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ゼロから詩吟が学べる、詩吟チャンネル
おはようございます。こんにちは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟って一体何?詩吟ってもうどんな風に吟じたらいいの?と、全くわからない方はですね、
このYouTubeだけで、詩吟を吟じれるようになることを目指すチャンネルになっております。
この今回のようなオレンジ色の画像の配信は、この超初心者向け、
そして緑色のものは、経験者向けという内容になっております。
今日は若干疲れていて、滑舌が悪いんですけれども、どうかご容赦ください。
さて、これまで9回ですね、この超初心者向けのゼロから学べる詩吟教室を続けてきたわけなんですけれども、
今回はですね、いよいよ実際にですね、私とこのゼロから詩吟を吟じてみようという回になっております。
じゃあ、どんな詩吟をやるのかというところなんですけれども、
詩吟の中でもですね、やはり一番有名な、詩吟といえばこれだと言われるものがあるんですね。
それが、雷山陽作川中島です。
別名、不思議やん気山を打つの頭に大巣とも言われるんですけれども、
まさしく上杉謙信と武田信玄のですね、この2人の戦い、川中島の戦いそのものが題材になっているものが、
本当に詩吟を知っている人なら、詩吟を聞いたことがある人なら、川中島ねと、弁政粛々のあれねと言われる、それほどに有名なものですので、
今回はですね、2回に分けて、この川中島をゼロから吟じれるように、できるだけ丁寧に話していきたいと思いますので、
なんとかついてきていただければ幸いです。
ではですね、まずこの川中島、どういう詩文なのかをですね、見ていただきましょう。
では、まず詩文の方を読ませていただきます。
川中島 雷三葉
弁政粛々 夜 川を渡る
暁に見る 戦兵の大河を擁するを
以今なり十年 一犬を磨き
流星 皇帝 長蛇を逸す
どのような意味かですね、先にお話ししていきます。
馬に当てる鞭の音もひそやかに
上杉謙信の軍は夜陰に乗じてひそやかに川を渡った
夜明け方 川切りの晴れ間から
上杉の大軍が大正旗を仕立てて
武田勢の前に陣取っているのが見える
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謙信にとって返す返すも残念なことは
長い年月の鍛錬において磨いた腕前の甲斐もなく
流星のきらめく一瞬の差で
強敵真影を逃してしまったことである
そういう内容になっております
ではですね、こちら
早速吟じていきたいとは思うんですけれども
どういう風に吟じていくかをですね
5つのステップに分けましたので
それに合わせて私と一緒にやっていければなと思っております
まずゼロから
この詩吟を吟じていくための手順5つご用意しました
1つ目から言っていきますと
まず詩文のアクセントを確認して読もう
2つ目が歌舞伎っぽく
地声で力強く読んでみよう
3つ目が節張のメロディーを覚えよう
4つ目が音の変化をカクカクにしてみよう
そして5つ目ですね
緩急と強弱をつけてみようということになります
これ順番に言っていくのですぐに覚えなくても大丈夫です
ではですね
早速なんですけれども
この詩文のアクセントを確認して読もうということになります
今回スライドを結構丁寧に用意しているんですけれども
今回と次回で
今日は前半、次回は後半という風にいきます
なので今回ですね
弁制粛々から大河を要するをまでですね
こちらの方をやっていきたいと思います
ではまず最初のステップなんですけれども
詩文のアクセントを確認して読もうということです
これは詩銀の中ではですね
いわゆる素読と呼ばれるものです
素直に読むと書いて素読ですね
こちらでまず読み方をちゃんと確認するということになります
特に気をつけるべきところはですね
アクセント
どちらが低い音かどちらが高い音か
この2種類だけなんですね
そんな難しく考える必要はありません
高い音をですね
この振り仮名の横に
赤い線で今回書いてあるんですけれども
そこを高く読むようにしていただければと思います
では読んでいきますね
河中島、来山陽
では行きます
まず弁制ですね
弁制が高いので
次、夜の夜が高くて
河をの和が高い
で渡るのたが高いので
夜、河を渡るになります
もう一度言うと
続けていきます
暁にですね
こんな感じです
では前半通してまず読んでいきます
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最初のステップはもうたったこれだけですね
まあそれなりに分かりやすいかなと思います
では次のステップなんですけど
この詩文の読む形ですね
これを歌舞伎っぽく
地声で力強く読んでみようということです
これ早速僕やっちゃったんですけど
もうそんな読み方今しちゃってるんですね
自然であれば多分
アナウンサーっぽくこういう綺麗に言うところだと思うんですけども
今回はですねもっと歌舞伎っぽくですね
そして地声として力強く読むと
便勢粛々
夜、河を渡る
これぐらいにもう強調してやっていく必要があります
なので本当にイメージモノマネで良いので
これでまた前半はですね通してやっていきましょう
では行きます便勢からですね
金平の対馬を擁するを
こんな感じの読み方ができればですね
もうあのバッチリバッチリです
ここまでは何とかついていけたかなと
僕は信じたいところであるんですけど
いよいよですね一番難しいところ
これが3つ目のステップになります
節長のメロディーを覚えようというものですね
節長っていうのは
四韻がですね結構四分音いった後に
音をウニャウニャウニャウニャと伸ばすんですね
これは四韻の一番独特な形だと思うんですけれども
このメロディーを覚えていくということになります
ただそんなに難しいところは正直慣れてくるとなくてですね
恩返があります恩返があります
今回はちょっと女性向けに7本というキーの高さでやるんですけれども
男性の場合は1オクターブ下げてもらえばですね
男性であれば
こちらで一緒に吟じていただければと思います
ではまず弁性祝祝ですね
こちら
節長このウニャウニャウニャウニャとした記号を書いてあるんですけれども
これが音の動かし方になりますね
本当音の動いているイメージがなんとなく書いてある
そんなイメージでも問題ないです
本当にそういう感じなんで
なので
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弁性
このまっすぐ伸ばしてウニャウニャして落とすと
こういうふうに揺らして落とすということになります
じゃあもう一度弁性祝祝いきますね
間違えた
弁性か間違えました
ではもう一度いきますね
こんな感じになります
本当に何とかモノマネする形でついてみてください
では次ですね夜川を渡る
ここ難しいのでちょっとシンプルな形にしたいと思うんですけど
この大揺りと呼ばれるウニャウニャウニャと大きく揺らすところが入ってきます
アクセント間違えたかな
渡るだな渡るじゃないな渡るですね
まず一つ目の川をなんですけど
高いところから
キー低いな
高いな
本当に上がって下がってというだけですね
もう一度やります
こういう形ですね
まっすぐ伸ばして降りていくという形になります
では暁に見る
これはですねただまっすぐ伸ばすだけですね
本当にまっすぐ伸ばしてピッと止める
もう一度いきます
では次ですね次は揺り上げと呼ばれる節調なんですけれども
これ本当揺らして上げていく形です
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続けていきます
ここまでいけますかね
もう一度せんぺいのからいきますね
ここまでできれば
ここまでできればバッチリなんですけれども
では今のところを通していきたいと思います
ではいきますね
せーの
せんぺいの
あかつきにみる
せんぺいの
たいがを
ようするお
ちょっと音下がっちゃったかな
というところまできました
なかなかここがもう一番難しいかなというところではあるんですけれども
ここですね次4番目ですね
4番目
音の変化をカクカクにしてみようになります
これカラオケっぽくやるとですね
結構角が丸い音の流れ自然な滑らかになっちゃうんですね
詩吟の場合は滑らかさよりもいかに角ばらせて
カクンカクンと強調するような形にした方がいいです
なので
べんせい
ではなくて
べんせい
ですね
よるかわお
ではなくて
かわお
ちょっと高いな
自分にとって高いからやめよう
せんぺいのがいいかな
せんぺいの
こういう滑らかさではなくて
せんぺいの
ちょっとしゃくるというかえぐるというか
ひょこって入れれば一番いいんですけれども
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難しい方はですねとにかく音の変化を激しくする
急激にする
そういうイメージでやってもらえればと思います
ではそれを踏まえた上でですね
先ほどのもう一度やってみたいと思います
では行きますね
せーの
べんせい
しゅくしゅく
よるかわお
わたる
せんぺいの
あれ違うな
俺間違えた
間違えた
あかつきにみるから行きますね
間違えた
あかつきにみる
せんぺいの
たいがを
ようする
いかがでしたでしょうか
ここまでこれましたでしょうか
どうかな自分も自分間違えてしまって恥ずかしいながらなんですけど
では最後
最後ですね
最後ここまでは結構機械チックに淡々と言ってきたんですけれども
やはり詩吟はですね
この詩文の感情つまり詩情と呼ばれるものをどれだけ表現するか
聞いている人に伝えるのかが大事になってくるので
それを伝えるために緩急とか強弱をですね
それをつけていくことになります
なのでここはなんとか言語化が難しいので
もう最後までここまで来たら後は僕のなんとか聞きながら雰囲気を感じ取ってみてください
すいませんね
なので弁清しくしくまずここ行きますね
では行きます
音を
弁清ですね行きます
弁清
しゅくしゅく
こんな感じになります
では夜川を渡る暁に見るですね
夜川を渡る暁に見る
旋兵の大河を擁するよ
行きますね
旋兵の大河を擁するよ
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こんな感じになります
こんな感じです
あとはですね
もうこの4番目のステップまで来たら自分なりに
あとは人のを聞きながら参考にどんな風に縮めたり広げたり
強弱を入れたりしたらもっといい雰囲気になるのかなというのを
感性も大事にしながらやっていくということになります
ということで
そうですね
まずこんな感じで
今日は一度
吟じてみたいと思います
後半の方もですね
合わせて吟じていきたいと思いますね
後半は次回また詳しく説明していこうと思います
ということで
川中島雷さんよ
7本かな
頑張ってちょっと高いんですけどね
男性でここまでのキーやることないんですけれども
できれば女性も男性も両方ですね
やっていただきたいので
頑張りたいと思います
伝説
男性の方は伝説
夜川を
ということになりますね
伝説
よしじゃあ頑張ろう頑張ろう
では吟じていきたいと思います
川中島雷さんよ
伝説
夜川を渡る
暁に見る
戦艇の
大河を
擁する
いこなり
十年
一拳を
身負き
流星
皇帝
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頂上
一寸
高いな
4分の1か半分ぐらい下がったかもしれないんですけど
申し訳ない申し訳ないです
説聴は
本当に初心者の方が分かりやすいように
シンプルめにやったところはあるんで
経験者からすると
なんか違和感が感じるかもしれないんですけど
だいたいここら辺まで吟じればですね
一通り詩吟はできるようになったということになるのかなと思います
あとちなみにですね
詩吟の音程どういう風に取っているのか
銀トレ
詩吟の銀にカタカナのトレーニング
銀トレというアプリがあって
それで7本というキーに設定したら
今回のような音が簡単に本当に出せますんで
それを
でもあれ有料なんでですね
なんとも進めきれないところではあるんですけど
そういうものもあるということを知っていただければと思います
ということで今回はですね
実際にこの川中島をゼロから吟じてみようということで
5つのステップに分けてですね
川中島の前半をやってみました
次回はですね後半の方もやって一緒に通して
また改めてやっていただければと思います
このyoutube上でですね
教室などに通わずとも
なんとか詩吟が吟じれるようになれば
僕としてはもうとても嬉しいかなということになりますんで
もしなんか興味があったり
ここはもうちょっと知りたかったというのがあれば
コメントなりyoutubeの方をいただければとても嬉しいです
では今日は以上となります
ゼロから学べる詩吟チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ