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2021-06-06 05:00

【詩吟ch】上級者向け:初夏があふれる俳句<目には青葉>

目には青葉 / 素堂
目には青葉
山ほととぎす
初鰹

#詩吟 #俳句
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おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴の長い私、heyheyによる、詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
ということで、今日も元気にやっていきたいと思います。今日はですね、多分これも聞いたことあるかなと思います。とても有名な俳句を一つご紹介して、吟じていきたいと思います。
もう、まあ先ですね。先にこれはどういう俳句かご紹介しましょう。山口曽藤という方が作られた、江戸時代に作られた俳句ですね。
目には青葉。もうこれでわかる方多いかと思いますけれども、こういう俳句でになっております。
目には青葉。山本とにす初月を。
これはですね、もうとにかく初夏ですね。鎌倉に来た時に、そこの夏らしさを、初夏の素晴らしさを歌った俳句になっております。
もう、なんていうかな。通常の俳句であればですね、こんな山本とぎす、初月を、青葉、全部初夏の記号になるわけなんですけれども、こういうふうにたくさん重ねるのはダメらしいですね。
僕も詳しくはないんですけれど、本来はNGです。だけれども、この夏のフレッシュな感じ、この素晴らしい感じをですね、これでもかと味合わせたい。
とてもとても、なんていうかな、互感の良い、気持ちの良い俳句かなと思います。
どちらかというとですね、これは鎌倉に、鎌倉にて歌った詩ではあるんですけれども、江戸においてですね、江戸においてとても流行ったと言われております。
江戸時代の人というのは、とにかく季節を大切にする人が多くてですね、そういう人の方が粋であるというふうに、そういう文化が形成されていたものらしいので、この言葉がですね、とても広まった。
いわゆる今で言うと、バズったと言いますかね。そういう有名な俳句になっております。やはりですね、この言葉から来るエネルギーというのがとても良くてですね、吟じていながらも気持ちよくなっていきます。
正直、関東、僕も埼玉の方いるんですけれど、関東にいるとですね、まだ梅雨入りしてないんですよ、今の時点。
梅雨入りしてないんですよね。早く入るって言ってたんですけど、もうこのまま初夏になってほしいなという願いも込めて、これを吟じていきたいと思います。
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吟じるポイントはですね、俳句を吟じるのは、最初のセリフをですね、2回吟じたり、後半を2回吟じたり、結構詩によってバラバラです。
正直、しっかりと決まっているわけではないと思うんですね。なので、伝われば、その句の良さが伝わればそれでいいかと僕は思っております。
何よりもこの初夏の鮮やかな、爽やかなこの空気、雰囲気がですね、伝わるようにスカーンと声を出すというのがいいかなと思います。
俳句独特のこの洋音階にて吟じていきますので、ぜひそれも楽しんでもらえれば幸いです。
それでは吟じていきましょう。
初夏を
山ほととみす
初夏を
いかがでしたでしょうか?こういうキレの良い句っていうのをですね、吟じていて楽しいですね。
ということで今日は以上となります。詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。ひいひいでした。バイバイ
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