雪とフルマラソンの思い出
絶望カフカの何者かになりたいラジオ、この番組はモータースレッドのカフカが、日々の絶望と些細なヒントをお送りするラジオです。
好きな天気は晴れです。さて、このスタイフ3月8日の土曜日の8時、夜8時に収録してますけれども、今関東は雪が降ってますね。
いやーめちゃくちゃ寒いですね。 まあ今日僕は何をしていたかというと、1日ずっと家で
本読んでいたり、作業したりしてました。 ずっと家の中にいるんで、それでもね、かなり冷えますよね。
皆様体調にはお気をつけください。 今日は何の話をしようかなぁと思っていたんですけれども、せっかくなので雪のお話をしていきたいと思います。
雪の話ってなんやねんって感じなんですけど。 僕、小さい時にですね、親がスキー場に連れてってくれてまして、
毎年あのスキー場で遊んでました。 しかも年越しでスキー場に行ってたんですよね。
12月31日かなにスキー場へ行って一泊して、 元旦スキーをして帰ると。
なので年越しはスキー場のホテルで過ごすという、 まあすごい思い出に残ってますね。それを3年ぐらいあったんじゃないかなぁ。
だからその時の雪の記憶というのが残っていて、 スキーをしたのももちろん鎌倉を作ったり、
なんかすごい楽しい思い出がありますね。 あとは山頂なのかゲレンデのところで食べるカップラーメンがめちゃくちゃ美味しかったみたいな。
そんな記憶が残ってますね。 その雪にまつわる楽しい記憶もあるんですけれども、
辛い記憶もありまして、それは何かっていうと、 雪の中フルマラソン大会に出たっていう記憶があります。
それは社会人になってからとある地域のフルマラソン大会に出場した時に、
実は4月に行われたんですけれども、なんとその日に大雪が降りまして、 前日から大雪が降ってかなり積もってたんですね。
それで中止になるかどうかっていうところで、結局運営側が もう結構だっていうことで、雪が積もっている中ですよ。
ウォーミングアップをみんなして、4月なんでみなさん遠征で遠くから来られている方もいるので、
短パンしか持ってきてないよみたいな人もいて、 雪の中短パンでウォーミングアップしてフルマラソン走るっていう。
確かスタート時の気温がマイナス2度とかで、ゴールした時もちょっと0度とかなんですよね。
しかも降り続いている雪が、途中ミゾレになっていて、 走ってる時って普通寒さ感じないんですけれども、体が温まっているから。
走りながら寒いっていう感覚を感じたのは、生まれて初めて、後にも先にもその時1回きりでしたね。
まあ集団で走っている中でもなかなかペースが上がらずですね。 しかもエネルギーがどんどん奪われていくので、
これも後にも先にも1回だけなんですけど、途中でバナナ食べましたね。
エイドステーションで普通はドリンクしか飲まないんですけど、実業団の選手って、バナナが置いてあったんで、もうダメだと思ってバナナ食べましたね。
ちょっとむせながら食べて走り出すっていう、そんな思い出があります。
ちなみにそのマラソン大会で僕は入賞することができたんですけど、それは去っておき、
その大会でですね、とある選手が日本人トップだったんですね。
で、その彼が集団から飛び出して行って、外国人選手について行って、駆け抜けて行って日本人トップだったわけです。
まあなかなか勇気のある飛び出しでしたし、勇気のあるチャレンジだったのかなっていうふうに思います。
で、彼がそのレース後にインタビューでどんな答えをしたかっていうのを、僕は未だに覚えているんですけど、彼がどんなことを言ったかというとですね、
僕にとってはベストコンディションでしたっていうふうに笑いながら言ったんですよね。
大雪でマイナスかゼロ度かみたいなコンディションだったんですけれども、彼はそんなふうに言って笑って、見事日本人トップだったわけです。
まあこれどういうことかっていうと、普通に考えたら全員にとってバッドコンディションなわけなんです。でも他の人と比べて
みんながネガティブな思考になっているところで、いや自分寒いの得意だし、これかなりチャンスじゃないっていう形でポジティブに変換をして、
その思い込む力で自分の体を動かし続けたっていうことなんですよね。 だからその思い込みの思考が結果に繋がったってことなのかな、
まあ一部は繋がったってことなのかなって僕は解釈したんですよね。 そしてここからちょっと話は変わり。
樋口清則の人間関係のアプローチ
ちょうど昨日ですね、実はフライヤーブックラボのオンラインイベントで、古典ラジオで有名な樋口清則さんが
イベントをされていて、そこをズーム越しで僕は拝見をさせていただいたんですよね。 樋口さん非常に優しくて面白くて真面目な方なんだなっていう印象を抱いたんですけれども、
それになんて言うんですかね、すごい自分の言葉を正確に、実直に出そうとするっていう方なんだなっていうふうに思ったんですけれども、
彼が言った言葉もすごく印象的でして、その人間関係で困ったことがあった時、トラブルがあった時、
樋口さんはどんなふうに乗り越えるというか、そのトラブルがあった人とどういうふうに向き合うかっていうことを
質問があった時からこういうふうに答えたんですよね。 その人を好きだと思うことにするっていうふうに言ったんですよね。
つまりそれは、その人が好きかどうか嫌いかどうかっていうのは関係なくて、好きだと思うようにする、思い込むっていうことなんですよね。
そして、実際にトラブルがあった人とは、なんか勘違いがきっとあるかもしれないから、一回ちゃんと話そうよっていうことで、
トラブルがあったにも関わらず、そこで縁を切ってもよかったのにも関わらず、一旦好きだっていうことに自分からはして、ちゃんと話し合いの場を設けて、
実際にそのわだかまりを解消されたそんなんですよね。 いやーこれすごいことだなぁと思いますよね。
なんか僕なんかちょっと嫌だなって思ったら、ちょっとごめんなさいっていう感じで、心を閉ざしてしまいそうな気もするんですが、
いやでもなんかそこで好きだと思うことにするっていうことを決めちゃって、そう思い込んで、その人と向き合うっていうことを
樋口さんは選択をしたんですよね。
で、これがさっきのランナーの彼と樋口さんと共通しているっていうのは、やっぱり思い込む力は偉大ということですよね。
とかく自分たちは何かロジックでこれは正しい間違ってるとか好き嫌いっていうのを、
まあ表面的で判断してしまいがちだけれども、いやそうじゃなくて、これは絶対に正しいんだって思い込む。
これは絶対に好きなんだって思い込むって、 まあ一旦試してみる価値はあるんじゃないかなって、
樋口さんの話を聞いて思ったんですよね。 まあ好きでもないことをずっと好きだって勘違いし続けていると、
まあそれはそれでヤバそうな気もしますけれども、 人間関係を例に挙げるんであれば、
あの人ちょっと苦手かも、トラブルがあったからもう距離を置こうって思うことによって、その人の縁が完全に切れてしまうっていうのは、
何か機械損失にもしかしたら繋がるかもしれないですよね。 樋口さんはそれを自分の機械損失なんじゃなくて、そういう世界が俺は嫌なんです
っていう風に言ってたのも印象的だったんですけれども、 確かにそんなつまらない行き違いとかつまらない勘違いで人間関係が
まあなかったことになってしまう。もしくは そこからもしかしたら何か縁があった世界線がなかったことになる。
それはもったいないような気もしますよね。 スポーツで言うなら、
思い込む力の重要性
そのネガティブな思考に染まってしまうことで、やっぱり良いパフォーマンスが出なくなってしまう。
一か八かの欠けっていう部分もあるんですけれども、 それでもやっぱりポジティブな思考で一回やってみるっていうのは大事なのかなぁって改めて思いました。
というわけで今回は、思い込む力は偉大というお話をさせていただきました。 最後までお聞きくださりありがとうございました。
ではまた。