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おはようございます、こんにちは、こんばんは。
このポッドキャストは、日本とオランダでフリーランスとして活動する姉と弟が、お互いの近況報告がてら、イロコをしゃべりするポッドキャストです。
4月もね、終盤に差し掛かって、春こんばんですな。
いや、ほんまに早いね。もう4月も終わりか。
もう桜散っとるしね。
ね、ほんまにね。早かったわ。
そう、なんかこうやってあったかくなってくるとさ、
私は13年前にね、新卒で企業に入社したんやけど、
13年前か。
13年前。
そのときに入社したときのことをね、思い出すわけですよ。
そう、私芸術学部だったからさ、周りが全然就職せんかったんよね。
そうよね、うんうん、知ってる知ってる。
そう、相当ね、就活に関しては苦い思い出があるんですよ。
いや、当時、大学するときは、まだ一緒に住んでたやん、実家やったやん。
だから、結構悩んでる姿を間近に見たのを覚えてるね。
そうそう、ということで、今回のテーマは、「なぁなぁ、姉の就活の話聞く?」でいこうと思います。
聞きましょう。聞きましょう。
そう、普通の大学、何をもって普通っていうかわからんけど、
一般的な大学って、就活の支援が結構あるらしいやん。
あるね、ちょこちょこあるよね。
服装のことを教えてもらったり、面接のマナーを教えてもらったり、
SPI、こういうので勉強したらいいよ、みたいなのを教えてくれるらしいやん。
あと、就活支援センターの人が、模擬面接やってくれるとかもあるよ、聞く話っていうか。
そうそう、自分のとこももしかしたらあって、見逃しとったんかなと思うんやけど、
そう、私そういうの一個もね、在学時に受けたことがなくて。
いやでもね、ないかもしれない。あったのはあったはずないけど、そういうの全然受けてなかったわ。
ねえ、だからこう、常識がなかったというか、一般的な知識がなかったから、
今思えば、就活中ってほんと恥ずかしいことばっかりしとったなと思っとって。
ほうほうほう、例えば。
なんか一番強烈な思い出があるのは、銀行受けに行ったとき。
銀行ね、あれ結構びっくりしたね、受けたこと自体に。
そう、あれ血迷っとったよな。
今思うとな。
そう、だからそのときね、なんか私アフロみたいなパーマをかけとって。
あったね、そんな髪のときあった。
そう、で、もうめっちゃパーマかけとったんやけど、まあ似合っとったらええやろって思って、そのまんま行ったよね。
まあ銀行が一丁の遠いメンタリティやな。
似合っとったらええやろって。
そうそうそう。
で、あとさ、就活のときってさ、白シャツが普通らしいやん。
まあ一般的にはね、多いよね、白シャツ着てる人。
そうそう、それも知らんかって、なんか私水色と塩と茶色のミニトアイスみたいなシャツで行ったよね。
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ね、それ覚えとるわ。
めちゃくちゃ、ある意味めちゃくちゃ清涼感あるけど、めちゃくちゃ私服でもあるよな。
そうそう、でもなんか似合っとると思っとったし、
なんかもうシャツを着とるっていう時点で、自分としてはもうTPOもうバッチリやんと思っとったよね。
エリーありますよみたいな。
あ、そうそうそうそう。
で、まあ行って、行って頑張ったんやけど、まあ速攻でお祈りされたよね。
いやいや、もはやそれ想定の範囲内やけどな。
そうなんよね。
で、まあ本当は銀行とか受ける前は、映画業界に行けたらええなと思っとって。
そうね、映画好きやったしね。
で、私配給会社ってギャガ好きで、ギャガとか、あとは省地区とか門川も実は受けたんやけど、まあ全滅やったんよね。
なるほどね。
そう、だからまあ高校受験に次ぐ挫折経験だったなあっていうね。
いやなんかね、面接が重なっとった時期って結構殺気だってたのを覚えとるんやけど、
なんかもうどうやったってもう聞いてもあれやしみたいな、いやこんな殺気だってたらたぶんダメだったんやろなみたいな。
すごい緊迫した空気が流れとったのを覚えてる。
そうそう。なんか今思えばさ、初期装備でボス倒しに行くみたいな感じよね。
はいはい、もうなんかノーガード戦法で適地に乗り込むみたいな感じよね。
そう、でなんか無駄にね、こう人間力に自信があったから、なんかこういろんなさ、ネットで読むとさ、なんか人間性重視とか書いてるから、
結局はね、はいはいはい。
そうそうそう、だから行けるやんって思ったら、なんかもうそんなん嘘やんって思ったね。
なんで伝わらんの私の魅力みたいな感じやんな。
そう、だってええやつやし私って思ってたよね。
でも結局さ、バッタバッタと倒されてて、でその就職席に決まったの。
だから就職する先の面接受けたのっていつやったっけ?
えっとね、4年の空き採用なんよ私。
ギリッギリやな。
ギリッギリ。でもう卒業政策も始まっとったし、まあもう正直フリーターだろうなっていう覚悟はあったよね、その頃には。
まあもうちょっと開き直ってな。
そうそう。
でもさ、結構それまで本当銀行とか全くこう、なんていうんだろう、ゆかりがない業界とか、
興味ないというかね。
あれはあれやけどさ、他の映画とかってやることも大統領もしてたしさ、
なんで全滅するまで全滅しちゃったと。
で、なんでそれだけよかったと思う、最後のところで。
そう、これがね、ほんとに一番恥ずかしいとこないけどさ、
ほうほうほう、どうしたの。
たぶんね、8割父さんの力やと思うよね。
20歳超えて。
そう。
え、でもどういうところが。
そう、なんかもともとフランフランの採用情報を見つけて、父さんにここを受けようかなって相談したよね。
うんうんうん。
そう、で父さんインテリア好きやん。
そうやね。
そう、で、じゃあなんかその姉妹ブランド、フランフランのお姉さんブランドみたいなのが父さんがあって、
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そこの店舗を銀座に一緒に見に行ったよね、父さんと。
お前が浮き落としてるとこ見に行こうみたいな。
そう、現場を見に行ってみようって。
謎の行動力やけど。
そうそう謎。
で、そしたらそのとき対応してくれたスタッフの女性がめちゃくちゃ対応がよくて、
まあなんかこっちの事情も説明したら、
まあなんか、ああそうなんですね、ちょっと体験で話してくれたりとか、
まあなんか扱ってる商品もよかったから、
お前ここは頑張れ、父さんを応援するからって、こう言い始めたよね。
お墨付きが出たわけよね。
そうそうそうそう。
全然そのやりとり知らんかったけどな。
そうやろ。
そう、で、なんかそれまでってさ、こう自己PRって面接であるやん。
うん。
そう、で、まあ大学の話しても全然わかってもらえんわけよね。
まあ一般的とは言えん学部やしな、芸術学部とかね。
だから面接官の人にこう舞台の話とかダンスの話しても、
まあなんかポカーンっていう感じなんよね。
うん、かつまあモダンダンス中心やったしな、面接官の人の言葉は。
そう、だからね、こう父は作ったわけですよ。
ほう、何を。
プレゼン資料を。
出た、プレゼン資料。
これまでの話もちょいちょい出てきたけどな、父のプレゼン。
そう、父のプレゼン資料。
で、まあ結局私写真しか渡してないよ。
そう、写真だけ渡したら、次の日にはこうファイリングされた資料ができとったよね。
もうデータだけちゃうくて、完成品を準備してくれたんよ、カンパケで。
そう。
で、なんかこう面接の練習もね、こう父さんがしてくれたんやけど、
当時その卒業施策も始まっとったから、
大学を優先して約束の時間に帰られんかったときとか、めっちゃ怒られたよね。
文芸みたいな、まあまあまあ、俺がなんでやっとんやっていう話やからな、正直な。
今思えばね、ほんとごめんと思うけど。
要素でよかったわ、ほんまに。
そう、だからまあほんと一時面接の突破は100%父さんのおかげやね。
もう階段受験レベルの話やな、それは。
そう、そう。
で、でもなんか徐々にこう面接が進むうちに、
あ、なんかこの会社自分と合うかもしれんなって思い始めたよね。
まあ最初はね、自分から興味持ってたわけやし、
別に応援されたからしょうがなくまあ頑張るかって感じでもなかったよね。
そうそう、なんか面接の服装は、
店頭に立つことをイメージした服装でお越しくださいやったし、
社長との面接に話したのは、
なんかこう、最近見た映画ってなんやったみたいな、
なんかこのポッドキャストで話しとるみたいな話題だったよね。
ああ、もはや兄弟とか友達との会話みたいな。
そうそう、で、まあなんか、
当時フランフランってね、映画を出しとったんよ。
楽器主演で、恋するまどりっていう映画なんやけど、
それに出てくる家具って全部フランフランのを使っとったよね。
ああ、そんな映画の制作というかプロモーションみたいなのやってたんやな。
そうそう、だから私が唯一自分で準備したのって、
その映画見に行くことぐらいだったかな。
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父がプレゼンシールを作ってる間にな。
そうそう。
ただなんか、まあ今でもその高島社長って、
私がすごく尊敬してる経営者で、
まあ本も出しとったんやけど、
遊ばない社員はいらないってよく言ってたよね。
うん、なんか家に本があったのを覚えてた。
たぶんちらっと読んだ気もする。
うんうん。
そう、だからなんかあの話題でも採用してくれたんじゃないかなというね。
ついに私の人間力伝わったやんみたいな。
そうそうそうそう。
なんかまあそこで無事に年末に内定が出て、
気持ちよく卒業制作で踊れました。
めでたし、めでたしっていう感じやね。
素晴らしい。
終わり良ければ全て良しやね。
そう、でもね、内定式でね、またしくってさ。
まだ終わってなかったやん、内定式で。
そうやって。
いやなんか変わらずね、服装は自由だったんよ。
こう式に出るのね。
そう、だから山吹き色のワンピースにオレンジ色のヒールで行ったんよね。
だいぶハッピーなやつ来たな。
そう、して行ってみたらね、同期みんなね、
初日はモノクロの服装だったんよ。
いやなんか同期からしたらさ、
そんな自由な格好の人来たらさ、
この人偉い人なんかなって思うやん。
いや、ほんまやで。
なんか後から同期に、
いやなんか、行く先はチラシ寿司みたいな色で内定式着とったよなって言われて、
もう笑ったわ。
いや、まあなんか、その動画のセンスからも言い返しやってことか。
そうそう。
チラシ寿司って何かって結構ね、人の服みたいな。
そうそう。
もう恥ずかしさよりもね、先にもう笑うよね。
でもさ、働き始めてからもさ、
まあもちろん大変なことあったけど、
このフランフランが好きって話って何度も聞いてたし、
そこは面接で変にね、かぶらんくてよかったんじゃないかなっていうのは、
畑目で見てると思うよ。
いや、そりゃそうかもね。
で、なんかそこでうまいことをやれててさ、
逆に就職してからのキャップに苦しんでた可能性もあるやん。
それこそ銀行とかさ、入ってうわ、みたいな。
ほんとだよね。
ほんとに落としてもらってよかったわ。
逆にな。
まあ結局それで迷って迷って出会えたっていうのは、
チャレンジし続けたからできたことなのかなって思うじゃないですか。
そうだね、使えるものは全部使ってね。
そうそうそう、手にあるリソースは全部使ってっていうので。
いやまあでも、ほんまに終わり良ければすべてよしって感じやんね。
ほんとによかったよかったっていう私の就活の思い出話でした。
いやまあ意外にそれで勇気もらえる人もいるかもしれないですから。
そう、みなさん就活は大丈夫です。
諦めなければ就職できます。
周りの人に助けを求めようということやね。
そうです。
親であろうと友達であろうと。
そうそう。
ほんじゃあ、今回はこの辺にしていきましょうかね。
そうね、はい。
また来週ってことで。
はい。
このパッドキャストでは、姉のあさみ、弟のあつしへの質問も大歓迎しています。
概要欄のツイッターアカウントからDMいただければ、
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次回以降の題材の参考にさせていただきますということで。
ほんじゃあ、また次回。
ほい、じゃねー。
じゃねー、ばいばい。
ばいばい。