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2022-12-29 16:55

【詩吟ch】俳句を吟じるときの5つのポイント<ともかくも>

ともかくも / 一茶
とまかくも
あなたまかせの
歳の暮
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00:02
詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
もう本当に完全に年の瀬ですね。
今日も娘を連れて、またモールの方に出かけて、結局結構頻繁に出かけているんですけれど、
今日はですね、仕事納めなのか、モールの方は子連ればっかですね。
しかも、見事に旦那さんが抱っこしている姿がいっぱい見られましたね。
今日ぐらいあなたは帰ってきたんだから、もう抱っこぐらいしてよねみたいな。
むしろそれ以外は任せられないけどねみたいな、そんな感じの意図を勝手に感じ取って、
僕は育休なんで、もうそんなの関係なしにずっと、
あまり抱っこ紐も使わずにですね、生の状態の取れたての状態をですね、
いつも抱っこしてるんですけど、
今日は本当に子連れが多かったなぁというところです。
さて、今日もですね、これから本題に移りたいと思いますけれども、
今日お話しするテーマはですね、
俳句、俳句を吟じる際の3つのポイント。
3つかな?4つかな?俳句を吟じるための注意点。
そういったような内容でお話ししていきたいと思います。
この詩吟チャンネルを聞いてくださっている方で、俳句を吟じたことはありますかね?
いかがでしょうか?
正直ですね、僕は詩吟を習い始めて、
俳句を習う機会はほぼほぼなかったです。
だいぶ段位が上がってですね、
そこで商談審査のために俳句をちょっとやるというところがあったんですけど、
幸いにも僕の先生がですね、
今のうちにこういうのもやっておいたら面白いよみたいな形で、
ちょっと前倒しで教わったんで、
吟を始めて、それでも7年8年ぐらい経ってからですかね、
それで俳句の吟じ方についてサラサラと教えてもらいました。
なので今日お話しする内容はですね、
僕が吟じているやり方がやるためにはどこが注意点、
気をつけるべきポイントなのかというところを話すというところになります。
なのでこうしたらもう大会の、でもバッチリだよみたいな、
そこまでは言えないのでどうかご容赦ください。
てか俳句の大会なんてなかなかないですけどね。
ということで、先に今日吟ずる俳句をご紹介したいと思います。
今日吟ずるのはですね、小林一佐、
ともかくもですね、ともかくも。
では先に読んでいきます。
ともかくも、あなた任せの年の暮れ。
03:04
あなた任せの年の暮れ。
詩吟なんで後半をちょっと2回繰り返しているんですけれど、
基本は5・7・5ですね。
本当にともかくもあなた任せの年の暮れ。
もう年末に向けてこれを選びました。
どういう内容かというとですね、
もうこの1年間いろんなことがあったけれども、
今となってはですね、
阿弥陀様にお任せする年の暮れであることよという話です。
これ最初僕詩を選んだ時はですね、
あなた任せ、もう奥さんに全部を任せて、
俺はのんびりしたいんだみたいな、
そんな意味なんじゃないかなと思ったんですけど、
全然違いますね。
もういろいろやったけれども、
頭の中もぐるぐるしたけれども、
もう年の暮れなんだからドタバタせずにですね、
仏様にとかですね、
神様に身を委ねて心を落ち着けようじゃないかとか、
そんな意味合いなんじゃないかなという風に今は理解しております。
そしてこちらですね、
この俳句なんですけれども、
じゃあまずあのサラサラと一度吟じていきたいと思います。
最後にもですね、もう一回ちゃんと吟じますけれど、
とりあえず吟じないと話が始まらないので、
こちら吟じていきます。
ともかくも一切
ともかくも
ともかくも
あなた任せの
年の暮れ
あなた任せの
年の暮れ
こんな感じですね、俳句。
本当に通常の詩吟、漢詩とか和歌を吟じる際はですね、
陰音階、陰と陽の陰を使うんですけれども、
俳句の場合は陽と言いますか俳句的な旋律と言いますか、
だいぶ明るい感じになります。
詩吟の陰音階はですね、
というちょっと暗い感じですね。
それが俳句の場合は、
この音階を使うということになるので、
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なかなか最初のうちはですね、戸惑うと思います。
けれどもですね、
俳句の方が楽しいんですよ。楽しい。
娯楽的な感じと言いますか、
気楽にのんびり聞けるというところがありまして、
そして多分詩吟を知らない人にもですね、
俳句の方が詩吟受けがいいんじゃないかなと、
僕は経験的に感じております。
この俳句聞いたことあるわとかですね、
やっぱり聞いていて明るい気分になれるっていうのも、
なんかいいかなというところがあります。
ということで、この俳句の吟じ方なんですけれども、
順番に話しながらポイントをお話ししていきたいと思います。
これを吟じるためには、
どこを押さえたら良いのかということですね。
ではまず一つ目なんですけれども、
キーを下げないといけないと思います。
なので一つ目は本数を一本下げるということですね。
これはその方が良いですよ。
これは無難ですよ、妥当ですよという意味合いになります。
なぜならですね、俳句は高いんですよ。
一音、最後の高音のところがですね、一音高いんですよ。
これが韻音階のアーが一番高い音なんですけれども、
俳句の場合は、
ですね。
なのかですね。
この確かドとレの1音分が上がってしまうので、
その分だけやはりきついんですよ。きつい。
だから普段3本でギリギリの人はやはり2本でやった方がいいとか、
女性であれば8本でギリギリ吟じている人は、
俳句の場合は7本でやった方がいいとか、
そういうところがあります。
無理にやるとですね、つらいので。
まず1つ目は1本下げた方が良いですよというところです。
そして2つ目なんですけれども、
2つ目はですね、
普段普通の詩人は、
そういうことばっかり言ってきたんですけれども、
俳句においてはですね、違うんですよ。
おでことか鼻あたりをですね、抜けるような、
軽やかに明るく、そんな感じにですね、
声を出していった方が良いかなと思います。
こんな感じで、なんか鼻からちょっと抜けるような明るい感じ。
これをですね、いつも通りの詩人っぽくやると、
こんな風にやると、いやいや、俳句だろみたいな。
そんな風になってしまうんで、
いやそれはさすがにですね、違うかなということなので、
09:00
力強く前に血を這うようにではなくて、
ちょうどその正反対なんですね。
頭を抜けるように軽やかに明るく、
そういうイメージで特にこの高い音を、
綺麗に録るようにした方が良いかなと思います。
音程が少し低かったりすると、
この俳句の良さが台無しになってしまうので、
この高めの音は特にこの抜けるように、
声を出すようにした方が良いかなと思います。
そして3つ目ですけれども、
3つ目はですね、銀のこの節長の後の最後の止め。
止めを優しくするということですね。
この最後のうっていう止めですね。
通常であればしっかりとやった方が良いんですけれども、
俳句においてはですね、
ここはスッと、スッスッスッと、
まるでその抜き足みたいな、
本当にスッとフワーンと消えていくわけじゃないんですけれども、
あまりですね、強調せずにスッという止め方、
優しい止め方を意識した方が良いです。
これをやるだけでもですね、銀の雰囲気が大きく変わってしまいます。
とのかくのー、みたいな風にやるとちょっと違うんですね。
とのかくのー、
フワッと、フワッと声を起きにいくという、そういう形になります。
あと4つ目ですね、4つ目。
4つ目は、言葉は優しくですね。
言葉は優しく、声はしっかりと出すみたいな感じですね。
声はしっかりと出す、みたいな。
言葉の優しさ、丁寧さが大事かなと思います。
優しさを基本的に力強く朗々と吟じるわけじゃないので、
本当に弱々しい銀になりかねないんですね。
そうならないためには、
この詩を読む、詩文のところですね、
ともかくも、ここをしっかりと口をハキハキ動かして丁寧に伝える。
それ以外の設置を抜けるようにやれば良いと思うんですけれども、
この言葉自体を最初から抜けるように優しくやると、
本当に力のない弱々しい銀になってしまうので、
言葉を丁寧に優しくですね、丁寧に。
普通の銀以上に意識した方が良いです。
ともかくのー、ちょっと今微妙。
ともかくものー、
ここだいぶ気を付けないと難しいのでですね、
言葉の丁寧さ、これは意識してみてほうが良いかなと思います。
あとはですね、どうしようかな。
そうですね、5つ目。
5つ目は繰り返しのところはですね、1回目はすごくもうさっぱりと。
12:03
そして、2回目はですね、
こってり。こってりやるとちょっとやりすぎなんですよね。
こってりじゃないんだよな。
1つ目はあっさりと。
2つ目はですね、ひるひるっと。
ひるひるっと吹き抜けるようにですね。
そんな感じでちょっと風がさーっと吹き抜けるんじゃなくて、
ちょっとだけ渦巻いたぐらいがですね、ひるひるっと。
で最後ふわっと抜けるような。
そういう一癖だけ入れてあげれば良いのかなと思います。
なので、
ここらへんがですね、もうさらさらっと行くんですね。
これが1回目。
こんな感じですね。
ひるひるさは残しておきながら、
声は結構くるくる回ったりするんですよ。
ここらへんの難しい音のとりはですね、
僕のギンをゆっくり再生しながら聞いていただいたりしたら良いんじゃないかなと思いますけれども、
基本的に俳句はこの俳句の音階を使ってもらえれば良いので、
それに合わせつつ、僕のギンを真似しつつみたいな形でやっていただければ良いかなと思います。
この俳句の音階ですね。
この音階ですね。
私ギンのアプリを使えば、その俳句の旋律も出せますので、
ぜひぜひやってみてください。
ということで、後半と言いますか、
もう一度改めてギンを弾いていきたいと思います。
さっき微妙だったけれども、
このキーでですね、行きますか。
もう年末なんですね。若干楽しみですね。
もう年末なんですね。若干疲れてくるので、
さらさらっと終わりたいと思います。
では、もう一度お聴きください。
ともかくのいっさ
ともかくの
ともかくの
あなた任せの
年の暮れ
あなた任せの
15:04
年の暮れ
最後ちょっときついですね。
とはいえ、こんな感じで、
年の末なんですよ。
この詩はですね、
何年かな、5年ぐらい前に
5円のあった市町村の年末イベントみたいなところですね。
そこで僕も詩吟、吟詠歌として出させていただいて、
ちょうど年末だったんで、
この俳句も吟じさせていただいたんですけれど、
やっぱり評判が良かったですね。
こんな詩吟もあるんだみたいな、
そんなことも言われたのをちょっと思い出しました。
では今日はちょっとさらっとしたところなんですけど、
こんな感じで終わりたいと思います。
あとはですね、無料の詩吟のアドバイスしますよというのを
応募していただきまして、本当にありがとうございました。
近々ですね、この詩吟の公開収録のところで
アドバイス実際にさせていただきたいと思いますので、
少々お待ちいただければと思います。
本当にいつもコメントくださっている方ありがとうございます。
リクエストご相談どしどしお待ちしておりますので、
それが尽きるとですね、
僕もこのチャンネルがだんだん続けにくくなってくるので、
どうかサポートしていただければ、
というか自分でちゃんとネタを必死に
頭絞り出して頑張ろうと思うんですけれども、
引き続きよろしくお願いします。
ではこんなところですかね。
ではでは詩吟のミルクを発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ!
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