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2023-02-26 14:05

【ゼロから学べる④】詩吟教室でなにを練習するの?<春望 杜甫>

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春望 / 杜甫
國破れて 山河在り
城春にして 草木深し
時に感じては 花にも涙を濺ぎ
別れを恨んでは 鳥にも心を驚かす
峰火 三月に連なり
家書 萬金に抵る
白頭掻けば 更に短かく
渾べて簪に 勝えざらんと欲す

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【ゼロから詩吟を学べる④】詩吟チャンネル
おはようございます。こんにちは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルでは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟って一体なんなの?どうやったら吟じれるようになるの?という、
本当にもう詩吟の超初心者の方ですね。
興味を持ってくださった方がですね、このYouTubeチャンネルだけで
吟じられるようになることを目指すチャンネルになっております。
普段は、詩吟経験者に向けて発信しているのと、
この超初心者の方に向けて発信しているこの2種類をやっております。
YouTubeのサムネイル画像では、緑色のものが経験者向け、
オレンジ色のものが初心者向けということになっているので、
そちらをご覧になってください。
今日はこのゼロから学べる詩吟チャンネルの4回目になります。
今日の内容はですね、これまでに詩吟って一体なんなの?
詩吟って一体何が面白いの?どうやったら吟じれるようになるの?
というところまで来たので、今回はですね、
実際に詩吟は、詩吟教室では一体どんなことを練習するのか、
そういう内容をお話ししたいと思います。
今度はですね、どこで学べるのか、いきたいと思うんですけれども、
まずはこの吟じるために普段、詩吟の経験者の方はどんな練習を普段しているのか、
ということをわかりやすくサクッとお話ししたいと思います。
僕ももちろんいろんな教室をたくさん渡り歩いたわけではないので、
目安の一例として知っていただければと思うんですけれども、
大まかにはこんなことかなと思います。
まず一つ目はですね、一つ目は本当に準備運動です。
準備運動といっても、そんなストレッチというほどの過度なものではなくて、
椅子に座ったままできるか、ちょっと立ってやれるぐらいのものになります。
首をぐるっと回したりとかですね、肩を回してみたり、
大体そんなところです。ストレッチまでいかないぐらいですかね。
本当に軽く準備運動をするのがまず一つ目。
そして二つ目が発声練習になります。
発声練習とはいえですね、これも流派にはよるんですけれども、
僕がやっていたのはこういう音階で、
あ、あ、い、う、え、お、ん、この6つの音を発声するということになります。
こんな感じで、あ、い、う、え、お、んですね。これをやると。
この声の音程について、音階については先生に言ったりするんですね。
こんな感じでいろいろあります。
03:01
こういう発声練習をやるということになりますね。
そして三つ目。三つ目は素読と呼ばれるものです。
素読というのは素直に読むと書いて素読と言います。
これはこれから吟じるものの漢詩ですね。
この漢詩の詩文を書き下し文で、中国語で読むのではなくて書き下し文で読んでいくと。
これを詩文の最後まで読んでいくと。
この際にアクセントがどういうものなのかなということを意識しながら読むというところになります。
本当に吟が上手くなるためには素読百遍とか素読千遍とかそういう言葉があってですね。
本当に素読をものすごく重要視することにはなるんですけれども。
詩吟教室ではまず本当に一、二回サラサラと詩文を読んでいくということになります。
そしてここまでやったらですね、もう次は早速吟じてみるということになります。
ただ急に吟じると言ってもですね、難しいので先生が先に吟じてくれるわけですね。
詩文を四つから六つぐらいに小分けにして先生が吟じてくれると。
その後に三杯みたいな形で先ほど先生が言ったことを思い出しながら一緒に吟じていくということになります。
そして小分けに吟じていったならば今度は全体半分に分けて吟じていくと。
半分に分けた後も吟じたら最後は一本通してですね、吟じていくという、とりあえず吟じていくということになります。
これは詩吟教室で生徒さん全員で吟じていく形になるのかなと思います。
皆さんも一緒にいるからここは安心なんですよね。
その次にでは一人ずつちょっと吟じてみましょうかと言われるわけです。
もう教室の中でですね、皆さんが座っている中、自分だけが立ち上がって今言われたのを思い出しながら吟じていくと。
ここまで来ると結構緊張するんですけれども。
これを繰り返していくことでだんだん舞台度胸というものが鍛えられていく。
人前で大きな声を出すとか本当に大変なんですけれども、そういう練習になっていきます。
いざ吟じたらですね、その後に先生から今のところはちょっと音が外れているよとか、ここはこういうふうに吟じたらいいよとか、そういうアドバイスをですね、いくつかもらうと。
それを踏まえてそれを活かしながらもう一度吟じてみて、また修正をもらって吟じてみて、そういうことを繰り返していくということですね。
なので本当にこれだけなんですよ。これだけを後は延々と繰り返していくということになります。
大会に向けてたっぷり練習するものもあれば、紹介的に今回は今日の練習ではこれを吟じましょうみたいな、さらさらと自分を知るための目的として練習することもあります。
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なので、詩吟は普段どういうふうな練習をするのかということなんですけども、全部で5つですね。
1つ目はまず準備体操、2つ目は発声練習、3つ目は疎読、4つ目はとりあえずもう吟じてみるということ。
そして5つ目は指摘をもらって修正してもう一度吟じるというこれだけの感じなんですけれども、なかなか知る機会がないので今日はそういう内容をお話しさせていただきました。
よし、では後半の方ですね、1つ吟じていきたいと思います。
今日吟じるのはですね、このフレーズ、やはり聞いたこと結構あるんじゃないかなと思うんですけれども、
これも僕は中学校の漢詩の漢文の授業でですね、習った記憶があるんですけれども、どうでしょうか。
これは、あれ、松尾伐章の俳句にも確か、ここが反映されてた。
地域は適当なんですけど、国敗れて三代りから入る詩文になっております。詩吟においてはですね、普段ゼックと呼ばれる短い2分ぐらいで吟じ終わる詩があるんですけれども、この詩文はですね、立詩と呼ばれるもので、つまり普段のゼックの2倍の長さがあるんです。
3分から4分ぐらいかけてたっぷり吟じるもので、少しレベルは高いんですけれども、この国敗れて三代りから始まる有名なフレーズ、最後までどうか聞いていただければと思います。ではまず詩文から読んでいきますね。
国の都長安は賊軍に攻められて、見る影もなく破壊されてしまった。ただ周囲の山川だけは依然として元の形を留めている。
街はすっかり荒れ果てていて人影も全くなく、再び巡ってきた春に、ただ草木だけがいたずらに生い茂っているばかりである。この戦乱の後時世に、本来楽しいはずの花を見ても、かえって涙が流れてきて、一家の別離を恨んでは、慰むべき鳥の声を聞いても、歳死への思いに心が揺れ動く。
放火は何ヶ月も続いて、戦乱の止む気配はなく、家族との恩心も途絶えがちで、一通の手紙も万金に当たる、とても貴重なものに思われる。積もる憂いのためか、白髪頭は描けば描くほど、さらに短くなって、とてもかんざしを指すことなど、できないと思われるほどである。
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そういう内容ですね。思い出したでしょうか。
ということで、こちらを吟じていきたいと思います。
死の春にして草木ふかし
草木に感じては
花にも涙を注ぎ
別れを恨んでは
鳥にも心を驚かす
放火
三月につらなり
家族との恩心も
12:05
万金に当たる
白髪頭を描けば
さらに
短く
全て
死に
愛ざらむ
おっすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
ればとっても嬉しいですではではゼロから学べるし銀チャンネル今日はどうもありがとうございました
バイバイ
14:05

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