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はい、こんにちは。今日はインスタグラムフォロワー様からメッセージでご質問いただいております。
ご質問は、私は都内の病院で働いている内科医です。
今、ちょっと前に知り合った男性と結婚を考えています。
その人は居酒屋で働いているのですが、すごく私に優しくて収入は私より全然低いのですが、
この人とだったら一緒にやっていけそうな気がして、今、結婚を逃すと一生結婚できなくなるのではないかと焦っている自分もいます。
周囲の人たちはこの人との結婚を反対する人もいるのですが、
三木屋先生の意見を聞かせていただきたいです。というご質問なんですけど、
この方は女性なんですよね。勤務員の方なんですよね。
年齢は書いてないんですけど、多分20代後半から30代40代ぐらいだと思うんですけれど、
居酒屋で働いている男性と最近知り合ったんですよね。
すごく優しいと。結婚しようと思っているんだけど、周りの人は結構反対していると。
じゃあどうしたらいいですか?というご質問なんですけど、
結論から言いますと、結婚してもいいんですけど、かなりハイリスクな結婚なんで、
結婚する前によく考えて、結婚しないという選択肢も頭の中に入れた方がいいと思います。
というのはですね、今おそらく付き合ったばっかでラブラブなんでしょうね。
ひょっとしたら今まであんまり恋愛経験とかがなくて、初めてできた彼氏とかかもわからないですね。
そこは書いてないからわかんないんだけど、結構女医さんって、
そんなに他の業種の女性と比べて盛んに恋愛していない人って多いんですよね。
というのは、どっちかというと女性って自分より格上の男性と付き合いたいとか、結婚したいと思っているんですよ。
となると女性の医学部生とか、あるいは女医さんって自分より格上ってなると、
やっぱり医者と付き合いたいとか、あるいは医者じゃなくても弁護士さんとか、
どっちかというとそういう人たちと結婚したいとか付き合いたいって思っているので、
その分恋愛経験が少なくなっちゃうっていう人多いんですよね。
ということなんですけど、今知り合ったばっかでラブラブで、
脳内でね、ドーパミンとかフェニルエチルアミンとかバーッと出てね、
特に恋愛経験がないとすごい燃え上がっちゃうと思うんですよね。
一回恋愛で失敗してるとあんまり燃え上がってはいけないなとかね、
ちょっと冷めた気持ちになったりとかするんだけど、
恋愛経験がない人ほどバーッとね、
恋愛に燃え上がっちゃうっていうところがあると思うんですよ。
だから今は燃え上がっててこの人しかいない、
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この人と一生暮らしていきたいって思ってるかもわかんないんだけど、
実際交際しても結婚した後でもバーッと燃え上がってるのって、
長くて2年、もっと長くて3年ぐらいで冷めてしまうんですよ。
恋愛っていうのはそういうものであって、
脳内でね、ホルモンとか脳内で立つ物質がバーッと出て燃え上がるんですよ。
だけど必ず冷めるんですよね。
中にはですね、緩いですね、そういう良い関係が続いていって、
今でもラブラブですよっていう人ももちろんいると思うんですけど、
多くの人は付き合って、あるいは結婚して2年、3年とかそれ以上経つと、
付き合った当初のラブラブな関係よりかは冷え込んでて、落ち着いてて、
だけど結婚しても日本人ね、3組に1組は離婚するわけなので、
お互い関係、考え方が合わなかったりとか、他の人を好きになったりとかしてですね、
3分の1はうまくいかないわけだし、
あるいはね、残りの3分の2だってすごく良い関係で結婚生活を続けてる人って、
どっちかっていうとそんな多くなくて、結婚生活は続けてるんだけど、
子供のために半分嫌々結婚生活を続けてるとか、
経済的な理由で嫌々渋々婚姻、結婚生活を続けてるとかね、
いろんな人がいるわけであって、
もうずっと死ぬまでラブラブでいられる人ってほんの僅かだと思うんですよね。
はい、っていう感じなんですけど、
問題はですね、やっぱり収入の差があるんですよね。
内会の勤務員さんなので、今年収1000万ぐらいあるんですかね、
ひょっとしたら部長さんとか、上の方の管理職だったらもっと年収2000万とか、
あるいはそれ以上あるかもわからないですよね。
で、これから収入は上がっていくと思うんですよ。
上に行けば行くだけ責任が上がってきて、
なおかつ役職とかついてですね、収入はこれから上がっていくと、
ずっと稼ぎ続けるっていうことになるわけですよね。
で、今は愛があって、ひょっとしたらね、
旦那さん、相手の男性が自分より収入少ないんだけど、
私が養ってあげるわぐらいの気持ちかもわからないですよね。
収入は低いんだけどすごく優しくしてくれるから、
これは収入が低くてもそっちの方でカバーしてくれると、
私を精神的に支えてくれるから、
もう私の方が収入が多いんだけど、
その分私が頑張って働いて養ってあげるわって、
その代わり私のことを精神的に支えてくださいとか、
あるいは家事は2人で分担しようとか、
あるいは自分の方が収入が多いわけなので、
家事はあなたの方を多めにやってくださいとか、
子供ができても私は仕事で稼ぐから、
あなたが育児をメインでやってくださいとか、
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そういう気持ちで結婚しようって思っているかもわからないですよね。
今はラブラブだからそういう気持ちでいるかもわからないんだけど、
これが1年、2年、3年経ってもし冷めちゃったら、
結構メンタルがきつくなると思うんですよ。
というのは最初に話した通り、
多くの女性って自分より格上の男性と付き合いたい、
結婚したいって思っているわけですよね。
現代の世の中だと格っていうのは、
やっぱり収入っていうのが大きなメルクマルになると思うので、
自分より収入が低い男性がパートナーだと、
すごく頼りなく感じてしまうと思います。
実際ですね、今回のこの相談者さんと同じような境遇の、
僕の知り合いの女医さんがたくさんいて、
自分より収入の低い相手と結婚して、
結局うまくいかなくて離婚するっていうケースが多いから、
そういう私の周りの人たちの経験、
そういう情報をもとにアドバイスさせていただこうと思います。
なので今回話す話は、極めて現実的な話なので、
夢とか希望とか関係なく、
将来のことを考えて、現実的に考えた方がいいですよってアドバイスなんですけれど、
という感じで、愛が冷めると頼りなく感じてしまうわけなんですよ。
となると、その頼りない旦那さんを見てイライラすると思うんですよ。
自分の方が働いてるんだから、収入が低いあなたの方が
家事たくさんやるの当然だよねって思うんですよ。
掃除、洗濯、あるいは子供ができたら子育て、育児とかね。
となると、男性は自分の方が収入が低いから
それをやらないといけないみたいな境遇になると、
やる男性だったらいいんだけど、残念ながら世の中の男性ってですね、
やっぱり自分より格上の女性がバリバリ働いてて、
愛しなさい、こうしなさいってね、家事をやらされるとですね、
屈辱感を味わったり、あるいは劣等感を感じたりして、
やっぱり旦那さんもイライラしてストレスが溜まっちゃうんですよ。
女性から見ればですね、私の方が収入が多いんだから
あなたの方が家事やって当然でしょって思うかもわかんないんだけど、
それが理想なんですけど、現実的にはそうはならないですよっていう感じなんですよね。
その逆だったらまだいいと思うんですよ。
旦那さんの方が圧倒的収入が多くてバリバリ働いてて、
女性、奥さんの方が収入が低くて、
家事は奥さんの方がちょっと多めにやるとかだったら、
まだお互い納得いくと思うんだけどね、
その逆ってね、なかなか上手くいかないんですよね。
僕の周りの人見てても、結局それが原因で上手くいかない。
離婚するとか、あるいは離婚したくても離婚してくれないとかですね、
そういうのがあるんですよ。
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となると、その旦那さんもですね、すごい劣等感を感じるし、
それを見てる周りの人もですね、やっぱりバカにしてくるわけですよ。
あいつはひもだと。
奥さんの方がお医者さんで収入が多くて、
それで食わせてもらってて、あいつは家事やってるらしいよって、
ダサいよね、ひもだよねっていうふうに周りに言われるんですよ。
やっぱり人間ってそういうふうで、人のあらを探してですね、
酒すむっていうことをする人がね、やっぱり一定数いるわけですよね。
そうすると余計ストレスが溜まって、自暴自棄になって、
でもまあお金はお家に入ってくるわけなんで、
そのお金を使ってギャンブルやったりとか、
あとお酒に溺れてアルコール依存症になったりとか、
あるいはストレスが溜まってDVをしたりとかね、
奥さんとか子供に対してDVしたりとか、
あるいは浮気したりとかですね、
やっぱり自分の奥さんに常にギャーギャーって言っちゃいけないですよね、
お説教されるとですね、もっとあなたはちゃんと家事しなさいよ、
私が働いてるんだから、
せめて私と同じくらいは家事してよとかね、そう言うんですよね。
ってなるとね、やっぱり相当ストレス溜まって、
安らぎを求めるようになるんですよ。
やっぱりもっとおしとやかな女性に慰めてもらいたくて、
キャバクラ行ったり、あるいは違うところで女性と出会って浮気するっていうことが起きてしまうわけですよ。
みんながみんなそうじゃないんだけど、
周りの僕の人間見てるとそういう結末になる人が多いですよっていう話なんですけれど、
となってしまうと、やっぱり女性側としたらですね、
もうそんな男と結婚生活続けるメリットないよと、
もうただの紐だと、私が稼いだお金を使うだけだと、
DVもしてきますよと、浮気もしてますよと、ギャンブルもしてますよと、
家事もしない、育児もしないってなると、
もう当然完全に冷めて離婚しようって思うんですよ。
じゃあそれでスムーズに離婚が成立すればいいんだけど、
スムーズにいかないんですよ、それが。
その際の離婚のダメージは圧倒的に女性側の方が大きいです。
収入の差がある人同士の結婚の離婚する際のダメージって、
収入がある人の方が経済的ダメージが圧倒的に大きいんですよね。
むしろ経済的ダメージは収入が低い方の人はあんまないんですよね。
これは逆でもそうですよ。
例えばすごく働いて収入がある男性と収入があんまないとか、
専業主婦の方と結婚する場合、それで離婚する場合も、
やっぱり収入がある方の男性の方が経済的ダメージは大きくなるんですよ。
その場合の離婚の際の経済的に払わないといけないことって大きく分けて3つあって、
一つは違車両ですよね。
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もう一つは婚姻費用、俗に言う婚費ってやつですね。
あと最後に財産分与ですね。
違車両っていうのは、向こうに非がある場合、DVするとか、
あるいはギャンブル依存症とか浮気するとかですね。
非がある場合は違車両を取ることができるんだけど、
それね、せいぜいね、100万とか200万とかなんですよ、日本だと。
ケースバイケースでもっと上がることはあるんだけど、
正直違車両ってそんなに取れないんですよね。
2つ目、婚姻費用。
これは基本的に浮気とか暴力とか関係なくて、
夫婦である間は、離婚が決まっても夫婦である場合はですね、
相手側に対してお互い同じぐらいの生活レベルをしてもらいましょうって、
それが保証されているものなので、相手に対して生活費を払わないといけないわけですよ。
自分が女医さんとしてバリバリ働いて収入があって、
向こうは無職ですよ、何もしてないですよ、離婚したいですよって。
でもなかなか向こうが離婚を受け入れてくれないと、離婚したくないっていう場合は、
でも別居したりとかしますよね。
その別居している間でも、
その旦那さんに生活費を払わないといけないんですよね、婚姻費用っていう形で。
それは旦那さんの収入がほとんどなくて、自分が女医さんとしてバリバリ働いてたら、
自分が女医さんとして働いて収入があるので、それなりの生活レベルがあるので、
それと同じぐらいの生活レベルを維持してもらうために、
生活費、婚姻費用を払い続けないといけないんですよ。
それが日本だと平均すると月に15万円ぐらいなんだけど、
稼いでいる人はもっと上がるんで、女医さんだったら30万円を超える可能性が高いんで、
離婚が成立するまでの間に毎月30万円以上、
その旦那さん、プー太郎の旦那さんに払い続けないといけないんですよ。
離婚してくれればいいんですけど、
悪い男だと、これって自分働かなくても、
婚姻費用をずっと毎月もらえるんだということに気づいてしまって、
あるいは離婚する場合、向こうも弁護士つけて、弁護士さんが悪事へつけて、
すぐ離婚したら婚姻費用がもらえなくなっちゃうんで損なので、
なるべく長引かしたほうが得ですよ。
あなた収入なくても、向こうはバリバリ稼いでるんで、
婚姻費用をどんどん毎月もらうことができますよって場合で引き伸ばして、
ひどい人だと10年とか引き伸ばす人がいるんですよね。
でもお願いだから離婚してよって女性側が頼んでも、
じゃあどうしても離婚してほしかったら和解金を詰めっていうふうに、
またそういう交渉になってさらにお金を要求されるとか、
いわゆるコンピ地獄っていう状態になっちゃうわけです。
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これもちろん男女が逆でもそうですね。
すごく収入のある男性が収入のない女性と結婚して、
女性が男を作って浮気して、でも離婚したいって男性の側が言って、
女性が私は離婚しませんって言って、
その場合ずっと婚姻費用を払い続けないといけない。
向こうが浮気してしょうがないから別居してっていう状態でも、
ずっと生活費を払い続けないといけない。
しかもなかなか離婚してくれなくて10年とか引き伸ばされたら、
その間ずっと払わないといけないっていう、
コンピ地獄が待ってる可能性がありますよと。
特にひもみたいな、この間の男性は分からないですけど、
もし本当に最初からひも目的な男性だったら必ずこれやってきますんで、
かなりこれ注意が必要ですね。
あと最後、財産分与ですね。
基本的に財産分与っていうのは、
結婚してからお互いに稼いだ財産、2人で作った財産、
これは夫婦2人で作った財産ってみなされるんですね。
だから仮に女優さんと収入ゼロの男性が結婚して、
結婚してからどんどん稼ぐわけじゃないですか、女優さんは。
で、例えば年に2000万円ずつ財産を築いていったと。
そうすると10年結婚生活を続ければ2億円財産を築くことになるわけですよ。
で、この結婚してから増えた2億円っていう財産は、
2人で築いたものっていうふうにみなされるんで、
離婚した場合は、この2人で築いた2億円の約半分を相手に払わないといけないんですよね。
これは自分が女優として1日中働いてたと。
365日毎日働いてて稼いだ2億円で、
相手の男性は家事もしない、外でも働かなくてプー太郎で遊びまくってても、
その2億円は2人で築き上げた財産っていうふうにみなされるんで、
半分ぐらい持ってかれちゃうってことになるんですよね。
これすごく不公平な制度なんですけど、
結局その法律ができた時は、昔の基準で作られているわけなので、
昔って男性がバリバリ働いて、女性はほとんどが専業主婦だったんですよね。
専業主婦の奥さんは1日中家事をやってて、昔って家事ってすごい大変だったんですよね。
特にご飯作るのだってね、朝からご飯炊いて、お湯沸かしてとか大変だったわけであって、
あとは掃除とか洗濯も昔はね、全自動の洗濯機とかなかった場合は大変だったわけで、
1日中家事をしてたので、やっぱり専業主婦の方って本当にバリバリ働いてる男性を支えてたんで、
その場合は2人で築き上げた財産ってみなすのはありかなって思いますね。
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ただ男性側にものすごい才能があって、結婚する前から同じぐらい稼いでたのに、
結婚してから収入が上がってない場合とか、それは男性側が不公平だって感じることあるかもわかんないんだけど、
そういう感じで昔できた基準なので、それが今でも続いてるわけなので、
仮にパートナーが全く働いてたくてプー太郎でダラダラしてるだけでも、
2人で築き上げた財産ってことになっちゃうわけですよね。
なので半分持ってかれちゃうわけですよね。
だからこれかなりきついんですよ。
っていう感じで、収入の差がある男女が結婚した場合は、
離婚する場合は収入のある側の方が圧倒的に不利なんですよ。
仮に相手がDVとか浮気したりとかギャンブル依存症でも、
完全に真面目に働いてた方がバカを見るっていう制度なんですよ。
という感じなので、僕が今説明したことをしっかり頭の中に入れて、
今はラブラブでウキウキかもわかんないんだけど、
何年後か、あるいは10年20年経ってこういうことが起こり得るってことを、
ちゃんと頭の中に入れておいてもらった方がいいです。
なのでね、医者ってね、生涯未婚率って女性の場合が36%ぐらいで結構高いんですよ。
結婚しない女医さんって多いんですよね。
男性の場合は生涯未婚率、医者2.8%で、
男の医者はほとんどが結婚するんですよ。
ただ離婚する人も多いんですけどね。
という感じで、なので女医さんは自分より収入が低い相手と結婚するときはよく考えた方がいいですね。
みんなそれを考えて結婚しないっていう人も多いんだと思います。
でもどうしても結婚したいとか、あるいはとりあえず子供が欲しいっていう場合、
それあると思いますね。
やっぱりなるべくですね、年齢が若いうちに子供を作っておきたいと。
子供だけは欲しいって考えているかもわかんないです、この質問者さんも。
じゃあ子供が欲しかったらですね、まずは結婚しないで子供だけ作るっていうのも僕はありだと思いますね。
結婚しないと。
でも一緒に住みましょうと。
子供も作りましょう。
2人で育てましょう。
2人で家庭を築きましょう。
だけど婚姻届は出しませんよっていう、いわゆる事実婚みたいな形っていうのも僕はありなんじゃないかなと思いますね、このケースに関してはですよ。
で、ずっと一緒に暮らしていって、自分の収入が減ってきて、それでも向こうの愛が覚めなかったらその時に婚姻届出すっていうのもありですよね。
それだったらそこから先離婚する可能性って低いし、離婚することによって自分が被る経済的ダメージっていうのも少なくなるわけなので。
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なので、先に結婚して子供を作って、まあ子供作らない場合でもそうなんだけど、で結局離婚するってことになるぐらいだったら最初から結婚しないで子供だけ作って一緒に暮らすっていうのも僕はありだと思います。
これ賛否両論で、特に日本の社会ってこういうのを受け入れない風潮あるんですけど、今回の場合はこういうのもありかなって思いました。
はい、っていうのが僕のアドバイスです。
はい、ご視聴ありがとうございました。