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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラーにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日は関東はすごく綺麗に晴れてですね、だいぶ気分が良かったなというところです。
私の今3ヶ月になった娘はですね、相変わらず、今夜もなんですけど、とにかく寝かしつけるのが難しいですね。
そっといて、上手くいったと思ってリビングに戻ってですね、見守りカメラを見ながら奥さんと夕食を食べているんですけど、
モゾモゾと動き出して、そして泣き始めると、これを2、3回繰り返しているとですね、もう気がついたら夕飯も冷めてしまうし、
まあでもこれは別にしゃあないですね。
とにかくわたわたとしている娘はもう可愛いなというそれに限ります。
さて今日の本題なんですけれども、
私吟教室で学ぶ上での大事な心得、そういう内容でお話ししたいと思います。
私吟を習う方は、大体がですね、教室、教場に通って、そこで先生から吟を口で教わってという、そういう流れになるんじゃないかなと思うんですけれども、
まあそうですね、その上でやはりこういうふうに学ぶ、教わる側の姿勢としてですね、こういうふうに教わっていけば結構実力に身になりやすいですよという、そういうお話になります。
かくゆう私はですね、別に最初からそんな真面目な生徒だったわけじゃないんですね。
小学生の頃とかはですね、大体半分ぐらいは居眠りをしているという、どうも眠気に勝てなくてですね、ダメなんですけれども、
それが高校生、高先生になってから厳しめの先生に変わってからですね、そこからその先生に直接言われたというよりはですね、無言の圧で学ばせられたみたいな、
そんな感じがあるんで、逆に本当に忘れようがないという、いくつかの心得がございますんで、それをご紹介していきたいと思います。
でもやはりですね、振り返っても、これは未だに生きているし、本当にやっていてよかったなというものばかりなので、ぜひぜひ聞いて参考にしていってください。
大体5つぐらいあると思います。まずですね、一つ目。一つ目はですね、詩吟の稽古の前日は不節制をしないということですね。
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前日に飲み明かしたり、オールでカラオケを歌ったり、大体そんなところですが、寝不足であったりとか、
体調が悪いのに無理をしたりとか、大体そんなところですね、不節制をする。
そうすると、稽古の本番の時にですね、詩吟の稽古の時に声がもうガッサガサになって、どれだけお腹をうまく使おうと、口とか喉とかをきれいに動かそうとですね、もうろくな吟になりようがないんですね。
どれだけプロの演奏家でも、ボロボロのトランペットとか楽器を使ったら、それはいい吟は出しようがないし、教えようもないんですね。
何が悪いんですかっていうところも指導しようがないので、本当にこの不節制をしないということです。
僕もオールでカラオケ行った翌日に先生に無言で怒られた。本当に辛かったんです。今でもよく覚えてるんで、本当にこれは大事なことですね。
稽古の前日は不節制をしないということ。
そして2つ目ですね。2つ目は、教わったことはすべてメモを取るということですね。すべてメモを取る。
できればですね、私文に教科書、僕の場合は教科書があって、そこの横に不調が書いてあるんですけれども、そこに書き込むのが正直楽ちゃ楽なんですけれども、
それだとですね、どんどんどんどんぐちゃぐちゃになっていってしまうので、僕は別でノートを用意してそこに転記することをお勧めします。
そして、過剰書きでいいんでですね、先生から教わったこと、バーッといっぱい言われるんですけれども、
自分の番が外れた時に思い出して一気に書くとかですね、そんな形をしてすべてしっかりと記録を取るということですね。
これが2つ目の心得です。
これも先生から、せっかく教えていても、人間やっぱり思い出せないからね。
そして忘れられたら、やっぱり教えている意味がなくなっちゃうんだよねみたいな。
そんな風に言われるんですよ。いやーこれもなかなかきついんです。
それを言われてからですね、今では本当に大事そうなものだけちょっと適当にメモを取って、それ以外はもう頭の中で入ってるでしょみたいな、そんな姿勢で学んでいたんですけれども、
それを言われてからですね、聞く姿勢がガクンと上がったと言いますか。
だいぶ集中力が高まったんですね。
言われたことを全部覚えておかなきゃいけないということで、もう頭の中も必死に覚えようとするし、隙を見てメモを取る。
むしろ同時にメモを取るとか、ああいう感じですね。
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本当にどんどんノートが増えていきました。
本当にそうなんですね。人間の記憶なんてたかが知れているし、銀の中で言われたことだいたい3つぐらい言われたら、もう4つ目なんてどんどん4つ目を覚えたら1つ目を忘れるんですね。
5つ目を言ったら2つ目を忘れるということで、積み上がっていかないんです。
なのでノートにしっかりと書いて、そして吟じるときはですね、目線下がるのそんなに良くはないんですけど、
でもその机の上とかに、目の前の机の上とかに開いて置いておいて、
こことこことここを気をつけるんだなとかいうのを確認しながら吟じるという、そういう形になります。
なので言われたことは極力すべてメモを取る。これが2つ目になります。
そして3つ目ですけれども、3つ目は言われたことは、メモを取ったことはと言いますか、言われたことは極力すべて実践するということですね。
これはメモを取る以上に難しいのはよくわかっているので、できないことはもちろんあるんですけれども、
それでも自分で言われたことをすべて、さっき言われたことを今実践する、そういうことですね。
それをやる意識を持つということ、実践にやるべきだと思うんですけれども、そういう姿勢ですね。
これも先生から言われました。せっかく言ったことでも実践されなかったら結局教えてないのと一緒というか、
教えても教えなくても変わらなかったよねということなんですよ。
いやー、なかなかに本当に真綿でギュッと首を絞められるような感じなんですけど、本当にこれはもう真に入っていくんですよね。
なのでまず実践してみないといけないんですね。
それ間違っていたとしてもいいんですよ。先生に言われたことを自分なりに実践する。
それが先生の本来言ったことじゃなかったとしても、実践することに本当に価値があるんです。
そして4つ目に入ります。4つ目の心得。
わからなかったことをちゃんと聞き返すということですね。聞き返す。自分の言葉で聞き返すということです。
これは年配の、一緒に詩吟を教わっていた年配の方でも、むしろ中学生とか高校生とか若い方でも両方において同じ傾向があります。
先生もやはりですね、ジェネレーションギャップがありますから、それでまとめちゃいけないんですけど。
あと感覚的なことばっかりになってしまうので、やはりレベルが高すぎて言ってることがよくわからない場合も結構あります。
ぶっちゃけ半分、3割、そんぐらいは理解できないということがあります。
でも最初から噛みつくのもちょっと良くないんですね。
ただ言っていることがわからなかったら、今こう思ったんです、こういう理解をしたんですけれど、それで合ってますかとかですね。
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そういうふうにやるのもいいですし、実際に自分なりに解釈して吟じてみて、その上で先生にもう一度多分同じことを指摘された場合に、多分自分の理解が間違っているんでしょうね。
なので再び言われた時に、今こういうふうに思って、こう吟じたんですけれども違ったんですね。
違ったんですね。これってすいません、どういう意味かもう少し詳しく教えていただけますかとかですね。
結構言うべきだと思うんですよ。なかなかそういうふうに聞いている方は僕ほとんど見ないんですけれど、先生の言うことは正しい、絶対理解が追いつかないのは私のせいみたいな。
そんな風になってしまいがちなんですけれども、そうではなくて先生も自分にやはり上手くなってほしいから教えるのであって伝わらなかったのであれば、やはりそこアクション、リアクションをしないといけないということなので、
4つ目、わからないことはちゃんと自分でしっかりと自分の言葉で聞き返すということですね。これが大事。
そして最後の心得ですけれども、練習中の自分の言話ですね。少なくとも自分の言話、今ならスマホで録音してその日のうちに聞き返しましょうということです。
吟じている時にですね、自分が吟じました。そして先生から注意を受けました。
ただですね、これは大きな問題があるんです。吟じている時って自分が何ができていなかったってよくわからないんですよ。よくわからないのにさらに指摘されてもですね、よくわからないものをどう直そうかもわからないのでわからないんですよ。
だからですね、その時はその時で自分なりに頑張るんですけれども、できればその吟やる直前とかにですね、目の前にスマホ置いて録音ボタンをポチッと押して吟じ始めると。
その時に何を言われたかなというところ、ノートとかにメモを取ってますし、それも録音してもいいんですけれども、それを後でその日のうちに聞き返すと。
そうするとですね、自分の吟を客観的に聞いて、それに対して先生がコメントをすると。
ああなるほど、ここで音がずれていたのか、ここの間の取り方がおかしかったのか、ここの言葉の発音が悪かったのかとか、そういうのがですね、本当によくわかるようになるんですよ。
自分の吟を客観視できるし、先生の言っていることもよくわかるようになるということです。
なので本当この5つはですね、詩吟を教わる上で僕はもう欠かせない心得だと思っていますし、いまだに僕は実践していますね。
本当にあのぜひぜひ参考にして実践してみてください。
よし、では後半一つ吟じていきたいと思います。
今日吟じるのはですね、月田孟才作「暁に発す」ですね。
まず詩文を読んでいきます。
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まずは「老少の影」
老少の年老いた末です。大きな末の影であった。
なかなか面白いですね。ストーリー的に面白いし、ちょっとエンターテイメント的な感じはあるんで、これはまあこういう人の驚きを表現するのを楽しめばいいのかなと思います。
前半はキリッと険しく、後半はびっくりしてオチがあるという感じですね。
ではこちら吟じて終わりたいと思います。
恐怖発を吹いて修理を覚えた。
たちまち驚く大蛇道にあたって横たわる剣を抜いて
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きらんとほすれば
老少の影
いかがでしたでしょうか。前半はキリッと。
天空でびっくり驚いて最後ポイントはきらんとほすれば
思いっきりたっぷりと揺り上げはですねたっぷりとやると
でそこでですねあれとおやおやみたいなそういう気持ちの切り替わりがここに入ってくるかなと思うんですね。
なのでここでたっぷりやって老少の影じゃんみたいな
あれあれみたいな途中までもびっくりして緊迫した雰囲気があるのにもかかわらず
そこからですねシーンがガラッと切り替わって落ちがつくというところですね
なかなかギンジでいてこれやっぱりあの楽しいなと
剣士部と一緒にやっぱ合わせたいよなーみたいなそんな自分になります
では今日はこんな感じですねいつもコメントありがとうございます
ちょっとあのコメント返せていない時あるんですけれど
ちゃんと後からでも全部返していきますんで引き続きよろしくお願いします
シギンのミルクを発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました
バイバイ