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詩吟の魅力を発信する 詩吟チャンネル
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。 この詩吟チャンネルは、詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力とですね
20年間の詩吟から得得した福祉呼吸のやり方 そういったところについても毎日発信していくチャンネルにしております。
私はというと、詩吟歴20年以上巡視班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もあります。
また、趣味でですね、ゴスペルも10年以上やっているということで、だいぶ珍しい経験を持っているんじゃないかなと思っております。
ということで、できるだけ広い視点から一般的な人から見た詩吟ってどうなんだろうみたいな、そんなところもですね、話していこうかなと思っております。
この背景の音はですね、私の車の中から通勤時間を使って配信していますので、雑音が入るんですけれども、それに負けないように
滑舌とか肺活量を大きめに出してですね、頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。 前半は詩吟や福祉呼吸に関する話
後半は、平日毎日違う詩吟を紹介して吟じていくという構成でいきたいと思います。
全部で10分くらいになるのかなと思います。よろしくお願いします。
視聴を開始いただきました。 えっと、田中岡さん、ありがとうございます。
今日もですね、ライブ配信という形でやって、後ほどアーカイブにあげたいと思います。
今回はですね、ツイッターの方でもタイトル話したんですけれども、改めて詩吟って何なのさということですね。
詩吟って言葉を多分そもそもよく知らないということの方の方が圧倒的に多いと思いますので、それをできるだけわかりやすく噛み砕いて、僕の主観も混ぜてですね、いろいろ喋ってみたいかなと思います。
まず詩吟とは何なのか。漢字で言うと死を吟じると書いて詩吟になります。 だからですね、歌と同じなんですね。歌の死があれば歌う人がいるということです。
死があって歌う。だからちゃんとした漢文とかの漢詩があったらそれを吟じるということで、そうなったものが詩吟と言われるわけですね。
だから本当に遡れば遡るほど、それこそ漢詩があった頃にそれを歌ってみた、声に出してみたという人がいたら、それが本当の詩吟の源流になるんじゃないかなと思います。
記録として僕も先生から教わったこととしては、美話奉仕がいた頃からですね、それがもう詩吟の元流になったんじゃないかなというふうに聞いています。
ただですね、この詩吟というものできる、今の形になってきたというのはですね、めちゃくちゃ古いわけではなくて、まあ100年ぐらいになるのかなと思います。
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昭和初期の頃にですね、木村学風という方がいらっしゃいまして、その人がこの美話奉仕の歌であったりをまあいろいろ自分なりにアレンジして、この漢詩というものをどういうふうに吟じていったら、声に出していったら、
こういう音程取りとか節調とかを加えていったら、よりよく表現ができるのか、いろんな人にもこの詩の素晴らしさ、詩吟の素晴らしさが伝わるのかということを突き詰めていってですね、そしてその方が全国案元をしたということになります。
それで全国にお弟子さんができていって、詩吟が広まっていったということになるんですね。
だから歴史としては本当にもう100年あるかないかみたいな感じではあるんですけれども、その頃に広まってですね、そしてちょうどその時期というのは日本の戦争が結構活発になっていた時代でですね、特にこの漢詩というもの結構詩吟、強い詩が多いんですね。
もう国に尽くすんだとか、もう自分が死んでも国が栄えればいいとか、そういった明治維新とかそういった頃の方の詩が多くてですね、だから軍国主義に結構使われてしまったという歴史があります。
だからですね、本当の年配の方にとっては詩吟というものは結構よく知っている話なんですよ。70歳、80歳、90歳、100歳とかそういった方にとっては詩吟というのはすごくありふれたものなんですけれども、そこからですね、あえて受け継がれなくなっていて途中寸断されて現在に至るという感じになるのかなと思います。
そこで戦争も落ち着いて、詩吟もそんな軍国主義じゃないよみたいな話になってですね、そこから今の詩吟のスタイルに変わっていたっているという感じになるのかなと思います。
いやーちょっと思った以上に僕真面目に話しすぎたな。視聴してくださっている方もありましてありがとうございます。しらっとさん、ありがとうございます。気楽に聞いてもらえればいいかなと思います。
で、この詩吟何なのかっていうことは、もうとにかくですね、詩があったらそれを吟じればいいんですよ。で吟じるっていうのは歌と違うっていうことですね。せっかく拡張高い詩があるんだから、それをただ口先だけでひろひろっとやってるんであれば、その詩に申し訳ないよねと。
じゃあちゃんとお腹から声を出そう。より良い表現を突き詰めようといった形がこの吟じるというスタイルだと僕は認識しています。
そしてですね、吟じ方は基本的に知らない人が聞いたら8割方、多分どれも同じじゃんっていうふうに思われると思うんです。
あえてですね、こういう制約を設けることによって、その中で細かい違いでこの詩の感情をどれだけ表現できるのか、そこを突き詰めていくという。
それがこの詩吟の奥深さ。やればやるほど、噛めば噛むほど分かってくる。細かな違いが分かってくる。そういった感じが詩吟の面白さなんじゃないかなと思います。
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年配の方が非常に多いんですけれども、若い方本当にごくわずかなんで、そこからやってもらえれば、たぶんひたすらチアフォアされまくって、自分に自信がついて良いことになるんじゃないかなみたいな、そんな宣伝も交えつつ、詩吟って何なのか、こんな感じで軽く終わりたいと思います。
それでは後半の方ですね、平日毎日紹介している詩吟、やっていきたいと思います。
今回は漢詩、僕の先生が言じていたやつで、あの詩吟には到底かなわないんですけれども、やってみたいかなと思います。
後節、今寒くなってきたんで、冬の川の入江に積もっている雪ですね、山の奥、そこの降り積もっている雪を想像してもらえればいいかなと思います。
劉宗賢という方が作られました、800年代の頃ですね。
後節、千山鳥飛ぶこと絶え、晩景人生滅す、故州左竜の王、一人鶴観光の雪。
これだいぶしっとりした詩吟です。山奥にしんしんと降り積もっている雪を想像してもらえればいいと思います。
山奥に川もあるということですね。千山、旅重なる連なっている山々には鳥の飛ぶ影もなくなっている。鳥飛ぶこと絶え、晩景人生滅す。
人生というのは人の足跡ですか、それすらももうなくなっている。故州左竜の王、一艘の小さな船ですね、それに御野の傘をつけた御老人がいる。
左竜の王、王というのは大きなですね、一人鶴観光の雪。その人が船の上から一人ひっそりと釣り座を垂らしているということで、本当に静かな静かな詩吟になります。
まあ、浅い地で頑張る吟ではないんですけれども、こういう詩吟もですね、しっとりと楽しんでもらえればいいのかなと思います。
それでは、ここの道を曲がって演じていきたいと思います。
広節竜荘厳
千山鳥飛ぶこと絶え、晩景人生滅す。
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晩景人生滅す。
故州左竜の王、一艘の小さな船ですね、それに御老人がいる。
一人鶴観光の雪。
こんな感じになります。
いやー、多分これもっと僕、多分あと40歳、50歳、年取らないとダメなやつですね。
こんな感じで、まあ今回はだいぶしっとりした詩吟ですけれども、すごく元気な良いものであったり、美しい情景を描いた吟であったり、
本当監視によってですね、それこそ千差万別で、いろんな面白い吟があります。
なので、平日毎日来週もですね、やりますので、どうか楽しみにしていてください。
あとは夜にサラリーマン千竜であったり、シルバー千竜であったり、できるだけくだらないものをですね、詩吟として紹介していきたいと思いますので、そちらも楽しみにしていてください。
本日は視聴してくださってありがとうございました。
以上となります。どうもありがとうございました。