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福祉呼吸を得得するラジオ。おはようございます。こんばんは。福祉呼吸の先生こと、heyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上、ゴスペル歴10年以上の私、heyheyによる福祉呼吸のやり方や声の出し方、
あと、詩吟の魅力について日替わりで毎日発信しているチャンネルです。月下木道は、福祉呼吸や声に関する話、
水・金・日は詩吟に関する話で毎回5分程度にサクッと聞けるようにしているので、ぜひぜひ聞いていってください。
ということで、今日ちょっと天気が悪いんですけれども、気持ちを入れ替えて頑張っていきたいと思います。
木曜日に向けた発信になりますね。
今日お話しする内容は、マイクを使ったからといって声が聞こえやすくなるわけではないよというお話ですね。
なんかまどろっこしいな。
マイクに依存しないようにしましょうというお話になります。
これはですね、僕が詩吟の先生から教わった話なんですけれども、
マイクは声量を大きくするだけ、それしかできないんだというふうに言われました。
さらに重ねて言うとですね、いい声はさらに良くなるし、悪い声は悪いまま拡張されるというふうにも教わりました。
これは自分の中で結構印象に残っていてですね、
私声が小さいんですけれどとか、よく聞き返されるんですけどとか、なかなか伝わりにくいんですけれどという悩みあると思うんですけど、
そういう人がついついマイクに頼りがちになるんですね。
むしろマイクを使えばそれが解決するかのような形で話しているんですけれども、
そこは結構大きな間違い、気をつけないといけないところがありますよということをお話ししたいです。
文字通りですね、マイクは声の音量を上げるだけ、本当に声というたくさんの要素があるんですけれど、
ごく一部ですね、その音量というものだけを高めてくれる、そういう機会になります。
ただですね、声というのは本当に相手に届けたいと思う気持ちであったり、
どれだけの距離に向けて声を届けようとしているのか、思考性とも言いますね。
あとは声質もあります。声の明るさとか滑舌の良さとかもですね、
そういった要素があるわけなんですけれども、その中の音量一つしか広げてくれないということになります。
だからですね、普段ボソボソと話してしまっている方、それはですね、
ボソボソ話している声がより大きくいろんな人に聞かれてしまうということになってですね、
ただその声質自体が人にとって聞き心地が良いものか聞きやすいものかというと、別の話になってきます。
相手に届けようとする気持ち、目の前にいる人でも5メートル奥の人でもその人に向けて届けようという気持ち、
そこがまずしっかりあってですね、その上でマイクを使えばより相手に届くようになると思います。
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ただマイクだけを見てですね、じーっとマイクを見つめてそこにボソボソと話したからといってですね、相手に届くようになるわけじゃないんですね。
ただ耳に聞こえる、耳から聞こえる、耳に届く、なんかただ聞こえるだけみたいな形になってしまいます。
だからマイクの使い方、気をつけてください。
マイクの使い方というよりはですね、まず自分自身がしっかりと相手に届けようとする。
どこまでの距離にしっかりと届けたいんだという気持ちを持ってですね、話す。
その上でその途中にマイクがたまたまあったぞみたいな、それぐらいがいいです。
距離としてはですね、拳一つ分の人もあれば声が大きい人は拳1.5個分ぐらいですね、顎の前から出した位置。
耳元の目の前とよりは若干下がったぐらいの方がちょうどポップのノイズ、息のノイズとかも入りにくくなって良いかなと思います。
ということで今回はですね、マイクに頼りすぎないようにしましょう。
マイクを使ったからといって聞こえにくい声が聞きやすくなるわけじゃないんですよと、伝えたい気持ちが大切なんですというお話をさせていただきました。
カラオケ最近行ってないですね。歌いたいな。
カラオケとかもですね、歌うときにぜひぜひこういったことを意識してもらえればいい声はますます良くなりますんで、うまいことマイクを使ってみてください。
では今回は以上となります。
腹式呼吸を得得するラジオ。ヘイヘイでした。どうもありがとうございました。バイバイ。