#6-B 銀行融資、実は4種類あります!その違いをじっくり解説|銀行融資完全マニュアル②
2026-07-13 20:41

#6-B 銀行融資、実は4種類あります!その違いをじっくり解説|銀行融資完全マニュアル②

銀行からどのくらいの期間でどのように借りられるの?という疑問を持つ方もいるはず。実は4種類の融資があり、用途や返済方法などの違いを、一つひとつ詳しく紹介しています。B面では、5-Bより「銀行融資完全マニュアル」と題して、中小企業の社長さんに知ってほしい銀行融資の全てをお話ししています。


*番組の感想はXに #正しい財務賢い税務 でぜひご投稿ください

*質問や相談、詳細情報などは ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://fukasawa-cfo.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ まで 


【セミナー情報】

〜財務・会計セミナー〜 儲かる社長と損する社長

*東京商工会議所 大田支部主催

▼内容

  • キホン①:意外と気づかない!?黒字経営でも会社は倒産します。
  • キホン②:実は重要!キャッシュフロー経営の考え方
  • キホン③:キャッシュフローの種類と関係性
  • キホン④:借入金は「悪」ではない。儲かる社長の捉え方を探る
  • キホン⑤:「儲かる社長」への一歩

▼開催日時

8月6日(木)→10月へ延期

▼セミナー形式

ZOOM開催

▼参加費

無料

▼定員

30名

*申し込みURLは近日公開予定


【番組概要】

中小企業専門社外CFOの深澤健太(27)がお送りする、「会社のお金」のお悩み相談ポッドキャスト。

200社以上の決算書を見てきた経験から、中小企業の社長に知ってほしい財務・税務の知識をわかりやすく解説します。

毎週月曜日朝配信で、

​A面:財務・税務のお悩み相談

​B面:深澤の楽屋裏トーク、パーソナリティなど

を交互にお届けします。


【MC】

深澤健太|公認会計士準会員・中小企業専門社外CFO


1998年生まれ、東京都練馬区出身。大学で学年ビリになる中、「どうせやるならてっぺん目指せ」という祖母の一言で公認会計士を志し、大学3年から2年でストレート合格。大手監査法人の金融部門で3年経験した後、税理士法人へ。現在は税理士と中小企業専属の社外CFOとして経営者の右腕として伴走中。2児(赤ちゃんと猫)の父として子育てにも奮闘中。

HP ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://fukasawa-cfo.com/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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正しい財務、賢い税務〜ゼロから学ぶ会社のお金の話〜

produced by 株式会社midnight sun

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サマリー

本エピソードでは、銀行融資の4つの種類について解説します。証書貸付は長期の設備資金や創業資金に適しており、毎月分割返済で資金繰りが安定しやすいのが特徴です。手形貸付は1年以内の短期運転資金向けで、期日一括返済が基本ですが、更新(借り換え)も可能です。手形割引は、保有する手形を期日前に現金化する方法ですが、不渡りリスクに注意が必要です。特に、手形割引は電子記録債権への移行が進んでおり、将来的に取引が減少する見込みです。自身の会社の借入方法を確認し、事業に合った借り方を選択することの重要性を強調しています。

はじめに:銀行融資完全マニュアルシリーズと本日のテーマ
正しい財務、賢い税務。 この番組では、中小企業専門の社外CFOである深澤健太が、ゼロから学ぶ会社のお金の話をテーマに、中小企業の社長さんのためになる財務、税務の話をお届けします。
まずはじめにお知らせです。 A面第5回で、大田区商工会計所さん主催のオンラインセミナーで講師を務めさせていただくお話をさせていただいたんですけれども、
その当時、8月6日の14時からとご報告させていただいたんですけれども、日程の変更がありまして、10月の開催を見込んでおります。
詳しい日程等の詳細情報はですね、今後このポッドキャストでお知らせしますので、ぜひお楽しみにしておいてください。
今回はB面ということで、僕が一人で話す回となっておりますが、B面では今、銀行融資完全マニュアルというシリーズをお届けしています。
これを聞いていただければ、銀行融資のことがゼロから全部わかるという内容で、全10回ぐらいでお送りしようかなと思っております。
今日は第2回、銀行融資は何がある?4つの融資方法というテーマでお話ししようと思っています。
前回の第1回では、借金は悪なのかというところから融資のメリットとデメリットをお話ししました。
今日はその続きです。
実際に銀行からお金を借りるとき、どんな借り方があるのかというお話です。
多くの社長さんは銀行融資って一つのものだと思っている方が多いのかなと思っているんですけれども、借り方には大きく分けて4種類あります。
そしてこの4つ、それぞれ得意な場面が全然違ったりします。
服を知らないまま借りていると、もっと有利だったり、もっと楽に借りられたのに、わざわざ苦しい借り方をしてしまっているということが起こりかねません。
逆に言うと、ここを押さえるだけで資金繰りが楽になるという方もいると思うので、今回はそれを話していこうと思っています。
銀行融資の4つの種類:前提と概要
先に4つの名前を言ってしまうと、
聞き慣れない言葉だと思うんですけれども、今日は全部すっきりさせようかなと思っております。
まず前提として、今回聞くにあたっての大前提を2つだけお話ししておきたいんですけれども、
1つ目は最初の3つ、
小書貸付と手形貸付、そして遠座貸付は銀行からお金を借りる方法です。
一方で4つ目の手形割引だけは、自分が持っている手形を現金に変える方法で、若干金色が違うということを頭の片隅に置いておいてください。
2つ目が、期間の軸で見ると、小書貸付は長期、残りは基本的に短期のお金となっております。
長く付き合うお金か、あとは短く返すお金なのか、この長短の間隔も意識しながら聞いてもらえると頭に入りやすいかなと思います。
それでは1つずつ言ってみましょう。
1. 証書貸付:融資の王道
まず1つ目、小書貸付。
これが融資の王道というか、一番イメージしやすい借り方になっています。
この小書って何かというと、金銭消費対策契約書、略して金償契約書とか言ったりするんですけれども、
ざっくりいくら借りて、金利は何パーセントで、いつまでに、毎月いくらずつ返します。
この約束を1枚の契約書にきっちり書いて、半行押して借りる。これが小書貸付となっております。
特徴として、まず1つ目が期間が長いという部分があります。
1年を超える長期の借り入れはほぼ小書貸付です。
3年、5年、長いと思えば10年ぐらい、10年以上のものもあります。
2つ目が毎月分割で返すという部分です。
元金を返済期間で割ってコツコツ返していくので、一度に大きな返済が来ないというのが特徴です。
ですので資金繰りが非常に読みやすくなります。
厳密に言うと、3ヶ月ごとに返済だったり、半年ごとに返済、期日に一括返済というように取り決めることもあるんですけれども、
基本的には毎月返済というふうに思っておいてください。
3つ目、まとまった金額を借りられるという部分です。
使い道としては、まず設備資金があります。
機械を購入するだったり、店舗を作ったり、
あとは車両を入れるとかいった、数年かけて使って数年かけて回収していくといったお金ですね。
それから長期の運転資金、創業のときの開業資金なんかは大体この少子貸付になります。
ざっくり言えば、長く付き合うお金は少子貸付と覚えてもらえればOKです。
メリットはですね、何といっても返済が長期の分割になっているので、月々の負担が軽くて資金繰りが安定しやすいです。
またそれからですね、金利の条件も短期の借り入れに比べると整えやすい。
一度借りちゃえば、あとは決められた通りに返していくというだけなので、計画が立てやすいのも安心点の一つとなっております。
一方でデメリットもあります。
一つは審査がやや重いこと。
長くまとまったお金を貸すわけなので、銀行側もですね、当然事業計画だったり返済能力はしっかり見てきます。
だからですね、申し込んでから実際にお金が出るまでも時間が比較的かかりやすい貸付の一つとなっています。
またですね、繰上げ返済をしようとすると銀行によっては手数料がかかったり、あとはですね、借り替えなんて言葉があるんですけれども、
例えば1,000万円A行から借りているときにB行から新たに1,000万円を借りて、その1,000万円でA行の借り入れを返済するなんてことを借り替えなんて言ったりするんですけれども、
こういうことをするとですね、あまりいい顔をされなかったりすることもあります。
実際に私のお客様で一人借り替えをして、それ以降その金融機関とは取引をしなくなったなんていうことも聞いたことがあるので、
実際にあまりいい顔をされないかなとは思います。
2. 手形貸付:短期資金のつなぎ
2つ目が手形貸付になります。
これはですね、証書のような契約書の代わりに約束手形という紙を1枚銀行に差し入れて借りる方法です。
人生ゲームなんかで約束手形って聞いたことある方もいるかもしれません。
この金額をこの期日までに払いますというふうに書いてある手形を銀行に渡して、その手形と引き換えにお金を貸してもらうといったイメージですね。
証書貸付との一番の違いは期間が短いということです。
手形貸付は基本的に1年以内の短期の借り入れとなっていますので、
毎月の分割ではなく、期日が来たら一括で返すというのが基本の形となっております。
当然使い道としては短期の運転資金が一番多いんじゃないかなというふうに思います。
例えばですけれども、ボーナスですね。
商用の支払いの資金だったり、納税の資金、あとは季節的に仕入れが膨らむときのつなぎ資金、
数ヶ月だけ立て替えてほしいだったり、入金が入ればすぐ返せますよといったお金にはぴったりな貸付かなというふうに思います。
メリットとしては手続が比較的簡単という部分が挙げられます。
さっきの証書貸付みたいに分厚い契約書を作らない分スピーディーに借りられますし、
実務上書き換えというのがよく行われます。
季節が来たときに一括で返すというのがこの借り入れの特徴なんですけれども、
実際に季節が来たときに一括で返すのではなくて、新しい手形に差し替えて期間を延長していくと。
これを繰り返すと、形の上では短期ですけれども、実質的にはずっと借り続けている。
こういうのは短頃といったりするんですけれども、こういったこともできます。
逆にこれがデメリットにもなってきます。
手形貸付は季節に一括で返すのが大前提ですので、書き換えに応じてもらえないといきなり大きな返済が来ちゃうなんてこともあります。
例えば銀行がもう書き換えはしませんと言っちゃえば、季節にまとまったお金を用意しなきゃいけないわけですね。
短期運転資金のつもりがずるずる書き換えで残ってしまって、いざというときに継続で貸し付けることはできませんと言われて、結局資金繰りどうしよう。
これが典型的な失敗パターンの一つなので、気をつけてほしいところとなっております。
3. 極度貸付:自由な出し入れ
3つ目が遠坂しこしです。
これは個人的に中小企業にとって一番ありがたい買い方だなと思っています。
仕組みとしては、あらかじめ銀行とこの会社には何千万までは貸していいですよといった枠を決めておきます。
その枠のことを極度額だったり限度額と言ったりしますが、
その枠の範囲内なら社長は必要な分だけ自由に借りたり返したりできる。
いちいち審査を受け直さなくてもOKと。
こういったイメージすると、借り入れの財布があったとして、それをあらかじめ用意しておくイメージです。
クレジットカードの利用枠に近い感覚かなと思います。
使い道はですね、機動的な運転資金だったり資金繰りのバッファーですね。
急な支払いが出た時に入金が遅れた時とか、その枠からすっと引っ張り出して入金があったらその都度返していくと。
こういったことができるのが使い道かなと思います。
メリットはですね、借りた分にしか利息がかからないことが最大のメリットかなと思います。
例えば、枠を1000万持っていて、実際に使っていなければ利息は当然ゼロです。
300万円だけ使えば300万円分の利息だけかかります。
だから、いざという時の保証みたいなものとして、枠だけ持っておくというような使い方ができます。
しかも何度でも繰り返し使えます。
これはめちゃくちゃ強いです。
デメリットとしては審査がめちゃめちゃ厳しいです。
銀行からすると、いつでも自由に引き出していいですよというような枠を渡すわけなので、ある程度信用力がある会社じゃないと、そもそもこの設定をしてもらえません。
逆に裏を返すと、遠坂しこしの枠を持っているということ自体がですね、その会社に信用力があるよねというような証拠でもあるんですね。
もう一つ実務上の注意点というと、便利すぎて状態化しやすいというのがあるかもしれません。
いつでも借りられるので、枠がずっと埋まったままなんとなく借りっぱなしという状況になりがちなのかなというような印象はあります。
これは逆に言うと資金繰りが慢性的に苦しいサインでもあるので、気をつけたいなとは思いますね。
またですね、枠は通常1年ごとの更新になるので、会社の状況が悪くなったりすると更新のタイミングで厳格されたり、最悪打ち切られたりすることもあるので、そこは注意してください。
4. 手形割引:手形の早期現金化
最後4つ目です。手形割引。これだけ若干性質が違います。
ここまでの3つはですね、銀行からお金を借りる方法でした。
手形割引は、自分が持っている手形を銀行に買い取ってもらって早めに現金化する方法です。
どういうことかというと、ビジネスをしているとですね、売上げの代金を現金ではなく約束手形で受け取ることがあります。
例えばですね、この金額を3ヶ月後に払いますよというようなことを表した紙ですね。
でもですね、これだと3ヶ月後まで待たないとお金にはならないんですね。
そこでその手形をですね、支払い期日よりも前に銀行に持ち込んで買い取ってもらう。これが手形割引となります。
当然額面そのままはもらえません。
3ヶ月後に入るというお金をですね、前もってお金にしてもらうので、その期日までの利息に相当する割引量というものが差し引かれて、残ったものが現金として入ってきます。
要は将来入るお金を手数料を払って毎年で受け取るといったイメージですね。
使い道としてはですね、売上再建の早期の現金化、手形の再当、期日までですね。
売上げを売り上げてから実際に入金するまでの期日が長くて、資金繰りが苦しいよとなったときに満期まで待たずに現金化するといったときに使います。
メリットなんですけれども、今言った早く資金化できるというのはもちろんなんですけれども、見られ方が少し独特で、自社の信用だけじゃなくて、手形を振り出した相手、つまり支払う側の信用も合わせて見てもらえるんですね。
ですので取引先が大手で信用力が高ければ比較的取りやすいというような特徴がメリットとして挙げられます。
デメリットとしてはですね、これは最大の注意点になるんですけれども、仮に手形が不当たりになった場合、不当たりというのは期日に振り出した相手がお金を払えないですよとなってしまった場合、
これは不当たりと言うんですけれども、そうなった場合はですね、その手形を今度は自分が銀行から買い戻さなければなりません。
これは訴求義務だったり買い戻し義務なんて言ったりするんですけれども、割引はですね、あくまで相手が支払う前提なので、相手が飛んでしまったら自分に跳ね返ってくる、ここは必ず押さえておいてください。
この手形割引についてなんですけれども、今かなり時代の変わり目に来ていまして、ニュースなんかで聞いたことある方がいるかもしれないんですけれども、紙の約束手形はですね、政府と銀行会の方針で、
2026年度末、つまり2027年3月末をめどに、紙の手形だったり小切手のやり取りをゼロにするという方針で進んでいます。
メカバンクはですね、新しい手形用紙の発行は既にやめ始めています。紙の手形そのものがですね、世の中から減っていけば当然、それを割引、手形割引という取引も減っていきます。
現在どうなっているかというとですね、手形がですね、電子記録再現というんですけれども、この電子版に置き換わって、それを早期に現金化する電材割引だったり、あと似た仕組みのファクタリングといった方法に移っていきます。
ですので、手形割引という名前の取引そのものはこれから縮んでいくかなとは思っているんですけれども、ただ持っている売上再建を早めに現金化したいというニーズはですね、当然形を変えてちゃんと残っていきます。
ここは知っておいてもらえればなというふうに思います。
まとめと今後のアクション
ということで、今日は4つの優勝方法を見てきました。最後にざっと整理しておきます。
1つ目が少書貸付。長期分割返済の王道の貸付ですね。設備資金や長く使うお金はこの貸付を選びましょう。
そして2つ目が手形貸付。短期で一括返済の貸付です。数ヶ月だけのつなぎ資金にはこの貸付を使いましょう。
3つ目が遠座貸付。これは枠を持っておいて必要なときに出し入れする資金繰りの保証みたいなものとして使ってください。
4つ目が手形割引。持っている手形を早めに現金化する方法です。
ただし紙の手形は早石の流れ。現在は電子再建記録ですね。電裁へ移行中です。
ここで皆さんにやってほしいのですが、今自分の会社がどの借り方をしているかを確認してみてください。
借り入れの一覧表がある方はそれを見て、それが少書貸付なのか、手形貸付なのか、遠座貸付なのか。
意外と社長さん自身があまり把握していないパターンが多いので、ぜひ確認してみてください。
例えば、よくあるのですが、本来設備資金として長期の少書貸付で借りるべきものを短期の手形貸付で借りていて、毎年書き換えのたびにヒヤヒヤしていると。
そういったケースは実際実務上あります。借り方が事業に合っていないと、それだけで資金繰りがめちゃめちゃ苦しくなっちゃうので、逆に借り方を整えるだけでグッと楽になったりします。
自社がどう借りるべきか分からないだったり、今の借り方が合っているのが不安といった方は、ぜひ一度専門家に相談してみてください。
次回、第3回は借りるタイミングが全てを決める。有志申し込みはここでやれというテーマでお話ししたいと思っております。
実は有志っていつ申し込むかで通りやすさも借りられる条件もかなり大きく変わってきます。
その話をしようかなと思っていますので、お楽しみに。
正しい財務、賢い税務、お聞きいただきありがとうございました。
番組への感想は、ハッシュタグ正しい財務賢い税務でXに投稿いただけると嬉しいです。
また概要欄にありますホームページで事業内容やセミナー情報などについて紹介しています。
それでは次回もお楽しみに。
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