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2023-07-17 15:17

【詩吟ch】大切:吟の上達に必要な「耳」を鍛える方法<後半:潮頭>

潮頭 / 徳富蘇峰
太平洋外 水滔滔
巨浪 巌を噛んで怒号を縦にす
一段の清愁 人の識る莫し
芙蓉峰上 月輪高し

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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。詩吟chのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
3連休の、今日は最終日の収録になるんですけれども、
本当に暑いですね。
僕のところも37度38度の予報になっていてですね、
エアコンのつけていない部屋の方はですね、
本当に室温が見事に40度を超えているということで、
本当に凄まじいなというところです。
今日最終日はですね、もう家のことをとにかく奥さんと一緒に協力してやろうということで、
奥さんはとにかく離乳食の作り置きとか、
いただいた野菜の下処理をするとかをですね、
ひたすらそれをずっとやりまくっていて、
僕はその洗い物をひたすらずっとやっていたので、
今日は洗い物だけで、どれくらいだろうな、
数にして5、6回したような、何回もキッチンを拭いたような気もしますし、
3時間くらいは、3時間以上は洗い物で台所に立ってたんじゃないかなとか思いますけれども、
本当に家のことをやるっていうのも大変ですね。
今日はそれだけでおおむね日が過ぎていったような気はするんですけれども、
コツコツ試吟の方も頑張っていきたいと思います。
今日お話しする内容なんですけれども、
試吟を、試吟が上達するための耳ですね、耳、イヤーですね、
これの耳の鍛え方、それを今日はお話ししたいと思います。
試吟が上達するために耳を鍛えましょう。
そういうふうになかなか教わることはないんじゃないかなと思いますけれども、
耳は本当に大切なんですよ。
なぜ大切かというとですね、どれだけ自分がいい吟をしようと思ってもですね、
そもそも人の吟を聞いた時にこれが上手い吟なのか悪い吟なのか、
そして自分の吟を聞き返した時にこれが上手くできたのか悪かったのかですね、
それを判断するための、本当に判断するためのセンサー、基準、
それが自分自身の耳なんですね。
耳が悪かったら、じゃああなたの吟はここら辺が悪いんでこういうふうに直してみましょうと言われたとしてもですね、
自分なりに直してみるとします。
そこに先生がいたらですね、いや良くなりましたねと言ってくれるかもしれないんですけれども、
先生がいなかったらですね、いなかったら自分がどこまでできたのかどうか、
それが自分自身で判断しないといけないんですね。
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そして大会の本番とかそういった時にすぐ隣に先生がいて大会本番を迎えるということはなかなかないですから、
やはり自分自身が良い吟をできたのかどうか、これを判断する耳、これを養う必要があるということなんですね。
ということで、この耳を鍛える必要性わかっていただけたかと思うんですけれども、
じゃあどうやってそれを鍛えていけばいいのかということをお話ししていきたいと思います。
まず結論を言うとですね、一番シンプルなんですけれども、
自分の吟を録音して繰り返し聞きましょう。
自分の吟を録音して聞くという習慣をつけると言った方がいいかもしれないんですけれども、
本当にこれにつきます。
この後いくつか補足していくんですけれども、
自分の吟を吟じる時に録音して、吟じ終わったらすぐに聞き返す。
こういう習慣が大事になってきます。
なぜかというとですね、自分自身が吟じている時にですね、
こういうふうに自分が吟じている時に、そのリアルタイムで聞こえてくる吟というものはですね、
本来の耳から聞いている音とはちょっと違うんですよ。
感覚的になんですけれども、きっと5割ぐらいは耳から聞こえていて、
残りの5割ぐらいはですね、体の中から聞いている、いわゆる骨伝導的に聞いているものなんですよ。
骨が響いていて聞こえてくるというやつですね。
なのでどちらかというと骨伝導で聞こえる場合が若干くぐもって聞こえて、
耳から聞こえる方が若干クリアな感じになるのかなと思います。
なので自分、初めて自分の声を録音した時はわかるかと思うんですけれども、
こんなの、自分の声じゃない、こんなひどい声なのかとかですね、
つまり普段、普段自分が発信ながら、喋りながら聞いている自分自身の声と
録音越しに聞いた声のギャップに驚いたことがあるかと思うんですけれども、
その原因は骨伝導越しに聞いているのか、耳から聞いているのか、その違いになります。
なので、この違いを埋めていくためにですね、まずは録音をする必要があるんです。
録音して聞き返す。自分の吟を吟じてみて、それを何度も何度も聞くんですね。
そうすることによって、この自分が発している音と聞こえる音、そこのギャップが結構縮まっていくんですよ。
僕もそれをですね、もう20年以上続けてくると吟じながら、録音した時の音声として、
自分の声が大体9割ぐらいは誤差がなく聞こえてくるようになっていきます。
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そうすることでですね、ようやく自分の吟を客観的に聞けるようになるということです。
ということで、この自分の声を、自分の吟を録音するということをお話ししたんですけれども、
注意点がですね、いくつかありますので、加えて聞いていってください。
まずはですね、先ほども言いましたけれども、吟じたらすぐに聞き返すということです。
これはよくいらっしゃるんですけれども、詩吟の練習とかですね、カセットテープ、カセットレコーダーを持ってですね、
たっぷり先生の吟とかずっと録音されている方がいるんですけれども、
その日の稽古が終わった後に聞き返すというのはですね、ちょっと遅すぎるのかなと思います。
人間の記憶というものは、もう時間が経つにつれてどんどんどんどんと記憶が薄れていくものですから、
できればですね、早ければ早いほどいいんですね。
なので録音したらすぐに聞き返す、この速さ、これが重要になってきます。
そして2つ目はですね、どうしようかな、2つ目、2つ目、2つ目、さっきまで思い出していたんですけれども、
2つ目はですね、どうしようかな、自分がこれから直そうとしていたことがちゃんと表現できているのかなという、
そういう耳で聞き返すということですね。
自分が先生から指摘されて、ここの大揺りはもっとたっぷりやりましょうとか、
ここの音がずれているので注意しましょうとか、そういう指摘を受けて、では厳じてみますと言った時にですね、
それを録音するわけですよ。
その録音を聞き返した時に、それを聞いてですね、自分自身で、
自分自身で、ここはちゃんと音程が直せたなとか、言われた通りに指摘を修正できたなということをちゃんと認識するということです。
ついついですね、先生の評価だけを聞いてしまいがちなんですよ。
今のところ良かったですねとパチパチパチと言われて、できたのかなるほどって納得しがちなんですけれども、
それはですね、なかなか身に入るかというと、6割ぐらいかなと思います。
自分の録音を聞き返して、自分自身が認識できたかどうか、そうすることで成長具合が、吸収率が80%ぐらいになるんじゃないかなと感じています。
なので、ちゃんと自分自身で認識できるか、これがとても大事になってきます。
そして3つ目の注意点なんですけれども、
これはですね、上手い人の弦をただただ聴いていても録音してもですね、あんまり関係ないんです。
本当に上手い人の弦をどれだけ聞こうがですね、自分自身の弦を客観的に聞けない限りは、これ本当に成長しないんですね。
これは耳に痛い話かもしれないんですけれども、感覚的、経験的にはもう事実です。
大事なのはまず自分自身の弦を客観的に聞けること、そして自分自身が意識していることがちゃんと認識できること。
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その上でですね、その上で人の上手い弦を聞いて自分の弦と聞き比べをする。
そうすることによって初めて、初めて上手い人の弦が血肉になって吸収されるということです。
なのであの勘違いしがちなんですけれども、決してですね、一番最初にたくさん上手い人の弦を聞こう、たくさん録音しよう、それを聞き返そうと思ってもですね、聞き返したところでこの認識するときの解像度とかですね、それがもう全然足りていないので本当にあの上達しにくいです。
なので私はとにかくいい人の弦を聞いて上手くなろうという場合はですね、そうやる前にまず自分自身の弦を録音して繰り返し聞くという、これを習慣づけるところからぜひぜひ始めていただきたいなと思います。
こうすることによって自分自身の耳が鍛えられていって弦が上達する、本当に最短ルートになるんじゃないかなと思いますので、ぜひぜひ耳を鍛えるということを今日は一つ知っておいていただければかなと思います。
よし、いやーもう3連休終わっちゃうんですね。
今日はもう寝る前にささっと収録して終わりたいので今日はサクッと後半吟じて終わりたいと思います。
では後半吟じるのはですね、徳富祖宝作、超頭ですね。超頭、塩の頭と書いて超頭です。
では詩文を読んでいきます。
太平洋外、水徒党。巨龍、岩を噛んで土豪を欲しいままにす。一壇の青春、人の汁なし。扶養、豊穣、月輪たかし。
ではどのような意味か読んでいきます。
太平洋は果てしなく広がり、岩に砕ける大波は怒り叫ぶような声をあげている。
さて我心の清らかな憂いを人は知らないが、富士山の上には満月が高く清らかに輝き、私の心までも照らしているのである。
そういう太平洋の潮が波しぶきとかですね、それを見ながら感じているという状態かなと思います。
本当にあの僕結構こういう大自然、険しい大自然を歌っている感じ好きなんですよね。
力強くやれるし、たっぷりと堂々と吟じれるし、だからといって感情がですね、苦しくなるわけでもない、心穏やかに力強く込められるというところが好きかなと思います。
ではこちら吟じて終わりたいと思います。
12:03
チョウトウ トクトミンソホ
太平洋がい
トトキョウロ
岩をかんで
土豪を
欲しいままにす
一段の青春
人の知るなし
扶養
法上
ツリン
トコシ
いかがでしたでしょうか。ちょっと土豪を欲しいままにす。土豪ですね。土豪がちょっとここはうまくいかなかったなぁというところです。
ゆったりとたっぷりと堂々とやっているのが木区、小区の入り口くらいまで来たんでですね。
そこから岩をかんで土豪を欲しいままにす。このあたりでアクセント的なスパイス的な要素を入れたかったんですけれども失敗しましたね。完全に失敗しましたね。土豪、土豪。
いや本当にこれ言葉の粒を残しながらやるのが難しかったんで気持ちが先走ってしまったかなというところです。
今日はなかなか悔しいなという出来ですけれども他はたっぷりできたんでいいかなと思います。
ではでは今日はこんな感じですね。本当にあの暑い日が続くので僕自身もですけども最近は本当にあの睡眠時間ちゃんと取ろうとしていますけれども
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皆様もですねどうか体調にお気をつけてお過ごしください。
ではではシギンのミルクを発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました。
明日は限定配信にやりたいと思います。それではバイバイ!
15:17

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