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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方を、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
最近ですね、今までも提携文で詩吟の魅力発信してるって言いながら、そんなに魅力ばっか喋ってたっけっていう風に気づいたんですね。
どちらかというと、ほんと詩吟をちょっと知ってるけれども、どういう風に吟じたらいいのかとかですね、
そういう初心者向けの方に分かりやすく、言葉多めに話しているような内容がだいぶ多いなと思っていたので、
若干変えていこうと模索中です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私の住んでいるところはですね、もう今週ずっと40度近くなりそうなんで、やべえなと思っております。
今日はですね、まあちょっと車の中にいながらも最低限冷房つけてるんで、少し雑あるかもしれませんがご容赦ください。
今日の本題なんですけれども、詩吟の初心者の方が多分気になっているこれですね。
しゃくり、しゃくり、くりとかっていうこともあるかもしれないですけれど、
詩吟におけるこのしゃくりをどうやってやれば、どうすればできるのかということを私なりにですね、何とかお話ししたいと思います。
このしゃくりまずどういうものかですね。
声が、地声から裏声に一瞬切り替わるようなものですね。
独特な詩吟の独特をたるゆえなんですけれど、こういうもんです。
夜、川を
こういう感じですね。
こんなしゃくり入れなければ、川を
これにしゃくりを入れて、川を
こういう感じですね。
こういうものをしゃくりと言いますけれども、
これをやりたいんだという人やっぱいると思うんですよ。
僕は詩吟始めて2年目3年目ぐらいからですね、大会に行くとなんかすごい人いるなぁと。
こんなのやってみたいなぁとか思って頑張っていたわけなんですけれども、
当時の自分にじゃあどういうふうに教えていくかという視点で何とか言語化していきたいと思います。
まずですね、大前提として、大前提としてなんですけれども、声が
これは裏声だと思っちゃいけないですね。裏声というふうに認識しちゃいけないです。
詩吟では裏声は使いませんので、これはあくまでしゃくりであって裏声ではありません。
で、もう一つがですね、これはたくさんやればいいなんてものじゃないです。
むしろ他のことが、他の基礎的なことができていないのにしゃくりだけ入れたからといって、その吟が良くなるなんてことは絶対にありません。
だからしゃくりをとにかくやってみたいんですっていうのは、本当に技術的な表面的なところだけ真似たいんですと言っているのと同じ意味になってしまうのですね。
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これ耳が痛いかもしれないんですけれども、まずしっかりと声を作るというところから始めていかないといけないです。
そして次にですね、このじゃあと言えばなぜそんなことを話すかというとですね、このしゃくり、僕はあまりそんな対応するタイプではないので、人によっては考え方違うかもしれないんですけれども、
声をお腹を使って力強く前にまっすぐ飛ばす、これができていればだんだんと自然とできるようになってくるものなんですね。
自然って言葉ですべてをまとめるつもりは今日はないんですけれども、
しゃくりっていうのはですね、喉の中の緊張と緩みのこの緩急の話になってくるんですよ。
喉の一体どこの部分なのか正体なんだろうなとかちょっと思うんですけれども、そこはあくまで医療的な知識、医学的な知識はないんで感覚なんですが、
しっかりとビーンとビターっとこの喉の正体らへんをですね、ビターっと押し付けて伸ばすからこそ、それが一瞬緩んだときに、一瞬緩んだときにこのしゃくりというものが出てくるんです。
だから普段からそういうふうに声をしっかりと出そうとしていないのに、このしゃくりを入れようとするとですね、すごいかっこ悪いしゃくりができるんですよ。
っていうのは、芸人がふざけて喋ってるような、「こんにちはー!」みたいな感じですね。
こういうすごいかっこ悪いしゃくりができてしまいます。
そうではなくて、こういう力強いしゃくりをやるためにはですね、
ここをしっかりと前に出す必要があるんですよ。
ここを本当に抑えておかないといけないです。
そこをしっかりと出すからこそ、それが緩んだ一瞬の一瞬に声が裏返ってひっくり返ってしゃくりというふうになります。
だから意識的にそこに裏返ろうとかそういうふうに考えるんではなくて、ここで若干だけ緩めようなんです。
緩めよう。裏返ろうではなくて緩めよう。
緩めるためにはその手前のところをしっかりとまっすぐ力強く伸ばす。
それがあって初めてできるんですね。
それをやらないと本当にかっこ悪いしゃくりになって、先生からですね、
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そんなしゃくりどこで学んだの?そんなの言えなくていいからまず声を出しなさいって絶対言われます。
そういうような代物なんですね。
なのでこのしっかりと出すっていうのはどういうことか。
まあもちろん声量は強めで、ビブラートはかけずに、そして声を前に出すんです。
前に。引っ込んだ声じゃダメなんですね。声を前に出す。
前に出すってどういうことかというとですね、
例えば10メートル先に仲の良い人とかですね家族とかが危ない目に会おうとしている。
物が落っこちて当たりそうだという時にどういう声をかけますかと。
そういう時にですね、前に飛ばさない声をしたらどうなると思いますか。
おい危ないぞって言っても絶対わからないんです。
そうではなくてそこに届けるんだという気持ちを持って声を出してみてください。
おい危ないぞというようなですね、こういう声になる。
そういう時に普段のこの引っ込んでる声と何が違うのか。声の力点が違うんですね。
口から前に、口よりも先に声が出ているようなイメージなんですね。
喉から出ているよりは口先よりさらに5センチとか10センチ前から声が出ているような。
そんな時にお腹も使われていると。お腹も少し固くなっているなとか。
そういうような声の出し方が声が前に出ているというものなんです。
それをしっかりとやっているからこそ、そういう時はですね、
声帯をビターって引っ張り続けているようなテンションがかかっている状態なんです。
その時にですね、音の切り替わりの時とかで少し声が緩む。
緩むと裏返るとこのしゃくりができるということですね。
まっすぐ伸ばすから、その音が変わる瞬間に若干緩んで。
切り替わるわけなんですね。
しっかりと伸ばして、あと瞬間的に音を切り替えるとか、
そういうイメージを持たれてもいいんじゃないかなと思います。
そうしていくと次第にですね、だんだんとあれ1回できたかも。
あれ2回できたかもっていう風にちょっとずつできていって、
だんだん馴染んでくるというものです。
どうでしょうか。
これYouTubeの方でですね、質問をもらったんで答えてみたんですけれど、いかがでしたでしょうか。
本当に感覚的なところで目に見えない話なので難しいと思うんですけれども、
自分なりに言葉多めに喋ってみました。
しっかりと前に声を出す、それの後の切り替わり、音を一瞬で切り替えようとするから、
その緩みがですね、しゃくりとなって現れるということでいかがでしょうか。
わからなければ引き続きコメントください。
では後半ですね。
後半は今日はですね、ネットの詩吟教室の方に教えてアドバイスさせていただいてるんですけれども、
その方にオススメしている吟として、夏ですからね、これどうですかということで言いました。
歌手王子に遊ぶですね、広瀬曲奏。
これ五音絶句なんで、五音絶句だけれども綺麗な吟なんでですね、なかなか、
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この両立するっていうのがなんかあの、てか普通に体力使うんですよ。
で、力強さもいるということで大変なんですけれど、
最近僕喉の調子良くないんでいけるかわかりませんが、
多少なりとも参考になるようにしっかり吟じたいと思います。
歌手王子に遊ぶ広瀬曲奏。
歌手王子に遊ぶ広瀬曲奏。
広瀬曲奏
いかがでしたでしょうか。
まあこのしゃくりですね、一つ添えておくとあんまり対応するもんじゃないです。
本当にアクセント、スパイスなんでですね、そのコショウまみれの詩吟にしないように、
本当にポイントポイントだけ飽きさせないようにちょっと入れるぐらいがいいかなと僕は思います。
ではでは引き続きリクエスト、質問、アドバイスあればよろしくお願いします。
詩吟の魅力や吟じ方を発信する詩吟チャンネルです。
どうもありがとうございましたバイバイ