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2018-04-26 25:08

Vol.109 「結婚は誰のためにする?」

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「結婚という呪いから逃げられる生き方」(岩本麻奈著)の本をとりあげながら、「おばさん」という呼称についてや、結婚が自分のためというより世間の目からきていることもあるのでは?と話が広がっていきます。

オープニングでは、奇跡の80歳はどこからくるのかな、という話しています。

オフィシャルサイトは、http://projectsparis.com/



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こんにちは、あきです。今日もパリで学んだ「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
今日もさゆみさんどうぞよろしくお願いいたします。
お願いいたします。
さゆみさんが最近ちょっと見た本が衝撃だったということで、ちょっとその辺のお話を伺ってもいいですか?
「奇跡の80代」というプロモーションのタイトルがあったんですけれども、
日本の女優さんで、草笛美津子さんでいらっしゃいますよね。
ショートヘアでね、今白髪の綺麗な。
昔の印象だと、本当に昔の日本の主婦役とか、お着物を着た役とか、そういったイメージがとってもあるんですけれども、
彼女がね、めちゃめちゃおしゃれ。
で、彼女の草笛美津子のクローゼットっていう本をちょっと見たんですけど、
めちゃめちゃおしゃれなんですよ。
とても80代とか、年は超越していまして、あと国籍も超越してる感じ。
白髪になると国籍超越しません。
だんだんお年を取ってくると、お顔が国籍不明になってくる感じしませんか?
はい、そうかもしれないですね。
常に美しくしてらっしゃるし、
多分メンタルの部分も、やっぱり女優さんということで、すごくコントロール上手というか、
一生女性、一生女っていうところを捨ててないところが、私はね、とっても感銘を受けて、
私もこんな人になりたいと思ってしまいました。
80代とか、やっぱり奇跡のって書いてあるぐらいだと思うので、
奇跡の80代とかっていう方が結構いらっしゃるというか、
最近奇跡じゃなかったりもするくらい、でも年齢聞かなかったら80代って絶対思わないっていうのが、
私が最近テレビで見たのが、吉村麻里さんっていうのが、
ずっと司会とかやってた方なんですけど、
夜のヒットスタジオとかね、ずっとやってた方なんですけど、
82みたいな、82か83かちょっとわかんないですけど、
どう考えたって60代か70代にしか見えない。
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でも草笛さんもそれぐらいにしか見えないんですよ。
で、あとパリに住んでた絡みで言うと岸慶子さんとかそうじゃないですか。
私ね、彼女たちの何が共通してるのかって考えると、
まず考えられるのは、もちろん肌とかそういうことはある。肌が綺麗とか。
でもね、姿勢が絶対いいんですよ。おばあちゃんの姿勢になってない。
背骨も曲がってないんですよね。
まっすぐなんですよ。だから、本当に50代とか40代とか、
私たちと一緒に喋ってるような姿勢で喋ってるっていうのは、
多分これでちょっと背中が曲がってしまったり、
ちょっとファッションも地味にトラッドにっていう感じになってたらあれだけど、
結構攻めですよね。
本当にお好きなものを似合うものを見つけてすごく来ているっていう感じですよね。
だから今の80代って、もしかしたら平均寿命に近い年齢の方たちなのに、
まだ2、30年ぐらいといけそうな感じですよね。
ですよね。見てても全然老いという感じを感じられないという感じですよね。
だから、黒柳哲子さんとか、あの辺もそうだと思うんですけど、
80代なんだっていう、私たちの80代のイメージと全然違う方が、
ちょっと年齢を取り外した世界にも行っちゃってますよね。
いや、私ね、彼女は70代だと思うんですけど、
ちょっとこう、パリコレのお手伝いをしている関係で、
コムデ・ギャルソンの川久保玲さんを見るわけですよ。
お話はちょっととてもできないんですけども、
彼女も年齢が止まっている。
私ね、表参道で去年ぐらい見たことがあるんです。
もうね、本当に年齢不詳。
年齢を、ほんとにバブルのあの時から私は知ってる名前だし、活躍してる人なんだけど、
ある意味、あれこそエイジレスっていう世界じゃないですか。
もちろん近くで見ると白髪もちょっと増えてきたりとかするし、
ファッションとか雰囲気とかもあのまんま変わってないですよね。
変わってないんですよね。
だから、彼女を見ると毎年年に1回コレクションを発表して、
ある意味、メンズとレディースと両方やってるわけじゃないですか。
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あのパワーを70代で現役で続けている。
それも何十年もやってるっていうのは、
もうある意味、すごい尊敬、尊敬って言葉ではもう言えないみたいな。
ちょっと神的な存在ですよね。
本当に彼女を見てるとオーラが違う。
本当に違うし、ボソボソっとしか喋んないんだけども、
もうその一言でみんながうわーって動き出すみたいな感じの舞台裏の話をしちゃうと、
そういう感じのオーラがあるので、
たぶん特に草笛美津子さんとか岸慶子さんとか女優だったわけだし、
その辺はもうころえてるところだと思うんだけども、
やっぱり現役でいることの強さっていうのはあるのかな。
ありますね、きっと。
女性ってやっぱり一生現役っていうメンタリティーをやっぱり捨ててはいけないのかなっていう
彼女たちからね、なんとなく学べるところありますよね。
たぶん彼女たちって、自分たちをおばさんだっていうふうに、
例えば言葉でも言ったとしても、いわゆるおばさんになるっていうのを思ってないと思うんですよ、基本的に。
私もそれはすごい感じます。
ただ、物理的な年は重ねてるんでしょうけども、メンタルはすごく若い人と変わらない。
変わらないですよね。
だからそういう意味では、何か常に諦めるっていうのとちょっと逆の方向で何かを好きを追求するでもいいし、
やりたいことを続けるでもいいんだけれども、
おばさんだからとか、年齢的にもうこれぐらいだからっていう発想とは逆に生きると、
10年20年後にはこんなに差が出てしまうっていう。
すごいですね。
私のクライアントさんと時々ファッションの話をしてると、
30代後半とか40代前半の方とかでも、
例えばダメージの入った破れた格好のジーンズとかこういうのをあえてすごく素敵なカシミアとかに合わせてみると、
すごくリラックスした感じも出て、素敵ですよなんて言ったら、
でもこれ私にはちょっと若すぎるとか。
それはダメージの部分かな。
でもこれはみたいな、何かやっぱりダメージが入っているのは若い人のものとかっていう、
そういうメンタルブロックがね。
ある方がやっぱり若くても、30代後半40代前半ってめちゃ若いんですよ。
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そんなところでダメージジーンズを躊躇してるなんてもったいないと思って、
フランスだとパリだとおばあさんでもスキールも入ってるし、
もうなんか皆さん色々ですよ。
確かにダメージジーンズ入ってる人いますよね。
いますよ。
だけど本人がそれで若い気分になって素敵と思うんだったらいいと思うんです。
あと似合ってて本当に周りに良いオーラを放ってくれればいいと思うんですよ。
だけど自分でそういう風にブロックをして、
これは私には若すぎるとか、
でもそれって誰が決めるの?自分でしょっていうね。
まさに自分で決めちゃってるってことですよね。
だから色々ブロックをしないで、
そういうのを取り外してとりあえずトライしてみるとか、
年齢、数字にとらわれないで何でもちょっと挑戦してみるとか。
そうですね。ファッションは出やすいかもしれないですね。
一番出やすいですね。簡単に分かる。
分かりやすいからね。
サブウェーミツコさんはちょっとこれ、さゆみさんしか見えませんけど、
ひょうがら着てますよ。
でもなんかパリにいるマダムみたいですね。
これサングラスかけたら完全にパリマダムですよね。
もうだって何人か分かりませんよ。
日本人に見えないみたい。
白髪になっちゃうとね。
髪の色っていう感じは関係なくなってくる。
多分年を取ると本当に国籍不明になってくると思うんです。
だって色は関係なくなってくるからですよね。
髪の色もね、目の色もだんだんグレーっぽくなってくるじゃないですか。
だから本当に年を取れば取るほどファッションって楽しめるような気がします。
彼女の様子を見てると。
本当に私もこういうファッションしたいなと思います。
目のファッションですよね。
ひょうがらを着れるっていう意識とパワーっていうのはやっぱり持ってないと着れないですよね。
ダメージジーンズの話じゃないですけど。
そういう意味では自分の60代70代ってだいぶ先だなと思うかもしれないけど、
そこを常に意識しつつ今を過ごすのもありっていうかそっちの方がいいですよね。
だから私も本当に50代の方の先輩ですごいおしゃれな人とかすごい素敵な人を見てるから
自分の50代に不安を持ったこともないし。
ないですね。
そういう意味ではこうやって6070って見ると
素敵な先輩たちがこうやっていらっしゃると楽しみじゃないですか。
そうすると自分の残り30年とかをどうやって
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まだまだ長いですからね。
30年って考えたら長いですよね。
一生おしゃれして楽しみたいですもんね。
っていうことをちょっと考えるきっかけにはなりますね。
ということでエイジレスっていうところで言えば白髪であることも逆にプラスになるみたいな。
こんなに素敵になるというね。
事例をね今ご紹介いただきました。
はいみなさんも340年後をちょっと見据えて
はい考えてみるきっかけにしていただけたらなと思います。
それでは本編スタートです。
はい本編です。
今日はですねまたまたなんですけども
私もよく読んでいる本の岩本マナさん
今までインタビューも答えていただいたし本も紹介したことがあるんですけど
今回はですねその前回の本のすぐ後に出たんですけども
タイトルが強烈なんですね。
結婚という呪いから逃げられる生き方
すごいですね呪いっていうそのフランス女性に学ぶっていうところなんですけど
本当に結婚したいのはあなたですかみたいなね
自分の人生を自分で消さない生き方をするためのバイブルっていうのが
実際に去年の秋にワニブックスさんから出てるんですけど
このねこの開いた時のこのボルドーな感じもちょっとワインをイメージしてるんですって
すごくシックな感じですよね。大人っぽい感じで
結構その結婚という呪いから
私たちは呪いに縛られているっていうところから来てるんですけど
タイトルが結構いろいろ強烈で
どういう呪い年齢という呪いがあるとか女性という呪いがあるとか
家族という呪いがあるとかいろいろあるんですけども
要はフランスの人から学ぶポイントは
自分の子を大切にしましょうっていう話だと思うんですよね
私がねやっぱりある意味本当に昔からそう思ってるんですけど
このおばさんっていう言葉なんですよ
彼女も書いてくださってるんですけど
お見合いおばさんみたいなとこから入っていってるんですけど
例えばフランスで女性に声をかける
例えば落とし物をしちゃって
そこのっていうふうに声をかけるときに
マダムって声かけるじゃないですか
でも日本ってその時にすみません以外の言葉がないんですよ
ないですねすみませんとしか言えないですよね
マダムと
言えないですよねちょっと
抵抗がある方もいらっしゃるし
だからといってそこのご夫人っていうのは変だし
奥様とかね
奥様とかね
奥様じゃないかもね
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知れないし
そこの女性っていうのもちょっと変だし
私ある人から聞いたのがお嬢さんって言われたって聞きましたよ
50代の人がお嬢さん
でも言いようがないからしょうがないと思っちゃうのかな
ある意味お嬢さん他に言いようがないから使えるんじゃないかと思いましたが
ふとね
別に支障ないでしょお嬢さんだったら
お嬢さんって
言われたら私若いのって思っちゃうし
でもほら声かけても気づいてもらえないかもしれない
私お嬢さんじゃないと思ってたらね
お嬢さんは10代20代に言うものみたいな感じで思っちゃったから
だからでもフランスっていうのはマドモアゼルっていう言葉はなくなっちゃったし
もうみんなマダムで統一じゃないですか
でねフェミニズムのある英語圏だってミスっていう言葉を
基本それで全部ね使わないでミズになってますよね
格闘できますもんね
でもちっちゃい子からするとおばさんって呼ばれるでしょ
私誰のことって言いますけど
そうだから日本じゃなかったらフランスだったら
絶対マダムって呼ばれるところが
おばさんって言われると
おばさんの位置づけって多分ちょっと違うのかな
おばさんってちょっとポジティブな言葉ではない
ですよね響き的に
なんか自分のことをちょっと自虐的に
ちょっとこうある意味謙遜的に
おばさんって言い方をすることはあっても
人からおばさんって言われると
すごいショック
受けるますよね
だからそのなんかこうそういう言い方とか
そういう言葉がないっていうことと
あとやっぱり周りからのその結婚するのは
結婚して早く落ち着きなさいとか
そういう落ち着くって何?みたいな
結婚したからって言って落ち着かない人もいますもんね
だから結婚イコール落ち着きっていうのは
どういうこと?みたいな
でもなんとなく世間的には落ち着いているイメージが
だから独身だっていうよりは
結婚してますっていう方が
結婚してるので終わっちゃうみたいなところがあるので
そういう世間的で結婚本当にしたいの?
みたいなところをマナさんは多分問いかけてる?
それね私すごく実は感じるんです
お友達で50代とかの独身女性が何人かいるんですけども
そういった方って皆さん結婚したいとか
素敵な彼と一緒にいたいとかって言ってるんですけども
じゃあこういう人どう?とか紹介してあげたり
あとあの人とはどうなったの?と聞くと
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結局土壇場で逃げ返ったりとか
やめちゃうんですか?
そうなんですよそこに足を踏み込まない
っていうことは一人でいる方がいいんだろうなっていう
気楽というか
本心としてはやっぱり一人でいたいのかなって
そういう人が無理して結婚とかする必要ないんじゃないかな
多分おそらく周りの影響で
そういう風に何となく思わされてるような感覚
でもしかしたら私は結婚したいのかもみたいな感じで会ってみて
やっぱり違うって逃げ返り
本音はしたくないからその通りになってるっていうのは成功性は取れてるんだ
だから結局したくないんじゃない?
っていうことでその通りになってるんですよね
だからあえてそれをしたいっていうことを言わなくても
それでしたくないっていう自分の本心と直面し
認めればそれでもうリラックスした人生が
中途半端にしたいとかしなくちゃみたいな風に思ってるから
余計こじれていくみたいな感じですよね
それをね何となくこの1,2年感じましたね
日本に帰るたびに
だから本人も別にしたいと思ってるわけじゃないのに
何となく周りの空気とか年齢的なものとかそういうのを感じて
したいのよねってつい言ってしまうっていうところの
本心とのギャップっていうのが出てるのかもしれないですよね
そう思いますね
その本心は本心でじゃあ結婚したい
でもそこから妄想がすごい発展するわけですよ
その妄想と自分の本心とまたすごいギャップがあって
そこのバランスを取るのをどうしてるのかなっていう
ちょっと悩まれてる方が多いかなと私は感じました
このマナさんも書いてらっしゃるんですけど
彼女はMe First
東京ファーストとかいろいろあった中で
私が最初みたいなところなんだけども
彼女の話はここに集約されてるなと思うんですけど
Me Firstとは自分だけを大切にして優先させることだけではなくて
相手のMe Firstのことも同時に考えられることを言いますと
つまり自分勝手できるってことじゃなくて
みんなの自分勝手も受け入れてあげられないと
お互いに自分の自分勝手もできないということですよね
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だからMe Firstってどうしてもわがままって日本では思われちゃうけど
わがままであるっていうことではなくて
じゃあ相手のMe Firstもちゃんと受け入れられる度用があるっていうところが
多分フランスに住んでるとよく感じる
個人を尊重するっていうところですよね
だからわがまま主義っていうのと個人主義っていうのはちょっと違うよみたいなところが
マナさんの本にもあるので
そこの部分で本当に本当の本当は結婚したいのかみたいなところも含めて
結婚しないと一人前っていう昔のなんか風義
これがまたこの呪縛の一つのポイントかなって思ったんですよね
今もあるのかもしれない
やっぱり結婚して
親だと親は結婚してくれて安心しましたとかあるじゃないですか
お嫁に行ってくれて安心したとか
親を安心させたいとか
その辺っていうのは多分ここから来るんじゃないですか
その場合例えば離婚する人も結構いますよね
そうしたら親の安心感はどうなってしまうんでしょうね
だから一時的な安心感
でもそれでも一回行ってくれた安心感の方が
とりあえず一度は結婚したと
行かない不安感よりはまだいいっていう感じのために
極端な言い方をするとどうでもいい相手でも結婚しちゃうのかもしれないしね
そういう意味ではちょっとこう
結婚っていうのに私たちが縛られすぎている
結婚しなきゃいけないとかするものだとか
あと最近思ったのは子供を産むのは結婚してから
いわゆる出来婚とか言われてるものがあったとしても
結婚っていう形を取らないで子供を産んでると
なんでみたいな感じになって
この間あるテレビとか動画を見てたら
事実婚でいるカップルがいて
結婚しないのなんでみたいなみんなに突っ込まれてたんですよ
法的なものとかと社会的なもので言ったら
ほとんど変わりはないんだよって本人たちは言ってるけど
じゃあなんで席入れないわけみたいな
なんかそういう方に言っちゃうわけですよ
だから本人たちが事実婚でいいって思ってる感覚と
結婚っていう名前ではまだまだすごいギャップがあるというか
結婚してこそみたいなカップルはあるべきみたいなところが
ちょっとまだあるのかなっていう感じがしたんですよね
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はいよかったらこの岩本マナさんの
フランス女性に学ぶ結婚という呪いから逃げられる生き方っていうのを
ぜひ読んでみてください
ありがとうございました
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秋でした
25:08

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