2023-06-19 10:59

秋本和紀 ジオテクノロジーズ(株)GTダイレクト営業本部 本部長 博士(工学)

ジオテクノロジーズ(Geo Technologies)はもともとは、パイオニアのー部門として事業を展開、その後スピンオフをして、IncrementPという社名で展開した後に、ジオテクノロジーズに名称変更、位置情報活用のサービスを軸に据えた展開を見据える。 カーナビで培った位置情報、地図サービスの延長線上にエンドユーザーサービス『トリマ』があった。1,400万ダウンロード(2023年6月時点)を超える大ヒット。トリマの成り立ちや、そのデータを活用した、『地図x人流』のこの先を語って頂きました。

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皆さんこんにちは、Location Weekly Japanです。
今日はですね、ジオテクノロジーズの秋本さんにお越しいただきました。
秋本さん、よろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。ジオテクノロジーズの秋本です。
いつも川島さんにお世話になってます。ありがとうございます。
よろしくお願いします。
じゃあ早速なんで、ジオテクノロジーズさんについて教えてください。
はい、まず、ジオテクノロジーズという会社なんですが、
実はですね、もう30年近く地図データをですね、作っている会社でして、
もしかすると、その前の会社名、インクリメントPという名前がですね、
まあ長いんですけど実際は、その時に川並の地図を作るというところで、
まあ、創業があるといったところですね。
ただ、ちょうど2021年ですかね、パイオニアの方から独立をして、
その際にですね、社名もインクリメントPからジオテクノロジーズに変えたといったところがあります。
あともう一つ、今日の話にも結構絡むところ多いんで、
ちょうど独立した際、社名も変えたっていうそのタイミングのちょっと前ですね、
2年前かな、ぐらいにですね、我々の方でコンシューマー向けのトリマーっていうサービスも、
ちょうど2020年ですかね、に適用したので、そういったちょうど2020年からが、
大きくうちの会社が、いろいろ地図の会社から、今日も話した人流みたいな、
そういったデータも取り揃えるような、そんな会社になってきたっていうようなところになります。
インクリメントPさんは、パイオニアの子会社だったんですか?
そうなんですよ。もう完全に100%の子会社で、
もともとはですね、パイオニアって今もそうなんですけど、カナビの販売していて、
それのですね、デジタル地図が必要であって、30年前に当然声が上がって、
その時はパイオニアの一部署だったんですよ、地図を作る。
そこが単独の会社として独立したっていうのが、約30年前ですね。
なるほど。で、先ほどお話しありましたけど、
トリマっていうアプリケーション、ポイカツアプリですよね。
そうです。
どう説明したらいいんですか、トリマ。
一番分かりやすいのはポイカツですね。
うちはですね、大概的にMove to EARNっていって、M2Eアプリみたいなことも言ってますけど、
でもやっぱり一般コンシューマーさんには、やっぱりポイカツっていうのが一番ジャンルとしては分かりやすいですね。
今どのぐらいのダウンロード数あるんですか?
そうですね、今がちょうどもう1300万ダウンロード?
そうなんですよ、超えてるんで。
変な話、日本の人口で言えば、本当に10人に1人がまずダウンロードしたっていうぐらいなんで、
もうすごいですよね。自分たちも結構しゃーないと思いますけど、結構大きな数字になったなという感じです。
これ日本以外でも展開されてるんですか?
このトリマ自体は日本になりますね。
で、日本で1300万ダウンロードしたんですか?
そう、日本だけなんですよ。日本だけで1300万ダウンロード。
国内のアプリとしてはすごい大きい数字ですし、
ポイカツアプリとしても、多分ジャンルとしてはナンバーワンのユーザー数を誇っているっていう、そういった規模になってきてる感じですね。
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すごいですね、こういったアプリの授業って聞くと、
大体その中、大学のベンチャーで超優秀な人が独立して作って、みたいな話聞きますけども、
パイオニアさんみたいな大企業さんで、一部署が独立して会社を起こして1300万ダウンロードって、
どうやってできたんですか?っていうのが。
そうですよね。
サクセスストーリーを。
そうなんですよね。正直言うとサクセスストーリーって言っても、
そんなにやっぱりサクセスストーリーは思い描いてできたわけじゃなくて、
やはりいろんなものが重なって、ある意味たまたまなのかラッキーも含めてなったようなところはあると思うんですけど、
でも確かに、もともとインクリメントPっていう時代から、実はマップファンっていうコンシューマー向けのサービスもやっていて、
今でも提供しているんですけど、結構地図のサイトとか地図の情報提供という意味では一定のブランドもあって、
やはり私もそうなんですけど、インクリメントPの時代からこのマップファンに携わっているコンシューマーの開発者とか企画者とか、
そういう人間がやっぱりベースにいてですね、そこがサクセスストーリーなのか、その中の一人が一つ企画を持ってきて、
ちょうどコロナの前ですけどね、こんなことができるんじゃないかっていうのが、
とりまの原型案が社内の企画会議みたいな場であってですね、そこからがもう一回作ってみようみたいな感じで、
そこからトントンときたような感じですね。
すごいですね。でも本当にあっという間でしたよね。1年、2年ですか?1000万ダウンロードこれどのくらいかかったんですか?
1000万がですね、確かね。1000万ダウンロード到達したのが2年かからなかったのか。
ですね。
はい。なので我々も初め100万超えたあたりとかから、本当にだいぶ有害に支持されてきてるなっていうのが分かってきて、
そこからもう結構ですね、ラッキーなところで言うと、たぶん2020年ぐらいからですね、
割とポイカツっていうワードが市民権を得てですね、割と流行りになってたっていうところもあって、
結構ユーザーさんがポイカツっていうことを探してる中で、我々のアプリも出て、
たぶんいろいろポイカツアプリって世の中たくさん今もあるんですけど、
端的に言うと一番楽して稼げるって言うとちょっとあれですけど、
が我々のアプリっていうこともあって、そこから結構もうユーザーさん同士でいろいろSNSの投稿があったりとか、
あとは本当その後はテレビのメディアなんかにも結構今もたまにあるんですけど、取り上げてもらう機会が増えてきて、
そこから本当にどんどん100万が200万、300万、500万という形で、1年、2年ぐらいのときにはもうだいぶスケールするような成長してました。
ふっかりコンシューマーアプリの会社っぽく見えてますけど、秋元さんって結構なんかすごい真面目な工学博士だったんですよね。
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どんな博士だったんですかね。
最近自分も名刺にですね、工学博士って入れてやってると思ってですね、皆さんに認知いただいてるところもあるんですけど、
そうですね、真面目な、嘘じゃなくて本当に取ったんですけど。
いやちょっとコンシューマーアプリが真面目じゃないみたいな言い方聞くとまずいんで。
僕もずっとコンシューマーアプリやってきた人間なんで。
真っ当なみんな真面目な業界ではありつつという感じではありますけど、なんかフィールド全然違うところなのかなと思いつつ。
でもですね、意外に関係してきて、コンシューマーアプリって言うとあれなんですけど、もともとやっぱりうちの会社が地図の会社っていうところもあって、
自分は実は30年前にもプロパで入ってこの会社ずっとなんですけど、そのときに大学で博士で取っていて、やっぱり理由は地図を扱う研究をしていたっていうところですね。
もうちょっと言うと、LBMAの団体の中にも結構多いんですけど、いわゆるGISって言われる、そのシステムを使った都市空間の分析とか、
なんかそんなことをちょっとメインで大学の頃研究していて、ちょうどその頃にデジタル地図を作っている会社があるっていうところで、このジオテクノロジーに入社したっていうのがそんなあるので、
全然関係なく、その学業が今もわずかながら活かされているのかもしれないという感じです。
そんなもう1300万ダウンロードのアプリを、もはやプラットフォームって言っていいような、そのぐらいの規模だと思うんですけれども、そんな中、ジオテクノロジーさんが目指している方向性ってどんな感じでしょうか。
ありがとうございます。やっぱり今は、とにかく私も営業も含めてやっている中で言うと、やはりジオテクノロジーのトリマーがあることで人流データがたくさん入ってきたっていうところもあってですね、
これまで結構ジオテクノロジーって地図の会社ってところがあったんですけど、それだけじゃなく、いわゆる人の動きを捉えるっていうところもあってですね、
まさにそこの自分たちのアセットが広がったことで、結構我々もリーチできる事業っていうのがだいぶ広がってきてるなというふうに意識してます。
今後はやはり当然人流データと、やっぱり地図って結構ICOが良くてですね、人流の点のデータだけだと何かわからないんですけど、
そこに地図の情報、つまりコンビニの位置の情報とか鉄道の情報を含めると、人がどういった移動をしたかっていうことに人流にタグ付けできるみたいなことがあるので、
まさに今後は地図と人流をしっかり絡ませてっていうんですかね、そこで意味ある人の動きっていうのをしっかり捉えてですね、
うちの会社のビジョンにもあるんですけど、予測可能な世界を作るっていう言葉、僕自身もすごく好きで結構使うんですけど、
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本当にその世界を実現するために、まさにこの地図と人流っていうのをフル活用したいなというふうに思ってます。
なるほど、ありがとうございます。
最後に視聴者の方々に一言、結構あれですね、人材募集する人もいれば、パートナー募集する人もいればとかいろいろなんですけど、
好きに使ってください。
そうですね、でもきっとこれを多分視聴されてる、見てる方ってやはりLBMA、いわゆる一条項になる方が多いのかなと思うんで、
ぜひなんかうちの会社、人もですね、どんどん採用してるのもあるので、やっぱり一緒に新しいことをやりたいというところで、興味ある方なんかはぜひぜひ声掛けをしていただきたいですし、
やっぱり我々結構コンシューマーのトリマー持っているのと、マップファンっていうのを持っているのと、最後にですね、結構ここ最近またコンシューマー向けのアプリケーションっていうのをちょっと出していて、
それはまたMinpo系っていうアプリがあるんですよ。これみんなの保守系っていうアプリで、これもやはりですね、位置情報を絡めたコンシューマーのアプリなんですけど、
今後もどんどんそういうコンシューマー向けのサービスを継続的にやっていきたいと思ってますんで、こういうところにもまた関心のある方はですね、ぜひ会社でのコラボも含めてですね、声掛けいただければありがたいです。
いいですね。どんどんアプリ出していただいて。
どんどん出して、もう何が当たるかわからないんで、次から次へと出していきます。
そうですね、それは非常に心強いというか、それでまた見えてくることたくさんあると思うんで。
そうですね、失敗も含めて。
どんどん成功させていきましょう。
ありがとうございます。
今日のゲストはJio Technologiesの秋元さんでした。どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
10:59

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