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2023-03-30 19:38

【詩吟ch】質問回答:余韻、間、流れ、タメとは何か?<後半:戊子の夏…>

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戊子の夏諸生と月を見て偶成る / 中江藤樹
清風座に満ちて 炎暑を忘る
名月天に当たって 世塵を絶つ
同志偶然 興に乗ずる処
知らず識らず 帝尭の民


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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます、こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる詩吟という、とてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日はですね、奥さんが仕事に出かけてたんで、僕はもう一人のパパ保育、パパ保育デーになりました。
もうだいぶ一通り自分でできるようになったんですね。娘とのんびりできる、とても貴重な日だったんですけれど、もう僕の娘が7ヶ月、7ヶ月になったんですね。
で、もうここ数日の変化が激しいのなんの、もう大変なことになってきましたね。
まず、heyheyができるようになってですね、だんだんもう結構あっという間に移動してくるみたいな感じになってきてですね、本当に目が離せないと。
そして動きも結構筋肉がついてきて、暴れだすとなかなか大変だというところがあります。
あと、これ食事している時だと申し訳ないんですけれど、お尻から出てくるあれが結構今まで柔らかかったのはですね、固めになってきて、しかも匂いも強烈になってきて、これはやばいぞとちゃんと離乳食が効いている証拠だなという感じですよ。
あとは全然最近はですね、夜泣きがちょっとひどくなってきて、しかも大人たちの僕たちと一緒の布団じゃないと、なかなか寝てくれないということですね。
だいぶ振り回されておりますけれども、まあその分楽しく過ごしております。
すみません、今日はちょっと雑談多めで申し訳ないんですけれども、今日の本題の方に移りたいと思います。
今日はですね、死因における余韻、間、溜め、流れ、これについて一つずつですね、詳しく説明していこうということになります。
こちらもですね、質問いただいたのでそれに回答する形となります。
NOさんですね、いつもありがとうございます。質問です。余韻、間、溜め、流れ、これが教えの中でよく出てきます。
それぞれなんとなくはわかるんですけれども、具体的に吟じてみせて説明することはできません。
4つとも関係があると思い一同に書きました。一緒でも分けてもどちらでも良いので教えてくださいということです。
本当にNOさんの質問はですね、いつもレベルが高いんですよ。
これはどこまで答えられるかなというところを毎回不安には思ってはいるんですけれども、
とりあえずはですね、たいあたりで、僕も完璧じゃないんですけれども、僕の中にある認識をできるだけ言語化して、しかも少ない言葉でわかりにくければ、言葉を重ねて説明していきたいと思います。
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ではですね、余韻と間と溜めと流れですね。
くっついているものもあってなかなか分けることができないのもいくつかはあるんですけれども、順番に説明していこうと思います。
まず余韻ですね、余韻。余韻というのは言語、節調の最後の止めた後ですね。
この後ですね、EのEを言った後の音はないんだけれども、空気感としてなんとなく響きが不安と残っているような。
この音になっていない空間のこと、ここを余韻ということで、そこは大きく間違ってないかなと思います。
なのでですね、やっぱり歌にしろ、弦にしろ、ついつい音が出ているところばかり集中してしまうんですけれども、この余韻という概念はですね、この音がないところもですね、そこもある意味死韻の表現の一つとして認識しようという意味で、僕も時折使っている感じですね。
死韻の先生の中で余韻まで気をつけろという人はなかなかいらっしゃらないかもしれないんですけれども、この余韻は本当に空気感なんですね。響きの残りがみたいな感じになります。
銀を止める時にスッと止めるところもあればですね、ビシッと止めるところもあります。その時にですね、この一番最後の、その時々でやはり余韻の感じが変わってくるんですね。
こういう風にスッと止める場合もあればですね、こういう風にバツンと切るとですね、その後のこの余韻の感じがだいぶ変わってくるということになります。
この余韻を意識することでですね、銀の終わりまでものすごく丁寧に表現することができます。やはり声が出ているところだけ意識しようとするとですね、ただ音を取ればいいんでしょという認識になりがちなんですけれども、余韻まできれいに出そうと考えるとですね、本当に丁寧に丁寧に、本当に物をそっと置くかのようにですね、銀が丁寧になっていくので、この余韻という概念が大切だということですね。
そして二つ目が間。間は間合いとか僕が普段から言っているんですけれども、銀のいろんなところにありますね。銀大作者のところにも川中島、雷山陽、この川中島と雷山陽の間にも間がありますし、雷山陽、この雷と山陽の間にも小さい間があったりしますね。
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そして銀字始めのところにももちろん間がありますし、でここにも間があって、でここにも間がある。本当にこちらもですね、余韻と同じような感覚になってくるんですけれども、とにかく声と声の間、詩文と詩文の間ですね、空間になります。
間というものは間違いなくこれは大事でですね、どれぐらいの長さを持つかどうかで、そこの詩文がですね、一つなぎになっているのか、もしくはここでしっかり途切れているのか、もしくは次の詩に向けて、転句に向けてたっぷり準備をしているのかとかですね、いろんな意味合いが含まれてきます。
それを全く考えずにやるとですね、基本的にやはりぶつ切れになるのかなと思います。今ぶつ切れにやろうとするとこんな感じですね。
こういう感じになっていくんですね。一つ一つ本当にぶつ切れぶつ切れになっているので、何か詩文の流れというものが見えてこないということになります。
なのでここはですね、小さくほとんどほぼつなげるような場合もあれば、たっぷり切るような場合もあるんですね。
こういう風にやると、先ほどとだいぶ取り方を変えてみたんですけど、これで本当に詩の流れというものが変わってくるということですね。
このまま流れというのを先に言いたいと思うんですけど、流れどういうものか、流れというのは詩文がつながっているのか、途切れている、途切れているというよりはシーンが切り替わっているのかですね。
そこの意味で使うことが多いです。途切れているのかつながっているのか。その意味を表現するためには、この間をどういうふうに取るのかということ、どこでしっかり行き継ぎをするのかというところが関わってくるということですね。
簡単に流れの話をするとそうなんですけれども、あとは環球強弱の世界に来てですね、本当にこれは複雑な話になってくるんですけれども、気象転結で転句の方でやはり盛り上げたいとなった場合はですね、
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ショークの方でちょっと控えめにすると。で、効くのところは普通ぐらい、もしくはちょっと力強めにやるというふうに力強くやってちょっと抑えて、転句の方で思いっきり盛り上げて、最後結句の方でスッと締める。
これもまた一つ私分における大きな流れになります。環球強弱のこの波というものも一つの流れというふうに言えるんじゃないかなというところなんですけど、これ以上深掘りすると僕も話をまとめられる自信がないのでやめておきます。
あとは溜めですね。こちらは銀に入る直前の間合いの長さになるんだと思うんですけれども、別にしっかりと間を空けたからいいというよりはですね、
この間は間なんですけど、その間にその間という空間にですね、ちゃんと力を溜めるという意味を持たせているのかどうかですね。僕だんだん喋っていてわからなくなってきたんですけど大丈夫ですかね。
ここで溜めようとすると、やはり溜めた次の間合いの長さになるんですね。
こういう違いがあります。どういう違いがあるかというとですね、溜めをここで溜めようとすると、やはり溜めた次の1音目ですね。1音目の表現の力強さとか深さが変わってきます。
力を溜め込んでいるわけですから、それを表現力としてこの1音目に注ぎ込むということになります。だから溜めがあるかないかはですね、この銀の出だし、スタートだしをしっかりと切れるかどうかに関わってくるんですね。
なので、転句に入る直前がとても大事ですし、転句に入る直前と本当のキクの一番最初ですね、そこの直前のここの溜め、これが一番この2つを抑えるのが真っ先にやるべきことかなと思います。
ここの溜めがないとですね、本当に軽い出だしになってしまって残念な感じになってしまいます。
出だしがふわっと、この川中島来山陽、こういう風にふわふわと入ってしまうんではなくて、川中島来山陽、こういう風な入り方があればちゃんと溜められているということ。
この丹田の中にキュッと入った空気を絞り込めているのかどうかということですね。なので、この2つの溜めが重要ですよと、だんだん僕もわかんなくなってきたんですけど、というところになります。
12:07
なんとなくわかっていただけたらと思うんですけども、いかがでしたでしょうか。余韻、溜め、流れ、もう僕何喋ったかあんまりよく覚えてないんですけれども、とりあえずこんな感じで勘弁してください。
では、後半に行く前に2つばかり連絡があります。1つはYouTube私吟教室、現在ワイワイとやっております。また吟の応募をしてもらったんですね。教室向けの生徒さんの方には今3つくらいいただいたので、順番に。
まず明日ですね。明日限定配信ということでアドバイスさせていただきます。こんな感じですね。入っている方は月額990円で最低月1回はですね、僕から直接のアドバイスをもらえるということ。そして一度このもらったついでにですね、そこのメンバーからですね、もういろんな褒め言葉がもらえるという、そういうプラスアルファなとても嬉しいものがついてきます。
本当にあの皆さん吟歴も、吟歴とか性別も年齢もバラバラでですね、見事にこんなにバラバラに集まったもんだというところなんですけど、それでも温かい雰囲気がありますので、ぜひぜひですね、私吟やってみたいわという方。吟始めてまだ半年も経ってない方もいらっしゃるんですね。気軽に入っていただければと思います。
214回のYouTubeで詳細が書いてあって、216回の方に入り方が書いてあるんでそちらを参照してください。
あとはですね、あのKindle本です。Kindle本。もうようやくなんですけれども、ようやく僕が本文を書き切りました。
あとはですね、奥さんが今表紙を作ってくれているんですけれども、あとここ数日でいい感じの表紙を作ってくれると思うんで、ようやく本当にこの詩吟の電子書籍ができます。文章がようやくできました。
本当に本当に大変だった。当初は半年前ぐらいに出そうかというところだったんですけど。
このYouTubeで配信しているような内容ですね。綺麗に整理して大事なところは深掘りしてという内容になっております。
もう僕も結構書いてみながら3万文字なんでそれなりのボリュームがあると思うんですけれども、読みやすい内容になっています。
こんなフランクな形でわかりやすく書いてある詩吟の本なんて多分世界にここだけしかないと思うんで、それはまたもう少ししたら詳細を報告させてください。
本当にお待たせして申し訳なかったです。
では今日はですね、もうそろそろエネルギー切れなんで慣れ切る前に一つ吟じて終わりたいと思います。
娘が本当に今日は昼寝しすぎて全然寝てくれないんですよね。
奥さんに一回ちょっと投げて、僕は今夜に駐車場にやってきました。
では今日後半一つ吟じていきたいと思います。
15:00
今日吟じるのはですね、母子の夏、書生と月を見てたまたまなるですね。
中江藤寿作になります。
ではまずこちらを読んでいきます。
西風座に満ちて炎症はする。
明月天にあたって世人を立つ。
どうし偶然今日に浄ずるところ。
知らず知らず天佑の民。
では意味を読んでいきます。
今夜は清々しい風が部屋の中に吹き込み、
この暑い気配初期を払って心地よい。
空には明るい月が美しく輝いていて俗世間を離れたような高尚な気分になる。
たまたま息統合する人々と膝を交えて親しく語り合ったが、
夜が更けるのも忘れてむつましく話し合うこの有様はまるで中国古代の聖天使。
天佑の知性の太平の民のように思われた。
これから暑くなってくる感じがするんですけれども、
この夏の雰囲気にですね、
一、自然の一風景ですね。
一つの日常的な風景なんですけれども、
この詩文の雰囲気感が僕は好きなんですね。
西風座に満ちて炎症はする。
この爽やかさな出だしがですね、ものすごく好きなんですよ。
だからこの詩ちょっと覚えてるんですね。
ということでこちらを吟じていきたいと思います。
母子の夏、書生と月を見てたまたまなる。
中江東寿。
西風座に満ちて
炎症はする
明月
天にあたって
星陣を立つ
どしくせん
今日にじょうずれ
18:03
ところを知らず
知らず
ていやのたみ
いかがでしたでしょうか。
もう僕はですね、この西風座に満ちて
ここをなんか気持ちよく吟じれたんですね。
僕はもう満足なんですよ。
ただまあこの詩文の大事なとこ、
まあ出だしはそうなんですけれど。
知らず知らず。
1つ目の知らずは知識の知ですね。
で2つ目のやつは知識の識ですね。
この多分意味をあえて書いているんだと思うんですけれども。
ここの違いをいかに表現できるかが多分きっとポイントなんだなと思いながら
僕は多分そこまで深掘りができていないので
今日は保留ということにさせてください。
では今日はこんな感じですね。
明日は限定配信になるので
メンバーシップ、YouTube審議教室のメンバー以外は明日お休みになります。
では質問などコメントなど気楽にいただければとっても嬉しいです。
志銀のミルクを発信する志銀チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。
19:38

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