1. Flexible Podcast
  2. #43 Webデザインにおける装飾..
2023-01-27 20:43

#43 Webデザインにおける装飾美の必要性

採用サイトにおいて(他でもそうですが)、装飾的なデザインよりコンテンツが大事なのは言わずもがなです。ただ、コンテンツがしっかりした状態で、さらに適度な装飾やアニメーションが加わった場合、コストパフォーマンス含めて、それはプラスに働くかどうか、という検討です。

00:07
こんにちは、シロクロの伊藤です。Podcast43回目、今回はWebデザインにおける装飾美の必要性というテーマで話したいと思います。
今日は、2023年1月27日金曜日ですね。はい、よろしくお願いします。
Webデザインにおける装飾的なデザインが必要かどうかというテーマです。
前にもちょこっと触れた話ではあるんですけど、先日、ペイジさんの、杉谷さんのツイートがあって、
それが気になって、ちょっとそれをYouTubeに読みたいんですけど、採用サイトにおいて余計な演出を失踪して、
コンテンツの質と量に注力した結果、すごく効果が上がっていると。
アニメーションとかグラフィカルのレイアウトは重要でないどころか、むしろない方がいいというふうに言い切っていて、
この論調というのは僕も大賛成で、かつマーケティングを主体とするWeb製作会社の大半が同じような主張、
本でもそういうようなこと書かれていたり、ツイッター見てもそういう感じだったり。
多分それは一つの正解だと僕も思っているので、これ自体を否定する気も全然ないんですけど、
ただそこにアニメーションとかグラフィカルのレイアウトがない方がいいっていう理由はどこなんだろうな、
というのをちょっと考えてみたいなと思います。
採用サイトにおいて、まず何が一番重要かというと、デザインでもないし、何ならコンテンツでもないし、
どう考えても給与とか業務内容とか福利構成とか、いわゆる募集要項。
ここがまず一番大事で、その会社の働く環境っていうのがまず魅力的でないと、
デザインでもコンテンツでもひくろっても応募数って多分増えないと思うんですね。
なのでまず募集要項が優れている、優れているとか魅力的であるっていうことがまず大事。
その上で、それをきちんと伝えるためのコンテンツ。
他の会社とはどう違うのか。今の社員がどういうふうに働いているのか。
03:01
要は見ている人がこの会社で働いたときにどういうふうな仕事をして、
どういう人たちがいて、その温度感とかをきちんと伝えることができるというようなコンテンツ。
これがその次に大事であると。
ここで言うデザインっていうのは装飾的なもののことなんですけれども、
そういう意味でのデザインっていうのはそんなに重要ではない。
もちろんB2Bだったりサイエンスサイトとしてのデザインが重要ではないとか言いつつ、
クオリティ高いウェブデザインっていうのがまず大前提にあると。
CSSすらないプレーンなHTMLでそれが成立するかっていうとまたちょっと違う話だし、
デザインが重要ではないからと言って、
10年前のデザインにコンテンツが差し替えて成立するかっていうとまたちょっと話が変わってくると思う。
なので過剰な演出はいらないっていうことだと思うんですね。
そう書いてますよね。アニメーションとかグラフィカルのレイアウトはという言い方ですね。
デザインはどの道いるっていうことですね。
これは採用サイトに限らず、
B2Bのコーポレットサイトのコンテンツマーケティングとかでもそうなと思うんですけど、
やっぱりサービス自体、採用サイトで言えば募集要項がコアコンテンツであって、
B2Bのコーポレットサイトであればその企業のサービス自体がまず良くないと、
いかにコンテンツマーケティングをやって、人が来てお問い合わせを増やすことができても、
最終的な契約までは行かない。
なぜならサービスの質がよろしくないから。
穴の開いたバケツ状態でいくらマーケティングをやったところでっていうことだと思うので、
やはり一番やるべきことはサービスの手こ入れ、サービスの改善。
採用サイトだったら、だからウェブ運用まず関係ないんですよ。
その会社のあり方としてサービスだったり募集要項ですね。
そっちの方を少しでもより有益にすることに多分コストをかけた方が一番良いと思います。
その上でコンテンツの質と量。
06:02
ここからが僕の今思っている疑問というかなんですけど、
採用サイトで募集要項がすごく魅力的になりました。
それをきちんと伝えるためのコンテンツの質の量もきちんと整えました。
もちろんウェブデザインとしてきちんと見やすく分かりやすく写真もきれいで配置することができました。
いい状態ですと。
多分それでクラスマーケティング動線考えて設計してたくさんの人が見てくれるようになって、
問い合わせだったり採用のエントリーが増えて、
っていう風に多分成功していくと思うんですけれども、
じゃあその状態にアニメーションとか装飾が含まれるとどうなるのか。
要はさらに伸びるのか変わらないのか、邪魔で結果が落ちるのかっていう点ですね。
多分そこまで条件付けたデータってないのでは。
あったらそれを見たいんですけど。
それと違うところの話で、近年若い人と接することが多いので、
いろいろ、多分二、三十人ぐらいには聞いたと思うんですけど、
ウェブサイト、B2Bでも何でもそうなんですけど、
ウェブサイトいろいろ見てもらって、
結構B2B系だと装飾とかアニメーションの演出とかが入ってるサイトってまあまああったりしていて、
それについてどう思いますか?
もうちょっとフランクにこれ見てどう思う?っていうような質問をちょこちょこしているんですけど、
僕が思ってた以上に非常に好意的に受け入れてるんですね、
20歳前後の人たちが男性女性問わずスマホサイトでもPCサイトでもスクロールしていて、
それに合わせて要素がふわっと出てきたり、
ホバーしたらふわっと反応したりとか、
ちょっとあんまり過剰じゃないサイト。
スクロールに応じて動く量が違って、
スクロールジャックされるようなサイトはさすがにNGだと思って、
あまり過剰じゃなくて自然に入っているアニメーションのサイトをいくつか見せると、
非常に好意的に受け止めてるんですね。
多分それが嫌、嫌悪的な反応を示すにとってほとんど見なかったんですよね。
で、なんならこう、ちょっとかっこいいというか、
09:03
今っぽいというような意見を聞いて、
そうなんだっていう。
どうしても制作で関わって、
かつ世代的にも僕らの世代っていうのは、
例目期からやっているから、
いろんなものを見てきて、
アニメーションがぐりぐりするようなサイトとか、
むしろきついっていうキャリア的なものもあるかもしれないし、
制作側の人間っていうのもあるし、
マッキング中心に考えてるっていうのもあるんですけど、
ないならないでいいじゃんって思ってたんですけど、
若い世代からすると、
そんなことはないっていう反応をいくつか見たの。
これもこれでちゃんときちんとアンケート取ってデータ化したら、
ひとつ説得力あるものになるような絵はしているものの、
ただ問題はその接している若い子っていうのは、
デザイナーだったり、デザイナー志望だったり、
っていう人たちばかりだったので、
若干偏ってるような気はするんですよね。
でもデザイナー志望だといえ、
やっぱり感性的には他の職種の世代と変わらない気もするので、
となるとベースとなるコンテンツがしっかりしていれば、
そこに過剰ではない、ちょうどいい適度な演出、
アニメーション、装飾が加わっても、
加わるとよりちょっとプラスの要素がかかるのではないか。
そこから印象としては、いい感じやねっていうのはあっても、
コンバージョンにつながるかどうかはまた別の話なので、
でも印象を良くするのは、
それでコンバージョンマイナスになるっていうのはなかなか考えにくいので、
より伸びるのではないかというのが一つの仮説なんですね。
もちろんコンテンツの方が大事であることは、
僕も賛同なんですけど、
そこに装飾が加わることでより伸びるかどうか。
変わらないっていう可能性はあるけれども、
落ちる可能性は多分、
落ちる理由が、それによってページ速度が落ちるとか、
体験が悪くなるなら別だけれども、
12:02
そうでないんであれば、
少なくとも横ばい以上になるのではないか。
人で言うと、性格も良くて頭も良くて、
人柄も良くてっていうすごく真っ当な人がいて、
それと同じ人が見た目のかっこよさ、
顔も良くてファッションも決まっててかっこよくて、
清潔感があってっていう側の要素が加わった時に、
人付き合いとしてプラスになるかどうかっていうと、
プラスになりそうっていう。
過剰にやるとあれですけど、
適度なかっこよさが加わるとより良くなるのでは。
これは人だからあれだけど、
要は髪型ととにかく清潔感をきちんとすれば、
それなりに見栄えが良くなる。
人付き合い面でもプラス効果があるっていうぐらい、
やはり見た目の印象っていうのはすごく大きい。
人付き合いにおいて言えば。
そうすると先ほどの採用サイトにおいても、
プラスに働く可能性が十分あるのではないかっていう話ですね。
ただ現実的にいくと、
一番その関わってくるのはコストパフォーマンスの話ですよね。
プラスになる可能性がすごく高いのであればやればいいんですけど、
コストがかかると。
ただでさえコンテンツ定義して作って普通にサイト制作していて、
相応の費用がかかっている上にそこに、
もちろん順序的に逆ですけど、
演出アニメーションデザイン名でキラビアかなっていうのを入れるのであれば、
やっぱりそれなりの費用がかかってくると。
たぶん制作会社によるけれども、
数百万ぐらいで変わってくるじゃないですか。
だと思うんですよ。
ってなると仮に、分かんない。
仮に100万円としましょう。
仮に100万円だとして、
15:02
その100万円に見合った成果が上がるかどうかっていうと、
どうですかねっていうところだよね。
いくらだっけ。
ウェブ業界の採用サイトで1件あたり、
そのサイト経由で応募者が決まった場合の成果報酬って、
もちろんサイトによってまちまちなんだろうけど、
確か数十万、100万弱とかそのぐらいだった気がするので、
考えるとそういった装飾的なデザインを加えて、
最低でも1件か2件増えたら、
コストパフォーマンス的には悪くない数字になるのではっていうところですね。
ただこの辺難しいのが、
その比較ってどうやってできるんだよっていう話ですよね。
ベースとなるデザインが、
A,Bテストとかそこまでやる必要がないもんね。
A,Bテストするぐらいなら、
何もしもきちんと入ってるサイトだと。
よっぽどのときだったらできるのかないのかな。
何かしらこれに関するデータがあると、
説得力が増すとは思うんですけど、
でも現状、
例えばベージュさんとかが、
でも既にクオリティ高いので、
デザイン自体が。
だからそこに過剰なアニメーション、装飾美を加える。
加えなくても美しく成立しているのであれば。
そこの線引きも難しいですね。
どこからが過剰やねんっていう。
十分クオリティ高いのではないかっていう。
だからそこでいくと、
デザインが全く入ってないもの。
それでいくと採用サイト自体ではなくて、
どこかの採用ポータルサイトみたいなところに、
情報をスカッと乗っける。
でもそうするとあれか。
引っ掛けにならんのか。
だからデータ取りにくいんですね、これに関して。
さっきの途中の話の印象の話だけで言えば、
アンケートしてどうこうっていうのは取れるし、
過去どうだったか。
若い世代、採用経験した20代前半とか後半ぐらいの人たちにアンケート取って、
18:06
自分の経験値でどうだったかっていうアンケート。
難しいですね。
ただやはり、
コンテンツありき、装飾的なデザインありきではないっていうところがきちんと、
製作会社がわかっていればいいだけの話ですかね。
だってすごく綺麗なデザイン作るアニメーションとかで、
装飾的に綺麗なデザイン作る会社が、
コンテンツ考えてないかっていうと全然そんなことないしね。
泡だけ作る会社って興味、
一人一人デザイナー単位だけで言えば、
フリーランスのデザイナーさんとか、
その会社の中のデザイナーさんとかがあるけども、
会社として考えたら、
装飾だけやってますみたいな会社って、
あんまりもうない気がしますよね。
そんな感じですかね。
あとウェブフォントの話をしようかなと思ったんですけど、
ちょっとそれはそれでワンテーマで、
ウェブフォントの話、前もしたけれども、
なんかちょっと思いついたじゃないけど、
こういうことかっていうのがあったので、
それの話はでも一回区切ったほうがいいですよね。
最近毎回ずっと30分喋ってるけど、
30分喋る必要は特にないし、
ワンテーマでパッと話して区切ったほうが。
要はこのテーマに近い話をどこかでした気がすると、
探してたんですけど、
エピソードのタイトルだけ見ると、
わからなかったりするので、
アーカイブ的にも混ぜないほうがいいんじゃない?
いいですよね。いい気がする。
こういう感じですね。
じゃあ一旦今日はこれで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
次回は多分ウェブフォントの使いどころっていう話をしたいと思います。
はい、それではありがとうございました。
さようなら。
20:43

コメント

スクロール