1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
  2. 【詩吟ch】高難度:弱い音を吟..
2023-01-31 18:28

【詩吟ch】高難度:弱い音を吟じる方法を徹底分解<母>

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
母 / 松口月城
非行の少年 囹圄に泣く
無限の悔恨 思い窮まらんと欲す
噫吾過てり 吾過てり
終夜眠らず 獨房の中
頭を上げては母を思い 枕に伏しても母
慈顔佛の如く 我が瞳に浮かぶ
海嶽の恩愛 今始めて識る
一輪の寒月 獄窓を照らす

本を出版しています↓
『自分の声に自信が持てる!!本当の腹式呼吸 / heyhey』

◆電子書籍版(Kindle)
【URL】 https://amzn.to/3uMn6QC

◆僕の声のオーディオブック版(Audible)
【URL】 https://amzn.to/3pJyB8H
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f18a737907968e29d7a6b68
00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日はだいぶ天気が暖かくていいなというところです。
私の娘の雑談をまた一つ話したいんですけれど、ここ1ヶ月ぐらいですかね、僕は娘の生活サイクルを整えようということでですね、夜7時、8時ぐらいに奥さんが授乳して、そこから一眠り娘がするんですよ。
ただですね、そのまま何も授乳せずに眠っているまま放置するとですね、多分朝3時とか2時、3時とかそれぐらいにお腹が空いたって泣き始めたりとかですね、逆に奥さんの方も胸がパンパンになって大変になったりとかいうことなんで、12時ぐらいに一度授乳をもう一回しようかと。
ただ奥さんからはですね、その時にわざわざ起こさなくてもいいから、だからできるだけ静かにおむつ替えをしてやってくれという、なかなか難しいミッションが与えられているんですけれど、なかなかですね、うまくやれているんです。
娘がムニムニしながら目を開けていないところでですね、サッとサッとボタンをパチパチパチッと下半身を開けてですね、スッとおむつを差し込んで、できるだけスムーズに素早くサーッとおむつ替えをしてですね、その時に娘も多少足を上げたり下げたりバタバタするんですけど、寝ているんですよね。
眠ったまま結局、おっぱいの前に娘を置くとですね、急にチュパチュパ吸い始めると、本当に寝ているんだろうか、起きているんだろうか。いつも見てて面白いんですけど、我ながらスキルが高まったなというところです。すいません、長々と雑談してしまいました。
さて、今日の本題なんですけれども、今日はですね、弱くて力強いギンのやり方ですね、それをできるだけ徹底分解しようかなというところです。今回もですね、YouTubeの方で質問いただきましたんで、それからそれに回答する形になります。
マリコさん、いつも本当にありがとうございます。質問ですと、雪鳥に強弱をつける時で弱音、弱い音ですね、弱音にしたい時は丹田の絞り具合を強音の時よりもより強く、よりゆっくり絞り上げているのですか?
この平平先生の弱い弦の強弱の、特に消えるかと思えんばかりの弱音がとても素敵で好きです。弱音の出し方をご享受いただけたら新人です。
03:02
ということで、好きですとか言われるとすごく照れてしまいますね。なかなかそうなんです。弱い音、優しい音、そういったものを今までちゃんと説明してこなかったなというところなので、この質問を受けて改めてちゃんと向き合わないといけないなと思った次第です。
これなぜ今まで言ってこなかったかというとですね、難しいんですよ。弱い音を出すためには強い音をしっかりと出さないと弱い音は表現できないよっていうのを過去に強弱とかで伝えたことはあるんですけれども、じゃあ弱い音はどうやって出すんだと聞かれるとですね、僕もどこまで整理して伝えられるかなかなか自信がないんですけれども、今日は話しながら何とか自分なりに解剖したいと思っております。
多分今言われているところはですね、こんなところかな。
次です。
夜川を渡る。
この強くなる前の手前の細いところ、きっとこのあたりを弱音と言っているんじゃないかなと思いますので、この時に自分の体が一体どういうふうに動いているのかをですね、改めて向き合いたいと思います。
そうですね、ちょっと待ってください。
夜川を渡る。
そうですね、ここの時、まず最初に言っておきたいところはですね、この声量が大きいところとこの声量が小さくて細いところ。
これどちらもですね、丹念は同じくらいの力でギューッと絞り込んでいます。
だから体の中の空気の圧力というものは同じなんですね、同じ。
むしろ弱い時の方がちょっと強いかもしれないというぐらいなんですけれども、同じでそこから出す水道の水ですね、それがドバーッと出すのかちょっと絞って出すのかというそれだけの違いになります。
ただ圧力はありますので水道だと緩めると弱くなってしまうんですけど、まあ圧力があるので水量は細いけれどもちゃんとピューッと出ている。
そういう感じの出し方ですね。
それをしないとただのヒョロヒョロの夜川をこんな感じのヒョロヒョロの声になってしまいますので、それはやはりNGなんですね。
お腹の圧は、丹田のところはギューッと絞っています。これが一つ目。
そして二つ目なんですけれども、僕が弱いところを出すときはですね、結構直前にしっかりと溜めている感じがします。
06:11
夜川、夜川、川に入る前にですね、丹田の方にギューッと一層押し込んで押し込んでいるんですね。
押し込んでそこからですね、上積みだけをすくってあげるような感じにしているんですよね。
いやだめだな、今日はこれは難しいぞ。ちょっと待ってくださいね。
夜川を、川を、最初からもう溜めずにやろうとするとボフンと出てしまうんですけれども、その前にギュッと押し込んで、押し込んでそれでも漏れ出てくる息をですね、それを優しく置いてあげるようなイメージなんですね。
夜川を、ここに押し、そーっと、そーっとだけれども手がヒロヒロしないようにですね、動作はゆっくりだけれども、目の前にしっかりとじーっとそーっと置いてあげる感じで川をという風になっていると、この奥感じですね。
そして3つ目は、3つ目はですね、喉の形状、声帯の開き具合、口の開け方、これは強い時と弱い時と全く変わらないですね。
弱いから細くするとか、細く聞こえるから細くなっているとか、そんな形ではないですね。
あえてそのまま、今日は難しいぞ本当に。もう形は作られていて、お腹のところもエネルギーが溜まっていて、じゃああとそこをどうやってアウトプットするかというところ。
だからそうですね、まりこさんが質問で言っているように、ゆっくり、ゆっくり絞り上げているのですかという、この表現がとてもいいかなと思います。
ぎゅっと押し込んで、そこからじーっと、じっくり下からぐりぐりぐりぐりーっと、絞り上げて、そこから漏れ出る息をですね、極力ドバッと出ないようにですね、大切に大切に扱うように出すという感じですね。
こういう風に入り口の方をですね、そーっと置いてあげると、それプラス、そこさえやるとですね、そこからグワーンと一気に強くするだけなんですけれども、
09:15
強くした後はですね、そこから力を抜くというよりは力みを取り除くような形にすると、そのままスーッと声がいい感じにまた細くなっていくんですね。
どこのことを言っているかというと、ここまでが一番強くて、このガツンといった後のまた細いところ、ここはもうできるだけ力みをなくして自然にそのまま流れるように、波が流れるようにですね、
まっすぐじゃなくて、波が自然、自然な波が出るように気をつけているという形になります。伝わりますでしょうか。
そこをですね、口の形はできていて、絞り上げるようにやると。
その後は、波の意識ですね、波の意識で力みを解放させるというよりは、力みを解放させる、力みを取り除く、自然な形にする、そんな感じですね。
ただ本当にずっとお腹を固めているのは変わらないですね。
というところです。大体そんなところですかね。
ということで、なかなかうまくやれたかは怪しいんですけれども、とりあえずはこれでとりあえず勘弁してください。
では、こんな感じですね。後半の方に吟じていきたいと思います。
後半はですね、これあのだいぶ前リクエストいただいてたやつをですね、時間経ってしまったんですけれども、
梅田様からですね、松口月上作母という長石ですね、長石、こちらをリクエストいただきましたので、吟じていきたいと思います。
本来はですね、この調子さらに短歌かな、何箇所も混ざってくるんですよ。
ただそこまではですね、ちょっと僕の手元に情報がなくて、それも、なので今回はちょっとそこもさすがに厳しくてですね。
短歌はなしで、漢詩の方だけの調子の吟ですね。
こちらをなんとかYouTubeで音源を探して、大体こんな感じかなというところで吟じていきたいと思います。
12:01
ちょっともし間違っているところ、違和感があったら申し訳ないんですけれども、頑張って吟じていきたいと思います。
じゃあまず詩文ですね、詩文を読んでいきます。
母、松口月上。
悲哀の少年、霊夢に泣く。
無限の開魂、思い極まらんと欲す。
ああ、我、過てり。
我、過てり。
終夜眠らず、独房の家。
神戸を上げては、母を想い。
枕に伏しても、母。
慈眼、仏のごとく、我が瞳に浮かぶ。
開国の恩愛、今初めて知る。
一輪の歓月、極僧を照らす。
すみません、今日は集中力が散漫で、いつもと違う場所で収録してるんですね。
周りに色々人が通って怪しいな、ダメですね。
ということで、これは立詩じゃなくて、調詩ですね。
ちょっと詩文の独特な動きもあるかと思うんですけれども、何とか頑張って形にしていきたいと思います。
母、松口月上。
飛行の少年。
令和に泣く。
無限の開墾。
思い極まらんとはす。
わりあやまてり。
一夜眠らず独房のうち。
神戸をあげては母を想い。
15:07
枕に伏しても母。
自願仏の御徳。
我が瞳に浮かぶ。
開学への恩愛。
今初めて知る一輪の歓月。
極想を照らす。
いかがでしたでしょうか。難しいな、難しいなと。
あわれあやまてり。
あわれあやまてり。
ここは失敗したのが一番の聞かせどころだったような気がするんですけれども。
大体こんな感じですかね。
なんとか、なんとか吟じてみましたけれども。
なかなか思ったのと違うという感じだったらちょっと申し訳ないです。
梅田さんはいかがでしたでしょうか。
ということで、今日は頑張って吟じてみました。
弱い音もなんとか頑張ってみましたんですけれども。
こんなところですかね。
ということで今日はここらへんにさせてください。
18:00
では引き続きですね。
こんな風にコメントリクエストいただければ頑張って対応していきたいと思いますので、どしどしお寄せください。
このしぎんチャンネルもチャンネル登録者数が今990人。
だからもうそろそろ1000人ということですね。
なんか霧の良いところが来るんで引き続き頑張っていきたいと思います。
ではではしぎんの魅力を発信するしぎんチャンネルどうもありがとうございます。
バイバイ。
18:28

コメント

スクロール