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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?暑さ大丈夫でしょうか?
私のところは38度、9度ぐらいになっていてですね、もう大変なことになっています。
エアコンをガンガンつけても全然冷えていかないということですね。
あとはもう、このいつも出だしを私の日記みたいにしていて申し訳ないんですけれども、
今日はですね、車を買いました。契約しました。
子供が、そう、子供がまだ一人なんですけど、今後もしかしたら二人目欲しいかもなぁとか思っている矢先にですね、
今乗っている私の独身時代から乗ってきた車がですね、もう17万キロ走ってるんですよ。
で、もういろいろガタが来てですね、さすがに限界だということで買い換えることになりました。
まあ、買わなきゃというのをここ1ヶ月ぐらい色々悩んでいたんですけれども、実土2日ですね。
昨日、3連休に入った昨日、ちょっと具体的に車を見に行こうかということで、奥さんと子供とちょっといろいろ見に行ってですね、
やっぱりこの車種がいいよねっていうのを決めて、ネットで調べてですね、
あ、ここの隣の県の、ここが一番なんか安そうだよ、これいいね。
じゃあ早速見てみようかっていうので、今日見に行ったんですね。
昨日の今日で見に行って、もういやーこれはもう予算はこれぐらいだし、もうこの車種しかないし、これで行こうかということで、
ほぼ、ほぼ速決ですね。200万弱ぐらいあったんですけれども、別にお金があるわけでも決してないんですけれども、
まあ本当それぐらいの金額を結局この2日ぐらいで速決しました。
いやー、まあでも車が届くのは2週間後ですね。
まあだいぶいい車に出会えたのとですね、奥さんがだいぶ無茶な交渉をしてだいぶ安くできました。
まああの、そう、本来はこの出たばっかりで当初よりも50万ぐらい安くなっているんですよという感じですね。
向こうから先制攻撃が来たんですけれども、奥さんはですね、いやーうちの予算はそれよりももっと低くてですね、
あと2、30万ぐらい安くなりませんかみたいなぶっ込んだ感じで話したおかげでですね、だいぶ有利に進んで、
本当に向こうから出された見積もりよりも結局実質2、30万は安くなったんじゃないかなというところで奥さんに助けられました。
いやー僕はなかなかそこまで突っ込む力がないんですね。
今日は良いお買い物をできたんじゃないかなという、すいません今日は長い雑談ですね。
3連休なんでお許しください。
ではでは、今日の本題なんですけれども、
今日はですね、ちょっと実践的な内容にしたいと思います。
私銀においてですね、緩急強弱をつけるというのは、とてもレベルの高い難しい話かと思うので、
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今日はですね、緩急強弱のつけ方、事例として5つばかり今日はご紹介したいかなと思います。
私銀においてこの緩急強弱というものは、ちょっとですね応用編みたいな感じになります。
これまで僕は私銀を鍛えていく上ではですね、まずは骨組みをしっかりとして、
その上で肉付けというものをこだった方が良いという、そういう順番でお伝えしています。
この緩急強弱というものはこの肉付けのジャンルに入ってくるので、応用編みたいな形になるわけです。
この緩急強弱結構過去に再生されたことが多くてですね、
その時にお話しした内容をざっくり言うと、
波のようにやるんですよということですね。
大きい強いのをやった後は弱いのをやってとかですね、
あとは声を引いたりしないとかそういう話も過去にしたような気はするんですけれども、
あまり具体的な事例をやっていなかったなというところがありましたので、
今日は早速活かせるようなそういう内容をご紹介したいという内容です。
ではもう夜中なんですけどやっぱり車の中でも暑いのでテンポよく行きたいと思います。
まず一つ目の具体的な事例なんですけれども、
言葉が多い時は節長を短くするですね。
言葉が多い時は節長を短くするです。
詩文において言葉がたくさんあるなというところあると思います。
ついついそういうところはですね、言葉を早く言いがちなんですけれども、
それはもう一番やっちゃいけないですね。
言葉は本当に均等な場合でですね、均等な言葉運びで淡々とやった方がいいんですね。
代わりに節長は短くするということです。
言葉が長いところは節長を短くする。
具体的にはですね、どうしようかな、何の詩だったかちょっと今怪しいんですけれども、
この志をなさんとほしてとかっていうのがあるんですけど、
この志をなさんとほしてというところがあるんですけれども、
これはですね、詩文を早めたらいけないんですね。
この志をなさんとほしてとか、
こんな風にやると聞いている人が置いてけぼりになってしまうので、
ここはですね、言葉のところは決して走らないでやると。
つまり今のところであれば、
この志をなさんとほして
こういう形になります。
ポイントはですね、言葉のところはしっかりと淡々と走らないようにあえてブレーキをかきながらやるというのが一つ。
そしてもう一つはですね、なさんとほして
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このほしてとすぐに主音に下がるというところですね。
ここにいかに速攻で下がるかどうか、これが間延びするか、緩急強弱を見せられるかどうかというポイントになります。
なさんとほして
こういう風にやると、もう本当に全体的に間延びをしてですね、緩急強弱のない緩み切った弦になってしまうので、
なさんとほして
もうガクンと下がったらあとはコンパクトに収めるということですね。
これが一つ目の事例になります。
そして二つ目の事例はですね、今度は逆なんですね。
今度は言葉が短いところはですね、言葉をたっぷりにせずに、節調をたっぷりと聞かせるということです。
言葉は間延びさせず、節調をたっぷりと聞かせるですね。
どうしようかな、これは寒尺楼に登るであったかな。
白日、山に寄りて月ですね。
ここの場合は、白日だけでもう一息分あるんですけれども、
これはですね、ダメな例から行きましょう。
長いからということで言葉をだらけてやる感じですね。
白日
これが良くない形ですね。
では良い方はですね、こんな形になります。
白日
これのポイントはどういうところか、ちょっときれいに違い出せたかは怪しいんですけれども、
まずはですね、この言葉の方。
言葉の方はですね、
ここは一息でこんなに、こんな少ない言葉でやらないといけないからということで、
ついつい言葉からですね、たっぷりやりがちなんですよね。
白日という風に言いたいところなんですけれども、
ここはですね、あえてちゃんと淡々と着実に進めた方が良いんですね。
白日
ここはもう均等に。
白日
その後はですね、そこからいよいよこの表現の幅のところになります。
白日
ここでこの設置をただ伸ばすというよりはですね、
ちゃんと何をやっているのかというのを明確に表現した方が良いということですね。
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白日
まずここでしっかりと伸ばして、
これから落ちる前にちょっとチョンチョンチョンと準備をしているんですね。
ここでしっかりと明確に下がって、
ここで聴かせるんですね。
最後は端的に終わらせる。
という形ですね。
この設置音の中にも緩急があってややこしいんですけれども、
この1個目と逆ですね。
言葉が短いところは、
これこのテンポで行くとだいぶ今日長くなるんで、さっさと行きますね。
では次なんですけれども、
次はですね、
大揺りですね。
大揺りの場合においてなんですけれども、
上りがたっぷりであれば、下りは短くするということですね。
逆に言うとですね、
どういうことかというと、まず上りがたっぷりの場合ですね。
何があるかな?
夜かわおう!
弁性宿泊でちょっと行きますけれども、
大揺りの場合においてなんですけれども、
上りがたっぷりであれば下りは短くするということですね。
これが緩急の事例の2つ分になります。
どういうことかというと、まず上りがたっぷりの場合ですね。
何があるかな?
夜かわおう!
実際にここでやるかは別として、事例としてやってみますね。
前半がたっぷりの場合は、後半はサラサラとやるんですね。
夜かわおう!
こういう形です。
この上りがたっぷり上がるようなそういう場合はですね、
下りの方はもっとタンタンタンと終わった方が良いんですね。
ちょっともう一度やりますね。
夜かわおう!
というような形です。
こういう風にバランスをとる形ですね。
前半がたっぷりであれば、後半はサラサラと行くということです。
逆にですね、4つ目なんですけれども、
前半がサラッと上がるのであれば、後半はたっぷりと聴かせるという、
そういう緩急の付け方もあります。
実際やってみますね。同じところで。
夜かわおう!
という形です。
もう一度やってみますけれども、もう一回ですね。
夜かわおう!
という形です。
これはどういうところでやるべきかというのは、
自分の教本とかにですね、節調が書いてあるので、
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それに合わせてみても良いと思います。
自分はここをたっぷり聴かせたいんだ。
この上がるところをたっぷり聴かせたいんだ。
下りのところをもっと治り良しそうに聴かせたいんだとかですね。
そういう気持ちに合わせてこの表現は使い分けてもらいたいなと思います。
最後5つ目の事例なんですけれども、
これは端的に言えるか怪しいんですけど、
詩文の中で大揺り中回し、大揺り中回し、
合計3つ4つぐらいはあるかと思うんですけれども、
これはですね、環九環九という風に、
ちゃんとバランス良く振り分けていった方が良いということですね。
どういうことかというと、川中島の場合は、
弁清祝祝夜かわおう!
ここでまず1つ目の大揺りが来ますね。
渡る暁に見る千平の大顔!
要するにこの大顔で中回しが来ます。
いこんなに十年一見を!
ここでまた大揺りが来ますね。
三宅流星皇帝長打を!
一数の長打をここでまた大揺りが来るということですね。
なのでこの詩文の場合はですね、
大揺り中回し、大揺り大揺りということで4つ来ます。
これをですね、全部たっぷり!
思い入れがあるからたっぷりやるという風にやると、
環九強弱ができていないという風に感じ取られてしまいます。
なのでこの場合はですね、
大体基本的に半分半分ぐらいですね、
たっぷりやる大揺りもしくは中回しと、
サラサラっとやる中回し大揺り、
これをせめて2つずつに分けた方が良いということですね。
この場合ですと、僕であればですね、
一つ目はたっぷりやって、
二つ目の方の中回しは、
中回しというのもあるんでサラサラっと終わるんですね。
最後ですね、後半の方は、
後半の方は天空の方の3つ目はサラサラっとやって、
4つ目がですね、流星皇帝長打を!
なのでここでたっぷりやる、
そういう形ですね。
たっぷりなのかサクサクとなのか、
2種類と言ったんですけれども、実際はですね、
ちょっとたっぷり、ちょっとサクサク、
後半ですね、一番最後はもっとたっぷりとか、
そういう風に入れていっても良いと思うんですけど、
まずはこの2種類ですね、この4つのある、
4つの表現どころでどういう風に振り分けていくのか、
2人ぐらいで分けていく、
こういう風に銀を設計するということになります。
なのでどの詩文においてもだいたい4つはあると思いますんで、
この詩文でじゃあどこを、
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どの大揺り中間詩をたっぷりやろうかを考えるということですね。
それが寛旧強弱の表現につながるかと思います。
ということで今日はちょっと長くなりましたけれども、
全部で5つお話ししました。
どの詩文においても結構実践的にできるかなと思います。
とはいえ肉付けの話になってきて難しい内容ではありますので、
まだそのレベルではないなという人は、
自分が本当にできそうなものを1個取り入れるとかでもいいかなと思います。
でも銀力でそこそこいっていて、
骨組みもやったから次は寛旧強弱を頑張りたいわという人は、
今日の内容で1005つどれも実践していただければ、
だいぶ銀に寛旧強弱が生まれてくるかと思いますので、
ぜひぜひ参考にしてみてください。
いやもう車の中が暑いですね。
一瞬窓を開けて空気を入れよう。
すいません。
よしちょっと長い詩やろうと思ったんですが、
車の中があまりに暑いのでサラサラと終わりたいと思います。
では後半1つを吟じます。
今日やるのはですね吉田松陰作自生ですね。
これ結構有名な詩文だと思いますけれどもやっていきます。
まず詩文読みます。
我今国のために死す。
死すとも君心にそむかず。
悠々たり天地のこと。
鑑賞は名心にあり。
私は今お国のために死んでいく。
これまでの私の行為は私心から発したものではないので、
死に臨んでも天子良心にそむいてはいない。
悠久な天地の間に展開される人間の多くの行為は、
神のみが知るものであり、
私のこの忠誠も神が知ってくれるものであり、
それゆえにこそ今重要として死につくのである。
本当にこれ結構いろんなところで僕目にしたことあるなというところで、
本当に有名な詩文ですね。
ではではこちらを吟じていきたいと思います。
今回この吟を聞く上でですね、
どういうふうに僕が寛久強弱を入れているのかなというのを、
今日の5つの事例を想像しながら聞いてもらえれば、
きっと参考になるのかなと思います。
ではお聞きください。
自生吉田松陰
我今
国のために
失すとも
君心に
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背かず
ゆえたり
天地のこと
感傷は
名心に
あり
いかがでしたでしょうか。
結構集中して、途中まで集中してやりましたね。
名心にまで行ったんですけど、なんかありあたりですね。
なんかちょっと力抜いちゃったなーっていう感じがあるんですけど、
まあ汗かいて頑張れたんで、
よしとさせてください。
ではでは今日はこんな感じですね。
ちょっともう暑いんで終わりたいと思います。
引き続きまたリクエストやご相談などいただければとっても嬉しいです。
応援のコメントなどもいつもすぐ読んでいるんで、
本当にいただければ嬉しいです。
ではではシギンのミルクを発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ!