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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上、純詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を分かりやすくお伝えしていくチャンネルになっております。
ということで、今日もですね一つ有名な漢詩をご紹介して、実際に吟じていきたいと思います。
これはですね、たぶん漢詩の中では一番有名なものだと思います。
もったいぶらずに言いましょう。絶句ですね、絶句。徒歩という方が作られた漢詩になります。
徒歩というのはですね、履伯と並んで死聖と、死の聖人と称される、とても有名な方で、その方の代表作として知られているのがこの絶句ですね。
もう聞いたことあると思います。じゃあ早速読んでいきたいと思います。
絶句、徒歩。
香、緑にして、鳥、いよいよ白く。
山、青くして、花、燃えんと欲す。
今春、みすみす、またすぐ。
いずれの日か、これ、紀念ならん。
香、緑にして、鳥、いよいよ白く。
この香とかですね、この自然の場所というのは徒歩がですね、確か44歳までなんとかようやく入った仕事をですね、48歳になって辞めたんだったかな。
辞めてですね、そこから10年間いろんなところを家族を連れて旅展するわけなんですけれども、その場所の一箇所、植の地ですね、三国地でいう植の場所です。
植の地に行ってですね、そこで携えた家のところで歌った詩とされています。
なので中国のこの山奥のところ、僕も一度行ってみたいんですけれど、という、すいません、話恐れました。
この香、緑にして大自然のところ行ってるわけですね。
川を流れる水というのは、もう新緑。
深い緑色に澄んでいて、鳥、いよいよ白く。
鳥の羽もますます白く、くっきりと見える。
山青くして花燃えんと欲す。
山々の木はですね、もうとても青々としていて、その中で咲く花というのは、燃えるばかりに赤く美しいんだということです。
今春みすみす、またすぐ。
さて、今年の春というのも、もう見る見るうちに過ぎ去ろうとしている。
いずれの日か、これ記念ならん。
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自分は一体いつになったら故郷へ帰れるのであろうかと。
遠いところまで来てしまったということなんですね。
故郷、すいません、ちょっと僕も調べ不足ですけれども、
ふるさとを思いながら、感じているわけです。
この詩はですね、詩吟で言えば、中級者レベルかなと思います。
五言絶句と呼ばれる構成でして、漢字が少ないんですね。
漢字が少ないということは、節回しで聞かせないといけない。
そして漢字が少ない割にはですね、言葉が微妙にちょっと、
日本語に読み下し文にした場合にちょっと言葉が多かったりするのと、
節回しも若干複雑になっているので、シンプルとは言い難いですね。
だからこれはちょっと中級者向けかなと思います。
それでもですね、やはり天気の良い日に、これは大自然の中で吟じるのが一番良いかなと思います。
綺麗な川を見て山の中で吟じれたら一番良いんだろうなと、想像しながら吟じていきましょう。
それでは。
絶句と呼ぶ
緑にして
鳥いよいよ
白く
山
青くして
花燃えんと
干す
渾身
みすみす
またおす
いずれの日か
これ
記念
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ならん
以上です。
これ吟じているとあんまり晴れやかな気持ちにならないですね。
だいぶ結構しっとりと切ないような感じがきますね。
ツイークの効能なんだと思いますけれども。
ちょっと違ったなぁ思ったより。
吟じてみると違うもんです。
吟じながら、この詩情を感じるというのも詩吟の楽しさなんじゃないかなと、今思いつきながら話しています。
ということで今日はここまで。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル以上です。
ありがとうございました。
バイバイ。