でもまあ、言ってしまえば、結構何事にもって言っちゃあるかもしれないんですけど、節税はもうするに越したことがないのかなって思うんですけど、どうですか?
そうですね、まずそこはですね、私が一番今日お話ししたかった部分ではあるんですけれども、
はい。
結論言うと、したほうがいい節税と、しないほうがいい節税っていう部分があるんですね。
え、しないほうがいい節税もあるんですか?
そうです、はい。
え、何ですかそれは一体。
しないほうがいい節税っていうのはですね、
はい。
税金を払いたくないからという理由で、決算前に慌ててお金を使っちゃうっていうパターンがしちゃいけない節税になります。
え、ダメなんですかそれは。
はい。まずどういうことかっていうと、例えば決算前に利益が今年多くてそうってなると、税金を減らすためにどうすればいいかってわかりますか?
使うお金を。
そう、お金を使って経費の部分を上げると儲けが少なくなるから結局税金を少なくできますよね。
え、なんかね、いいんじゃないかなって思っちゃったんですけど、はい。
例えばよくあるのが、決算前に慌てて利益出ちゃうからじゃあ車用車、車を買いましょうとか、
はい。
備品をまとめて大量に買ったり、あと必要以上に保険に入って生命保険に加入して、その分経費を計上しようっていうようなことが多いんですけれども、
はい。
経費が増えるんで確かに利益が減って税金も減っていくことになるんですけれども、冷静に考えてほしくてここに関しては。
はい、冷静に。
例えば会社にかかる税率ってだいたい30%ぐらいなんですけれども、100万円例えば使って利益を減らしても減る税金ってどんぐらいかわかります?
同じってことですか?
100万円使って税率が30%だとしたら、もし仮に100万円その分利益があったとしたらそこに100万円に対して税金ってどんぐらいかかります?
100万円に対しては税金、
30%だから、
30万円。
ですよね。
はい。
これって100万円使って30万円払う税金を減らしてるだけなんですよ。
あー、まあそうだね。
つまり残りの70万円って会社から出てってるだけなんですね。
まあ確かに増えちゃってますね。
そうです。
だから結局1万円の税金を減らすために3万円使いましょうみたいなことを結局やってるんです。
例えばその100万円の用途が本当に必要なものであれば全く問題ないんですけれども、
決算前に利益が出そうだからっていう理由だけで余分な車を買ったり大量の備品を購入したり生命保険に加入したりっていうのは節税としては実は全く意味がないんですね。
うーん、確かに。
そのときの決算前に慌てて節税だってやるときに本当に必要なものってなんで選べないというか。
ありがとうございます。素晴らしい質問です。
なんで決算前に慌てて急いで税金を減らすために何かしなきゃって思うかというと、
結局事業計画をうまく作れてないからなんですよね。
ああ、急に思いついたことですもんね。
そうです。事業計画をうまく作れてないから結局利益が自分が想定していたよりも多く出ちゃって、
その分どうすればいいかわからないという状況が出てきちゃうというのと、
もう一つは過剰に税金を払うことを嫌がりすぎているというのが一番大きいと思います。
ああ、もうあんまり深く考えて細かく考えずにもう税金悪みたいな。
とにかく何でもかんでも節税した方がいいんじゃないかっていう思考になっちゃってるってことですね。
そうです。前回かどっかの会議かで忘れちゃったんですけども、銀行評価の話をしたと思うんですけれども、
銀行って決算書を見るじゃないですか。節税をすると会社って赤字になりますよね。
当然経費を計上して税金を払いたくないと赤字になるんですけれども、赤字企業に対して銀行ってお金を貸さないんですよね。
結局目先の税金のためだけに節税をしてしまうと将来のキャッシュを圧迫してしまうというような事態になっちゃいます。
なるほど。だからそういうことが起きちゃうんですね。決算前に慌ててやると。
はい。
これもあれですか、やっぱり知らないっていうのが大きいんですか。税金に対するイメージとか。
変な話だってね、その決算前にこの時期にはこの予算書が来るってわかってるじゃないですか。
はい。
だけどそこまで考えられずにその時期になってようやく気づくみたいなことにどうしても皆さんなっちゃうってことなんですか。
そうですね。知らないっていうのも当然その通りですし。
また一番大きいのはやっぱり税金を過度に嫌がっているのが一番大きいんじゃないかなというふうに思います。
結局会社を大きくするためには利益を出してその分は納税をしなきゃいけないので。
ですので必要な納税はしていただいてちゃんと利益を会社に残していただくっていうのが一番いいのかなというふうに思います。
なるほど。これがしない方がいい、要注意な節税かなって思うんですけれど。
はい。
でも反対にするべき、した方がいいっていうのはそれ以外っていう話になってくるんですか。
おっしゃる通りです。
おーなるほど。
はい。した方がいい節税っていうのはですね、ざっくりお金を使わずに税負担を軽くする。
もしくはどうせ使うないしは積み立てるお金を税メリットのある形にする。この二択だけなんですよね。
これはぜひしてほしい節税の二つになります。
はい。
さっきの悪い例が余計なお金を使って利益を圧縮する、利益を消すというものだとすると賢い節税っていうのはキャッシュを減らさずに税金だけを抑えるっていうようなイメージです。
キャッシュを減らさずに税金だけを抑える。
はい。例えば代表的なものですと、経営セーフティ協債、正式には中小企業倒産防止協債という制度があるんですね。
なんかありがたい、ありがたそうな名前ですよ。
これどういうものかっていうと、お金をかけて積み立てていくんですけれども、そのかけたお金が全額経費になってその分節税になるんですよ。
へーいいですね。
なんですけれども、ポイントはそれをかけ続けて一定期間続ければ、解約したときにそれがまるまる全額戻ってくるものなので、結局外部に積み立てながら節税もできるというような制度になっています。
そんな制度があるんですね。
そうです。お金が要するに消えない制度になっています。
これもうみんな知っておいたほうが。
そうです。これはもう中小企業であれば絶対に入っていただきたい制度の一つなんですね。
これってでも結構知られてないんですか?意外と。
そうです。これは一般的にはそこまで有名というか入っている経営者も多いんですけれども、知らない経営者も実はめちゃめちゃ多くて、絶対入っておいたほうがいいですよというふうに、もし入っていない社長さんがいたら私は必ずお伝えしています。
これは国がやっている制度なので、ぜひ皆さん入ったほうがいいと思います。
他にもですね、会社が賃上げをしたときに会社の税金を軽くする賃上げ促進税制とかって聞いたことあります?
なんか名前だけ聞いたことあります。賃上げ。
そうなんですよ。会社が給料を上げた金額に応じて税額を軽くするという制度なんですけれども、
あとはそれとか機械や設備とか買ったときに使える中小企業向けの税額向上とかいろんな制度があるんですね。
あとは具体的なもので言うと40万円未満のものを購入すると、それが一括でその木に原価消却で経費にできる特例とかっていうのがあるんですけれども、
ここら辺の制度って全部国がどうせやることとか買うものに対して国が税金のご褒美をつけてくれてる制度みたいなイメージなんですね。
そうなんです。
だからこれって企画知ってるか知らないかの話でこれこそ。
確かに。
だからこういうのを取りこぼさないことが本当の意味での節税のメリットかなというふうに私は思っております。
なるほど。なんかこんなに制度として用意されてるっていうのが知らなかったです。
なんか自分で調べて一個一個やっていくってイメージはなんかあったんですけど、
なんかこうやって制度になっているなら本当知るか知らないかの差だなって思ったので、
あらかじめ知っておくのは大切ですし、深澤さんもそれこそお客様に合わせてもし知らない方がいたら先ほどもお伝えするっておっしゃってたので、
なんかそういうところは積極的にその制度を活用した方がいいですよね。
はい、おっしゃる通りです。
なるほど。ありがとうございます。
じゃあちょっとここまでですね、節税、そもそも企業においての節税は何なのかっていうところと、
した方がいい節税、そしてまさかのしない方がいい節税もあるっていうところを教えていただきました。
実際にですね、深澤さんがサポート、節税のアドバイスであったりとかサポートをされてて、
経営状況が改善した事例さんとか、事例さん、企業さんと事例さんが当たっちゃった。
ごめんなさい。改善した事例とか企業さんがあれば教えていただけますでしょうか。
はい、ありがとうございます。
私が実際にサポートしてきた事例さんでいうと、
まずですね、そのお客様なんですけれども、約年収で言うと2億円ほどの電気設備を作っている会社だったんですけれども、
私が担当したのが今年だったんですけれども、毎年決算前になると、
今年も利益が出そうだから何か買わないとというような相談を受けていたらしくて、
駆け込みで備品を買ったり、それこそ保険に入ったり、
前任の税理士さんもですね、別の保険の税理士さんが担当されていたんですけれども、
利益が出た分、経費ガンガン使いましょうというような感じだったらしくて。
問題点はですね、節税自体はできていたんですよ。
当然経費を使って所得を圧縮しているので、当然税金自体は少なくなるんですけれども、
結局手元のキャッシュがもうなかなか増えていないというような部分で、
それこそ自己資本も薄いままだったので、銀行評価も伸び悩んで、
結局銀行から借り入れができていない状態が続いちゃっていたんですね。
何をやったかというと、結局税金を減らすための出費をですね、全部やめてもらったんですね。
先ほどおっしゃっていたしない方がいいってところですね。
そうです。保険も見直してすべて解約していただいて、意味のないものは全部解約していただいて、
無駄な備品の購入だったりというのは全部やめて、
代わりにさっき言った倒産防止協裁のような積み立てながら節税できる制度に切り替えて、
もう一個はですね、設備がずっと古いままだったので、新しく設備を購入し直して、
さっき言った一括で減額消却できる制度を使って意味のある節税を図ったということなんですけれども、
結果どうなったかというと、無駄な出費がピタッと止まったので、
手元キャッシュは当然増加していますし、利益が残るような体質になったので、
自己支本が厚くなって、結果銀行から評価がかかって借り入れも、いざというときの借り入れができるようになったと。
これが今年の決算が終わった後に社長様がおっしゃっていたのが、
今までの節税は結局お金捨てただけじゃんっていうふうにおっしゃっていたんですね。
ですので実際にこういうことを改善していくと、無駄な節税というのはキャッシュを捨てているような感じになっちゃうこともあるので、
ぜひ皆さん見直してほしいなとは思います。
まさに今おっしゃっていただいた、しないほうがいい節税をしちゃっていたのを一個一個改善していって、
したほうがいい節税のみに切り替えていったという結果ですよね。
そうです。おっしゃる通りです。
本当にそれで評価まで無事にちゃんと上がってというところで、本当に成果が出ている事例だなと思いました。