが、
その途中、主人の母と私の母をガンで亡くすんですね。
重なってきちゃったんですね。
そうなんですよ。
ここ2,3年くらいのタイミングで。
タイミングであるんですが、母というものを2人一度に亡くす。
ガンなので家族も本人もつらいという。
見送った後、いろいろ思い返すことがありまして、
もっと何かできたかなとか、
十分私は彼女たちにやれることをやり尽くせたんだろうかということをずっと反省していました。
その中でもっと家族に寄り添って、
母たちに手を入れたかった、手を当てたかった。
手当てというものをもっとしたかったということに気がつきまして、
そういったものを勉強しようと思った。
広島から、自宅のある広島から、
その当時そのクラスが東京しかなかったので、
東京までマニュアルインパトレナージュという、
素手一本でただただ撫でてさせて、
まさに手当ての位置ですね。
東京まで習いに来まして、
広島に戻ってきた時に母の友達たちが、
せっかく勉強したんなら私たちにしなさいよということで、
自宅サロンを始めた。
結構美穂さんって決めたら早い。
そうですね。
そういうことなんですかね。
ニューヨークの時のカリグラフィーと出会ってから、
バッと集中して入っちゃうのと、
話し切れて今重なったんですけど、
もうこれだっていう感じだったんですか。
そうなんです。調べて調べて。
その時カリグラフィーはどういう位置づけになってたんですか。
カリグラフィーは私の本職だと思ってたので、
なるほど。じゃあ本職プラスアルファで、
知りたい技術を身につけようと。
ほんと数年前まで私本職カリグラファーですと。
カリグラフィーの小笠原美穂ですってやってたくらい、
ついさっきまで本職そっちだと思い込んでました。
やってたのが、じゃあ勉強して、
そうです。
で、そっちも。
自宅で近隣の方にしなしつつ、
かつ自分にもできるので、自分にしてると、
来られる皆さん元気になっていく。
何だってもう風邪ひとつひかなかったわ。
綺麗になっていく。
で、私も自分にしてると周りの人が、
21:01
何か変えた?わさわさ最近いいわねって。
それは例えばどういうところで変化を感じてる方が多いんですか。
見た目。
見た目で分かるんだ。
女の人って結構辛辣なので、
ちょっと変わったぐらいじゃ言ってくれないんですよ。
激減してついに効くみたいな。
その辺は例えば肌の調子とか、
その辺がやっぱり皆さんこう。
そうですね。色ツヤ。
顔がすっきりして、
見た目が激変したって何かいい。
で、何?みたいな。
実は私リンパドレナージュっていうのを自分にしてるんだ。
知りたかったら教えるよって言って、
で、お家に行くお友達集めて、
ちっちゃなクラスをするわけですよ。
なるほど。それはお友達経由で。
そうですね。ママ友っていうか幼稚園のお母さんの友達に
お教えしたんです。レクチャーしたんです。
で、それをちょっとしたテキストを作ってレクチャーし、
で、お伝えした後2週間。
真面目にしてくださったら2週間で結果が出るんですけど、
全然変わってない。
なるほど。
ちゃんとしてないの?と。難しいからしないって言うんですよ。
習ったけれども、家でやるにはちょっと難しいっていう感じ。
どういう風にやってる?ここでやってみせて?って見せてもらったら、
それはリンパドレナージュじゃなかったんですよ。
全然違うのをやってた。
つまり、教えたけれども、それを自分でやるのはやっぱり難しい。
なかなか習得するにはハードルの高い種類だったってことに気がつきまして、
出そうかと。一般の人にはできないのかといって、そこでやっぱり一旦諦めまして、お伝えすることは。
で、家でマニュアルリンパドレナージュのセラピストをしつつ、
カリグラフィンの講師をしつつ、
やってた。ある日、カリグラフィを書いてました。筆で。
で、書いてたら、あれ?これでリンパ流せない?
そこで繋がったんだ。
で、その場で自分の肌に当てた時に、これ習った時のタッチとすごくよく似てる。
手でやってるタッチと似てるっていう。
そこで筆が出てくるんだ。
それはやっぱりカリグラフィをやってたっていうベースがあったから、
一見ちょっと違いますもんね。繋がらないですもんね。
じゃあその熊野の筆でやってみようかみたいな。
まずその化粧筆ってみなさんに想像がつきます。
画筆、書筆っての想像がつくところでありますが、筆で素肌をケアするって。
24:00
なぜ筆でやるの?とか筆でやると何にいいの?どうやるの?
今までにない筆の話をしていたので、なかなか理解していただくには筆の会社さんにしても
ちょっとたくさん説明が要るところだったんですけれども。
筆の会社さんからしてみてもちょっと意外な使い方ですもんね。
筆で撫でるだけで素肌が綺麗になるかなっていう質問をたくさん受けました。
ご自身でやってみたんですか?まずは実験みたいな感じで。
やってみました。自分にやってみたらこれはいいなっていうのと、
あとその頃ちょうどメイクの方法をファンデーションつけるのに
手とか指とか主にスポンジでファンデーションつけてたんですけど
なんかスポンジでやるとどうもムラになってつくと。
伸びが悪かったり良かったり場所によって出てきますよね。
ファンデーションを筆に変えたんですよ。パウダーブラシとか
リキッドファンデーションブラシに変えたら肌が綺麗になってたんですよ。
綺麗に乗っかってるんだね。そういう意味では。
綺麗につくけれどもどうも肌に良いぞっていう。
肌自身にも良いって感じですね。
筆っていうのは肌に良いなっていうのは何となく実感してたところに
あらこれは私がサロンでやってるリンパドレナージュのタッチにとても良く似てる。
筆でリンパを流せないものか。そういう筆があっても良いんじゃないのか。
それからどういう風に動いていったんですか?
まずお知り合いの筆の会社の方にお話しして
その時はあらそうって言っても耳は貸してくださったんですが
ふーんって感じでそんなに興味は持ってもらえず
しばらく数年後にちょっとあの話も一回聞かせてくれるってことになって
それまでは美穂さんはその間どうされてたんですか?
自分でやってたりはしてたけどって
自分で手ではやってたんです。
手ではやってたけれどもってことなんですね。
筆で流すってことはそういう筆がまだなかったので
そうですね。カリグラフィー用の筆ですね。
化粧筆みたいなものしかなかったので。
なるほど。
そっか。じゃあそれを開発したいっていう感じで
そうですね。
それ用の。
そうですね。
なるほどね。
そうすると熊野の化粧筆の会社さんが素肌を育てる筆
スキンケアに特化した筆を作ろうっていうちょうど動きがありまして
そこの会社のリンパドレナイジをできる筆
リンパ筆っていうもののアドバイザーに
という形で協力させてもらった。
なるほど。
じゃあそれが最初にお声をかけてから数年経ってたんですか?
そうですね。5年は経ってると思います。
そうだったんですね。
その間に美穂さんが働きかけてたりはしてたんですか?
27:00
きっと筆で流すなんてきっとナンセンスなんだろうなと思って
一旦封印してたんですよ。
じゃあ美穂さんの中でも一回違うのかな?みたいな感じで封印はされてたんだ。
きっと検討違いなんだろうなって。
そこが開いたのが何だったんですか?向こうが興味が。
本当に流せるものかどうかちょっとお話伺いたいってことで。
なるほどね。
そこから共同で開発するようになったっていう。
筆でリンパを流すという筆に関しては
私がアドバイザーという形でこんな形にしてください。
こんなタッチにしてくださいっていうことをアドバイザーで。
今ちなみに目の前にもありますけど
リンパ用の筆っていうのはどれくらい種類があるんですか?
リンパ用の筆は今2種類です。
今後ちょっといろいろ増えていこうかなっていうところなんですけど
一番最初の筆が3年前に会社さんと一緒に作って
3年間いろいろ現場で使っているうちに
いろいろと前提が見られましたので
そこの筆の会社さんとは契約が切れましたので
新しい筆屋さんで改良点を改良した新しい筆っていうのを
これから筆ランファという形で今回作った。
これは去年の11月に出来たばっかりの筆です。
こちらのこれどういう筆って言ったらいいんですかね?
一見見た目はリキッドファンデーションブラシに似たような
コトヒラ筆です。
ちょっとハンドルに工夫がありまして
ハンドルはムクの木でできているんですけど
ここ先が丸くなっているじゃないですか。
ここで実は粒を擦るようになっている。
確かにいい大きさですよね。
そうなんです。
一粒で二度おいしい。
粒を押せて流せるっていう。
なるほどね。
デトックスの粒を押して流したら
もう一回ガッツリ流せるでしょっていう。
なるほどね。
この下の方の。
これが初めて今回初の試みなんですけど
お風呂で使う。
お風呂バスタイムに使うリンパドレナージュのブラシ。
通称ニックネームみたいなものなんですけど
お風呂で使うリンパドレナージュのブラシなので
フロリンパと言ってます。
なるほど。
これは今ちょっとドライな状態なんですが
日本人ってお風呂にしっかり浸かるのが好きじゃないですか。
女性はバスタイムに磨きをかける。
そうですね。
なのでそこでこれを濡らして
軽く湿らせた上に
自分の好きなオイルを垂らして
肌に当てる。
フロリンパというかオイルリンパドレナージュ。
なるほど。
これは大きい目じゃないですか。
30:01
チークブラシ系を大きくした感じなんて言ったらいいんですかね。
そうですね。幅が広いんですよね。
さっきほどの紹介していただいたものとは。
こっちのもともとのリンパドレナージュのブラシは
左と右手一本ずつ持ってもらって
同時にこうやって。
対象にこうやって削るんだ。
そうなんです。フェイシャルも片方ずつ受けないじゃないですか。
左も右も同方に。
手やる時はそうですもんね。
その方が左と右の顔のバランスが整うので
2本1本ずつ持って対象的に動かしていくんですが
お風呂の中ではそんな細かいことはせずに
ゆったりしてほしいということで
この2本分を1本分にしてるんです。
なるほど。じゃあ2本足すとこの大きさになるっていうことですね。
面白いですね。
ちょっと見てもらったら分かるんですけど
こっちのリンパドレナージュの筆は
先が山形。肌に沿うようにあたりがしてるんですが
お風呂用のブラシってパツン前髪のように
そうですね。パツンとなってますね。
これはもしもこの筆の使い方がわからないっていう方が
知らず知らずに当てたら
チクッてするんですよ。
確かにちょっと痛いかも。
痛かったら違うでしょ。
自分で気持ちいい角度を探してもらうと
正しいリンパドレナージュができますよという
ちょっとそういったご案内、アナウンスも
山形だったらそこがわかんないけれども
平べったいからこそ自分で角度がわかるっていう
自分でも簡単にきっちり効果が出せるように
この丸い方は?
丸い方はプロのセラピストさんに使っていただこうと
プロの筆リンパセラピストも日本にも50名くらい
海外も含めて50名くらいいらっしゃるので
その方たちがプロが使う筆があってもいいんじゃないのかと
包丁もシェフが使う包丁とシェフの
プロ仕様とね。
違うじゃないですか。やっぱりある程度うまく使えるようになってきたら
プロ仕様の筆があってもいいなってところで
こちらも開発途中。
なるほどね。
これはこの先ほどの平筆みたいなものと
同じ位置付けなんですか?
そうですね。これも顔の中で筆でマッサージしていくんです。
どっちかマッサージ色が強い。
気持ちいいですよね。
ずっと触ってたような感じの。
人間ってふわふわしたものを触ると
頭から癒しの信号が出るみたいで
リラックス効果が高いっていう検証結果が出てるみたいで
猫ちゃんとかワンちゃん触ると癒されるわっていう
ふわふわしたものっていうのは人にとってはいい。
また手とは違う感覚ですよね。
33:01
じゃあそこをこうやって開発しながら
自分のお客様にずっとやってたっていう感じなんですか?
そうなんです。
お客様の反応ってどういう感じだったんですか?
まずこの筆を世に出す前に
本当にこれを自分に使えたり
サロンで使えるのかなって
やっぱり検証好きなので
自分のサロンで検証してみたんですよ。
サロンでお客様に施術をしているときに
いくつか筆を横に置いてまして
この筆は今ナイロンなんですけど
そのときイタチとかウサギとか
いろんなパターンの
いろんな毛を揃えて置いておいて
で、施術をしてます。
途中こっそり持ち帰るんですよ。
手の途中でやってるときに
こっそりしれっと筆に持ち帰ったときに
この毛先がナイロンの筆のときだけ
お客様が気がつかなかった。
あとは分かったんだ。
途中筆に変えたよねーって。
なるほど。
このナイロンの筆だと
え、ずっと美穂さんだと思ったって言われたので
手と変わんなかったみたいです。
そこでじゃあこれ。
この毛でいこうと。
それぐらい全然手かどうかわからないもんなんですね。
多分秋さんもね、先ほどお会いしたときに
最初にお話しくださいましたけど
ちょっと経験したこと、体験したことあるのよーと。
お休みになられましたよね。
そうです。寝ました。
そうするとなかなか手だと
シェラティストとの相性があるんですけれども
筆だとそこが割と誰に撫でられても気持ちがいいので
そっかー。
割とダイレクトにきますよね。
そこが筆だと案外と
そう。気持ちいいわー。
そのままお休みになればよかった。
なるほどねー。
じゃあそれでこれだみたいな感じになったんですか。
そう。
そっからもう手で施術するのはやめちゃった?
やっぱり手当て出身のものなので
やっぱり手は必要だと。
で、途中、実はこれが本末転倒なのかもしれない。
面白いんですけど
手が30分かけてやる結果を筆が15分で出しちゃうんですよ。
短縮されちゃうんですか?
短縮されちゃうんです。
流すこととかフェイスラインを整えることに関しては
筆のほうが効率がいいです。
へー。
不思議なんです。これが。
なんでなんですかね。その辺はわかります?感覚的に。
科学的なエビデンスはとっていないので
わかんないんですけど
もう何百例って知っている中で
もしかしたらと思うのが
ナイロンの毛じゃないですか。
肌の上を撫でることによって
36:01
静電気みたいなのが起きているんですよね。
フリーソーを脱いだ時にバチバチってするような。
その微弱な電流みたいなものが
肌の下の水にどうも働きかけているような気がします。
おー。面白い説ですね。
なるほど。
体感の問題ですけどね。
それはでも手だとできないことだから
っていうことなんですね。
手は手でやってらっしゃる。
そう。
途中で筆に使える。
なるほど。
で、その早くできる部分を筆で補っていくっていう感じなんだ。
はい。今回美穂さんの1回目のインタビューでした。
カリグラフィーから入っていったっていうところがね
毛質とセラピーがどう繋がるのかなっていうのが
すごい気になってたんですけど
彼女のベースがニューヨークでカリグラフィーを学んだ
っていうところにあったっていうのが
全部繋がってたなと思ったんですけれども
その辺がさゆみさんの印象に残りましたか?
私はね、例えばカリグラフィーを受けてみようっていうところとか
日本に戻ってきてカリグラフィーを教えるっていうところで
どうしても筆でやってくれっていうところでやってみるところとか
そうですね。ローって言わない。やれって言われたらやるみたいな感じになった。
あとはお二人のお母様
実際のお母様と桐のお母様
お二人を亡くされて
それでもうちょっと何かしてあげたかったっていうので
リンパドレナージュを習いに東京まで行かれたとか
行動力にすごいびっくりしました
決めるとパッといくっていう感じのイメージですよね
なんかああでもないこうでもないとかグダグダ言ってなくて
もうこれって決めたらサッと動くやってみる
そこがねすごいと思いました
今の話と本当に近いんですけど
いろいろ実験をやるじゃないですか
例えば手と筆では同じかどうかっていうのを実際の実験でやってみるとか
いろんな毛を集めて
どの毛が一番効果が変わらないかっていうところを全部見たりとか
これも普通の人って多分すごい考えちゃうと思うんですよ
豚がいいかなとかイタチがいいかなとかって考えてる前に
彼女はすぐ実験する
実際にやってみて決断してますよね
だからその辺をやっぱりおっしゃる通り
グダグダ考える時間を減らして
行動する時間に当ててるっていうのが
彼女のこの勢いのあるスピード感とかに全部出てるのかな
39:05
悩む時間を減らしてその分行動して
その結果としてじゃあどうしようって
自分でサクッと決められて動かれてるんで
そこはね私も見習いたいなと思いました
確かに私もそう思いましたね
あと周りの声をよく聞く人だなと思ったんですよ
周りがこうだって言うと使い方がわからない
だったらこうしようっていうのを
解決策を考えるための次のアクションを起こすっていう感じで
そのためには現場の声を聞くとか
実際に筆を使ってやってくれって言われたら
それに答えられるようにどうしたらいいかって考える人なので
できないとは言わなくて
できる方法を考えるみたいなところがね
美穂さんの今につながってるかなと思いました
はい2回目も実際に
一セラピストから今度教える方に入っていった
っていうところを伺ってますので
次回も楽しみにしていてください
ありがとうございました
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また次回もパリで学んだブレない自分の作り方をお楽しみに
アキでした