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2021-07-05 06:23

【詩吟ch】初級:初夏が待ち遠しい<初夏>

四月清和 雨乍ち晴れ
南山 戸に当たって転た分明
更に 柳絮の風に因って起こる無く
惟だ 葵花の日に向かって傾く有るのみ

#詩吟 #漢詩 #初夏
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り、一つ詩や俳句、和歌などをご紹介して吟じていくということで、詩の内容や吟じ方、楽しみ方をさらさらと話していこうかなと思っております。
今日はですね、まだまだ雨が降り続いているのでですね、早く止んでほしいなという思いを込めて、雨や夏の晴れにちなんだ詩を選ばさせていただきました。
これは中国の詩ですね。柴甲という方が作られた詩でして、書家。まさにその通りの内容ですね。柴甲という方は、1100年代、西暦それぐらいの頃に生きた北宗、南宗北宗の北宗ですね。
そちらの方になります。ちょっと詳細は僕も今勉強中なので、喝采。ということで、まず詩の内容から進めさせていただきます。
初夏、四月西は雨たちまち晴れ。
南山湖にあたって謳たた文明。
さらに漁所の風によって起こる泣く。
ただ貴下の日に向かって傾くあるのみ。
四月西は雨たちまち晴れ。
この四月っていうのは陰暦の四月なので、今でいうと六月にあたります。
失礼します。六月にあたります。
四月西は雨たちまち晴れ。
この時期というのは天気が良くて穏やかで気分も清々するということです。
南山湖にあたって、そうか、雨たちまち晴れ。
雨が降ったかと思うとすぐに晴れ上がってしまうと。
南山湖にあたって謳たた文明。
南山、南の山、南の方の山々は小口からまっすぐ、一層くっきりはっきりと見えると。
文明というのは分けて明るいということですね。
さらに漁所の風によって起こる泣く。
白い綿のような柳の実、漁所。
漁が漢字難しいんですけどね。
漁に糸って書くんですかね。
漁所の風によって起こる泣く。
このような柳の実も風によって飛び散ることもなく、風が穏やかなんですね。
ただ貴下の日に向かって傾くあるのみ。
貴下というのは日回りのことです。
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貴っていうのは日回りの漢字一文字で書いた場合ですね。
貴は花です。
ただ貴下の日に向かって傾くあるのみ。
ただ美しい日回りの花が太陽に向かって、日に向かってですね。
一層美しく咲いているばかりである。
傾いている状態が日回りにとって美しい状態なんですね。
というふうにこういう内容となっております。
この初夏。
今日本だと浮きが浮きと言いますか梅雨。
よくわからない感じになってしまいましたけれども。
雨が降る前、もしくは止んだ後ですね。
早くこういう気持ちのいい晴れ間が来てほしいなと思うばかりです。
これは日本も中国もどちらも変わらないですね。
詩吟で言うとですね。
こちらは特に難しいところはありませんので初級になるかと思います。
やはりその4月西は雨たちまち晴れ。
ここでですねしっとりとか元気なくやっちゃダメなんですね。
元気よくカラカラと晴れたように吟じていくのがいいのかな。
爽やかにやるのがいいのかなと思います。
僕はやりやすそうかな。
ということで元気よく吟じていきたいとおもいます。
初夏、芝公。
4月西は雨たちまち晴れ。
南山湖にあたって歌った文明。
さらに竜女の風によって
誇れなくただ
帰化の日に向かって
傾くあるのみ
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すごく雨音がBGMになっているんですけれども
早く晴れてほしいですね。
ということで今日は以上となります。
芝公による初夏、吟じさせていただきました。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル。
今日は以上です。
どうもありがとうございました。
バイバイ。
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