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2021-08-15 07:24

【詩吟ch】初級:語感だけで20年以上記憶に残った漢詩<霊山(京都東山)>

霊山 / 徳富蘇峰
三十六峰雲漠漠
洛中洛外雨紛紛
破簦短褐来たって涙を揮う
秋は冷ややかなり殉難烈士の墳

#詩吟 #漢詩
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おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
だいぶですね、ちょっと天気ずっと見てるんですけど、雨がひどいですね。
僕は関東の方なので、特に今のところは、特に被害とかはないんですけど、これから先がちょっとだけ心配かなというふうに思っております。
ハザードマップ見ましょう。
ということなんですけども、今日はですね、自分が中学校の時に行ったところですね、京都。
霊山ですね、霊山。霊の山と書いて霊山と読みます。
ここを歌った漢詩をご紹介させていただきます。
これを吟じたのはですね、たぶん僕は小学生の頃ですね、詩吟を始めてたぶんまだ1、2年目とかそれぐらい。
だからもうだいぶ20年くらい前かな。
ということで、なんですけれどもですね、とにかく言葉が、語感がですね、耳に残るんですよ。
韻を踏んでると言いますか、それがわかりやすくてですね、ずっと耳に残っている。
詳しい内容は特に当時は全然頭に入っていないんですけれども、
これは幕末の一心の際の烈士の墓がですね、祀られている場所ですね。
京都、もう中学旅行の時に行っても微妙ですね。
たぶんその後に歴史の本とかたくさん読んで、いろいろ学んでですね、
その後にやっぱり改めてじっくり行くのが一番いいんじゃないのかなと思います。
京都、なかなか行けてないですね。
いろいろ落ち着いたら、ちょっと今雨で大変そうですけど、落ち着いたら京都もじっくりと行ってみたいな。
たぶんでもお年寄りになってからかな。
ということで、まずこの涼禅という漢詩をご紹介させていただきます。
じゃあ早速詩からですね、読んでいきます。
涼禅 徳富祖宝
三十六宝 雲爆々
落中落雁 雨噴噴
波濤探滑 来たって涙をふるう
秋は冷ややかなり 巡南烈士の墓
三十六宝 雲爆々
京都東山の三十六宝はですね、一面に雲ですっかり覆われていると。
落中落雁 雨噴噴
03:01
京都の町一帯はですね、雨にもう煙っているという状態です。
波濤探滑 来たって涙をふるう
波濤 破れた肩に短い粗末な身なりでですね、波濤探滑
来たって涙をふるう
涼禅にあるこの一神の祭に巡南した、巡視した烈士の墓に参拝しているけれど、
その際にまあちょっとですね、思いも募ってきて涙が流れてくると。
秋は冷ややかなり巡南烈士の墓
こういった時に、折から冷ややかな秋の雨が流れてくると、雨が降ってくる。
これが自分の涙と重なっているというわけですね。
まあ今降っている雨はこんなレベルじゃきっとないんでしょうけれども、
こんな時期にどういった鑑賞を選べばいいのかなというのを正直だいぶ悩みました。
本当に悩みました。
あとだいぶ一通りご紹介してきた感がですね、あってですね、
そろそろマニアックなところから出してこないとネタ切れするぞと思ってるんで、
リクエストがあればですね、ぜひ教えてください。
ということで、吟じていきます。
これもですね、吟じていく際に特に難しい節回しはないですね。
ないです。
鑑賞においてもですね、
まあ特に、特にここに気をつけようというところはないですけれども、
結構まあ後半はしっとりとした内容なんですね。
だから五感に惑わされないで、
36歩雲爆々みたいなこんな元気よくやってたらちょっと違うのかなという風になります。
ちょっと五感に惑わされないで、
意味を認識した上でどうやったら表現できるのか、
おのおの考えてみてください。
ということでだいぶ丸投げ感はありますけれども、吟じさせていただきます。
りょうぜん
とくとみそほ
36歩
爆々
落地
落雷
ぷんぷん
06:06
探滑
来たって涙を
ふる
秋は冷ややかなり
十年
歴史の
雨がいい感じにBGMになったかなと思っております。
本当にちょっとだいぶ天気心配なので、
皆様のご無事を願っております。
今日は以上となります。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル、どうもありがとうございました。
バイバイ。
07:24

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