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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り、一つ銀をご紹介して、銀じ方や楽しみ方を簡単に説明していこうかなと思っております。
ということで、今日はですね、カタカナが結構出てくる、ちょっとワールドワイドな漢詩を一つご紹介させていただきます。
中井奥州という方が作られた、西紅海舟中という漢詩になります。
紅海だから、地中海の方ですね。そこを船で巡っている時に作ったというような漢字になるのかなと思いますけれども、
この中井奥州という方、外交官でしてね、生きた時代は幕末の頃になるんですけれど、明治にかけてですかね。
そこになるんですけれども、外交官ということで、結構海外に行っておられたと。
だから教科書で出てくる六名館、とても西洋風の館。
確か教科書で習いましたけれども、それの名付けの親でもあるとされております。
ということで、だいぶワールドワイドなカタカナの多い漢詩なんですけれども、早速読んでいきたいと思います。
西紅海舟中 中井奥州
煙は閉ざす アラビア海
雲は迷う アフリカ州
核心はるかに 晴天の外にあり
九万の宝艇 一葉の船
煙は閉ざす アラビア海
霧はすっぽりと閉じ込めるように アラビア海を覆い尽くしておいて
雲は迷う アフリカ州
雲はアフリカ大陸の上を行きつ戻りつしている
核心はるかに 晴天の外にあり
自分はね、核心というのはお客さんの身分である自分ですね。
自分ははるか遠く 日本を離れてこの地に来ているけれども
九万の宝艇 一葉の船
大砲 伝説の鳥と言われてますね
大砲が飛んだ九万里の漁艇
超長距離な旅ですね
漁艇を小さな船 一葉の船と書いてありますけど
小舟のことですね
小舟でゆらゆら漕ぎ出しているようなものであると
遠くに来たなあ
そういうふうに世界規模で
大陸規模で詩を書いている
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なかなかここまでスケールの大きいものはないかと思うんですけれども
そういう珍しい詩になっております
一応これは七文立詩
漢字が7つが4つの塊にある漢詩になっていますけれども
アラビア海とかアフリカ州とかこれだけで漢字5つなんですよね
なんかちょっと漢字使いすぎな気もしなくもないですけれども
ちゃんと当て字で漢字含まれているんで
カタカナじゃないんですよ
まあどうでもいいか
ということで早速これを吟じていきたいと思います
西航海集中
中井奥州
煙は閉ざす
アラビア海
雲は迷う
アフリカ州
核心はるかに
晴天の外にあり
九万の宝艇
一応の船
いやー希望が大きいですね
地中海アフリカどっちも行ってみたいです
ということで今日は以上となります
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ
