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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。詩吟chのheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる詩吟というとてもマイナーな日本の電動芸能の魅力を、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。ようやく暑さが少し和らいでですね、エアコンをつけるべきかつけないべきかめちゃくちゃ悩む日が続いております。
今日はですね、今少しだけSNSで発信しているんですけど、詩吟の教科書というですね、Kindle本を執筆しているところであります。
いずれ書きたいと思っていたんですけれども、本当に詩吟に興味がある人、詩吟をちょっと習ってみたけれども、先生の教え方がよくわからなくてとかですね、そんな感じで、なかなか、わざわざぶつかる必要のないハードルにぶつかって、せっかくの詩吟に触れる機会をですね、捨ててしまう人が少しでも減るように、僕としてもゼロから学べる詩吟の教科書というものを今、執筆中です。
多分結構なボリュームになると思うんですけれども、それを軸にですね、これからいろいろ頑張ろうと思っているところです。
それでですね、その本は、宣伝は置いておいて、それを書いている中で、ちょうどいい内容があったので、その一つをご紹介したいと思います。
詩吟、僕が詩吟を挫折したポイントみたいな話をですね、第何章か書いているわけなんですけれども、その僕が挫折したところの一つにですね、この漢詩っていうのは、なんかよくわかんないんだよ。漢詩はなんか、とにかく難しいことが書いてあって、なかなか漢字を移入もできないし、ただ難しいことをお経のように読んでいる。
この無味乾燥な漢詩というものをどうやったら楽しくなるんだろうなということを書いております。とにかく漢詩がつまらないという話ですね。それを楽しむためにどうしたら良いのか、自分の経験でしてきた工夫を2つお話ししたいと思います。
まず一つ目はですね、一つ目は難しい言葉は使わない。自分の理解の範囲に留めておくと、自分の理解の範囲までレベルを下げるということがあります。そしてもう一つはですね、もう一つは、映画のワンシーンのような状態をイメージしまくるということ。この2つをお話ししていきます。
まず一つ目ですね、この自分の理解の範囲までレベルを下げていくということです。この詩吟というものは得てして難しい漢字ばっかり使ってるんですよ。本当に聞いたこともないような言葉がいっぱいあるんですけれども、それをそのままに受け取るのはやめた方がいいです。
本当に詩吟を知らない中学生とか高校生、小学生はいけるかな、小学生いけたら本当素晴らしいんですけれども、そんな人たちにですね、私は今こういう詩を学んでいるんですよ、練習しているんですよと伝えられるぐらいに自分の言葉で話せる範囲に落とし込んであげるんですね。
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ただですよ、ただこれは言葉を優しくしましょうみたいな話だけではなくてですね、自分の言葉なんです。自分が普段使っている言葉、普段経験してきたこと、普段触れているもの、そういったものにつなぎ合わせてあげることが大事かなと思っております。
例えばですね、川中島あると思います。弁政粛々、夜川を渡るとかですね、あれまさしくこの植杉謙信と武田信玄の戦いなわけなんですけれども、これをよくわからんけど弁政粛々、夜川を渡るなんて言っちゃもったいないんですよ。
そうではなくてですね、そういえば武田信玄と植杉謙信なんてあれだなぁと、僕が中学生ぐらいに遊んだゲームですね。三国無双、新三国無双というプレステのゲームがあってですね、あれめちゃくちゃ楽しかったんですよ。
そこでですね、お面をかぶった武田信玄と、ひたすら白い衣装で、本物かどうかは別としてですね、仏に身を捧げているんですみたいな、こわもての顔をした植杉謙信がですね、奇襲をかけて一拳を交える瞬間があるんですよ。
当時ながら美しい3Dの映像でですね、そういう戦っている場面があるんですね。そんな感じでそういう植杉謙信がですね、相手の陣地に引き取って、ちょうど奇襲イベントを発生させないとストーリーが進まないわけですから、それでギンギンと倒して、武田信玄だけを一騎打ちで狙ってですね、倒して、そのステージをクリアすると。
そういうようなシーンがあるんで、僕はそのようなところをですね、考えながらギンジているわけなんですよね。こういう普段自分が経験したことのあるような、僕の場合はゲームですけれど、そういったところから話すのも手だと思います。
あとはそうですね、今日先に言っちゃいますけれど、後半でですね、時は恋だくの図、こちらもギンジたいと思うんですけれども、これもあの、牛若丸のお話なんですね。
牛若丸と言ったら、僕が普段今読んでいる少年ジャンプの逃げ上手の若気味だったかな、魔界探偵ネウロの作者の漫画なんですけれど、すみませんね、僕の世代の人分かればいいんですけど、今ちょうど漫画が連載してですね、やっているんですよ。
この少年がこういう風にやっているのかとかですね、そんなことを考えながら、子供たちにも今そうやこういう漫画やってるよね、その子が今舞台に、そういう子を歌った監視なんですよ、というような話を進めていくのかなと想像しながらやっております。
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こんな風にですね、俗物でいいんですよ、漫画とかゲームとかでも全然いいんですよ、それか普段最近自分が経験したようなこととかも交えちゃっていいんですけれども、そんな感じでこの監視というものを下手に崇高なものにせずに、素晴らしいんですよ、ものすごい想像しえないほどのエッセンスが詰まっているんですけれども、
まず最初は自分なりの理解で自分の言葉、経験を使ってですね、説明できるとか話せるとか、想像できるとか、そういうところまで持って行ってからの方が自分の銀として楽しめるんじゃないかなと思います。
そして二つ目ですね、一つ目喋りすぎたって言っちゃったんでサラサラといきますけれども、もう想像しまくって、もう壮大な映画のワンシーンのように考えるということ。そうすればですね、監視もだいぶドラマチックに見えてくるかなと思います。
この話題をかぶっちゃうんですけど、川中島ですね、便静しくしく夜川を渡る、これはどんな映画のワンシーンなのかなということを想像するんですよ。この場合だと月が高校に照っていて、その中をですね、上杉軍が、高校に照ってたらちょっと良くないかな、多分下が降りてるかもしれないですね。
そんな中を川をですね、パシャパシャと降りている、そこのカメラアングルはきっと馬の足元からですね、ちょっと見上げるような感じで、多分きっとカメラワークがあるんですよ。
夜川を渡る戦兵の暁に見る隊が追いをする。こういったところですね、ひっそりといたけれども、武田軍を絶対打ち取ってやるぞという、何というか、一度攻め行ったらもう生きては帰らんぐらいの必走な覚悟の男どもがですね、いるわけですよ。
そこで奇襲をかけていくということです。その瞬間にですね、もう一気に今まで静けさだったような場面がですね、戦争物の映画みたいな感じでギンギンとぶつけ合うような激しいようなタッチが振り回されるというか、そういった場面がいくと。
で、その後に倒せなかった本当に悔しいというようなところは、もう月になんて言いますかね、そこにカメラを上げていってバーンと終わるような、で遠いみたいな感じですね。遠いかは別に知らないですけれど。そんな感じで、この奇襲転結の話をですね、自分の中で想像を膨らまして、カメラワークはどうかな、どんな風なBGMが流れていくかな、役者さんは誰かなとかですね、そんな風に考えてみるんですよ。
そうすると、この監視に対する理解がどんどんどんどん膨らんでいって、表現の感じがですね、もうちょっと誇張なんじゃないかなというぐらいに広がっていくんですよ。それを、それを想像しながらいよいよ吟じていくということになります。
そんなやりすぎは良くないとは言いますけれども、ほとんどほぼ全ての人は、大抵表現が弱いですね。感情表現が弱い、思想の表現が弱い。だからまずは誇張ぐらいの勢いでですね、思いっきり表現してみて、それであとはやりすぎたところを整えていくというような流れがいいんじゃないかなと思います。
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ということで今日はですね、2つ監視が無味感想でつまらないんだということに対して、2つ私の工夫した点をお話しさせていただきました。
1つは、自分のレベルまで言葉を下げていくと、身の回りのものに例えてみるとかですね。そんな難しい言葉を難しいまま話さなくていいということですね。そして2つ目は、まるで映画の凄まじいワンシーンのようなことを想像してイメージを膨らまして妄想して、それでこのシーン自体を動きのあるものとして楽しんでいくというお話です。
うん、伝わればいいかな。ということで先ほどネタバレしましたけれども、後半の銀に移ります。時は甲、伊達の寺、柳川誠眼ですね。時はもうあの、牛若丸の、源義経の母親ですね。
この人がもうあの小さな幼子を雪の中、吹雪の中、必死に守って歩いているようなところから場面が始まるわけなんですよ。そんな辛いけれども、この自分も辛いけれども、この牛若丸も父が欲しいというふうにせがんでくる。いや辛い、どうしたものか。いやでも頑張ろうと、そういうような感じですね。
そういった場面から一気に切り替わって、切り替わって、多年撤回、砲塔の剣、三軍を叱咤するはこれこの声。このあの時に父を求めていた小さな幼子の声というのはですね、もう数年経った後、ものすごい激しい戦いのところで剣を振る三軍に叱咤する。大軍に対して出やれと叱咤するような勇敢な勇敢な子供に育っていると。子供じゃない若者に育っていると。武者ですね。
そういうようなもとすごくドラマチックで劇的なシーンなんですよ。これはもうどれだけの中国が作るような壮大な感じになってもいいんじゃないかというような本当に吟じがいのあるものだと思います。やりすぎは良くないんですけれど、せっかくの場所なんで僕もできるだけやりすぎで吟じてみようかなと思います。
時はこういだくのあず。 柳川誠一。
父を求める遺憾の浄園。
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他年てかいほとんどは
三軍を
叱咤するわ
この声
いかがでしたでしょうか。
自分で言いながらもやっぱ想像しながらやると楽しいですね。楽しいんですけれど、やりすぎると言葉が潰れていくと。
言葉が潰れちゃダメなんですよね。言葉が潰れると一番大事な詩が伝わらなくなってしまうので、このブレーキは必要かなと吟じていて思いました。
言葉が潰れないギリギリの範囲で楽しく吟じると。大会でなければこういう方が楽しいですね。
三軍を叱咤するわ。叱咤するわのサンダーゲームをいくらでも盛り上げたいなと思いましたし、この声のところで本当に僕の中で東映の文字が見えてきました。
楽しかったですね。
ということで、今日お話しした内容があなたのお役に立てれば幸いです。監視っていうのは楽しいんですよ。
詩銀の魅力を発信する詩銀チャンネルどうもありがとうございました。バイバイ。