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2025-01-08 25:39

京都の話

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サマリー

京都に30年住んでいる方が、ご自身の経歴や京都に対する特別な感情についてお話しされています。故郷である京都への愛着や、他の町との比較から得た思いも含まれています。京都の人々の文化やアイデンティティについての話が展開され、地元の人々が抱く京都への感情や観光地への無関心について語られています。また、住んでいる場所による文化の違いや、京都の特異性が理解される内容となっています。

京都に住む理由
雑踏ひとり会です。たまには京都の話でもしてみようと思います。大学を卒業するまで20年ちょっとと、それ以降を合わせると30年ぐらい京都に住んでます。
大学卒業直後は10年から、大学卒業直後、直後でもないけど、大学卒業から半年後ぐらいからかな。そっから10年ぐらい京都は離れてました。
その10年の間は大阪に3年、名古屋に3年、あと外国に3年ぐらい住んでました。
333でこれで大体9年なんですけど、それ以外に長期旅行で何ヶ月とか、1ヶ月2ヶ月とかが、定住していない時期が1ヶ月2ヶ月とか。
大阪もちょうど3年とかじゃなかったんで、それで大体10年ぐらいですね。トータル10年ぐらい京都を離れてました。京都は私出身地なんで、出てから10年経って結局帰ってきたっていう感じなんですけど、
それで30年なんで一番長く住んでます。生まれてから大学卒業までっていうのはたまたまなんですけど、ついでに親の出身地はですね、私の母親は京都です。
で、父親は兵庫県の尼崎なんですけど、もうかなり幼い頃に京都に移ってきていて、小学校はもう京都でしたね。だからほとんど京都やったと思います。長く住んでたのは。
私が子供の頃っていうのは、私の祖父母もみんな京都でした。で、おじいおばあも大体みんな京都でした。いとことかもね、大体京都でした。それもみんな京都市ですね。市内、同じ市内に住んでました。
で、大人になってから離れてしばらくして私は帰ってきてるんで、その最初の20年と後の10年はちょっとまた意味合いが違うんですけど、その後の10年に関しては一応自分で選んで京都に住んでるっていうことにはなります。
じゃあその、そうですね、以前にですね、なんで京都に住んでるんですかって聞かれたことがありまして、なんでって聞かれたんですけど、私の理由としてはほんま他に行くとこがなかったっていう、それだけだったんですよね。
捨てがないというか、海外に行って一回帰ってきたときに、当時私33ぐらいだったんですけど、そっから2年ほど実家に住んでました。
で、実家に住みながらバイトをして勉強をして海外ボランティアを受けたんですけど、なんかそのときにもし実家以外の捨てがあれば別のとこに住んでた可能性もありました。
で、そのバイトしてたときにバイト先にで、奥さんと知り合って、で、その後海外ボランティアに行って、帰国後に結婚して、結局また京都に住むことになりました。
それは奥さんが住んでるからっていうだけですね。で、どっか別のとこに奥さんが住みたいっていうわけでもないから京都に住むことになりました。
他の町との比較
帰ってくることになりました。で、そっから結婚してから6年がずっと京都にいます。その僕自身はどこに住みたいとかっていう希望が特にないんで、京都に住みたいと思って京都に住んでるわけではないです。
その最初に聞かれた、なんで京都に住んでるんですかって、その質問に対しては人捨てというか、捨てがあったからとしか言いようがないです。
でもその住んでる場所って結構その自分が特に思い入れとかなくても仕事の都合とかパートナーのきっかけとかで、こう自分の意思っていうよりもなんか別のきっかけがあって住んでる場合ってよくあると思います。
別に僕が京都に住みたくないっていうわけではないんですけど、どっか他に住みたいとこがあるっていうわけでもないんで、短期的にやったらどっかいろんなとこに住んでみたいっていうのはありますね。
まあでもそれすごい大変なんで、その労力を、その大変な労力を払うというか、大変な労力を費やしてまで住みたいとは思ってないですけど、どこに住みたいかな。
1ヶ月とかはもう旅行ですよね。半年は住んでるかなっていう感じなんで、評判のいいとこでもね、やっぱ住みたいですね。
僕は以前にもこの雑踏一人会で、海沿いというかそのビーチサイドみたいなとこに住みたいみたいな話はしたことがあるんで、そういうとこには1回住んでみたいなと思いますけど、それもあんま具体的な話ではないですね。
だからその腰を据えてみたいな、胸を構えてとか思うとこっていうのは特にないです。で、その一番長く住んでる京都が、そうですね、これたまに聞かれてはないか。
京都が好きかどうかみたいな話って僕は結構難しいと思ってて、なぜならそれは京都は私にとっては故郷なんで、好きとか嫌いとかっていう話でもないかなと思ってます。
これは結構僕はよく言うというか、自分の中である程度定まってる意見なんですけど、例えば自分の親とかって、親好きっていう人全然いっぱいいるしいいと思うんですけど、
僕が思うのは自分の親とかって好きとか嫌いとかっていうもんじゃないと思ってまして、それと一緒で地元好きかって言うと、いや地元やしなーって思ってます。
例えばですね、他に日本ですね、日本国。自分の国って好きってあんまり僕は言わないんですよ。別に嫌いじゃないんですけど、母国ってなるとね、好きも嫌いもないやろっていう気持ちがあって。
京都も一緒なんですよね。好き嫌いという単純な感情ではちょっと言い表せないというか、そういう意見を持ってます。
いいとこも悪いとこも知ってるから批判的な気持ちもあるし、ただもう同時に愛着もあるっていう感じの地元、故郷ってそういうもんかなと僕は思ってます。
両親とかも一緒ですね。自宅とか母国。外国に行くとね、よく自分の国ってどうなんかなみたいなのを考えることあると思いますけど、好きとも嫌いとも言えないそういうもんですね。
だから地元以外の町だったらやっぱり好き嫌いってあるんですよね。僕は大阪とかは結構好きでした。あとカナダのトロントに1年半ぐらいいたんですけど、トロントも好きでしたね。
これはどっちも年単位で住んでるんで、好きなとことそうでもないとこっていうのはもちろん両方あるんですけど、そういうのを踏まえてやっぱり好きだなって思うのがこの辺かな。大阪とかトロントは好きでしたね。
その何が好きっていうのも結構、僕が好きと思うとこっていうのがたぶんはっきりしてるんでしょうね。町を評価するって言ったらあれなんですけど、好きになるところ。だから町の雰囲気が僕はたぶんその2つが好きでした。
大阪もトロントも全然違う町なんですけど、空気というかムードというか町の雰囲気。だからもう大阪は明るい感じ。町全体がやっぱり明るい感じっていうのがあって、僕はそれがちょっと好きでしたね。
お店とか人とか、町の景色とか、言葉遣いももちろんそうですし。トロントはですね、トロントは、どう言っていいんかな。宣伝されてるけど親切なんですよね。難しいですよねこれ。
トロントって、カナダの中ではそうでもないって言われるんですけど、人がめっちゃよくて。これカナダ全部そうなんですけど、人めっちゃ親切なんですよね。
例えば長距離バスとか乗ってると、隣に座った人とそのバス乗ってる間の、降りるまでの間でもう友達になるとかが結構カナダ人あるあるっぽくて。
京都の独特な雰囲気
あとなんかね、これカナダ行った人は知ってると思うんですけど、カナダ人の口癖はね、ソーリーなんですよね。ごめんなさいって日本人より謝るのがカナダ人なんですね。
で、トロントはその中でもカナダで一番都市で、ちょっと都会的というか、いろんな国から来てる人がいて、トロントは何て言ってたかな。
何人街みたいなのがいっぱいあるんですね。中華街とか、コリアタウンとか、リトルポルトギーとか、リトルイタリーとか。
なんかその多文化共生みたいなのがすごい行き渡ってて、その辺のなんかちょっと洗練されてる感じ。
実際その、私住んだって言っても内部の社会に入っていたわけじゃないんで、そこまで詳しくはわからないんですけど、
人々が親切でかつ、めちゃめちゃリベラルなんですよね。性格というか国の、難しいですけどね。そういう感じです。
そういうとこが僕はすごい好きでした。なんか進んでるなっていう感じがありました。京都がどんなムード、どんな雰囲気かっていうと、京都はまた独特な雰囲気があるなと思います。
時間が止まってる感じっていうか、時間は止まってないんですけど、京都の街って変化はあるんですけどね。大きい枠で見るとあんまり変わってないような、そういう印象がありますね。変わってるけど変わらないみたいな。
そういう雰囲気ですね、京都は。明るいとか、親切とかとは全然また違うんですけど、時間が止まってるって言ったらまた違うんでしょうね。進んでるけど変わってないみたいな感じかな。
言っても僕はそんな京都について、あんま知らんなっていう思ってるところもいっぱいあります。京都ずっと、ずっとというか長いこと進んでますけど、美味しいお店とか全然知らないんで、私あんまり外食してこなかったんで全然行ってなかったです。
地元なんで観光もしてないし、観光地って言ったら京都に観光で来る人より多分知らないと思います。自分の家の近所とかは知ってるんですけど、私大学生になって初めて清水寺に行きました。
近隔地はまだ行ったことないです。だから住んでたらやっぱり生活圏以外のところって全然行かないから、ほとんど知らないですね。お祭りとかね、祇園祭りとか時代祭りとか青木祭りとかなんかいっぱいあるんですけど、そういうのをちゃんと見たのは1回か2回ぐらいしかなくて、あんまり知らないと思います。
京都のこと知ってないと思います。なんかあるんですかね、京都でどこが有名とか何が話題とかっていうの。そういうことは全然疎いですね。でも私それ地元だからとか関係なく単純に私自身の性格かもしれないですね。
京都以外についてじゃあ知ってんのかっていうと全然知らないんで、地元じゃなくても興味ないと知らないだけかもしれないです。京都の人はどうとかね、そういうステレオタイプがあると思いますけど、京都の人なんか陰謙とかそいつかな、なんかあるかな。
あのー、はっきり言わへんとかそいつか。表。だからそういうのって自分に当てはまるのかどうかっていうのがあんまりよくわかってないですね。京都の人はどうとか他どんなのがあるのかな。
今日たまたまですね、ツイッターで見てみたんが京都の人は京都駅が好きじゃないって書いてあって、それに関しては私あんまり当てはまらないなと思う。当てはまらないっていうか、京都駅ってただの駅やから別に好きも嫌いもないなと思いました。
でもその昔聞いたことあって、京都の人は旧二条駅が京都の玄関口やったんで、京都駅は街外れにあって親しみがないっていう話は聞いたことがあります。ただもう僕ら二条駅使ってたのってほんま子供の時、ちっちゃい時で、僕らはどっちかってやっぱ京都駅の方がよく使ってるんで馴染みがあるかなと。
今の京都駅は別に嫌いとか好きじゃないとかはないですね。
駅ビルもね、私駅ビルができる前どんなやったか覚えてないんですけど、できた時はデザインが当時珍しすぎてよくわからんなと思ってました。
でも今は別に特になんとも思わないですけど、慣れたんで。僕自身が京都人っぽいって言われることもあるし、ぽくないって言われることも、ぽくないっていうか、京都人って感じないみたいに言われることもありました。
京都の人同士で話すと、やっぱりすごいお互い同居やなって思いますね。
特に京都の人が、周りの他の人が京都の人じゃない時とか、その違いが結構はっきりわかるなって思います。
それは性格っていうよりも話し方とか物取り方とか習慣とかなんですけど、そういうのはやっぱり地域によって独特のものがあるんやなとは思いますね。
でも私京都10年離れてて、そこで京都の人と知り合うことっていうのがほとんどなかったですね。
地域による文化の違い
大阪にいた時はさすがに近いんでいっぱいいたんですけど、それ以外の場所で京都の人と会うことってまずなかったですね。
だからそういう体験をしたのも、お互い京都人っぽいなって思ったのも大阪ぐらいかな。
地元を離れてた時、僕は京都アイデンティティみたいなものはそんななかったんちゃうかなと思ってます。
いろんな地域から人が来てたりとか、自分が別の地域に行ったりしてる時とかに、そのお国自慢みたいなことはあんましてなかったんちゃうかなと思います。
なんでしょうね、京都のお国自慢っていうと、歴史があるよぐらいしか多分ないと思うんですけど、
それもなんかお国自慢っていうよりはどっちかっていうと特徴かなとは思ってますけど、
だから京都に対してのアイデンティティとかっていうのがあんまりそういう感情はあんまなくて、
自分が京都に対して思ってるのはやっぱりその一番長く住んでるから慣れてるっていうことぐらいかな。
あんまりこう話すことが思いつかなかったですね。
京都についてなんかありますかね。何かあれば、ご意見あれば教えてください。
もしくはご自身の故郷やったりとか、今住んでるとことか、住んでてよかったとことか。
地域について話すことあれば一体です。教えてください。
それでは今日は終わります。
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