はじめに:静かな時間の重要性
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組はモーターストリートのカフカが、日々の絶望と些細なイントロをお送りするラジオです。
さて今回はですね、安齋悠希さんが書かれた静かな時間の使い方という本についてお話をしていきたいと思います。
この本なんですけれども、タイトルに静かな時間とあるとおり、
世の中がまずノイズに溢れていると、そこから静かな時間を取っていくことが大事なのではないかっていう安齋さんの主張から始まるんですよね。
そのノイズを安齋さんはソーシャルノイズという風に言っておられます。
それが社会の規範であったり、市場のスコアであったり、共同体の空気っていう風に言っていますね。
世間に合わせてこうあるべきという雰囲気に縛られてしまったり、あるいはSNSでいうフォロワー数とか数字に縛られてしまったり。
共同体の空気で言えば、所属しているコミュニティに漂う暗黙の空気、それを感じながら過ごしていたり。
いろんなノイズがある中で、私たちは静かな時間を持ちにくくなっているのではないかっていう風に言っておられます。
リフレクションの種類と興味深い点
これ僕も非常に共感していてですね。
自分の中の脅迫観念みたいなものは結構強いタイプかなという風に思っていて。
ソーシャルノイズの中でも市場のスコアみたいなもの。
例えば年収とかですかね。
あとは市場価値みたいなものとか。
何か数字や分かりやすい指標で他者と比較してしまうっていう癖が僕の中にはあります。
これは元来僕はアスリートとして長年やってきた癖みたいなものがずっと抜けないがゆえの弊害というか、そういう気質なんでしょうね。
なのでいろんな人と比べてしまうというところがあって。
いざ自分が何やりたいんだっけとか。
自分の強みって何なんだっけっていうことが確かに静かな時間を持ってリフレクションをしないとわからなくなるよなっていう風に思います。
リフレクションっていう風に言いましたけれども、
安西さんは静かな時間を使ってリフレクションをした方がいいっていう主張されているんですよね。
それが全部で4つあって、感情のリフレクション、技術のリフレクション、興味のリフレクション、そして最後に信念のリフレクションですね。
僕これあのなんていうかこの本の特徴でもあるなという風に思ったのが、技術のリフレクションをするっていうところが非常に興味深いなと思いました。
何かこうキャリアの中での技術とか得意な領域とかっていう風にわかりやすくは指すんだと思うんですけれども、
安西さんはその技術に対して、割と身近なところに対しても技術っていう風に定義付けをされていたのがとても印象的でしたし、
何も相手に勝つことだけではない、何かこう自分自身が上達するということも一つの技術だっていう風に書かれていて、
誰かと競争しがちな自分はね、そこも確かにそこに目を向けるっていうのも大事だよなっていう風に思ったりしました。
興味のリフレクション:人 vs コト
で、今回紹介したいのがですね、技術のリフレクションではなくてですね、興味のリフレクションなんですよね。
皆さんどんなことに自分が興味があるか、それをしっかり言語化されてますでしょうか。
この本の中では興味の対象とレンズというものを使って、いろんな角度から自分の興味のリフレクションをしていくためのフレームワークというのを紹介しています。
それが対象が人とことの2つですね。
レンズというのが、創造、クリエイションの創造ですね。創造、解明、介入、運用という4つになってます。
例えば人を対象として、人に興味があって創造を新しく生み出したいのであれば、心を動かすようなビジョン、物語、概念を表現したいですとか、
人に興味があって介入して働きかけて変化させたいのであれば、チームや人に寄り添って変化や成長を支援したいというようなタイプがあると。
そして僕はこれを読んだ時に、やっぱりランニングで考えてしまう癖があってですね。
ランニングは人なのかことなのかって言うとやっぱりことかなとは思うんですが、
例えばランニングだったら解明で言えばフォームが崩れる原因ってなんだろう。
例えば体感なのか、設置なのか、ピッチなのか、あるいは何なのか。
僕はここに興味あるなというふうに思いました。
その上で介入で言うと、それをどう直していくかということですね。
運用で言えば、それをどう習慣して継続させていくのか。
創造で言えば、それに対する新しい自分のトレーニング方法を作っていくみたいなことですよね。
筆者自身の興味の探求:ランニングと本業
僕はランニングフォームの改善のコーチをする中で、最もこの解明に興味あるなというふうに思ったんですよね。
これ本業でも一緒で、例えば何かGXに関する課題がありますと言った時に、
やっぱりその解明のところで言うと、なぜそれが機能していないのかということがめちゃめちゃ気になります。
いろんな原因があるであろうということをいろいろ調べる。
介入になると、じゃあそれをどう変えるのかということを当然考えるんですけど、
解明ほど興味はないかなと。
運用に関しても再発しないようにどうやってやっていくかですよね。
創造で言えば今のケースで言うと、やや抽象的ですけれども、
そもそも別な形で設計を変えられないのかというような新しいアイデアということですよね。
だから僕はランニングフォームでも本業の課題でも解明をして、
若干そこに介入をしていくということに興味があるんだなということに気づきました。
人間関係における興味の探求
これは実は人に対しても同じで、
その会議とか複数人で対話をしている場面でも、
まず解明で言えばこの人は何を気にしているのか、
背景とか感情の構造というか何を感じているのかというのにめちゃめちゃ興味があります。
介入で言うとそれを知った上でどうやって意思決定していくのか、
どうやって場の空気を変えるのかということですよね。
運用で言えばその人間関係を維持していくとかそういうことですね。
創造で言うと新しい対話の場を設けるとか、
新しいコミュニティを作っていく、新しい人間関係を作っていくみたいなことなのかなって思いました。
ここでもやっぱり僕が興味あるのは解明なんですよね。
人でもことでも、さっきの例で言えばこの人何を気にしているのか、
どんな背景があるのか、どういうロジックでそれを言ったのか、
そんな感情になっているのかというのにとても興味があります。
探求の本質と自己満足感
だからこういうふうにやっぱり自分でリフレクションをする中で
身近な自分がやってきたことや人に照らし合わせて
自分の興味のリフレクションをしていくっていうことが大事なんだろうなというふうに思いました。
安西さんも探求の本質は興味を深めることっていうふうに言ってるんですよね。
探求というとどうしてもやっぱり外に目が行きがちだけれども、
それ以上にどんな探求テーマに対して興味を深めたいのかっていう
自分の内なる声に耳をすませる。
それが重要なのではないかっていうふうにおっしゃっているんです。
僕自身もずっとランニングについて探求をして
人間の体をどう動かしたら足が速くなるのかっていうことを
探求し続けてきたわけなんですけれども
それが終わっちゃったなというふうに思いつつ
でも自分がやってきたのは解明だったんだな
それが興味があったんだなということを改めて気づきましたので
その対象が別にランニングじゃなくても他のもの
GXの課題であっても何か会議の場であっても
しっかり解明をしてそこを極めていくというか
そこに深く自分の探求テーマを持っていくということが
より自分の満足感とか充足感につながっていくんじゃないかな
というふうに改めて思いましたね。
まとめ
というわけで今回は安西雄貴さんが書かれた
静かな時間の使い方についてお話をしていきました。
というわけで今回は以上になります。
最後までご視聴くださりありがとうございました。
ではまた。