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現在メキシコ子会社に出向中。上司中在院との付き合い方に悩んでいます。 元々その上司は資料作成提出をしないほか、本社指示文に必要な状況がついたため、見かねた本社が増員。ただ役所から向こう側なので、上司から現職員の指示を依頼していましたが、それも間抜けされました。
こんな上司とどう付き合っているべきですか。期待するだけではないでしょうか。 日本からのメールの意味とかわからないと毎日解説されるのもストレスです。
自分の役割をちゃんと意識してください。あなたの役割は、この仲在の上司が使えないという証拠を本社に報告するというのがあなたの仕事です。
本社としては、この仲在の上司が使えないやつなのか、メキシコと問題なのかという切り分けができないんですよ。
メキシコが問題だから上手くいかないんだったら、その上司のせいじゃないよね。
でも、それがメキシコの問題なのか、上司の問題なのかわからないから、本社としてあなたが派遣されたので、やるべきことは、これはメキシコの問題ではありません。
なので、上司ができないといったことを、私はやりました、1週間で終わりました、できましたという報告を、上司ではなく本社にあげてください。
そうすると本社は、これはメキシコに問題があるのではなく、この仲在の上司が悪いのだというのがわかるんですよ。
なので、上司に丸投げされて、この上司めんどくせーっていうのは、あなたはやるべき仕事を間違えてます。
なので、丸投げされたというのもちゃんと書いて、本社に報告をしますというので、これ全部私が作ったものです。
この人がやった仕事ではありませんというのも含めて報告すると、こういう感じなのねってわかるので、情報としてきちんと本社にあげるというのをやってください。
年報制と月給制の選択提示がありました。どちらを選択できたらよいでしょうか。
状況によるんですけど、年報制の会社の場合は残業代込みみたいなことが結構あったりするんですよね。
なので月給制にした方が実は残業代ちゃんと出るみたいなことがあったりするので、そこらへんの契約条件をちゃんと見たほうがいいんじゃないかなと思います。
なんかボーナスが出ないとかそういうパターンもあったりするので。
ホタテのからむきというのを刑務所でさせるのはいかがなものかという話なんですよ。
もともとホタテのからむきというのを刑務所作業をやろうって言ったんですけど、なぜそんな話になったかというと、
日本でホタテを獲った会社が中国に送ってからむきをさせて、ホタテの製品をアメリカに送るという形でぐるぐるとビジネスが回っていたんですけど、
中国が日本のホタテを受け取らないというのがあったので、なのでアメリカは買いたいって言ってもホタテのからむきというのができないので送れませんっていうのがあって、
じゃあ刑務所の人に頼んだ方がいいんじゃないのっていう話で始まったんですけど、
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刑務所のような給料の安いところで作られた製品というのを輸入することというのは倫理上良くないよねという形で、
刑務所で作られた製品というのはアメリカは輸入することができませんというのがあったので、
じゃあ刑務所での作業というのはできないよねというので一旦終わったという話なんですよ。
それに対してホタテのからむきを刑務所の人にやらせるのはいかがなのかというので、
刑務作業としてそれをやらせるのはいかがなのかというのは映画監督の人に伺ったんですけど、
僕はそれ賛成なんですよ。
じゃあ他の刑務作業ってどういうものがありますかっていうので、
マッチ箱の箱を組み立てるとか紙袋を作るとか、
あと木工でタンスを作るとかっていうのが割と今現状やられていることなんですよ。
刑務所を出た後どう過ごすかで、
マッチ箱を組み立てるという仕事で暮らしている人は日本にいますか?
という話なんですよ。
紙袋を組み立てるという仕事で日本で過ごしている人はいますか?
木工でタンスを作って暮らしている日本人はいますか?
ほぼいないんですよ。
もちろん高級なタンスを作っている職人さんで、めちゃめちゃ高いタンスを作って暮らしている人いますよ。
でも職業訓練で多少刑務所で作ったくらいで、
タンスを作りましたっていうので暮らしている人はほぼいないんですよ。
なのでそれは職業訓練ではなくて役に立たないことをやってるんですけど、
水産加工で暮らしている人はいますか?というとめちゃくちゃいっぱいいるんですよ。
普通に北海道とかでもホタテの加工品とかって売ってるわけじゃないですか。
なので水産加工で暮らしている人はいっぱいいるんだから、
刑務所で水産加工の技術を手に入れた上で、
じゃあそこで水産加工の技術がありますよっていうので、
東北だったり三陸だったり北海道だったりで、
ホタテだったりアワビだったりっていうのの魚捌くでもいいんですけど、
っていうので暮らしますって缶詰作りますって人もいっぱいいるので、
そういう本当に役に立つ仕事になるかもしれないので、
ホタテのからむきはやってもいいんじゃないですかっていうので僕参戦上がったんですよ。
ところがそれが良くないよねと。
ホタテのからむきは良くないけど、
なんか手作りのカバンを作るのはいいみたいなことを江川さんがおっしゃったんですけど、
刑務所に行ってる1,2年でカバンを切って作ったカバンで、
食らせてるやついる?いないでしょ。
だから刑務所でカバンを作ってましたって言って、
採用する企業ある?僕知らないけどないでしょ。
なので役に立つことした方がいいよねってすごく当たり前の話を僕したつもりなんですけど、
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なぜか江川さんがそれが理解できなかったらしくて、
微妙な空気になったっていう。
もちろんシャネルとかルイ・ビトンとかでカバン細工のカバンを作って、
それが50万円とかで売れてる人たちはいますよ。
でもあの人たちはめちゃくちゃ高い技術を持ってやっています。
ルイ・ビトンの革工場の人たちがどういうのを作ってるかっていうのが、
壁の向こうのルイ・ビトンみたいな感じで、
イベントがパリの3区でホールを借り切ってやってるのに行ったんですけど、
めちゃくちゃ薄い革をめちゃくちゃ細く切って、
それをさらに手袋にするときに針の穴を何個にするかとか、
ここの間の針の完全に均一にするためにどういう道具を使うかっていうのを、
目の前でおっさんおばさんとかがちゃんと説明をしながらやってて、
革って工業製品と違って厚みが違うんですよ。
シワがないすごく綺麗な均一の革の平面のように人は思うんですけど、
革って生き物の皮膚なんですよ。
なので実は革って均一ではないんですよ。
そこでそれを均一にするという革をなめすという作業があって、
でもそこでどこも凸凹しているものを凸凹していないかのように、
この部分を綺麗に切り取ったらシワが寄らないよねっていう、
革のどの部分を切るかっていう技術が必要なんですよ。
日本で革のセンスを作っているメーカーがあるんですよ。
僕、お届けさんに一回それプレゼントしたことあるんですけど、
要はセンスって普通紙で作られるんですけど、
それを革で作っているメーカーなんですけど、
そこの革をセンスの形に折るっていうのが、
京都のおっさんしかできなくて、
そこのセンスって注文いっぱい来るんですけど、
いっぱい作れないんですよ。
なんで作れないかっていうと、
革を均一にするという技術と、
均一な部分を切り取るという技術と、
さらに言うても均一じゃないものをきちんと折りたたんで、
きれいにまとめるというのができるおっさんが、
一人二人しかいないんですよ。
そのおっさんが働ける範囲内しか作れないんですよ。
だから一本で今10万円ぐらいすると思うんですけど、
なんで高いかっていうと作れないんですよ。